2010
いきなりですが、掲示板にて、アイコンリクを始めました。要綱はあっちに纏めてあるので、御参照下さい。
いや、まあ、アレですね。いわゆるキリリクというのも考えたのですが、やっぱりそれを証明するものがないですし、そもそも大多数はスルーでしょうしね。大昔、17毎にコントのキリリクをやってたのを知ってる人が居たら、かなりの邂逅輪廻通です。頭なでなでしてあげます。
あ、コントのキリリクも、この方式でちょっとやってみようかしらん。何か、-keighさんだけに働かせるのもあれですし。まあ、絵ならともかく、コントでノンジャンルは無茶にも程があるので作品は絞らせてもらうことになるでしょうが。
( ・ω・) もちろん、内容に関しての保証は一切しない自信がある
「理念?」
「うん。『迷った時は子供達の笑顔を最優先』っての」
「何だか、シスより大分、立派なんだけど。今、すごーく、手足を縛ってることに罪悪感が湧いてきたよ」
「えー、あたしもそういう意味では、大差無いと思うけどなぁ」
時たま、自分を知らないって、恐ろしいことだと本気で思う。アクアさんを含めてだけどね。
「でも、ちょっとタンマ。よくよく考えてみたら、今の話が本当かどうかなんて、証拠が全然無いじゃん」
それを言われると、ちょっと弱い部分があるんだよなぁ。
「ほら、こんな色だけ違う、そっくりの宝石があるって、割と後押ししてると思わない?」
「いや、そこんとこはどーでもいいんだよね。
単に兄ちゃん、どう見ても強そうじゃないってのが気になって気になって」
本当、いつになったら少しくらいは風体で武闘派の扱いをして貰えるんだろうなぁ。
「どんな崇高な理念があっても、それを成す力が無ければ何の意味も無いってのがあたし達の考え方だからね。
とりあえずは、その力を見せて貰おうかな」
「具体的に、何をしろって言うのさ?」
「ほら、さっきあたし達と小競り合ってたショボイ奴らいたじゃん。あれって先代のお頭が死んだ時に分派した連中なんだけど、本当、どうしよーもない下衆でさ。いっそこの機会に潰しとこうってことになったの」
「へー」
お家騒動ってのは何処でもあるものなんだね。父と兄が勇者なこと以外、特に変わったところがない一般人の僕には良く分からないや。
「それ、ちょっと手伝って貰えるかな」
「……」
そうですよね。話の流れを正しく解釈すると、どうやってもそうなりますよね。
2010
やべぇ、民主党マジやべぇ。小沢幹事長を批判したら、即時、役職剥奪だってさ。こりゃ旧世紀のクレムリンか、中国共産党って奴だね、マジパネェっすよ。
普天間も『沖縄以外は無理』ってギブアップ宣言出たし、こりゃもう、やべぇ、ぱねぇ、らめぇ。
( ・ω・) 何か、キャラが良く分からないけど、後悔はしていない
「ちなみに、具体的には何をする気?」
「くすぐりとかはどう? 変わってなければ、一応、弱いとこ一通り知ってるし」
君は、何でそう、ナチュラルに扇情させる発言をするかなぁ。
「ねぇ、どうしてそれが必要なのか、聞いときたいんだけど」
不意に、トランスさんが問い掛けてきた。
「世界を救いたいからかな」
「あんた、ふざけてんの?」
え、物凄く真面目な話なんだけど。言葉を省略しすぎたのはまずかったかも知れないけどさ。
「これはオーブって呼ばれる宝珠でね。ほら、こっちの紫のと同じ大きさでしょ」
トランスさんに見せる為に、パープルオーブを取り出して並べてみたけど、寸分違わない上に、輝きから感じる神秘性も引けを取らない。どうやら、これがレッドオーブだっていうのは、ほぼ間違いないみたいだね。
「これが世界中に六つ散らばっててね。全部集めるとバラモス城ヘ乗り込む為の聖鳥、ラーミアが目覚めるんだ」
何だか最近、この説明ばっかりしてる気もするけど、納得して貰うには包み隠さず言っちゃった方が良いだろう。
「……」
一方、僕の言葉をどう受け止めたのか、トランスさんはその目をパチクリとさせていた。
「シス。あんた、バラモス倒そうとしてんの?」
「うん、どーも話の流れから察するにそんな感じみたい」
アリアハンを旅立ってから一年以上が経ったけど、シスの意識改革は余り進んでいない。
まあ、らしいって言えばらしいから、良いんだけどね。
「という訳で、僕達はどうしてもこれが必要なの。要望には出来るだけ応じるから、譲って下さい」
「う~。世界を救うとか言い出したら、あたしらの海賊団じゃ、理念的に断れる訳ないじゃん」
2010
何だか、鳩山総理が三月中に纏める予定の普天間移設先について、公表しない考えだそうです。え、密約でわざわざ叩いておこうと画策しておいて、自分達は結局、密室政治ですか。最近では、投げた瞬間にブーメランが刺さるという荒業も、普通のことの様に見えてきました。
( ・ω・) こう、腕が長いアイーンみたいな感じで後頭部にぶち当ててると思うんだ
「最初は首飾りにしようと思ったんだけどさ。穴どころか傷一つ付かないし、紐が首に引っ掛かったりしたら危ないから懐に入れとこうって思ったってだけ」
か、神様が作ったって話の宝石に穴を空けようとか、やることが無茶苦茶すぎて、やっぱりシスの姉弟子だなって思わされる訳で。
それと世間では、胸と服の間に放り込んでおくことも、『懐に入れる』って言うんだろうか。また一つ、無駄な疑問が増えたよ。
「つーか、返せ! それ、凄く綺麗で気に入ってるから、誰にも渡す気なんて無いんだからね!」
「へへーんだ。あたしの商売忘れちゃったの?
