2010
何でも、小沢氏自ら、生方副幹事長の解任を撤回したそうです。一体、何が始まるんだろうか。ここはいっそ生方氏が、『小沢さんが幹事長を辞めない限り戻らない』って言えば盛り上がりますよね。俺的に。
小沢氏曰く、『みんなで仲良く』だそうですけど――。
( ・ω・) その本人が不和の素であることは、誰も触れようとしない
「いや、あたしとしちゃ、結果がそれなりなら別に問題ないと思ってるのよ。
だけど爺さんは、『手を汚す責任を負えるのは、自分とせいぜい数人の弟子だけだ』って言っちゃってさ。
完全に頭来て、だったらいっそ大義賊団のお頭になってやろうって飛び出した感じ」
若さが成せる勢いって、恐ろしいものがあるよね。僕も年齢的にはそう変わらないんだけどさ。
「だけどまあ、実際問題、どうなんだろうね」
本来、今は人間がその力を結集して魔物達に立ち向かわなければならない時代だ。だけど現実的には私腹を肥やすどうしようもない大人もたくさん居る訳で。そんな富を少しでも子供達に還流出来るとなると、トランスさんのやってることもあながち間違いとも言い切れないような……。
「なーんか、あたしと扱い違わなくない?」
「そうかな?」
たしかに、今みたいな葛藤が湧いてくると同時に、シスには盗みから足を洗って欲しいと本気で思っている自分が居たりもする。
あれだね。もう長いこと一緒に旅してるから、家族的な発想になってるんだと思う。自分の中の合理的な部分で必要悪を認めておきながら、身内だけは手を染めて欲しくないっていう身勝手さって言うか。多分、そんな感じかな。
「兄と義姉しか居ない僕にとって、シスは妹みたいなものだからかもね。あ、トヨ様もか」
仮にも一国の主にそんなこと言うのはどうかなとも思うけど、親愛の情ってことで許して貰おうっと。
「……」
あ、あれ。僕としては近しいってことを強調したつもりなのに、何で目が本気で怒ってる訳?