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 甘酒と呼ばれる飲み物があります。アマザケと読みます。醴酒(コサケ、レイシュ)、一夜酒(ヒトヨザケ、イチヤザケ)という別名もあります。白米を粥にして米麹を混ぜ、一晩くらい発酵させたものの総称です。この製法だと澱粉の分解が進んで甘さが増しながらも、エタノールがほぼ含まれていないので気軽に飲めます。酒の名は、これを長期間行うと日本酒になるところから来ているとのことで、酔っ払う成分とは関係がありません。一方、酒粕を混ぜる方法もありますが、これだとアルコール分が残ってしまい酒税法に引っ掛かることもあります。大々的に販売でもしなければ、捕まりはしないっぽいですけど。日本での歴史は実に古く、日本書紀に記載が確認される程です。それも数百年前の神事に使われたというのですから、短めに見積もっても1500年は前の話かと思われます。源流は例に依って中国にあるそうですが、現代の甘酒は独自進化を遂げたオリジナルの存在です。何なら麹菌自体が日本にしか残されていないらしいですし。滋養強壮に良いので、江戸時代には庶民の栄養剤的な立ち位置を確保していました。そんなこともあってか、夏の季語でもあります。考えてみたら人生であまり飲んだこと無い気がするので、試してみようかなと思う次第です。

(・ω・) 冬は冬で温まれて、中々の無敵っぷりだ

【直視できる時点で相当なもんだよ】
朱:人間社会では栄誉を称えて銅像を建てますけど、
 あれって嬉しいんですかね~。
黄:名誉欲が高いほどに喜ぶんだよぉ。
朱:気恥ずかしさが上回る方も居る訳ですか~。
黄:というか生きてる内に作るようなのは本人主導だし、
 自己顕示欲以外は無い気がしてならないんだよぉ。


【現役時代の方が実感薄かったかも】
朱:聖獣の姿なら、四神は見栄えしそうです~。
黄:ただの宗教的な工芸品なんだよぉ。
朱:飾りにするか、仏像っぽく拝む感じになりますね~。
黄:その様を客観視すると照れるんだよぉ。
朱:仕事の内ですから~。
黄:今更ながらなんという職に就いていたんだと、
 辞めて千年以上経つのに思わされるんだよぉ。


【あまりに定説から掛け離れてると封印されるぞ】
玄:巨大な墓を建てるというのはどうでしょう。
朱:話が見えてきません~。
玄:ピラミッドやタージ・マハルの様な大型墳墓を作り、
 玄武が崇められていたかのように偽装するんです。
黄:回りくどい作戦なんだよぉ。
朱:既存の史書を改竄するのは難しいですし、
 新発見とするには有りな気がします~。


【ロボット向けの仕事ではあるけどそれで良いのか】
黄:そんなデカブツを、今更どうやって見付けさせるんだよぉ。
朱:世界中が衛星で監視されてる時代です~。
玄:地中か水中に隠れてたとかですかね。
黄:どれだけのプロジェクトになるんだよぉ。
玄:理論上は、私個人でも時間さえ掛ければいけます。
黄:千里の道も一歩からとか言うけど、
 赤ん坊が這い這いで大陸縦断するくらいの無謀さなんだよぉ。

 玄武の記憶システムがどうなってるのか知りませんけど、千年くらい墓作りに没頭したら、当初の目的を忘れそうではあります。そして何の為のものか不明な遺跡だけが残され、大いなる謎として歴史に刻まれることでしょう。
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 零戦と呼ばれる戦闘機があります。レイセン、或いはゼロセンと読みます。零式艦上戦闘機の通称です。旧日本海軍を代表する存在で、その知名度は戦艦大和に匹敵する程と思われます。当時の軍用機は、皇紀の下二桁を冠する規定がありました。西暦1940年は皇紀2600年に相当するので、こういった名前になったのです。現代の感覚だと、究極や始原という意味で付けた雰囲気がありますけど、単なる偶然だったりします。仮に一年ズレて九九式や壱式になっていたとしても、これはこれで良い感じなんですけど。機体としては最高速度と運動性能、そして航続距離が優れていました。つまりは徹底した軽量化の賜物です。その完成度の高さから、改良を加えながら終戦まで生産が続けられます。その総数は一万機くらいとされています。しかし大戦後期には米国製と比べて抜きん出ていると言い難くなり、苦戦を強いられます。良くも悪くも、傑作を超えられないというのはありがちな話です。未だにAK-47の後継やコピー品が現役な訳ですし。耐用年数で仕方なく買い替えたものの、前のが良く出来てたよなと感じる経験はどなたにもあるんじゃないですかね。

