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 さりげに、それゆけ黄龍ちゃん! は九期、エンプレスで完結にしようという考えもありました。元々、いつ終えても問題ないように一期十八話で一区切りつけてきた訳ですし。ちなみにこの十八話、黄龍、朱雀、玄武、青龍、白虎、麒麟を一括りとして、三ループもしたからいいだろうという考えからです。二期以降はそんなもん、どこいったやらの感じですが。というか、そもそもこの作品って、一期で終えたはずなんですよ。何をどうして再開したのかさっぱり憶えてませんが、半年くらい間が開いてる記憶がありますし。そう考えると、これだけ長くやってこれたのは二期登場の月読のお陰の様にも思えますが、認めないことにして。
 十期以降も続けようと思ったのは、私の創作の鍛錬として、コントを定期的に書くのはいいことだというのが結構大きかったりします。だったら、別に辞める理由はないなというくらいの軽いノリです。色々グダりたいこともありますから、ブログを更新すべきかなぁとも思いますし。その割に、ここの文章のネタを、毎回毎回どっかに落ちてねーかと漁ってる気もしますが。

(・ω・) ともあれ、彼女達の騒がしい日常は、まだ終わりそうもない

【意外と揺るぎない事実】
月:あー、弟子に持ち上げられたい。
黄:いきなり、何を言っているんだよぉ。
月:キリスト然り、釈迦然り、孔子然り、
 思想に於ける偉人は、大抵、弟子が祭り上げてることで成立してることに気付いた。
黄:あんた、その内、刺されるんだよぉ。


【これはこれで需要ありそう】
月:ソクラテスとか、自分では一冊の本も書いていないのだぞ?
黄:弟子が感銘を受けて持て囃すんだから、カリスマは必要なんだよぉ。
月:失敬な。私にだって、慕ってくれる者くらい居る。
玄:そうです、お師匠様を軽んじないで下さい。
黄:月読と玄武の師弟関係は、たしか不遇に対するものであって、
 それを世に広めても、愚痴大会にしかならない気がするんだよぉ。


【黄龍プッシュとか狂気の沙汰】
月:甘く見ないで欲しいな。私だって、名言の一つや二つ、簡単に生み出せる。
黄:聞いてやってもいいんだよぉ。
月:主役級ではない脇役を好きになる奴は、マニアになる素質がある、とか。
黄:人生の何処で使えと言うんだよぉ。
月:それを考えるのは弟子の仕事だ、私の知ったことか。
黄:実際に、後世まで遺される名文も、現場はこんなものだったりしそうで困ったものなんだよぉ。


【世の中そんなもんだよ】
月:バカというものには際限がない。
  そう、温度に絶対零度という下限はあるけど、上限は無いようにね。
黄:この、名文句を言ってやったぜという感じが癪に障るんだよぉ。
玄:バカを極めるということは、無限の荒野を耕していく開拓者にも似た行為。
  意志を持って挑み続けることの価値を考えさせてくれますね。
黄:本格的に弟子の注釈ってのは誇大な願望や妄想が混じってるんじゃないかと、
 思想書全てを深読みしたくなってきたんだよぉ。

 ぶっちゃけ私、釈迦が興した頃の原始仏教は好きですが、日本に伝来した以降のものはどうにもピンと来ません。
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