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 大理石と呼ばれる石材があります。ダイリセキと読みます。かつて中国に存在していた大理国で多く産出されたのが名前の由来です。英語ではmarbleになります。ギリシャ語にルーツを持ち、光り輝く石、くらいの意味になるんだそうです。マーブル模様という、大理石に見られる液体を流し込んだかのような流線形の柄を指す表現もあります。英名が示す通り、光沢が最大の特徴です。見栄えがするので古代エジプト時代から彫刻、工芸品、建造物に用いられていました。石としては柔らかい部類で、加工しやすいのが逆に良かったのでしょう。目安となるモース硬度は3です。これは10段階で、大きくなるほど硬さが増します。ちなみに最大の10はダイヤモンドが該当します。大理石は石灰石が高温高圧で変質して誕生すると言われています。主成分は炭酸カルシウムなので、酸とアルカリ、更には熱にも弱いので注意が必要です。高級石材としての知名度は御影石と双璧になるでしょうか。こちらは墓石として良く使われますが、大理石は雨ざらしに適性が無いので向いていません。勘違いした成金が無理を言って作らせて、悲惨なことになる様を見てみたい気もしますよね。

(・ω・) 外国だと傷付いても気にしない地域が多くて、そこそこあるらしいけど

【自宅を守護する職務が忙しいということで】
月:開催にあたって、問題が無い訳でもない。
朱:と言いますと~。
黄:強力な武器が揃った会場に、
 多数の高位神が来場するとか危険極まりないんだよぉ。
月:暴れ出さないよう抑止力が必要なのだ。
黄:チラリとこっちを見られても、
 付き合ってやる義理は無いんだよぉ。


【ワガママを言われるのが嬉しいって人も居るから】
月:姉さんと須佐之男を騙して連れてけば良いか。
朱:迷惑な身内ですね~。
黄:珍しく月読の方から誘って貰ったと思ったら、
 無償の警備員として使われる天照が不憫なんだよぉ。
朱:それでも喜びそうです~。
黄:血縁が居ないから理解しきれないんだけど、
 家族愛と呼ぶには歪んでるはずなんだよぉ。


【なんなら最も盛り上がるまで有り得る】
朱:この業界には三貴子揃い踏みでも対処しきれない方が、
 かなり居る気がするんですけど~。
月:その時は有志を募って何とかするしかない。
黄:ボスバトルが始まったんだよぉ。
朱:事情を知らなければイベントだと勘違いしそうです~。
黄:後に神話の一節として語られるか、
 恥部として封印されるかは微妙なところなんだよぉ。


【負け犬の傷の舐め合いという表現もあるけど】
月:滅多に起こる事態じゃないがな。
黄:神器を振るう大義名分が欲しいって顔してるんだよぉ。
朱:愛でるだけじゃなく、使いたい派なんですよね~。
月:設定はとてつもないけど、
 活躍した記録が無いとか哀れじゃないか。
黄:月読の自己紹介かと思ってしまったけど、
 同類相憐れむだとすれば納得できる言い分なんだよぉ。

 戦闘能力が少なかろうと、不特定多数が出入りするイベントは課題が山積みとなります。最近は落ち着きましたが、感染症もありましたし。月読に纏められるのと思ってしまいますが、経験者の知り合いを巻き込めば何とかなるんですかね。
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 一か八か、という表現があります。イチかバチかと読むのが一般的です。行動に対する結果の振れ幅が大きく、人為的に介入できる要素が小さめの時に用います。つまりは賭けに挑む際の言い回しです。個人的には勝算が五分五分くらいの時に使う印象ですけど、どの程度まで許容するかは人によって差があると思われます。語源は、諸説あります。一つは丁半博打という、サイコロを使った賭博に由来するものです。これは二つを転がして出目の和が偶数であれば丁、奇数であれば半として、どちらであるかを当てるシンプルな遊戯です。漢字の上部に一と八があり、明暗が分かれるので誕生したとされています。他にも、元は一か罰かだったというのがあります。こちらもサイコロのギャンブルである点は同様なのですが、一つを振って1を出せば勝ちという規定です。八なのにバチと読む部分の辻褄が合うので有力候補となっています。人事を尽くして天命を待つ、なんて言葉もありますが、人が為せることには限界が存在します。問題はそこまで詰めるのが大変で投げ出すケースが大半なことなのですけれど、自分に対する言い訳として便利なところがありますよね。

