レトルトと呼ばれるものがあります。英語では、retortと表記されます。現代日本語では、レトルト食品の略称として用いられることが殆どでしょう。気密性が高い袋に詰められた調理済み食品を総称しています。加圧、加熱、殺菌を施している為に常温でも保存可能で、且つプラスチックや薄い金属が素材なので缶詰と比べて軽量という利点があります。歴史的には、第二次世界大戦後に米軍が携行食として開発したのが始まりとされています。そして宇宙食にも活用されました。ただ、アメリカでは既に冷凍冷蔵庫が行き渡っていたので、一般向けとしては考えられていなかったようです。その後、世界で初めての市販用レトルト食品であるボンカレーが登場したことで一気に普及しました。湯煎するだけで温かい料理を食せるというのは、電子レンジが高額であった時代背景を考えると革新的だったはずです。ちなみにレトルトという単語は、化学系の実験で蒸留や乾留を行う器具を指します。液体を温めて気化させ、上の管で結露を促す訳です。ここから食材を加工する釜も同じ名となり、現行の使い方に至りました。考えてみると、手軽で美味しくてそこらに置いても腐らないとか、人類史レベルで頭おかしい発明品な気もします。慣れって怖いよねと、思い知らされる次第なのです。 (・ω・) 古代や異世界に持ってくものとして、選択肢の上位に来るよな 【朱雀が使う立場になれば良いとは露ほどにも考えない】 朱:私達でドリームチームを結成するとしたら、誰を選出しましょう~。 黄:とりあえず青龍は入るんだよぉ。 朱:理想は兵卒として活用ですよね~。 黄:中間管理職をしなきゃいけないのが、人材難の象徴なんだよぉ。 朱:スポーツでも見掛ける光景ですが、 これでどれ程の才能が無駄になっているんでしょうか~。 【業務遂行に邪魔だから逆に追い出されたりして】 黄:高性能って意味では、真武も捨てがたいんだよぉ。 朱:何でも出来る方は便利です~。 黄:しかも命令に忠実で、場に応じた柔軟性もあるんだよぉ。 朱:どうして四神にならなかったのかが不思議なくらいです~。 黄:開発された順番が逆なら受け入れられたかもだけど、 結局は麒麟が嫉妬して排除する可能性は高いんだよぉ。 【もり蕎麦だけで済ませたい日もあるだろう】 猫:なーご。 黄:一部で究極の大物とされてるドラ猫も居るんだよぉ。 朱:ボスになれば最強です~。 猫:まーに。 朱:『部下を他人が用意するのは好みじゃねーな』だそうですけど~。 黄:謎の拘りがあるんだよぉ。 朱:勝手に晩御飯をフルコースに設定されても、 食べる気になるかは別の話という感じなのかも知れません~。 【ネトゲもハマってたのが終了したと同時に辞めちゃったしな】 朱:かく言う黄龍さんはどうですか~。 黄:恐れ多くて、参加するのは遠慮させてもらうんだよぉ。 朱:本音は何でしょう~。 黄:強キャラが入り乱れる中で板挟みとか、精神が擦り切れるんだよぉ。 朱:そこで影響力を誇示することこそ本懐という方も居ますけど~。 黄:似たようなことは一回やったから、 同じ道を歩く気力は残っちゃいないんだよぉ。 好きな作品での最強チームの妄想は、この界隈の住人なら誰しもやったことがあるのではないでしょうか。ここで単に強い方から順繰りに選ぶのか、癖が強いのを集めて一発に期待するかは好みが分かれそうですけど。今回は単純に仕事が出来そうなのが対象でしたが、ボケ五人衆とかも可能な気がします。 PR 松脂と呼ばれるものがあります。マツヤニと読みます。マツ科マツ属に分類される、いわゆる松の木から分泌される天然樹脂を称したものです。幹を傷付け染み出たところを集めるという、実に簡単な方法で回収できるので古来より活用されていました。主成分はテレビン油とロジンで、必要に応じて分離、抽出します。用途は広範囲に及びます。単純に油の類なので、松明や焚き付けに松の樹木は良く用いられました。熟語に漢字が当てられていることからも伺えます。石油が流通する近年まで、テレビン油を加工したものをランプの燃料として使っていた地域も少なくなかったようです。また粘着性で防腐作用がある為、木造船の継ぎ目を埋めたり、滑り止めなどでも使用します。野球で投手が指に掛かりやすくする為に付けるロジンバッグは、主原料では無いものの成分としてロジンが含まれているのでこの名が付きました。