全く以って男前である。一体、誰なのだろうか……。 実は彼、いや彼女、浅見遊那さんなのだ。慎ましい胸周り。サングラス越しにも分かる鋭い眼光。最早、女性であることに拘ることさえないのではなかろうか。 尚、ファイル名が『yuuna』なのは、作画した-keighさんの勘違いが原因であることは、言うまでも無い。 ( ・ω・) 一度始めたパターンを覆すのって、すげぇ根性が要るよね…… 自宅に帰ってきた男は、一度、現状を整理してみることにした。竜と呼べるものはおろか、大蛇すらも、今の日本には殆ど居ない。しかし、伝説の類は多い。この乖離は、何処から生じたものなのだろう。幻想はあくまで幻想なのか、或いは、太古の恐竜の様に、絶滅してしまったとでも言うのか。 否、きっとそうではない。男は、一つの仮説を立ててみることにした。 古来より、長命な生き物には霊的な素養が備わるという。妖かしの類が人に化けるというのは、むしろ一般的な話だ。詰まるところ、竜はこの科学万能の世界でその姿のままでいる限界を感じ、人として溶け込んでいるのではなかろうか。だとすれば、全ての辻妻が合うと言わざるを得ない。 しかし、ここで男に、一つの懸念が頭をよぎる。仮に、戸籍を持つまでに同化している人型竜を殺めてしまったら、立派な殺人罪だ。いや、そんなことよりも、容姿端麗、黒髪短髪の美少女であったのならば、手を出すことは出来ないのではなかろうか。そんなことを、真剣に悩んでしまう。 そこでまた、一つのことに思い至る。そもそも自分には、高度な次元で紛れ込んだ竜を、見分ける術など備わっていない。そのことに思い悩むのは、力を得てからでも遅くは無いのだろうか。 PR |
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