何でも、ほぼEXILEの専属事務所であるLDHが所得隠しをしてニュースになっているとか何とか。
何を言う! この国に、脱税などという罪は存在しない! 税務当局と見解の相違があっても、修正申告をして後付け納付をし、気付かなかったと言えば罪は免れるのだ!
とか思っていたら、LDHサイドの言い分も似た感じでした。
( ・ω・) いやぁ、総理は本当、良い前例を残してくれましたなぁ
「ふーん、シス、そゆこと」
そしてトランスさんが訳知り顔なのも、一体、どういうことなのさ。
「あんたも大変だねぇ」
「うっさい。ニンニクの油漬けを口に突っ込むわよ」
「うげげ。そ、それだけは勘弁して」
何か、段々と和気あいあいの仲良し姉妹に見えてきた僕は、感性が間違ってるのかなぁ。
「しっかし、こんなもやしの何処が良いわけよ?」
もやしって何の話? って、シス、そんな怒った顔のまんま、何処に行くのさ?
「もしかして、本当に気付いてない訳?」
「結局、何の話?」
「こりゃ、シスも苦労するわね」
え、文脈的に判断すると、シス『で』苦労するじゃなくて、シス『が』苦労するって意味だよね。
何だか、失礼極まりない話だなぁ。今まで、シスのせいでどれくらい頭を痛めてきたことか。まあ、シスの超感覚に助けられてきた部分も大きいから、トントンとも言うんだけどさ。
「あんた、長生きするわ」
そして、魔王バラモスに敵対して、明日をも知れぬ身の僕にそんなことを言うなんて、これまた随分と失礼な話の様な。
「あ、シス、お帰り。その手に持ってる瓶、何?」
何だか、独特の香ばしいと言うか、鼻につく臭気が漂ってくるって言うか。
「ニンニクの油漬け」
「ふ、普通、本当に持ってきたりしないでしょ!?」
前略、母さん。この旅の中で僕も十六歳になりましたが、この年にして何となく男と女は別の生き物なんだなぁと思わされることが多々あります。え、僕の周りに居る女性が特別ですって。その可能性については、極力考えないようにしていますです、はい。
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