そういえばメジャーリーグで松脂を含有する防滑剤の可否を巡って一悶着あり、規制強化に動くなんて事件もありました。他にも弦楽器に塗布したり、香料や医薬品になったりと、現代でも様々な場所で活躍しているようです。常緑樹で衰えることが無いとして日本では縁起物の松ですが、実用性もかなりのものだと言えますね。 (・ω・) 今からでも、日本中の杉を松に植え替えてはどうだろうか 【偉そう感を出してるけど全く羨ましくない】 則:そちは、妾に対する感謝が足りぬのではないかえ。 朱:面倒なことを言い出しましたよ~。 黄:これを華麗に捌いてこそプロなんだよぉ。 朱:資格が必要な危険物っぽいです~。 黄:実際、取り扱いを間違えるとどう暴発するか見当もつかないし、 素人さんには手を出して欲しくないんだよぉ。 【継承させる価値があるかについては敢えて触れない】 黄:それじゃ、今晩は好物の棒々鶏を作ってあげるんだよぉ。 則:手を打たぬでもない。 朱:思ったより、お手軽でした~。 黄:この絶妙な機微が分からないとは、まだまだなんだよぉ。 朱:理解したところでという気がするので、今後も専任でお願いします~。 黄:こうやって若いもんが技術習得を怠るから、 伝統というのはあっさり途切れてしまうんだよぉ。 【実は時代を先取りしてた可能性が出てきたぜ】 月:最近、有能だけど実力を仲間に認識されてなくて、 クビになるって筋書きの物語が一つの流行になってるんだ。 朱:どこかで聞いた話ですね~。 月:その後のパターンとして、 半隠居的にのんびり暮らすという展開が、まあまあ王道だ。 黄:そういう風に箇条書きで並べると似てるけど、 こちとら諦めてるだけで、望んで今の生活してる訳でもないんだよぉ。 【千年以上離れてるから錆びついててもおかしくない】 朱:黄龍さんの能力は、一目置いている方が多いんじゃないですか~。 月:その言い方だと、人格はさておき感が強いんだが。 朱:最終段階でしか頼ろうとはしないのは間違いないです~。 黄:秘密兵器ってことなんだよぉ。 月:予備戦力として控えていると言えばマシに思えるが、 単に取り扱いが難しいってだけじゃないか。 朱:温存部隊は伝説が誇張されて、 実戦では使えないことが多いと伺ってます~。 こういう風に表現すると黄龍って実は凄いやつなのではという気もしてきますが、その手の作品とは致命的に違うところがあります。それは黄龍がガチったところで、解決する問題は多くないという点です。どれだけの実力者だろうと個の影響力はたかが知れてるのが黄龍ちゃん世界なのですから仕方ありません。ちなみに青龍が居なくなると四神的には物凄く困りますが、彼もせいぜい現状維持程度にしか貢献をしていないと思います。 ドラム缶と呼ばれる存在があります。金属製で大型の円柱形容器を総称したものです。容量200リットル以上に対して使われることが多くなります。ドラムの英語表記はdrumで太鼓を指しているので、バンドの役割のそれと同源です。御存知の通り、人類は大量の液体を運搬や保管する際は木製の樽を愛用してきました。もちろんある程度は有用なのですが、高度な技術が必要で高値になりますし、揮発もしてしまいます。なので気密性が高く大量生産も可能なドラム缶の誕生は、工業的に革新だったことでしょう。歴史的には20世紀に入ってから普及しているので、意外と新参です。また、そのずんぐりむっくりで起伏の無い形状から、凹凸が乏しく、ふくよかな体型をした人物に対して比喩的に用いることもあります。他にもお腹だけ出っ張っている場合はビア樽と称したりします。こういった表現は馴染みがあってこそなので、如何に社会に溶け込んでいるかが伺えます。少し古臭い言い回しな感じもしますけど、ドラム缶の放置が減っていることも関係してるんですかね。 (・ω・) ドラム缶風呂はロマンだが、火加減がめっちゃ難しそう 【親近感や愛着が湧いてこないのは必然と主張】 天:うまいこと須佐之男を踏み台なり生贄にして、 月読との関係を良好にすることはできないでしょうか。 朱:大事の前に小事を切り捨てるのは仕方ありません~。 黄:なんで三つ子で、ここまで扱いに差があるんだよぉ。 天:それは太陽、月、海と、微妙に意味が分からない担当にした、 父にも責任があると言わせて頂きます。 【何も混ぜない方がよっぽど飲みやすそう】 朱:そういえば天照さんと月読さんは御父上の左目と右目からで、 須佐之男さんは鼻から生まれたんでしたっけ~。 