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2021

0620

 素寒貧という言葉があります。スカンピンと読みます。文無し、赤貧、ド貧乏などの類語で、要は現金や資産を持ち合わせていない、貧困層を指します。素の状態で懐が寒く貧しいという、三連コンボです。柔軟や飛翔のように、似た漢字を連ねた熟語は多いですが、三つとなるとそこそこ珍しい気がします。日本語としての歴史はそれなりにあり、江戸時代には俗語として使われていたとされています。更に源流を遡ると、三国時代の中国にまで行き着くというのが有力視されています。当時、石徳林という学者が居ました。とても優秀だったようですが人付き合いを好まず隠者のような生活を送っていたのだそうです。資産家という訳でも無かったので生活は極めて厳しく、物乞いに近い形で生計を立てていました。その様から付いた俗称が寒貧になります。現代で素寒貧というと、大体は自嘲や罵倒の類です。しかし石徳林に関しては信念を持った清貧の類であると解釈する人も居るようです。まあ、手持ちが無いから純粋だなんてのは他人事だから言えることの気もします。二千年近く前の戦乱期の貧民なんて、それこそ命を繋いでるだけって感じでしょうし。金の有無ではなく、依存しすぎないこと、どう使うかを考えられることこそが、話の肝なのではないでしょうか。

(・ω・) それが難しいから、捨て去れって極論に走りたくもなるんだろう

【黒ずくめの騎士とか戦場の死神感あるものな】
玄:世界三大イメージカラーが浸透していない神様で行ける気もします。
黄:玄武と聞いて、真っ先にブラックを思い浮かべるのは少数なんだよぉ。
朱:玄が黒と同じ意味だと、もっと周知すべきなんじゃないですかね~。
黄:そもそも漢字圏でない人達には分かりづらくて、
 ワールドワイドな展開には不利なんだよぉ。
朱:それ以前に西洋では悪魔さんの象徴ですから、
 積極的に推していくのもどうかという問題がありました~。


【似たような性質を持っていたのは偶然で済ませて良いのかしら】
朱:ところで、残る二つは誰になるんでしょう~。
玄:言われてみれば五行と紐付けされている私達は色が重要ですが、
 他所はそうでもありません。
朱:わざわざ名前に朱や白なんかが入ってるくらいですし~。
黄:となると麒麟の異様性が際立つんだよぉ。
玄:それに関しましては、黄龍さんが負けて後釜に座っただけですから、
 麒麟さんがどうこうと言うのは筋違いでは無いですか。


【なんであろうと一等賞は素晴らしいという考え方もある】
玄:世界三大絶滅危惧種という道もあります。
朱:たしかに、先代玄武さんくらいしか確認できていません~。
黄:聖獣はオンリーワンなのが多いから、それで目立つのは難しいんだよぉ。
玄:珍種という観点だと、朱雀さんのせいで印象が霞むというのが難題です。
朱:私の影響力も大したものですね~。
黄:これを素直に喜んで良いのかは一考の余地があるけれど、
 本人が気にしてないなら掘り下げないのも手なんだよぉ。


【匙加減を間違えて炎上する案件を良く見掛けるよな】
黄:あと、見た目が愛らしいか、役に立つかしないと、
 人は興味を示さないという闇があるんだよぉ。
玄:有り得るかどうかはともかくとして、
 台所の天敵がレッドリストに載っても、大して騒がないでしょうね。
朱:むしろ喜ぶ方が大多数でしょう~。
黄:同情を誘う作戦というのは人間心理を研究しないと、
 逆効果になる可能性がある恐ろしいものなんだよぉ。

 例に依って玄武で画像検索を掛けてみたところ、意外と黒い玄武が多いんですよね。一方で、同じくらい緑色のが紛れ込んでいる辺りに、イメージが統一されてない片鱗が見え隠れします。
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2021

0618

 いちゃもんという言葉があります。用法としては、いちゃもんを付ける、が最も多いでしょう。言い掛かりや難癖とほぼ同義で、筋が通っていないのにクレームを入れるといった感じの意味合いです。平仮名表記で、語感も軽い為に俗っぽさが強く、理不尽さが強調された言い回しに思えます。同時に、砕けすぎていて語源が予想しづらくもあります。幾つか説はあるのですが、いちゃ、と、もん、に分割されるのは共通しています。いちゃつくというと現代では男女が睦まじく過ごす様ですが、昔は揉めたり言い争ったりすることを意味していたのだとか。それに文句や文言を足して、いちゃもんとなったというのが有力視されています。この使われ方となった歴史は意外に浅く、文献で確認できる範囲だとせいぜい50年程度になります。実際に誕生したのはもう少し前としても、終戦後くらいになるのでしょう。昨今はいちゃもんを付けることが理知的であるという謎の風潮もあります。しかし問題点と解決策を具体的に提示してこそ、発展性があるのでは無いでしょうか。

