2008
最近、良く聞かれる論調として、『北京オリンピックへの出場を目指している選手に罪はない』というものがあります。長いこと、凄い違和感を覚えていたのですが、ようやく論理的に分かりました。
( ・ω・) スポーツでの世界平和を望むなら、自分の記録やキャリアのことばっかり考えてちゃダメだよね
【逝ったら御確認あれ】
月:黄泉の国は連綿と暗闇が続くと思われがちだけど、
時たま光が射すこともある。
ヘ:あー、たしかにあるな。唯、本当に、極稀だがな。
黄:何でこんなところで、死者の国あるあるを聞かされてるのか、
自分でもさっぱり分からないんだよぉ。
【進言こそ無益】
天:あの世って、そんなに暗いんですか?
黄:興味を示すんじゃないんだよぉ。
月:姉さんが来ると言うなら、今から全力で電飾を施してくる。
黄:この省エネ時代に、勢いだけで無駄なエネルギーを消耗するのは、
如何なものかと思うんだよぉ。
【不健康徴兵忌避術】
朱:私なんかは~、かなり特殊な生命体だと思うんですけど、
死んだらどうなるんですかね~?
黄:自分で認めやがったんだよぉ。
ヘ:話を聞く限り、死ぬ直前、門番に追い返されてるな。
月:要は、死者不適合者ということ。
朱:な、何だか、聞いてはいけないことを聞いてしまった気分です~。
【地獄の沙汰は媚次第】
月:まあ、地獄の沙汰も金次第だから。
黄:それは仏教思想なんだよぉ。
ヘ:私が相手なら、献身的に尽くせば、
或いは情状酌量が入るかも知れんな。
黄:この見事なまでの御上体質、
呆れるべきか感心すべきか、判断に困るんだよぉ。
死んだ後、月読かヘルに身柄を委ねる可能性があると知ったら、自殺者は減少するかも知れません。
2008
さて、本日より、北欧神話に於ける冥界の主を受け継いだヘル姐さんの出番です。どういう訳か、黄龍に関わると中華から離れられなくなる展開になるので、北欧の方では、冥界の部下達がてんてこまいでしょう。
( ・ω・) 大丈夫! 部下は使い潰す為にあるって、叔父貴が言ってた!
【今日も大量だ】
ヘ:たまには、死神として、死者を冥界から甦らせてみるか。
黄:思い付きで言うことじゃないんだよぉ。
朱:お、お母さんをお願いしても良いですかね~。
須:儂も同じのをお願いするきに。
黄:そしてこのマザコン達は、全力で釣り上げられるんじゃないんだよぉ。
【大袈裟な話だ】
月:ズズズ。あぁ、お茶が美味しい。
黄:こっちの黄泉の主は、随分と暇そうなんだよぉ。
月:甦りの能力を持たないと、詰まるところ駐車場の管理人と大差無い。
黄:素性を知らなくてもやっていける。
そんな現代に於ける人間関係の悲喜こもごもを垣間見た気分なんだよぉ。
【国際ルールの明文化を】
ヘ:まあ、残念なことに私が権限を持つのは、
北欧で生まれ、北欧で死んだ奴だけなんだがな。
黄:微妙に、条件が厳しいんだよぉ。
月:その点、大和の黄泉は、日本の領土内で死んだ者なら、
思想宗教、一切関係なく受け入れている。
黄:たまたま野垂れ死んだ人も居るだろうから、
それはそれでどうなのかと思う自分が居るんだよぉ。
【共謀しないことを祈る】
月:ちなみに、北欧で生まれたものの移民として他国に流れ着き、
年老いて帰国しようとした帰りの船で亡くなった場合は何処の管轄に?
黄:何という、マニアックな状況設定なんだよぉ。
ヘ:海で死んだのなら、海神に押し付けるという手もある。
月:おぉ。
黄:この死者の国の主達は、微妙に波長が合う部分がありやがるんだよぉ。
日本人がイメージする死神は、キリスト教のものでしたっけ。あれ。だけどそれって、悪魔の一種ってことか?
