2015
正月の時の話なのですが、『よし、本格的にダラダラするぞ』と思い立ち、遠出をしたついでに中古ゲーム屋に寄ったんですよ。あんまし本格的にやり込むとキリがない性格ですし、昔にやりそこねた奴を軽くやる感じで、と何軒か回ったのですが見当たりません。ネットで何日か待ってまでやる程の情熱でもないし、諦めかけた最後の店で、特装版を発見。お値段、中古で三百円。『なるほど、これが運命論ってやつか』とアホなことを思いつつ購入。ゲームを買った帰りのワクワクは一体なんなんでしょうね。きっとこれが無くなった時が少年期の終わりなんでしょう。お前、何歳まで子供のつもりやねんというのはさておいて、帰宅後、パッケをビリビリ。特典はともかくとして、ディスク、ディスクと箱を開けたその瞬間――なんと、おまけディスクは入っているのに、肝心のゲームディスクが入っていないではないですか。ははぁん、万引き対策でディスクを抜いておいて会計の時に渡す→古くて安いソフトはディスクも店頭に並べているのが基本→店員は入ってると思い込み、チェックを怠ったっていう流れか。さすがのオイラも、こいつには一本取られたぜ。
とまあ、正月早々、どうしようもない展開になった訳ですが、その店、片道の電車賃が三百円を超えるので、文句を言いに行く気力も無かったり。特典を三百円で買ったと思えばいいんだと思い込むことにしています。そんな大した思い入れの無いゲームなので、扱いには困りますが。
(・ω・) 前向きに、ここのネタを三百円で買ったと思おうじゃないか
【そこまで割り切るのが真の通】
月:何一つ問題は解決してないけど、いい雰囲気だけ出して投げっ放すのと、
新たな目標が出たところでぶった切る、いわゆる俺達の戦いはエンドは、
どちらが読者に対して誠実なのか。
黄:何でその二択なんだよぉ。
月:話を広げてる間に、締め方を考える余裕がある作家や漫画家が居るとでも思ってるのか?
黄:そりゃそういうもんかも知れないけど、あまりにぶっちゃけすぎると、
色々な方面にケンカを売ることにしかならないんだよぉ。
【山場なんて無かったがな】
月:近しい話として、とにかく全てに理屈を付けながら進めるのと、
細かいことなんか気にするなと勢いで押し切るの、どちらがいいのか。
黄:作風とかにも依るんだよぉ。
玄:要は、どちらが読んでいて面白いかですね。
月:その判断を付けるのが一番難しいのだと、意外に分かって貰えない。
黄:どこ向けにその愚痴を発してるのかが分からないけど、
月読の人生自体創作みたいなもんだし、納得しておくとするんだよぉ。
【分かってはいるのか】
月:意図的な主人公の交代は、九割方失敗する。
玄:数少ない例外は、一年交代と最初から決められている戦隊物などですね。
黄:結局のところ、大体の読者にとっては、
作品が好きなのではなくて、キャラクターが好きなんだということなんだよぉ。
月:日本神話も、天照や須佐之男から焦点を外す日は来ないのだろうなぁ。
【デフレスパイラル並の負の螺旋】
玄:まだ諦めるのは早いです。
世の中には、なし崩し的に主人公が交代する例が多々あります。
黄:世に言う、主人公カッコ笑い的なアレなんだよぉ。
月:或いは、スピンオフの方が人気出るパターンか。
玄:問題は、我々には主人公勢を食う程のエピソードも、
キャラクターとしてのインパクトも無いという点ですが。
黄:その現実には目を背け続けることで、何とか自我を保つ日々なんだよぉ。
主人公ってのは読者、視聴者が居てこその主人公という考え方は、割かし重要じゃないかって感じはします。
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2015
三つ子を書いているのが、楽しいです。テンションが上がってくる、読み直しても面白い、そして何より尺が稼げる、なんという作者に嬉しい特典コンボ、正直、セネレ随一の当たりキャラじゃないかとすら思っています、私見ですが。中身が無いのに面白いってどういう原理なんだと、謎を抱えてはいるのですが。
ただ思うのは、三つ子ばっかり書いてても、こうはならないんだろうなという感じがしています。あいつらはやっぱり、たまに湧いて出て、言いたいことだけ言って、去っていく竜巻のような立ち位置なのではないでしょうか。他の言い方をするなら、デザートは美味しいけど、そればっかり食べてたら、文字通り食傷気味になるというか。大した栄養にならない辺りもそっくりだ。
(・ω・) つまり似たようなことばかり書いていると太って鈍化するってことなんだよ!