(・ω・) 思い出補正もあるから、客観的にどうかは怪しいけど

【暴力団員であることを隠さず警察官になるくらいには】
月:何をしたら、公認天使になれるのだろう。
黄:悪魔扱いを気にしてたとは意外なんだよぉ。
月:というか、両方に所属して良いとこ取りしたい。
マ:発想が小賢しいで。
黄:悪魔の思想からして追い出したりはしないだろうけど、
 天使入りのハードルがとてつもなく高くなるんだよぉ。


【同時代に千人くらい居たら価値がなくなりそう】
朱:単純に、天使さんの真似をするのはどうでしょうか~。
月:あいつら、普段なにしてんだ。
メ:欲に負けず己を律しろと説いてる、らしい。
黄:何で伝聞なんだよぉ。
メ:私が直接行くと、メシアが量産されるから。
朱:影響力が大きいというのも、考えものです~。


【社長も三代目はドラ息子と相場が決まってる】
月:私がその発言をして、説得力があるとでも。
朱:世の中、月読さんを知ってる方ばかりじゃありません~。
マ:そこそこ偉いんやし、演出を凝ればチャンスはあるで。
黄:こうやって宗教は虚飾に塗れるんだよぉ。
メ:カリスマが何代も続くはずないんだから、
 ハリボテを作らなければ継承できやしない。


【江戸時代の貧乏御家人みたいな感じか】
月:賄賂で末席に潜り込めないものか。
黄:爵位も売買されるようになったら末期なんだよぉ。
朱:成金天使って響きが酷いです~。
マ:没落貴族ならぬ、没落天使が誕生しそうや。
月:神様側に所属してる限りは悪魔じゃないんだろうけど、
 居場所が無くなったら時間の問題な気がする。

 善悪は別にして、それなりの地位と名誉は金銭で手に入れることが可能です。バレバレだと、成り上がり扱いされてあんまし尊敬されない訳ですけど。ガワを持っていると便利ですが、万能でも無いのが良い塩梅なのかも知れません。

 免罪符と呼ばれるものがあります。メンザイフと読みます。カトリック教会が発行した、罪の減免を認める札のことです。贖宥状、贖宥符、免償符などといった他の和訳もあります。始まりは十字軍の時代で、聖戦に貢献する手段という名目で行われました。参戦が出来ない、或いはしたくない層が金で済ませたと言い換えても構いません。遠征が落ち着くに連れて規模も縮小されていきましたが、16世紀初頭、レオ10世の代に事態は大きく動きます。聖ペテロの墓上に建てられたサン・ピエトロ大聖堂の大改築が進行中だったものの、予算が足りなくなってきました。彼自身の浪費癖も影響していたとされています。そこで信徒に対し、この御札の代償に寄進すれば、あなたの後ろ暗い過去は赦されますよという商売を大々的に始めた訳です。煽り倒した成果なのか、人とは罪業に怯える生き物なのかはともかくとして、大ベストセラーになります。同時に、カトリックそのものの権威が根底から揺らぎ、マルティン・ルターに依る宗教改革へ繋がったというのは余談としまして。現代では、罪過に対する言い訳的な大義名分の比喩としても使われます。免罪符があれば多少の悪事は平気でこなしてしまう辺り、心なんて脆いものだと言えるのかも知れません。

(・ω・) そういうストッパーが端から無いのを、サイコパスと呼ぶ

【非論理的な方がロマンスは成立しやすい】
朱:黒猫さんは不幸の前触れと言いますけど、
 白猫さんはどうなんでしょう~。
猫:なーご。
朱:『お前は俺と出会って幸せになっただろ』ですって~。
白:それ、柄と何の関係も無いんじゃ。
黄:何なら猫である必要性すら皆無なんだけど、
 ちょっといいセリフ風なのがズルいんだよぉ。


