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 鼈甲と呼ばれるものがあります。ベッコウと読みます。現代では南方に生息するウミガメの一種である玳瑁(タイマイ)の甲羅を称することが多いです。主に髪留めや眼鏡のフレームといった、装飾品に用いられる素材です。鼈とはスッポンのことで、かつてはこちらの甲羅を指していました。しかし江戸時代後期に贅沢禁止令が公布され、玳瑁製は制限されることになります。そこで『これはスッポンだからセーフ』と言い逃れをしたのを契機に現行の用法が定着したとされています。歴史は古く、少なくても飛鳥・奈良時代には大陸から持ち込まれていました。しかし日本列島の近海にほぼ居ないこともあって、貴族階級の中でも上澄みしか手に出来ないものでした。時代は下って江戸時代初頭、オランダを経由して材料と加工技術が伝わり、長崎近辺で生産が開始されます。もちろん高級品に違いないのですが、それまでと比べたら入手しやすくなったようです。近年はワシントン条約によって国際的な取引が禁じられて、輸出入が出来なくなっています。国内で保有している分を加工販売することに問題はありませんが、玳瑁自体が絶滅危惧種なので解除される可能性は低そうです。鯨と違って根拠があるっぽいですし、趣味の産物なので消えゆく文化なのかも知れません。

(・ω・) いずれ合成品が安価に出回ることを信じようじゃないか

【第三第四まで行くと完全に趣味の領域である】
玄:私に足りないのは、第二形態ではないでしょうか。
黄:解説を求めるんだよぉ。
白:ボスキャラみたいに変身したいってことじゃないの。
朱:真の姿を見せるのは貴様が初めて的なやつです~。
黄:どれかと言うと、そのセリフを口にしたいが為に、
 謎の生態を獲得したみたいなところはあるんだよぉ。


【中抜き業者が挟まらないだけマシとするしかない】
白:玄武なら、先代玄武も忘れてる機能が付いてそうだけど。
黄:そういや昔、デストロイモード的なのが発動したんだよぉ。
朱:ボタン一つで変形できませんかね~。
玄:でしたら羽を生やして、虹色の光を放ちたいのですが。
黄:その仕様書で先代に依頼すれば良いんだよぉ。
白:要望した通りになるとは思えないのが、
 残念を通り越して残酷な話だ。


【ここで虎に戻ったら圧死したりするんだろうか】
朱:猫さんは、頭が通る隙間なら潜り抜けられると言います~。
白:人と違って肩幅が広くないし、関節の柔軟性が違うからね。
黄:何故か自慢げなんだよぉ。
玄:言い換えると、人間形態に変化している間は詰まりかねません。
黄:こんな狭い壁の間で何してんだという疑問に、
 分かりやすい解答が用意されてて助かるんだよぉ。


【自然界では保守的な方がジリ貧なのかも知れない】
黄:大した近道にもならないのに、何してるんだよぉ。
白:どれかと言うと、本能に抗えなかった。
朱:無理矢理に入り込もうとしますよね~。
白:挑戦精神を失ったら、ネコ科失格じゃんか。
玄:言葉だけはカッコ良さげです。
黄:そうやってやらかした個体は淘汰されるはずなのに、
 未だに攻め続けるのは不可解なんだよぉ。

 もちろん元のサイズにも依りますが、猫は10cm程の隙間があれば根性で通り抜けようとする生き物らしいです。たまに挟まって消防や警察のお世話になるのがほのぼのニュースになったりしますけど、やっぱり挑まないのは恥だって考え方なんでしょうかね。
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