【そこはもう今更だし】
月:中々イケるな、このノリ。
黄:そう思ってるのは、月読だけなんだよぉ。
玄:そうですか? 私の心にはズシリと響いてきましたが。
黄:結局のところ、宗教なんてものは個人が信じられるかどうかが重要で、
内容の重い軽いは、また別の問題だということなのかも知れないんだよぉ。
月:玄武に心があるかどうかについては、いいのだろうか。
【出鼻から大ゴケ】
月:よっしゃ、この勢いで弟子を作りまくって、一大勢力を築いてやる。
黄:その野心が、思想家にとって一番の大敵ではなかろうか、なんだよぉ。
玄:微妙に、ややこしい話になってきてないでしょうか。
黄:人に受けることを目指して構築された煩悩まみれの発想が本質に近付けるはずもなく、
後世に至るまで語り継がれる訳がないというだけの話なんだよぉ。
月:全力全開で論破されて、割と素直に遣る瀬無い私が居る。
【悟りを開く修行だと思えば】
月:それでもまあ、千や万もそれっぽいこと言っておけば、幾つか当たるだろう。
黄:無能な編集者や、謎メニューを開発する料理店の様な考え方なんだよぉ。
月:褐色キャラが美白美容を始めるのは、私が真人間になるくらい自己を崩壊させる行為である。
黄:このペースで一万も何か言ったとしても、
何一つ有意義なことが聞けそうもない辺りに頭痛を覚えそうなんだよぉ。
【ドリルって戦いに全く向いてないよね】
月:修行シーンを省略し、血統による覚醒展開は安直すぎて目に余る。
黄:おい、生まれた時から高位神様、なんだよぉ。
玄:そうですよね。戦闘力の強化は、武装変更が基本です。
黄:或いは機体の乗り換えか、なんだよぉ。
月:要するに、真武の話か。
玄:この流れは落ち込みかねないので、とりあえず打ち切っていいですかね。
少年マンガだけに打ち切りってね、とか言っても、多分、玄武なら許されるから美味しいと思います。
2015
さりげに、それゆけ黄龍ちゃん! は九期、エンプレスで完結にしようという考えもありました。元々、いつ終えても問題ないように一期十八話で一区切りつけてきた訳ですし。ちなみにこの十八話、黄龍、朱雀、玄武、青龍、白虎、麒麟を一括りとして、三ループもしたからいいだろうという考えからです。二期以降はそんなもん、どこいったやらの感じですが。というか、そもそもこの作品って、一期で終えたはずなんですよ。何をどうして再開したのかさっぱり憶えてませんが、半年くらい間が開いてる記憶がありますし。そう考えると、これだけ長くやってこれたのは二期登場の月読のお陰の様にも思えますが、認めないことにして。
十期以降も続けようと思ったのは、私の創作の鍛錬として、コントを定期的に書くのはいいことだというのが結構大きかったりします。だったら、別に辞める理由はないなというくらいの軽いノリです。色々グダりたいこともありますから、ブログを更新すべきかなぁとも思いますし。その割に、ここの文章のネタを、毎回毎回どっかに落ちてねーかと漁ってる気もしますが。
(・ω・) ともあれ、彼女達の騒がしい日常は、まだ終わりそうもない
【意外と揺るぎない事実】
月:あー、弟子に持ち上げられたい。
黄:いきなり、何を言っているんだよぉ。
月:キリスト然り、釈迦然り、孔子然り、
思想に於ける偉人は、大抵、弟子が祭り上げてることで成立してることに気付いた。
黄:あんた、その内、刺されるんだよぉ。
【これはこれで需要ありそう】
月:ソクラテスとか、自分では一冊の本も書いていないのだぞ?