【心構えがホワイトなら問題無いで押し切れ】
黄:一般論として、白い獣は崇められるんだよぉ。
白:ほほぉ。
朱:たしかに白虎さんが聖獣なのって、
 理由の九割くらいが見た目ですよね~。
白:色付きだけど優秀な虎が居たらどうすんだろ。
黄:今時そんなことに拘ってられない感はあるけど、
 形を重視するなら脱色剤でも使えば良いんだよぉ。


【強固な否定と前フリの境界線は曖昧だ】
朱:猫さんって、蛇さんが苦手らしいんですよ~。
黄:細長いものを誤認して警戒するとは聞いてるんだよぉ。
猫:まーご。
朱:『試すなよ、絶対に試すなよ』だそうです~。
黄:余計なちょっかいを掛けたくなる言い回しだけど、
 単に朱雀の脚色にも思えるんだよぉ。


【感覚じゃなく明確な情報を子孫に残してくれ】
猫:にゃーお。
朱:『先祖が連中に痛い目あわされてた』ですって~。
黄:遺伝子に刻まれた記憶とやらも、バカに出来ないんだよぉ。
朱:虫さんを嫌悪する人が多いのもそれでしょうか~。
黄:毒にやられたか食い殺されたか、
 いずれそこら辺を科学的に解明できる日が来るかもなんだよぉ。

 猫の死角にキュウリを置いておくと、気付いた時にビックリすることが多いようです。単なる野菜にしては大仰なので蛇と勘違いしているという説がまことしやかに囁かれています。猫の心の内なんて謎オブ謎なので、本当なのか分かりませんけどね。

 害獣ハンターと呼ばれる仕事があります。文字通り、殖えると人間社会にとって厄介な鳥獣を成敗するだけのシンプルな職業です。農作物を荒らすイノシシ、シカ、カラスなどが代表例です。沖縄のハブのように、生命の安全を脅かす場合も対象と成り得ます。こういったのに対して、地方自治体から報奨金が出るのです。一匹、一頭、一羽辺りナンボと設定されていることが多いようです。その為、地域に依って獲物や金額がガラリと変わる特徴を持っています。他にも建物内で繁殖したネズミなどを相手取り、個人や法人を顧客とする業態があるようです。野生動物を狩るには、狩猟免許が必要になります。都道府県の講習を受け、適性審査をパスし、手数料を払えば大抵の方が取得できます。これは網、罠、銃と複数種類が存在していて、他の手段を用いるのは違法です。場合に依って肉、皮、角、骨などを売却して利益を得られます。これで生計を立てられれば、立派な専業猟師になれる訳です。もちろん苦労は多いようですが、令和の日本にもマタギは存在しているというお話でした。

(・ω・) カラスハンターとか、とんでもない復讐されそう

【阿吽の呼吸と呼ぶにはあまりに一方通行】
則:ほむ。
朱:良からぬことを考えてそうな顔です~。
黄:あれは空腹な気がしたけど実は勘違いで、
 感情を持て余してるんだよぉ。
朱:どうして分かるんですか~。
黄:長いこと面倒見てるんだから当然かと思ったけど、
 冷静に考えると自分でも意味不明なんだよぉ。


【他人の心中を証明するのは不可能だからな】
黄:朱雀だって、言語かすらも怪しい、
 ドラ猫や赤龍の発言を意訳できるんだよぉ。
猫:なーご。
朱:言われてみればそうです~。
黄:以心伝心と言えなくもないけど、
 思い込んでるだけの可能性を永遠に捨て切れないんだよぉ。


【下剋上させない為に道徳があるとも言える】
則:不死鳥は炎の中から蘇ると聞くが、
 そちを燃やしたらどうなるのじゃ。
朱:本当に実験しそうなのが恐ろしいです~。
黄:何事も思い付くまでは誰にでも出来るけど、
 実行に移せるかが成功の分かれ目なんだよぉ。
朱:倫理観がここまで壊れてないとのし上がれないなら、
 考えを改める方も多いんじゃないでしょうか~。