(・ω・) それが簡単に出来るなら、民主主義はもうちょっとマシだとも言えるけど

【天使と話せるのを電波ではなく神聖と思わせる稼業】
玄:他に思い付いたのは、世界三大不老長寿薬の原料です。
朱:長生きな蛇さんと亀さんが元ですから、悪くありません~。
黄:あんた役職を受け継いだだけで、肉体的には人工物なんだよぉ。
玄:実際に食べさせる訳ではなく、そうだと思われれば良い訳ですから。
朱:幻の存在である方が、価値は高まりそうです~。
黄:考え方がドンドン詐欺師に寄っていってる気がするけど、
 宗教にはそういった側面もあるというジレンマが発生してるんだよぉ。


【豚や鮪のそれなら食材に過ぎないんですけどね】
玄:全く出回らないというのがマズいのであれば、
 先代の爪や髪を頂いてくるという手もあります。
黄:黒魔術の儀式みたいになってるんだよぉ。
朱:ノーリスクで手に入る身体の一部となると、そこら辺ですし~。
玄:生き肝や目玉とか言われても、正直、退くじゃないですか。
黄:ガチの権力者や金持ちは少し頭がおかしくなるから、
 そっちの方が喜びがちというのが難儀なところなんだよぉ。


【やっぱりディフェンスタイプって絵的に映えないしさ】
玄:世界三大『やつは我らの中でも最弱』枠というのも考えられます。
黄:微妙に長いんだよぉ。
朱:玄武さんって、そんな美味しいポジションを貰える感じでしたっけ~。
黄:出揃ったところで検証してみると、初戦だから記憶に残りやすいし、
 そこまで弱くないってことが多いんだよぉ。
玄:インパクト不足のまま気付いたら負けていた立ち位置であると言われれば、
 そうかも知れないと思ってしまう次第です。


【単純に誰もその展開を期待してないであろうことが悲しい】
朱:いっそ『実は最強だけど無闇に力を発揮するのは好まない』、
 的なのを目指すのは如何でしょう~。
黄:だから長いんだよぉ。
玄:扱いに困って不自然な使われ方をするパターンじゃないですか。
  首領格がやられた後の黒幕として出てくるなら話は別ですが。
黄:玄武がそんな役をやっても、逆張りが過ぎると切り捨てられるんだよぉ。
朱:意外性は、最低限の説得力が伴ってこそな部分があるんですね~。

 四神をモチーフにした幹部ものは星の数ほどありそうですが、登場(撃退)順を纏めたら何かが見えてくるのでしょうか。最後が玄武ってことだけは無いだろうなということは想像に難くないのが切ないところです。

2021

0616

 鯱という空想生物が居ます。シャチホコと読みます。なお同じ字で、海のギャングとして知られイルカやクジラの仲間であるシャチも表してしまいます。なんならシャチがシャチホコの略称として用いられたりもするので、ややこしいことこの上ありません。なので今回は、シャチホコの表記で統一しようと思います。シャチホコの基本は魚なのですが、顔は虎や龍に似た形相で、下半身が上に向けて大きく反り返っているのが特徴です。一応は海獣という設定らしいのですが、どうやって泳ぐんだろうとかが気になってきます。鬼瓦などと同様に、城の守り神として屋根の両端に飾り付けられているのが良く知られています。日本は木造建築が基本だったので、火災時に口から水を吐いて消火してくれるのだとか。目に見えない邪を祓うだけではなく、具体的な非常時に助けてくれるというのは地味に珍しいパターンかも知れません。これを流行させたのは、かの織田信長とされていて、現存はしていませんが安土城に取り付けたのが発端という説が有力視されています。安土城って、経緯はともかく焼失してませんでしたっけというのはさておきまして。後に豊臣秀吉が大坂城にも取り付けて、自身が信長の後継者であると宣伝する材料の一つにしたとも言われています。ちなみに金箔を貼った、いわゆる金鯱(キンシャチ)が初めて使われたのは安土城説と大坂城説の二つが有名なようです。個人的には黄金に固執した秀吉がという方が納得感ありますが、安土城が権威を知らしめる新時代のものであると考えると、絞りきれないのも分かってしまいますね。