(・ω・) 大抵のことは、一か八かまで持ち込む前に回避手段がある

【この程度で脱落するならそれまでよ】
月:神器の展示即売会を開こうと考えている。
朱:ジャンル指定のフリーマーケットでしたっけ~。
黄:実物を手に取れるから、目利きを試されるんだよぉ。
月:贋作を並べて、半可通を轟沈させるのが楽しみだ。
朱:中々の悪趣味です~。
黄:そういったやらかしを糧に成長する面もあるし、
 千尋の谷に叩き落とすライオンみたいなものなんだよぉ。


【難しいことを考えてるようで頭の回線は少ない】
黄:その手のは鑑定書が無いから安いんだよぉ。
月:不自然に低価格だと警戒されるからな。
  敢えてそこそこにすることで興味を惹かせられる。
朱:謎の駆け引きが繰り広げられてます~。
黄:狐と狸の化かし合いなんだよぉ。
朱:月読さんはポーカーフェイスと無縁ですが、
 初対面なら誤魔化しきれるかも知れません~。


【趣味の領域だし楽しめたんなら丸儲けだろ】
月:無論、見極められるお客様には誠意を持って対応する。
黄:自分が買う側になる可能性を忘れてはいけないんだよぉ。
朱:騙していい相手かを判断するのが重要なんですか~。
月:常に目を光らせていないと死に至る世界だ。
黄:偉そうに言ってるけど、
 勝率はいいとこ五分五分だろうと予想するんだよぉ。


【英雄像を押し付けるのも大概ではある】
朱:月読さんの失策を見たくはあります~。
黄:見世物として上等なんだよぉ。
月:良く人様の性格が悪いとか口に出来たもんだな。
黄:自分の財布でやるのは根性が必要だから、
 他人ので疑似体験するんだよぉ。
朱:言うなればヒーロー作品の主人公と同類ですし、
 誇るべきこととすら言えます~。

 特定の商品を求めてフリマやオークションを巡ったり、個人と交渉する番組をたまに見ます。一種の転売屋ではあるのですが、知識と販売網を持ち合わせていないといけないので、軽い気持ちで参入はできません。最後はちゃんと欲しがってる人のところに納品されるので、経済の流れとして正常である点も違うと言えますかね。

 ダーツと呼ばれる遊戯があります。英語表記はdartsです。円形の的から一定の距離を取り、投げ矢を手で放って当てる遊びを総称したものです。刺さった場所に依って得点が細かく設定されていて、シンプルながら奥深い楽しみ方が出来ます。発祥は15世紀のイギリスであるとされています。当時の兵士達が息抜きにワイン樽の底に矢を当てていたのが雛形です。弓を使うには広い空間が必要になるので投擲が主流でした。後年、投げやすくする目的で先端を切り取って短くします。そして輪切りの大木を使用するようになり、年輪やヒビ割れでポイントを区分するシステムが導入されて現行の形に近付いていきました。スポーツ的なルールを初めて制定したのは、イギリス人のブライアン・ガムリン氏だと言われています。これが1896年のことで、当初は英国内を中心に流行していました。第二次世界大戦以降、他の国にも広がり、今では立派な国際競技になりました。世界規模で見ればプレイ人口は数千万とも言われていて、プロとして活動する方が少なからず居るくらいです。エンターテインメントである以上、純粋に腕だけでのし上がることは難しいでしょうが、何事も極めれば評価される一例なのかなと思います。

(・ω・) ミリ単位で勝敗が決するとか、緊張で胃がやられそう

【危ない橋を渡らずに一発逆転なんか望めない】
黒:金、女、旨い飯と酒をたらふく寄越せ。
黄:素晴らしい俗物なんだよぉ。
メ:近頃は、こういうガツガツしたのが減ってきてる。
マ:悪魔として、研究材料にしたいとこや。
黒:さりげなく危機的状況に思えるが、
 この好機に退くつもりは無いぞ。


