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2010

0325

 何だか、最近の雨と暴風と暖かさも相まって、スギ花粉のピークは過ぎたそうです。少なくても去年よりははっきりとボケはしませんでしたねぇ。色々、対策したからでしょうか。麻生内閣時代の、スギ伐採政策が効いたという説もありますが。ちくしょう、仕分けなんかしやがって、その一点だけでも鳩山内閣潰れればいいのに。

( ・ω・) 花粉症の恨みつらみは、猫よりしつこいですよ

「と、とにかく、協力してくんない限り、その宝石は渡さないから――ギャー! 本当、やめて!」
 瓶の口を鼻先に近付けるだけで絶叫にも似た悲鳴をあげるトランスさん。
 うーん、シスの保護者としては止めるべきなんだろうけど、子猫同士のじゃれ合いに類似するものだと考えると野暮の様な気も……。
「ま、もう文字通りの乗りかかった船だし、作戦会議くらいは参加させて貰うけどね」
 やっぱりこのまま一方的に奪うのは気がひけるし、どうも相手の海賊は只のゴロツキっぽいしね。一応は勇者として、話は聞いておくべきだろうと思う。
「う、うーん……ぐふっ」
 何か僕が悩んでる内にトランスさんが気を失っちゃったけど、僕のせいじゃ無いってことでね。

「姉御ー! 死ぬな、死なないでくれー!」
「おいら、姉御の笑顔を忘れないで、生きていこうと思うんだ」
「ところで、次のお頭はどうするんでゲス? やっぱり投票でゲスか?」
「あんた達、あたしの身体が動かないと思って、好き放題、言ってんじゃないわよ!」
 やっぱり、ここの海賊団のノリは、尋常じゃなく明るいって言うか、軽いよね。
「姉御はニンニクの匂いだけはどうしても受け付けないんでやんす。
 命に関わったことは無いでやんすが、身体に力が入らなくなったり、場合に依っては気を失うんで、便利に活用させて貰ってるでやんす」
「あんたも、自分とこのトップの弱点をペラペラ喋ってんじゃないわよ!」
 たしかに、それが敵対する組織にバレたら大惨事だよねぇ。
「俺、野心家でやんす。いつだって、お頭の失脚を願ってるでやんす」
「そんなんだから末席だって、いつになったら気付くのよ!?」
 しかしこんな集団を一応は取りまとめてるトランスさんが、果てしなく大物に見えてきたよ。

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2010

0324

 何でも、ほぼEXILEの専属事務所であるLDHが所得隠しをしてニュースになっているとか何とか。
 何を言う! この国に、脱税などという罪は存在しない! 税務当局と見解の相違があっても、修正申告をして後付け納付をし、気付かなかったと言えば罪は免れるのだ!
 とか思っていたら、LDHサイドの言い分も似た感じでした。

( ・ω・) いやぁ、総理は本当、良い前例を残してくれましたなぁ

「ふーん、シス、そゆこと」
 そしてトランスさんが訳知り顔なのも、一体、どういうことなのさ。
「あんたも大変だねぇ」
「うっさい。ニンニクの油漬けを口に突っ込むわよ」
「うげげ。そ、それだけは勘弁して」
 何か、段々と和気あいあいの仲良し姉妹に見えてきた僕は、感性が間違ってるのかなぁ。
「しっかし、こんなもやしの何処が良いわけよ?」
 もやしって何の話? って、シス、そんな怒った顔のまんま、何処に行くのさ?
「もしかして、本当に気付いてない訳?」
「結局、何の話?」
「こりゃ、シスも苦労するわね」
 え、文脈的に判断すると、シス『で』苦労するじゃなくて、シス『が』苦労するって意味だよね。
 何だか、失礼極まりない話だなぁ。今まで、シスのせいでどれくらい頭を痛めてきたことか。まあ、シスの超感覚に助けられてきた部分も大きいから、トントンとも言うんだけどさ。
「あんた、長生きするわ」
 そして、魔王バラモスに敵対して、明日をも知れぬ身の僕にそんなことを言うなんて、これまた随分と失礼な話の様な。
「あ、シス、お帰り。その手に持ってる瓶、何?」
 何だか、独特の香ばしいと言うか、鼻につく臭気が漂ってくるって言うか。
「ニンニクの油漬け」
「ふ、普通、本当に持ってきたりしないでしょ!?」
 前略、母さん。この旅の中で僕も十六歳になりましたが、この年にして何となく男と女は別の生き物なんだなぁと思わされることが多々あります。え、僕の周りに居る女性が特別ですって。その可能性については、極力考えないようにしていますです、はい。

 

2010

0323

 何でも、小沢氏自ら、生方副幹事長の解任を撤回したそうです。一体、何が始まるんだろうか。ここはいっそ生方氏が、『小沢さんが幹事長を辞めない限り戻らない』って言えば盛り上がりますよね。俺的に。
 小沢氏曰く、『みんなで仲良く』だそうですけど――。

