2008
さて、本日より、北欧神話に於ける冥界の主を受け継いだヘル姐さんの出番です。どういう訳か、黄龍に関わると中華から離れられなくなる展開になるので、北欧の方では、冥界の部下達がてんてこまいでしょう。
( ・ω・) 大丈夫! 部下は使い潰す為にあるって、叔父貴が言ってた!
【今日も大量だ】
ヘ:たまには、死神として、死者を冥界から甦らせてみるか。
黄:思い付きで言うことじゃないんだよぉ。
朱:お、お母さんをお願いしても良いですかね~。
須:儂も同じのをお願いするきに。
黄:そしてこのマザコン達は、全力で釣り上げられるんじゃないんだよぉ。
【大袈裟な話だ】
月:ズズズ。あぁ、お茶が美味しい。
黄:こっちの黄泉の主は、随分と暇そうなんだよぉ。
月:甦りの能力を持たないと、詰まるところ駐車場の管理人と大差無い。
黄:素性を知らなくてもやっていける。
そんな現代に於ける人間関係の悲喜こもごもを垣間見た気分なんだよぉ。
【国際ルールの明文化を】
ヘ:まあ、残念なことに私が権限を持つのは、
北欧で生まれ、北欧で死んだ奴だけなんだがな。
黄:微妙に、条件が厳しいんだよぉ。
月:その点、大和の黄泉は、日本の領土内で死んだ者なら、
思想宗教、一切関係なく受け入れている。
黄:たまたま野垂れ死んだ人も居るだろうから、
それはそれでどうなのかと思う自分が居るんだよぉ。
【共謀しないことを祈る】
月:ちなみに、北欧で生まれたものの移民として他国に流れ着き、
年老いて帰国しようとした帰りの船で亡くなった場合は何処の管轄に?
黄:何という、マニアックな状況設定なんだよぉ。
ヘ:海で死んだのなら、海神に押し付けるという手もある。
月:おぉ。
黄:この死者の国の主達は、微妙に波長が合う部分がありやがるんだよぉ。
日本人がイメージする死神は、キリスト教のものでしたっけ。あれ。だけどそれって、悪魔の一種ってことか?