2008
昨日の話の続き。黄龍がドラえもんだとすると、いずれネズミに耳を齧られて青くならないといけませんね。そして黄色い妹が登場するんですね。
( ・ω・) もう、既に何が何やら分からない
【オートメーションの弊害】
セ:昨日、とある大物代議士の御宅に仕えたのですが――。
黄:はいはい。それは良かったんだよぉ。
セ:もう少し、親身になって聞いて頂けませんかね。
黄:生憎、相手をしなくてはいけないのが多過ぎて、
惰性になりつつあることは否まないんだよぉ。
【喧嘩両成敗的発想】
セ:まあ、その代議士が汚職で捕まって、
私も巻き添えで取調べを受けたというだけの話なんですけどね。
黄:オチが、何処にも無いんだよぉ。
セ:それでも、情熱的に聞いて頂ければ、
何とかなったかも知れないじゃないですか。
黄:何で訳の分からない逆ギレをされたのか、
恐ろしいまでに心当たりが無いんだよぉ。
【大した男と呼ばれたい】
セ:執事として、どの様な最期を迎えるべきか、悩みます。
黄:良く分からない話なんだよぉ。
セ:御主人様の命を助ける為に身体を張るか、或いは、坊ちゃまの為か。
永遠の命題と言っても差し支えないでしょう。
黄:何でその二択なのか、詳しい人の解説を求めるんだよぉ。
【意気投合は突然に】
月:御嬢様ではなく、坊ちゃまというのが話の要。
黄:とてもそうとは、思えないんだよぉ。
セ:おぉ、やはり貴女は話の分かる方だ。
どうか御前にかしずくことをお許し下さい。
月:うむ、よきにはからえ。
黄:何だか分からないけど、
又しても妙ちくりんなコンビが生まれてしまった模様なんだよぉ。
ある意味、凄かった白龍編も終了。明日からは死神様の出番です。
2008
ふと思ったのですが、黄龍って、ちょっとポジション的にドラえもんに似てますよね。中身オッサンなとことか。となると、朱雀は生き別れの兄と名高いのび太ポジション、食物連鎖的な意味で、白虎がジャイアン、小金持ち月読がスネ夫として――。
( ・ω・) ヒロイン兼お色気担当のしずかちゃんは誰に――?
【要は節操無し】
セ:饅頭は、中華が産み出した究極の文化です。
黄:眠りに就いた頃は、まだ無かったはずなんだよぉ。
セ:旨いものは、食べたことが無くとも認める。
それが懐の大きさというものなのです。
黄:なるほど。何も考えず英国の職業である執事に就いた男が言うと、
妙な説得力がありやがるんだよぉ。
【浸水後即大破】
朱:それにしても~、白龍さんの知識は日本に偏ってますよね~。
セ:中国料理と言えば、ラーメン、餃子、中華まんです。
黄:これは酷いんだよぉ。
月:いや、ここは敢えて私が支持する。
セ:おぉ、それは心強い。
黄:乗ったのは泥舟であると、教えるべきか見捨てるべきか、
本気で悩む自分が居るんだよぉ。
【いつものこととも言う】
月:中国三大悪女と言えば。
セ:呂后、武則天、西太后。
黄:これは、何の講習なんだよぉ。
則:何やら、呼ばれた気がしたぞえ。
黄:話がグチャグチャになるだけだから、
少し奥に引っ込んでおいて欲しいんだよぉ。
【どの口が言うやら】
月:中国四大美人と言えば。
セ:西施、虞美人、王昭君、楊貴妃。
朱:虞美人さんの代わりに~、貂蝉さんが入ることもありますよね~。
黄:もう好きにしやがれ、なんだよぉ。
則:ふむ。呼んだかのぉ。
黄:認めたくないのは勝手だけれども、
時には現実を見るべきだと思うんだよぉ。
貂蝉は架空の人物らしいのですが、入る辺りがアバウトですね。
2008
ドラ●もんと言えば、ネコ型ロボット、普通の雌猫、人間の女の子と、分け隔てなく興味を持つ、男の中の男です。キングオブガイと言っても良いでしょう。
( ・ω・) 何だか、前にも似たネタを書いた記憶が……
【都心住まいの羊飼い】
セ:ところで、今更なのですが。
黄:何なんだよぉ。
セ:私が仕えるべき御主人様は、何処に居るのでしょうか。
黄:根本的な問題として、今の状態を執事と言って良いのか、
果てさて、難問なんだよぉ。
【需要はそこそこ】
セ:では、フリーの執事ということで。
黄:派遣の家政婦みたいなんだよぉ。
セ:忠誠心ゼロ。金で割り切られた綺麗な関係。
まさに、現代的ではないですか。
黄:そう、きっぱり言われると、
否定したくても出来なくなる訳なんだよぉ。
【全て妄想です】
セ:長年執事をやっておりますと、色々な局面に遭遇します。
黄:たかだか数年で、偉そうなことを言うんだよぉ。
朱:具体的には~、どんな感じですか~?
セ:そうですね。あれは私が新人の頃でした。何と密室で殺人事件が起きたのです。
陸の孤島で繰り広げられる謎の連続見立て殺人。
単純な遺産相続争いと思われた事件の裏に隠された真の動機とは一体。
――続きはウェブで!
黄:とりあえず、暇を持て余していることだけは、
把握させてもらったんだよぉ。
【通は聞かなかったことに】
セ:まあ、最後は科警研の最新鋭科学捜査で全て暴かれたんですけどね。
黄:酷いオチなんだよぉ。
セ:捜査権を有しているのは司法機関だけで、
例え探偵、報道機関であろうとも、探ることが出来ないのは日本の常識です。
黄:そんなまともな意見を聞かされたら、
八割程のミステリは構造欠陥を有してることになると、言うべきなのか悩むんだよぉ。
まあ、ミステリはフィクションですので、設定問題を真面目に考えるのは野暮だと、無茶苦茶な設定で物を書いてる私は思うのです。