( ・ω・) その本人が不和の素であることは、誰も触れようとしない

「いや、あたしとしちゃ、結果がそれなりなら別に問題ないと思ってるのよ。
 だけど爺さんは、『手を汚す責任を負えるのは、自分とせいぜい数人の弟子だけだ』って言っちゃってさ。
 完全に頭来て、だったらいっそ大義賊団のお頭になってやろうって飛び出した感じ」
 若さが成せる勢いって、恐ろしいものがあるよね。僕も年齢的にはそう変わらないんだけどさ。
「だけどまあ、実際問題、どうなんだろうね」
 本来、今は人間がその力を結集して魔物達に立ち向かわなければならない時代だ。だけど現実的には私腹を肥やすどうしようもない大人もたくさん居る訳で。そんな富を少しでも子供達に還流出来るとなると、トランスさんのやってることもあながち間違いとも言い切れないような……。
「なーんか、あたしと扱い違わなくない?」
「そうかな?」
 たしかに、今みたいな葛藤が湧いてくると同時に、シスには盗みから足を洗って欲しいと本気で思っている自分が居たりもする。
 あれだね。もう長いこと一緒に旅してるから、家族的な発想になってるんだと思う。自分の中の合理的な部分で必要悪を認めておきながら、身内だけは手を染めて欲しくないっていう身勝手さって言うか。多分、そんな感じかな。
「兄と義姉しか居ない僕にとって、シスは妹みたいなものだからかもね。あ、トヨ様もか」
 仮にも一国の主にそんなこと言うのはどうかなとも思うけど、親愛の情ってことで許して貰おうっと。
「……」
 あ、あれ。僕としては近しいってことを強調したつもりなのに、何で目が本気で怒ってる訳?

 

2010

0322

 北教組裏金問題で、幹部二名が起訴されたのを受けて小林議員は、辞職も離党もしないと宣言したそうです。あれ、これってもしかして、リアルに死亡フラグじゃ。いや、議員辞めた方がヤバイって説もありますけど。
 まあ、小林センセが辞めると、小沢センセの分と整合性がとれなくなるとも言えますしね。とはいえ、この二人を切り捨てられないと、毒がどんどん身体に回っていくわけですが。目先の参議院議員選挙の為に政権放り出すリスクを背負えるとは、本末転倒と言うか、なんと言うか。

( ・ω・) まあ、小沢に依る小沢の為の政党に改造されちゃったからしょうがないよね

「分かってないなぁ。後継者ってのは、規模の大小じゃなくて、魂を受け継いだかどうかなんだよ」
「それって、少数派が必ず言うお題目だよね」
 『宗教でよくある展開かな』と付け加えようかと思ったけど、アクアさんが所属するアリスト派はマイノリティなことを思い出して自重した。
「じゃ、少数精鋭で良いや」
 早くも、魂部分がどうでもよくなってる気がするのは、僕の勘違いじゃないよね?
「まー、数の部分で負けてるのは認めるけどさ。連中は所詮、うごーのしゅーって奴だし、船の整備もまともに出来ない連中だから。
 さっきみたいに、大雨の一つも降らせれば戦闘能力無くなるよ」
 ゴメンナサイ。別にあれは、意図してやった訳じゃないんです。
「そういや、一つ聞いておきたいことがあったんだけど」
「ん?」
「何で、お師匠さんのところから飛び出した訳?」
 ダーマで彼女のことを知ってここまでの航海で、何度となく頭をよぎった疑問だ。
「考え方ってか、主義主張の違いだって、シスに聞かなかった?」
「ちょっとは、ね」
 でも細かい部分は当の本人しか知らないし、そもそもシスにそういう機微を説明出来る訳無いじゃない。
「義賊のお爺さんのところを飛び出して、今はかなり義賊寄りの海賊をやってるって、あんま変わりが無いような気がしてさ」
「あー、そゆこと。
 うーん、何て言うかあの爺さん、職人気質って言うかさ。『義賊だなんだって言っても盗みには変わりない』とか言っちゃう訳よ」
「それは、間違ってないよね?」
 おかしいな。お師匠さんがこれで、何でシスはこんなに残念なのさ。

 

2010

0321

 長年の疑問だった、ドラクエ業界の『運の良さ』パラメーター。聞くところに依ると、ラリホーやマホトーンといった補助呪文へ掛かる率に影響してるとか何とか。そう言われると、何か納得。マホトーン食らって右往左往するアレクは想像がついても、アクアは難しいですものね。この、半分、遊び人め。

( ・ω・) むしろMAXパラが255しかないのが悔やまれるレベル

「ほら。バラモス倒すことに比べれば、あんなしょーもない連中ぶちのめすの、ちょちょいのちょいってもんでしょ?」
「うーん、たしかにそれは一理あるねぇ」
 えーと、シスが何だか、余計とも言える同調をしてるんですけど。
 いやいや、アリアハンには、『それはそれ、これはこれ』っていう、ありがたい格言があってだね。
「な、何だか、勇者らしいっちゃ、勇者らしい話だけどさ」
 世間的には、こういった小競り合いを解決して民の信を得るのも、勇者の仕事ということになっているらしい。ノアニールの件で一念発起してその能力も鍛えようと思った僕だけど、よくよく考えてみれば、それ以来の話の気もするなぁ。
「ア、アクアさんは、どう思う?」
 とりあえず年長者に振って、冷静な意見を仰ぐのが良いと判断したんだけど――うわ、何かものすごーく笑顔なんですけど。
 そうですしたね。アクアさんには、世界各地の悪辣な賊を成敗するっていう、もう一つの目的もありますものね。聞くまでも無かったですね。
「ちなみに、その荒くれ海賊団って、どれくらいの規模なの?」
「さっき潰した分で十分の一ってとこかなぁ。残りは全部、本拠地に集結してるって聞いてるけど」
 つまり、残りは大体、三十隻弱ってことなのかな。
「それで、こっちの戦力は?」
「ん? あそこにいるので全部だけど?」
「……」
 えーと、幾らの船を足したとしても五隻な訳で、その比率はざっと五、六倍……。
「いやいや、幾ら何でも、一気に潰すのは無理だって。
 って言うか分派って話だったけど、むしろ切り離されたのはトランスさん達じゃない」
 失礼と言えば失礼だけど、ここはきっちりしておきたいところだと思う。

 

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