黄:とことん異質ではあるんだよぉ。 天:どちらかを選べと迫られたら、迷う余地がありますか。 朱:そんな次元の話ですかね~。 黄:清涼飲料水と単なる砂糖水を比べてるみたいな、 圧倒的格差を感じないでも無いんだよぉ。 【就労ネタは何を言っても自虐になりかねない恐怖】 月:働いて食う飯は美味いという輩は多い。 だが無駄飯も別の味わいがあって良いものだぞ。 朱:たまに人生の達人みたいなことを口にしますよね~。 黄:これで真っ当な職務があれば深みも出てくるんだよぉ。 則:そちが言うのかえ。 白:事実上の無職率が高い空間だと改めて思わされる。 【皆が考えてるより生命体としてヤバい領域なのかも】 月:大体、達成感とか開放感が上乗せさせてるだけで、 それが労働であるかは大して重要じゃないだろ。 白:一理あると言わざるを得ない。 難易度の高い狩りが成功すると満足度増えるし。 朱:逆に、過労気味だと味が分からなくなってきます~。 黄:限界が近い時はむしろ食って寝なきゃいかんのに、 それが難しくなるってのも不思議な機構ではあるんだよぉ。 ストレス過多で食が細くなったり不眠となるのは人間だけでは無いようです。体力よりも個の維持を優先させるシステムが暴走したってことなんでしょうか。敵に狙われてる時に食っちゃ寝してる場合じゃないってのは確かなんでしょうが、現代の人類に必要かと言われると微妙なところです。 上杉謙信は、戦国大名の中で十指に入る知名度を誇ると思われます。後世に越後の龍と称される程の戦上手とされていて、甲斐・信濃を領有する武田信玄と五度に渡って争ったことは語り草となっています。形式上は上杉家の管轄である関東地方の奪還が人生のテーマと言えました。ぽっと出と言える北条家と何度も激突しているのですが、果たすことは出来なかったと言っていいでしょう。そしてこの謙信という名は法号で、晩年に名乗っていたものです。正式には不識庵謙信となります。幼名は虎千代、元服時が長尾景虎、上杉家の養子として家督を継いだ際に上杉政虎となり、あまり間を置かず上杉輝虎に改名しました。こうして見るとトラ・トラ・トラなのに、何故か龍呼ばわりされてるんですね。虎より龍の方が強いというのが東アジアの常識ではあるんですけど。景虎は実父の長尾為景、政虎は義父となった上杉憲政、輝虎は室町幕府13代将軍足利義輝からそれぞれ一字継いだものとされています。と、一応は理由があって名を改めているんですけど、上杉謙信で認識を統一している方も多いでしょう。現代日本人の感覚だと、名前をコロコロ変えるのは後ろめたいことがあるんじゃないかというのが一般的だからかも知れません。当時は雨後の筍の如く有力武将が出てくる上、ちょっとの出世や縁組で姓名が変化するのに、良く把握してたもんだなと思わされますよ。 (・ω・) リストを纏める専任が居そうな雰囲気あるよな 【獣は全滅に繋がるから更にシビアだ】 朱:私は一人っ子ですから、おかずを奪い合うのをやってみたいんです~。 白:ひょっとして、コメントを求められてるの? 黄:肉食獣の群れは、大体そんな感じなんだよぉ。 白:あれってパッと見は我先だけど、序列があったりする。 朱:戦いは、始まった時点で決してる的なやつですか~。 黄:ここだけ抜き取ると大局観を持った軍師っぽいけど、 組織なら何処でも上下関係は絶対なんだよぉ。 【落ち着いて飯を食えない輩が出世できるだろうか】 黄:このルールで、朱雀がまともに食事できるとは思えないんだよぉ。 朱:あくまで好奇心ですから、一度で満足します~。 白:そもそも、大皿に乗せて早いもの勝ちとか実際にあるのかな。 黄:強者がより多くを得るという、 現実的な教育方針の御家庭なら無いとは言い切れないんだよぉ。 朱:エリート思想を植え付けるという雰囲気は出してますが、 目先のことしか考えられない方になりそうですね~。 【分類するなら侵略的外来種が最適と言わざるを得ない】 朱:白虎さん、天照さん、アルテミスさんって、 兄弟姉妹がたくさん居ましたよね~。 天:始祖の子供が多いというのは、神話の定番です。 白:うちは虎だから普通のことだし。 黄:全員が成体になったら、環境への負荷が半端ないんだよぉ。 白:だから実家を追い出されて世界中に散ったとすれば辻褄は合う。 