黄:弟子が感銘を受けて持て囃すんだから、カリスマは必要なんだよぉ。
月:失敬な。私にだって、慕ってくれる者くらい居る。
玄:そうです、お師匠様を軽んじないで下さい。
黄:月読と玄武の師弟関係は、たしか不遇に対するものであって、
それを世に広めても、愚痴大会にしかならない気がするんだよぉ。
【黄龍プッシュとか狂気の沙汰】
月:甘く見ないで欲しいな。私だって、名言の一つや二つ、簡単に生み出せる。
黄:聞いてやってもいいんだよぉ。
月:主役級ではない脇役を好きになる奴は、マニアになる素質がある、とか。
黄:人生の何処で使えと言うんだよぉ。
月:それを考えるのは弟子の仕事だ、私の知ったことか。
黄:実際に、後世まで遺される名文も、現場はこんなものだったりしそうで困ったものなんだよぉ。
【世の中そんなもんだよ】
月:バカというものには際限がない。
そう、温度に絶対零度という下限はあるけど、上限は無いようにね。
黄:この、名文句を言ってやったぜという感じが癪に障るんだよぉ。
玄:バカを極めるということは、無限の荒野を耕していく開拓者にも似た行為。
意志を持って挑み続けることの価値を考えさせてくれますね。
黄:本格的に弟子の注釈ってのは誇大な願望や妄想が混じってるんじゃないかと、
思想書全てを深読みしたくなってきたんだよぉ。
ぶっちゃけ私、釈迦が興した頃の原始仏教は好きですが、日本に伝来した以降のものはどうにもピンと来ません。
2015
花粉症の、季節です。こう、こんな短い文章に読点を入れちゃうくらい思うことがあります。そして、結構な年数文章を書いてるくせに、未だに句点と読点、どっちがどっちか曖昧になります。文章を句に区切ってんだから、点が句点じゃねーのかよ。そして読点は文節単位であればどこに入れてもいいという、謎ルール。文章を書いた人の呼吸だからとかいう説明をどっかで見た記憶がありますが、よくよく考えてみれば無茶苦茶ですよね。私の点の振り方は、もう、完全に勘です。少なくても、私はここで一息入れつつ読んでいます。まあ、呼吸と言えば呼吸なんでしょう。合理的な説明は全く出来ない領域なので、語ることはないのですが。強調したかったりする時に溜めてるとかですかねぇ。抑揚のない喋り方すると必然的に減る気はするような。あれ、何の話でしたっけ。
そうそう、花粉症ですね。正直、春になるまで冬眠したいです。クマでも、ブルジョアでもないのでできませんけど。金持ちになったら、春だけでも花粉のない地方に逃げ出したいなとは思っています。
(・ω・) 読み返すと、何て統一性もへったくれもない文章なんだ
【黄龍にも無理そうだ】
黄:ある意味において、先代玄武が最強の気がしてきたんだよぉ。
亜:否定はしないよ。私は、最強で最凶の科学者だからね。
黄:居直りやがったんだよぉ。
青:頼んだ仕事は大体片付けてくれる。定期的にそれに匹敵する面倒事を引き起こしてくれる。
部下として優秀だったのかは、今でも判断に困っています。
亜:そういう問題児を使いこなすのが大将の器ってもんでしょ。麒麟には無理だと思うけど。
黄:なんだか難しい話っぽいけど、麒麟の悪口なら、とことんまでに付き合うんだよぉ。
【朱雀なら保護者代わりだけど】
玄:バリバリ働き、同じくらい迷惑をかける。それが私の目指す道なんですね。
黄:確実に間違った方向に進もうとしてるんだよぉ。
青:少し、育成方針について三者面談をした方がよさそうですね。
黄:中学生じゃないんだから、なんだよぉ。
亜:いやー、娘がやりたいようにやるのが一番だと思うっていうか。
黄:それは放任主義という名の投げっぱなしだと言いたいけれど、
他人の家庭の事情に首を突っ込んでいいのかが問題なんだよぉ。