義賊が海賊から物盗んで、何が悪いって言うのさ」
いや、何がどういう状況だろうと盗み自体は基本的に悪徳だと思うよ、うん。
「これの何処が義賊なのよ! 完全に強盗じゃない!」
それにしても、自称義賊と海賊の頭目が言い争ってる様って、考えさせられるものがあるよね。
「えーと、トランスさんにも色々と言い分はあると思うんだけど、僕達、どうしてもこれが必要なもんで、何とか譲ってくれないかなって。
お金で何とかなるんだったら、出来る限りのことは考えるし」
とりあえず、アッサラームで荒稼ぎした分は殆ど手を付けてないし、場合に依ってはクワットさんに支援を求めるという手段もあるんだけど――。
「こんな真似しといて商談とか、あんた頭おかしい訳!?」
うん、僕もこれが普通の反応だって思うよ。
「なーんか、立場を分かって無い気がするなぁ。素直になるように、色々しちゃおうか」
そして仲間のシスの意見の方が同調しきれないってのも、どうなんだろうなぁ。
2010
クロマグロの商取引制限が問題となっていますが、アメリカとEUがタッグを組んで日本の不利益になることを推進してるってだけで胡散臭くてしょうがないです。歴史的に鑑みて。
あれでしょ。どうせ一世紀単位で見たら、バカバカしくてしょうがない提案なんでしょ、鯨の時みたいに。シー・シェパードが本気出してるだけで信用出来無い訳ですが。
( ・ω・) まあ、そういう意味ではどっちも先入観で先走りすぎてるって感じもしますが
『ザメハ』
「みぎゃあぁぁぁ!?」
ザメハは、神経を直接弄るようにして覚醒を促す呪文だ。この不快感は、実際に受けたものにしか分からない。ガラスを爪で引っ掻くと言うか、傷口を海水で洗うと言うか。感覚が鋭いだろうトランスさんには、尚のことだろうねぇ。
「ぜぇ……ぜぇ……て、テンタクルスが、テンタクルスが真っ赤になって襲ってきたし……」
一体、この短時間でどんな夢を見てたんだろうか。ちょっとだけ興味が湧いてきたよ。
「……」
「やぁ、トランス。久し振りだけど、結構、元気みたいだね」
「両手両足を縛って対面するのが、五年振りに会った姉弟子に対する仕打ち!?」
「戦時中の交渉は、双方の武力情勢で優劣が決まるのは、世の中のじょーしきじゃん」
物凄く真っ当なことを言ってるのに、シスの口から出てると思うと疑わしくなる辺り、困ったものだと思う。
「んで、レッドオーブについてなんだけど」
「こんなことされて、口にすると思ってんの?」
「別に喋んなくてもいーよ。大体、当たりはついてるから」
言ってシスはトランスさんの胸元に腕を突っ込んで――って、いきなり何してんのさ!?
「ちょ、くすぐったいって、そこはマジやめてってば!」
えー、こんな時に何なんですが、男の子の煩悩って、面倒なものですよね。
「よっと」
おもむろに胸に巻いた薄衣の中から取り出したものは、握り拳程度の赤い宝玉だった訳で――あれ、えーと、うーんと……。
「とりあえず、何でこんなところに入れてたか教えてくれると嬉しいんですが」
2010
先日、石川県知事選で、谷本氏が5選を達成したというニュースを聞いて、何か凄いなぁと思いました。ん? でも待てよ。日本で一番長く連続で知事をやったのも石川じゃなかったかと思って調べてみました。そして驚愕の事実が発覚。石川県って、戦後、知事が四人しか居ないんですね。
都知事も結構再選しますけど六人居る訳で。1963年からまだ二人目だって言った方が驚きかも知れませんね。2014年までですから、半世紀で二人です。
( ・ω・) 一体、どんな土地なんだ、石川県
「姉御ぉ。だからいい加減、男作った方が良いって言ってるじゃないすか」
「そうでゲス。完全に欲求不満でゲス」
「姉御言うな! そして話を下品な方に持ってくな!」
何て言うか、もしかしてこの海賊団、僕達と同じくらい脳天気な集団なんじゃないかって、本気で思っちゃったよ。
「ところで姉御。いつから三本腕になったでやんすか」
「だーかーらー……三本腕?」
うげげ。しまった、着地の弾みか時間切れか、右腕が半分位見えちゃってるし。
『ル、ルーラ』
こうなったら、当初の予定通りに、ことを遂行するとしよう。
僕はトランスさんの手首を掴み、急ぎ、高速移動呪文を口にした。
「うにゃあぁぁ!?」
「あ、姉御が空を飛んだ!?」
「海賊の次は空賊って訳ですかい! 流石は姉御、いつだって俺達の度肝を抜いてくれるぜ!」
「あんた達、後で憶えてなさいよ!」
「大丈夫です! 昨日以前のことは、反省以外全てを忘れるのってのが、姉御の口癖じゃないですか!」
「……」
完全無欠に論破されて、ぐぅの音もでないトランスさん。
僕も完璧に納得しちゃって、感嘆の声の一つも漏れでてきそうだよ。
「よっと」
「お帰りなさいませ、ですわ」
「はにゃ~……」
帰還は、特に問題なく着地成功っと。後は、トランスさんを無力化させないと。
「はっ、あ、あんた達、何のつもりでこんなこと――」
『ラリホー』
「くーくー」
正気に戻った矢先に、アクアさんの催眠呪文が見事に決まり、今度はお昼寝タイムへと突入する。
うーん。何て言うか、立場を考えると同情したくもなるけど、こっちにも目的がある訳だし、とりあえず手足は縛らせて貰うとして、と。