【工業的には使えるけど鉄より安くなりそう】
メ:もちろん、却下ではあるんだけど。
黒:なん、だと。
黄:禁欲を是とする教義と真逆なんだよぉ。
マ:大体、一つゆーとるやろ。
黒:なら金塊だ。通貨など信用できんからな。
マ:悪魔的には富士山くらいの量を流通させたって、
 価値の暴落で大爆笑いうところやな。


【どうやって再現したかを考えてはいけない】
朱:結局、晩ごはんを好物にしてもらう、
 くらいが妥当なんじゃないですか~。
黄:それも自分で作れば良いだけなんだよぉ。
メ:二度と食べられない誰かの手料理とかなら。
朱:一見すると人情系に聞こえますけど、
 ちょっとホラーが入ってませんかね~。


【身も蓋もない表現を選ぶと洗脳である】
マ:いっそ黒龍みたいなんが揃っとるとこに行くべきやったな。
メ:それじゃ悪魔と変わらない。
朱:似たりよったりな気がします~。
黄:大義と欲のどっちを優先させるか程度の差なんだけど、
 世間が前者を尊ぶのは天使達が尽力した結果ではあるんだよぉ。

 当初はどんな願いでも叶えてやるだったのが、力が及ぶ範囲でになり、更には審査をパスしたらと条件がドンドン厳しくなっていきました。これはプロジェクトを立ち上げる時は景気が良いことをぶち撒けるのに、気付けば凡庸で無駄金食いの企画に収束するという、良くある話の風刺なのかも知れないですね。

 トガ、またはトーガと呼ばれる衣服があります。英語ではtogaと表記されます。古代ローマで男性が纏っている布、と言えばイメージが湧く方も多いでしょう。彫像や絵画などで着用状態は確認できますが、広げた時の形状は謎なんだそうです。長方形説、半円形説、楕円形説など様々です。主流だった時期が数百年はあるので、時代や地域に依って幅がある可能性は考えられます。高貴な人物の装束である印象が強いですけど、実際に市民権を持っていないと着れないものでした。正装なこともあって、特に貴族が好んでいた為に付いた面もありそうです。単なる一枚布なので、少し動いただけでズレたりと実用性は低いものでした。当時のローマは完全な階級社会で、あくせく働くのは下層民の役割という認識が一般的です。なので敢えて不便な服装をすることで、富と権力の証としていたのかも知れません。しかし時代が下るにつれて面倒だという、単純な理由で廃れていきました。いつの世も、伝統があるからといって重用されるとは限らないものなのですね。

(・ω・) 冬は寒く夏は暑くて、左腕の動きが制限されるって中々だな

【黄龍の霊力なら封印とか出来そうだけど】
則:ほむ。
黄:最悪の組み合わせは勘弁なんだよぉ。
マ:ウチも、似たようなこと言われた気ぃするで。
メ:人類史に残る女傑だし、可能性は無限大。
黄:他者との接触を禁止したくなるんだよぉ。
朱:単純に難しいだけなのかも知れませんけど、
 それをしない辺りが優しいですよね~。


【歴史上の事変はそのせいじゃなかろうか】
則:そちが持つ権限を、全て妾に委譲するなどはどうじゃ。
黄:こういうやつなんだよぉ。
朱:中々の欲深さです~。
マ:強欲の悪魔のウチも、ちょい驚くで。
メ:何をしでかすか確かめたい好奇心が疼く。
黄:一言でまとめると神の気まぐれに準ずるんだけど、
 実際にやられると被害は甚大なんだよぉ。


【イルカとクジラの違いはサイズだけという定番ネタ】
猫:まーご。
朱:『猫以外の権利を最低ランクまで落とせ』ですって~。
黄:この星の支配者になる気なんだよぉ。
白:虎は含まれるの。
メ:生物学的な境界線が難しい。
黄:そもそも動物の区分自体、
 人間が勝手にしてるもんではあるんだよぉ。