(・ω・) 魚に虎って字だけど、造形的にはやっぱり龍寄りだよな

【海外のアレンジ寿司を寿司と認めるかに匹敵しそう】
玄:称号として、世界三大が付くものってたくさんあるじゃないですか。
朱:世界三大麺料理とかですかね~。
黄:初手から、絶対まとまらない例を持ち出してきたんだよぉ。
玄:まず、麺の定義からして揉めそうです。
黄:粉状の穀物を水で練って茹でたものとすると、
 蕎麦がきやラビオリも含まれるのかという議論になるんだよぉ。
玄:細長いのが絶対条件であることを譲らない原理主義者と、
 血で血を洗う抗争になりそうでワクワクします。


【考えてみればメダルが三位までってのも根拠不明だ】
玄:話としてはその延長線上にあるのですが、
 三大と言いつつ、候補が四つ五つとあるものも多いですよね。
黄:なんとなく三ってのが収まり良いだけで、
 トップスリーが他の追随を許さないとは限らないんだよぉ。
朱:カーレースで上位陣が玉突き衝突を起こしてしまったせいで、
 漁夫の利でお立ち台に滑り込むみたいなこともあります~。
玄:唐突な例えですが、
 実力順で三着が決まるとは限らないという意味では正しいとも言えますか。


【参考にすべき人格者が居ない環境って辛い】
玄:そこで気付いたのです。
  玄武を色々な三大に紛れ込ませれば、
 有耶無耶の内に定着する可能性があるのではと。
朱:という説もある、と言っておけば大抵のことはゴリ押せると伺ってます~。
黄:どうしてこんなセコい子達に育ってしまったんだよぉ。
玄:周囲の方々の影響としか返せませんが。
黄:そういった、ぐぅの音も出ない反論は、
 言葉と思考が停止するから控えて欲しいんだよぉ。


【出場人数七名とかでも不思議じゃない】
玄:例えば、世界三大爬虫類聖獣などはどうでしょう。
黄:それは普通に入っててもおかしくないんだよぉ。
朱:龍族が含まれたら、一気に圏外まで弾かれそうですが~。
玄:彼らはドラゴンというジャンルですから除外されます。
黄:そうやって対象を狭めていけば、上に食い込むのは難しくないんだよぉ。
朱:体重、性別、年齢が細かく分けられたわんこそば大会で、
 五位になったとしても嬉しいんですかね~。

 その昔、F1で使用するタイヤで揉めて、大半のチームがボイコットした為に、普段は上位争いすら難しいチームのマシンが3位になったことがありました。F1ってのは世界各都市を転戦する為、年に一回しかやってこないのですが、高いチケットを買って楽しみにしていた観客が一番の被害者だったと今でも思っています。

2021

0613

 トトカルチョという言葉があります。イタリア語のtotocalcioを直輸入した単語です。イタリア語でtotoは賭け金の総額、calcioはフットボール(サッカー)を意味します。つまりフットボールの勝敗をネタに行われる賭博を総称したものです。そこから派生して、他人の勝ち負けを材料とするギャンブル全般に適用されることもあります。一昔前と比べて、あまり聞かなくなった気もしますけど。歴史的にはイギリスのブックメーカーが始めたものらしいです。それが第二次世界大戦の前後、欧州に広まりました。更には南米のように熱狂的な地域を中心として、世界中へと波及します。日本でも1964年の東京五輪の際、資金調達を目的として導入しようという動きがありましたが頓挫しました。現代まで続くサッカーくじが始まったのは、21世紀になってからです。軽く調べたのですが、なんでイタリア語がそのまま定着したのかは良く分かりませんでした。イタリア人がサッカー大好きな印象からなのか、公営として最も盛り上がっているからなのか。例に依って、語感が良いからというのも、充分に考えられますけどね。

(・ω・) 英語だとfootball poolで、微妙感あるかも

【師匠のお前に似たんだろと言わせたい様にしか見えない】
亜:玄武と言えば、圧倒的な防御力。
  でも今の生活じゃ使わないから、無くしても良いかなって思ってる。
月:そんな特性あったな。
朱:バトル展開が少ないですからね~。
黄:精神的なタフさは凄いから、活かされてる気はするんだよぉ。
月:逆に当代玄武は打たれ弱すぎて、溜息が漏れてしまう。


【龍の脚って宝珠を持つのが最大の役目みたいなところがあるよね】
亜:そして開発効率を上げる為、腕を四本くらい増やすの。
朱:蜘蛛さんっぽいです~。
黄:手が二つしかないと、作業上の限界があるのは分かるんだよぉ。
月:マムシ時代は四肢なんて無かっただけに、妙な説得力がある。
亜:龍族になる過程で生えてきた時の感想を知りたい。
月:オタマジャクシかよ、以外のコメントが出てこないんだがどうしてくれようか。


