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 正月の時の話なのですが、『よし、本格的にダラダラするぞ』と思い立ち、遠出をしたついでに中古ゲーム屋に寄ったんですよ。あんまし本格的にやり込むとキリがない性格ですし、昔にやりそこねた奴を軽くやる感じで、と何軒か回ったのですが見当たりません。ネットで何日か待ってまでやる程の情熱でもないし、諦めかけた最後の店で、特装版を発見。お値段、中古で三百円。『なるほど、これが運命論ってやつか』とアホなことを思いつつ購入。ゲームを買った帰りのワクワクは一体なんなんでしょうね。きっとこれが無くなった時が少年期の終わりなんでしょう。お前、何歳まで子供のつもりやねんというのはさておいて、帰宅後、パッケをビリビリ。特典はともかくとして、ディスク、ディスクと箱を開けたその瞬間――なんと、おまけディスクは入っているのに、肝心のゲームディスクが入っていないではないですか。ははぁん、万引き対策でディスクを抜いておいて会計の時に渡す→古くて安いソフトはディスクも店頭に並べているのが基本→店員は入ってると思い込み、チェックを怠ったっていう流れか。さすがのオイラも、こいつには一本取られたぜ。
 とまあ、正月早々、どうしようもない展開になった訳ですが、その店、片道の電車賃が三百円を超えるので、文句を言いに行く気力も無かったり。特典を三百円で買ったと思えばいいんだと思い込むことにしています。そんな大した思い入れの無いゲームなので、扱いには困りますが。

(・ω・) 前向きに、ここのネタを三百円で買ったと思おうじゃないか

【そこまで割り切るのが真の通】
月:何一つ問題は解決してないけど、いい雰囲気だけ出して投げっ放すのと、
 新たな目標が出たところでぶった切る、いわゆる俺達の戦いはエンドは、
 どちらが読者に対して誠実なのか。
黄:何でその二択なんだよぉ。
月:話を広げてる間に、締め方を考える余裕がある作家や漫画家が居るとでも思ってるのか?
黄:そりゃそういうもんかも知れないけど、あまりにぶっちゃけすぎると、
 色々な方面にケンカを売ることにしかならないんだよぉ。


【山場なんて無かったがな】
月:近しい話として、とにかく全てに理屈を付けながら進めるのと、
 細かいことなんか気にするなと勢いで押し切るの、どちらがいいのか。
黄:作風とかにも依るんだよぉ。
玄:要は、どちらが読んでいて面白いかですね。
月:その判断を付けるのが一番難しいのだと、意外に分かって貰えない。
黄:どこ向けにその愚痴を発してるのかが分からないけど、
 月読の人生自体創作みたいなもんだし、納得しておくとするんだよぉ。
 

【分かってはいるのか】
月:意図的な主人公の交代は、九割方失敗する。
玄:数少ない例外は、一年交代と最初から決められている戦隊物などですね。
黄:結局のところ、大体の読者にとっては、
 作品が好きなのではなくて、キャラクターが好きなんだということなんだよぉ。
月:日本神話も、天照や須佐之男から焦点を外す日は来ないのだろうなぁ。


【デフレスパイラル並の負の螺旋】
玄:まだ諦めるのは早いです。
 世の中には、なし崩し的に主人公が交代する例が多々あります。
黄:世に言う、主人公カッコ笑い的なアレなんだよぉ。
月:或いは、スピンオフの方が人気出るパターンか。
玄:問題は、我々には主人公勢を食う程のエピソードも、
 キャラクターとしてのインパクトも無いという点ですが。
黄:その現実には目を背け続けることで、何とか自我を保つ日々なんだよぉ。

 主人公ってのは読者、視聴者が居てこその主人公という考え方は、割かし重要じゃないかって感じはします。
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