先日、時事通信の世論調査で、鳩山内閣の支持率が23.7%の数字を叩き出したことが話題になりました。
民主党議員は、この急落の原因を、『政治のカネ』の影響が大きいとしているようです。まー、ぶっちゃけ、60から40くらいになった時はその影響も多分にあったでしょうけど、40から20が見えてきた今は完全に能力と人間性を疑われてる訳なんですけどね。分かっててミスリードしようとしてるんでしょうけど。
しかし、ついこの間、支持-不支持の比率が二倍くらいになったかと思ったら、二.五倍とか、インフレ早いですなぁ。界王拳かよ。三倍、四倍になったら、総理には、『四倍だァァァァ!!』って叫んでもらいたいものです。
( ・ω・) いや、そんなこと言ってる場合ちゃうとは分かってるつもりですよ?
「おいおい、そんなこと大声で言って良いのかい?」
「構わしねぇよ! ちくしょうめ、どうしてくれようか」
「ふぅん、エンリコってば、そんなこと言っちゃって。アンタも偉くなったものねぇ」
不意に、台車に乗ったビア樽――もといヘラルドが廊下から声を掛けてきた。余りに肥えすぎた結果、自分では動けなくなったらしいんだけど、海賊として完全に失格の域だよね。
ちなみに、ここを通り掛かったのは偶然じゃない。ホセについての話があると言って呼び出しを頼んでおいたんだ。
さぁて、男だらけの修羅場ってのも珍しい気がするけど、ここからどうなるのかな、っと。
「てめぇ、俺の剣、何処にやりやがった!」
「何、言ってんのよ。ウチはあんな趣味悪いものに興味なんて無いわよぉ」
「んだと、このタコ。やんのか、オラ?」
「まあまあ、落ち着けよ。証拠がある訳でも無いんだろ?」
心の中で舌を出しながら、敢えて疑念を煽る言い回しをしてやる。これならどっちの味方をしているという訳でも無いし、良い感じで双方の溝を深められたと思う。
「ドンもホセも、わざわざ俺のもんを取り上げる程、器は小さくねぇよ。可能性があんのはこいつくらいだ」
「ムカつく筋肉ねぇ。ウチの心はこの身体と同じく、無限大の大きさを持ってるのよ」
そんなブヨンブヨンの心なんて、幾ら大きくてもどうかなぁ。
「そういうこと言うならウチも言わせて貰うわ。
さっき、ウチが着替えようと思った時、下着が幾つか見当たらなかったのよぉ。片付け間違いかと思って気にしてなかったんだけど、アンタが盗んだんじゃないのぉ?」
「誰がんな廃棄物盗るか!」
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