朱:むしろ各地を荒らす為に派遣されたと考える方が、 理屈として納得できるものがあるのは私だけでしょうか~。 【関係性なんてそれぞれで済む話ではある】 朱:家族が数名の方と比べると、親しさが薄まる部分はありそうです~。 天:月読以外はたまにしか会いませんし、それはあります。 ア:わたくしは、半数とはとても仲良しですわ。 黄:何で区分されてるかは、敢えて触れないんだよぉ。 白:ってか、須佐之男を普通に無視したし、天照も似た者なんじゃ。 天:自分でも驚くくらい、完璧に忘れてました。 黄:誰しも持っていないものには憧れを抱くけど、 肉親なんてこんな感じなのが現実っぽいんだよぉ。 トリ・アステールのメンバーは、本編では多くの兄弟姉妹が居ることに気付いたものの、番外編では一人っ子だったりするので弄りようが無い設定です。だったらせめてこっちで使っちゃると考えちゃうのが、私の器量なんでしょうね。 ホムンクルスと呼ばれるものがあります。ラテン語で小人を意味し、主に錬金術で生成された人造人間、またはその技術に対して用いる単語です。製造目的を端的に表現するなら、神への挑戦になるのだとか。生殖に依る誕生は人知を超えた存在の領域であり、人の手で成すことで対等になれるんだそうです。今でも生命倫理はデリケートなところが多い訳ですが、キリスト教の権威がとんでもない時代にこれを主張するのは根性が要りそうです。具体的な作り方はパラケルススと呼ばれる学者のそれが有名です。ただ、血液を始めとした人間の体液が大量に必要な為、現代的な科学知識で考えると命の神秘に踏み込み切れてないのではと感じなくもありません。ちなみに本人は成功したと主張していますが後世に再現されたはずもなく、オカルトと言って差し支えない水準です。人工知能もそうですが、生物のトレースは科学者の悲願のようなところがあります。なにせどうやって生まれて、どういった理屈で動いているか良く分かってないのが現状なので。人類は中途半端に知性を獲得したせいで謎に挑みたくなってしまっていますが、本当に知ってしまって良いのかは怪しいとも思っています。 (・ω・) 扉を開けたら無数の邪悪が飛び出してくるのは珍しくない 【御年配が訪問販売に騙される一因は寂しさなのだとか】 マ:ウチら含めて、世の誰もがいずれ死ぬやん。 黄:大層な話をしだしたんだよぉ。 朱:その時が近付くまで、あまり意識しませんけどね~。 マ:自分から遠くにあるもんは蔑ろにするて、 神さんみたいなところがあるで。 黄:言い得て妙なんだよぉ。 朱:個別営業をこまめに行う悪魔さんになびくのも、 仕方が無いことに見えてきます~。 【苦難を乗り越えて成長したら師匠ヅラしかねない】 マ:それで思たんやけど、現世と別れることで色々チャラになるやろ。 朱:人間関係とか借金なんかでしょうか~。 マ:どないな人生に対する不安も解消されるて、 死は救済とか言い出したやつは大したもんやないか。 朱:悪魔さんじゃないんですか~。 マ:ウチらはとことんまで悪足掻きせいゆうクチや。 黄:そっちの方が面白いと考えてそうなのは、触れないでおくんだよぉ。 【麻薬の運び屋や売人が雑魚みたいなものか】 朱:時代劇って、悪代官が多すぎると思うんですよ~。 メ:根っ子が腐りきって、幹も虫に食い漁られてるという、 現体制の末期的状態を示唆してるんだろうね。 黄:勧善懲悪の痛快ものが、いきなり重くなったんだよぉ。 メ:末端の悪人を一人や二人成敗したところで、 雨後の筍みたいに湧いてくるってのは正しいと思う。 【ゲームもノルマを気にしだすと億劫になってしまう】 朱:ちまちまと吹き出物のケアをするより、 出来ないよう生活を改める方が大事という話でしょうか~。 メ:それが可能な立場のことが多いはずなのに。 黄:あの手の悪者退治は、趣味に近いんだよぉ。 朱:だからあんなに活き活きとしてるんですね~。 メ:義務感や責任感が先に来ると嫌気がさすっていうのは、 広い範囲に適用できる真理ではある。 悪魔と天使の話なのに、微妙にどちらも後ろ向きな内容なのはどういったことでしょう。しかし都合が良いように誘導している連中とも解釈できるので、最初から子羊に救いは用意されていない気もしてきました。 |
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