【神職と王侯貴族が特権持ちなのはそういうこと】
黄:それより名目上の飼い主なのに、
 除外されてる朱雀が物悲しいんだよぉ。
猫:うなーお。
朱:『猫の面倒を見るやつは優遇する』だそうです~。
マ:こうやって階級社会が形成されるんやな。
黄:天使に近いほど偉いキリスト教からすれば、
 価値観的に近いものがあるんだよぉ。

 キリスト教で人間が優遇されているのは、アダムが神を模した存在だからという解釈が一般的です。天使は訳分からん姿をしてるくせに、親玉は人型なのという疑問が湧いたりもしますけど。あくまで魂の形であって、外見に囚われるようなちっぽけな話では無いのかも知れません。

 毬藻と呼ばれる生き物が居ます。マリモと読みます。名前が示す通り、藻の一種です。単体では糸のような細長い形状です。しかし複数が水の流れで揉まれると丸くなり、まるで一個の生命体であるかのようになることがあります。そこから和名が毬藻となった訳です。一般的な藻と同様に浮かんだり、岩にへばりついているケースも少なくないようですが、特徴が乏しく気付くのは難しいでしょう。寒冷で澄んだ水を好む性質を持ち、自然に球体となる地域は限られています。国内では北海道の阿寒湖が有名で、世界的にも珍しいことから特別天然記念物の指定を受けています。なので天然ものの売買は違法です。お土産として売られていることもありますが、人為的に丸めたか、それっぽい繊維のどちらかとなります。実は極めて長寿で、自然界では数百年生きるとされています。阿寒湖には300歳前後の巨大毬藻が存在するくらいです。養殖された家庭用でもちゃんと手入れをすれば数十年は死なないので、気長に付き合いたい方向けです。ふよんとした見た目ですが、小さいものは意外と固く、大きくなるにつれて軟化していくのだとか。考えてみれば雑草の類と言っても間違いではないのに見た目だけで人類の印象に残ってるんですから、バカに出来ない要素ですよね。

(・ω・) 人にとっては実用性があるか見目麗しいかが価値の大半だからな

【強欲と暴食が悪魔の領分なことからも伺える】
天:折角ですし、限界ギリギリの大きなことを望みたいです。
黄:食べ放題に行ったら、
 味が分からなくなるくらい腹に詰め込むタイプなんだよぉ。
朱:経済的に困ってないはずなんですけど~。
天:ジャパニーズもったいない精神が染み付いてますから。
黄:それはあるものを無駄なく使うってだけで、
 天照のメンタリティは卑しいに分類するのが適切なんだよぉ。


【自腹では躊躇う高めの家電くらいが丁度いい】
天:という訳で、具体例を一覧にしてください。
マ:カタログギフトちゃうねんで。
メ:つまり、これといって叶えたいことが無いだけなんじゃ。
天:発想を転換してください。
  その程度しか期待してないということでもあります。
黄:強大すぎる力を貰っても取り扱いに困るのは事実だけど、
 面と向かって言うのもどうなんだよぉ。


【この手のは目を付けられた時点で負け】
月:価格を釣り上げて暴利を貪る輩に天罰を下して欲しい。
  この際だから、宝石商や美術商なんかも含めて。
黄:何があったんだよぉ。
朱:神器コレクション関連でしょうね~。
月:興味も無いくせに金になるからと群がってくる、
 暇な連中が増えて困ってるんだ。
黄:何処の業界も、似た悩みを抱えてるみたいなんだよぉ。


【趣味と私怨だけが行動原理と言っても差し支えない】
マ:数が限られてて欲しいやつが多いもんの値が張るんは、
 自由主義経済の必然ちゃうんか。
メ:でも、投機に熱中するのは好ましいと言えない。
月:不自然な暴騰をしたらすぐに急落する力を働かせよう。
朱:神様としての本業より真剣です~。
黄:通貨が誕生してからずっと付きまとってるのに、
 今更どうこうしようって辺りが実に月読なんだよぉ。

 需要がある物品の供給を絞ることで値段を制御する行為は、厳密に言えば違法となります。とはいえかなり組織的にやらないと裁判沙汰にまで発展しないので、野放しなのが現状みたいです。蒐集趣味が無くなって久しいので狂騒を傍観していますが、人は何処まで浅ましくなれるかという社会実験なのではとすら思ってしまいます。


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