【洗脳という最終手段もあるぞ】
亜:なんか話題に上がった気がするんだけど。
朱:常識に囚われない方がもう一名居ました~。
黄:能力まで備わってるのに、
 社会性が欠如してると燻る例でもあるんだよぉ。
朱:凄さは認めても、組みたいとは思えませんし~。
黄:他人を動かすには利点か人徳のどちらかが必要だけど、
 その件に関しては期待するだけ無駄なんだよぉ。

 歴史に名を残すというのは大袈裟にしても、それなりに大きなことを成すには、発想力、行動力、人脈、そしてある程度の運が必要です。こうして並べると、結果が出てからあーだこーだ言う人物が如何に矮小かが伺えてしまいます。概ね私のことであるのは、敢えて否定しないでおきます。

 牛車と呼ばれる乗り物があります。ギッシャ、ギュウシャ、ウシグルマなどと読みます。文字通り、牛が牽引する車両のことです。日本では主に平安時代の貴族が乗っていたので、権威の象徴的な印象があるかと思われます。この場合をギッシャとし、運搬が目的であればギュウシャ、ウシグルマと使い分けることがあるようです。牛に曳かせる車というだけなら、日本書紀に記述が確認できるほど古いものなのだとか。当時の上流階級は乳製品を口にしていたので、容易に流用できたのが理由です。私達がイメージする立派な屋形が付いたタイプは、平安時代に発展しました。身分に依って使用できる車種が決まっていて、一目で乗車している人のランクが分かるようになっています。後に武家の時代がやってきますが、南北朝くらいまで行くと官位の上では高位でなくなるので、使う機会が減ります。単純に、実用性が低いというのもあるでしょうけど。結果として廃れていき、一部の儀礼を除いてほぼ見掛けなくなった訳です。ちなみに日本で馬車が普及しだしたのは明治に入ってからだそうです。そう言われると江戸が舞台の時代劇では、駕籠で移動していた気がします。都会では馬を養うのが難しく、逆に田舎だと道が荒れていて非効率なのが理由なんですかね。日本人にとって車輪はあくまで荷物用で、人間の為のものでは無かったのかも知れません。

(・ω・) 人力車の誕生も、幕末くらいなんだとさ

【神輿に乗せるのは派手じゃないといけない】
月:日本お嬢様協会から除名処分を食らった。
黄:何をしたんだよぉ。
月:むしろ家格の割に地味なのが悪かったというか。
朱:お飾りにもなれなかったということですね~。
月:表現として何一つ間違っちゃいないんだが、
 そこまで的確にクリティカルヒットされると傷付くぞ。


【極まると扱いがどうでもよくなるからな】
月:男神説もあるから、お坊ちゃん組合への加入を検討している。
朱:そちらでのし上がって復讐する流れでしょうか~。
黄:こんな疫病神が役立つとは思えないんだよぉ。
朱:既視感があると思ったら、ババ抜きでした~。
黄:とはいえ神様として考えた時、
 押し付けられるのが嫌な時点で存在価値はあるんだよぉ。


【自ら正体をバラす忍者は居ないけど他にあるだろと】
白:職業欄に狩人って書いたら怒られるだろうか。
黄:実態が伴ってるかは別にして、
 基本は自己申告制なんだから好きにするんだよぉ。
朱:私も海外に行った記憶がほとんどありませんけど、
 旅人で申請して良いですかね~。
黄:カモフラージュする目的があるにしても、
 少しはバレにくいのを選んで欲しいんだよぉ。


【首席宰相ってだけで凄い訳じゃないのと一緒】
黄:何でそんなこと言い出したんだよぉ。
白:白虎だと通称と混同して紛らわしいじゃん。
朱:ですけど、一発で特定が可能ですよ~。
黄:唯一無二の肩書は、大物の証なんだよぉ。
白:実力が見合ってないと痛々しい気もする。
黄:それに関しては、
 四神の名に恥じない働きをしろとしか言えないんだよぉ。

 日本で剣聖と呼ばれるのは、一般的に上泉信綱と塚原卜伝のいずれかです。このくらい範囲が狭いと紐付けは容易です。逆に剣豪は対象が多すぎて、称号以上の意味合いが減るのかもという話なのでした。


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