【キャラクターが薄まるからダメだという天の声が聞こえてくる】
黄:結局、ちょっと性能が変わったくらいで生き様を変えるのは、
 少数派ってことなんだよぉ。
月:私が何かしらの力を手に入れたら、新しいことを始めるがなぁ。
朱:それは月読さんに芯が無いからなんじゃないですか~。
黄:中々の切れ味なんだよぉ。
月:朱雀の悪気がない毒舌は、削ってしまう方が世の為だと思う。


【生産性より好みを優先するのがマニアという生き物なのだ】
黄:ここまで来て言うのもなんだけど、努力で成長するんじゃなくて、
 初期値で何とかしようってのが絶望的なんだよぉ。
月:苦労は背負い込みたくないって、主張し続けてるだろうが。
朱:どうでも良いところだけブレませんよね~。
黄:こういったのが、配分ミスって話な気がしてきたんだよぉ。
月:この頑固一徹な部分を全方位に発揮できれば、
 姉さん程度はとっくに超えていたであろうな。

 私がステ振りをやり直せるとしたら、何をするんだろうかとは、ここに至るまで全く考えもしませんでした。人生もセットで戻せるならともかく、今更ねぇという悲哀に満ちたものになってしまうからだと思います。

2021

0611

 音痴という言葉があります。御存知の通り、オンチと読みます。個人的能力としての音感が大幅にズレている、或いは正しい音程を発声できない状態を指します。痴という漢字は知に病垂れという、中々に興味深い組み合わせです。第一に来る意味は愚かであること、考えが足りないこと、など後ろ向きなもので、音痴もこれが適用されています。二番目が痴情、痴話喧嘩など、主に男女関係で思考能力を失う様で、三番目が悪い意味で物事に集中しすぎてしまうことになります。疒は病気ってことですし、やっぱりネガティブになってしまうんでしょう。そして音痴とは、方向音痴、運動音痴など、特定の感性、技能などが劣っている状態にも用いられます。考えてみれば、代名詞的に使われるのは不思議な感じもします。音楽的才能など、生きていく上での優先順位は低い方な訳ですから。唯、文化として見ると上位に位置する気もします。そこら辺が、こういった用法に繋がった理由なんでしょうね。

(・ω・) 味音痴とか、割と凄いこと言ってる単語だと思うよ

【奇しくもドラ猫の発言を後押しすることになったな】
朱:悪魔さんと言えば、詭弁のうまさですが~。
黄:そこを減らして、誠実さを足してみるんだよぉ。
マ:しゃーない、この世の真実を、包み隠さず教えることにするで。
月:これはこれで悪魔的だな。
朱:甘言でたぶらかすのと、どっちがマシなんでしょう~。
黄:何にしても、目標がちゃんと定まってるやつは、
 過程に拘らずゴールを目指そうとするものなんだよぉ。


【悪意を持ったハッカーとの戦いに通じるものがある】
マ:ウチら的には、むしろ知名度を下げてみたいんやけど。
朱:玄武さんが怒り狂いそうなことを言い出しました~。
マ:悪魔いうだけで身構えられて、厄介なケースも多いねん。
月:普通に名前でビビらせられるから、一長一短とも言えそうだが。
マ:好きにパラメータ弄れるんやったら、色々やりようありそうや。
黄:いつものことながら勤勉な悪党はあれやこれやアイディアを出してきて、
 無限に対処を続けないといけなくなるんだよぉ。


【欧州人が認識したのが大航海時代以降ってのもあるけど】
朱:天使さんの翼ってカッコよすぎですから、相当な変換が出来ると思うんですよ~。
月:むしろ本体と言っても過言では無い。
メ:流石に言い過ぎと、ツッコんでおく。
黄:でも代わりにペンギンのが生えてたら、ここまで人気になったか怪しいんだよぉ。
月:あれが似合うのは奴らだけだと思う。
メ:色んな宗教画があるけど、
 たしかにあのはんぺんみたいな羽根がモチーフになってるのを見た記憶が無い。


【月読個人の見解だけど間違ってるとは思わない】
メ:代替で何か貰えるのなら、猫を眷属としたい。
月:そういや、悪魔の使いって方が一般的だな。
朱:悪魔さんのことですから、汚い手段で奪ったに違いありません~。
マ:根拠も無しに決め付けられたで。
黄:朱雀は猫が絡むと、ちょっと理性を失うんだよぉ。
月:標準的な猫飼いはこんなもんだから、別に驚いたりしないけどな。

 なんとはなしに天使で画像検索を掛けてみたら、ほぼ全てに羽根が生えていました。キリスト教が始まった頃には無かったらしいのですが、信仰が力となる以上、イメージが具現化してニョキニョキしてきても不思議ではないのでしょう。
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