【仏の顔より分厚いな】
青:亀を数百匹放し飼いにして、有能な次代玄武を生み出すというのは現実的ですかね。
黄:まーた少し壊れてきたんだよぉ。
白:優秀だからって、仕事ばっかしてちゃダメだよね。
朱:趣味を持たないと、お年寄りになった時に苦労するらしいですよ~。
黄:こいつらを相手にして、殴りかかりもせず、
この程度の精神汚染で済む青龍は、どれほどの悟りを開いてるというんだよぉ。
【婚活みたいな意見だな】
亜:なんなら、副官青龍の更にサポートロボ作ろうか? 可愛い女の子タイプの。
青:この際、容姿は関係あるのですか。
亜:男の子タイプだと、余計な噂が立ちそうじゃん。それはそれで面白そうだけど。
黄:よく働き、時には苦言を呈してくれ、それでも組織のことを考えてくれる、
そんな理想の部下はどこにも居ないにしても、
どこまでなら許容できるというのは、これはこれで永遠の命題なんだよぉ。
終わってみれば、殆ど先代玄武編となりました。玄武母娘は、結構好きな気がします。真武は、どういう立ち位置なのか、よく分かりません。
2015
本当、今更な感じはありますが、黄龍ちゃんの人間関係って、凄い独特ですよね。仲いいか悪いかと問われればいいんでしょうが、絶妙な距離があるというか。長生きし過ぎると、こんな風になるんでしょうか。あんま語られませんが、黄龍とか出会いと別れを繰り返しすぎて、そういうところ達観してそうです。朱雀の保護者ぶってますけど、ほぼ確実に朱雀の方が先に転生するという。まあ、百九十年は先の話なので、私の寿命が多分もちませんが。天照と月読のことは元々知ってたっぽいですけど、どんな出会い方したんですかね。武則天が転がり込んできたのは百年前くらいだとかなんだかいう設定があったような。死んでからの約千年、何してたんでしょう。妄想が捗ります、書きませんけど。
(・ω・) 結局、青龍が先代白虎を誅殺する物語は書かんかったぜ!
【神って一体なんなのさ】
亜:よし、朱雀。折角だからここにあるの、一つあげるよ。
朱:い、いいんですかね~?
黄:何を選ぶかで、朱雀が何に愛されているかが分かるんだよぉ。
白:疫病神か、幸運の女神か、はたまた笑いの神か。
青:あなた達は仮にも、自分達が四神と称される存在である自覚があるのですかね。
【変な方に神経図太い】
朱:で、では、これをいただきます~。
亜:ふぅむ、本当に、それでいいの?
朱:そ、そういう心理戦はやめましょうよ~。
亜:メンテはしてあげるけど、返品や投棄は認めてないからね?
黄:なんか夜な夜な手足が生えて置き場所が変わるみたいな、
ちょっとした怖い話になりそうなんだよぉ。
朱:実害がなさそうなので、その程度なら問題ありません~。
【朱雀らしいとは言える】
亜:それは、電磁波を発生して、全身の血行をよくする健康機材だね。
朱:わ、割と普通でした~。
白:これは美味しいの? 滑ったの?
朱:そんな判断基準はやめておきましょうよ~。
黄:個人的には、朱雀の電波に勝てるのかとか、火の聖獣に血の巡りとか、
釈然としない部分はあるんだよぉ。
【微調整は難しいのよ】
白:電波と電波が干渉しあって、想定外の事態が引き起こされる流れかな。
黄:なんでちょっとワクワクしてるんだよぉ。
白:今までに起こったことがないことが起こるって、面白そうじゃん。
黄:これが傍観者の、言い換えるなら野次馬の意見なんだよぉ。
玄:虎なのに、ですね。
黄:おい、むしろクリアライン緩くなってねーかと、
開発責任者をちょっと睨みたくなってきたんだよぉ。
そもそもコンピューターがうまいことを言おうとする機構が必要なのかという根源的問題には、誰も触れません