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 某ネット麻雀で、九蓮宝燈を出したことがあります。それも、フリテン無し、萬子の、純正で。え、何、俺死ぬの? とちょっと思いましたが、下家が離席していたことと、所詮、ネット麻雀だからという二点からノーカウントということにしました。こんなところで運を使ってる場合かとも思いますが、運って一生の総量が決まってる物なのかという議論もあります。確率は絶対に偏らない派と、ゆらぎが生じる派は、永遠に対立していくのです。

(・ω・) 結局は結果論じゃん派の私が、上から見下ろします

【空気を読む訓練的な】
朱:初代玄武さんって~、どんな方だったんですか~?
玄:はい?
朱:今の玄武さんが三代目で、その開発者が二代目だっていうのは知ってるんですけど~、
 その前については聞いたことが無いんですよ~。
亜:いい質問ね。そう、あれはまだ天動説で世界が回っていた頃、
 地球を支える象を支える亀が実は初代で――。
黄:とまあ、この戯言はサラリと流すのが吉ということを感じ取って欲しいところなんだよぉ。


【辻褄は合うな】
黄:一言でまとめると、人格者だったんだよぉ。
白:長いこと、聞いたことがない言葉だね。
黄:六百年くらい前に天寿を全うして、これが二代目になったんだよぉ。
朱:黒龍さんが眠りに就いたのが五千年は前ですから~、
 四千年以上も守護されていたんですか~。
白:黄龍が麒麟に追い出されたのが千二百年前くらいだっけ。
黄:五龍時代から唯一、休みもせず働き続けてる青龍は、
 実は三交代制なんじゃないかと、ちょっと疑ってるんだよぉ。


【さりげに自分は除外】
青:あの頃は、少なくても一人は堅実な方がいるというだけで、随分と楽でした。
黄:こっち視点だと、青龍と合わせて二人は当てになるという、最高に近い環境だったんだよぉ。
白:何だか、微妙にトゲがあるような?
朱:気のせいですよ~。
玄:龍のウロコが毛羽立っているのは、極普通のことですよね。
黄:これらの発言が狙ってるのか、素なのか、
 誰にも判断しきれない時点で青龍の悩みは尽きないんだよぉ。


【否定しようがない事実】
白:安定してるっていいことのように見えるけどね。
  革新は常に、常識の殻を破ったところから出てくるんだよ。
青:平時の内政に、革命的転換は必要ありません。
黄:バッサリなんだよぉ。
玄:ですが私が知る限り、中国史の大半は乱世のようなものなのですが。
青:……。
黄:青龍が反論もせず目を逸らすとは、意外と珍しいものを見た気がするんだよぉ。

 青龍がどれだけ有能でも、個人で社会の混沌を押し留めることなどできないのです。です。
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 横綱白鵬が判定に物申したことが物議を醸しています。朝青龍の時もそうでしたが、横綱としての品位に欠けるというのが問題なのだそうです。まあ、言いたいことは分からんでもありませんが、相撲をそんなに見ない方の私としてみると、そもそも横綱に推挙したのはあなた方でしょうと思わなくも無いのですが。大体、横綱になれる基準が、連続優勝しただとか、何勝以上コンスタントに勝ってるだとかばかりが全面的に押し出されている様な気がします。そんなに精神性を重要視するなら、人間性に問題ありと判断したら、どんなに強くても横綱にしなきゃいいんです。若者が全く相撲取りになろうとしないこの世の中で、そんな人材がホイホイ角界入りするかは知りませんけど。外国人だから日本の精神を理解できないという議論も、ナンセンスです。門戸を開放するっていうことは、とって食われるリスクを背負うということです。植民地政策をしていた百年前から、何も成長していないと思う次第です。

(・ω・) 朝青龍好きだった私は、未だに件の件を許していない

【不自然な色の落とし穴的な】
朱:何にしましても、その言葉遣い、独特ですよね~。
マ:せやろか?
黄:朱雀にだけは言われたくないと思うんだよぉ。
メ:ツッコんだら負け、ツッコんだら負け、ツッコんだら負け。


【それでクシャミのつもりかい】
月:日本で言うところの、関西弁に似てるような、そうでもないような。
マ:天界や魔界に、近畿地方があるわけないやろー。
黄:この、微妙にモヤモヤした感じはなんだろう、なんだよぉ。
月:まあ、うちのバカ弟も広島弁の様な謎の言語を用いてるし、大した問題ではないか。
須:へっくすぶるぁ!


【徳川家康のことだよ】
マ:こまいこと気にしとったらあかんでー。言葉なんて、通じればええんや。
月:関西人っぽくない。あいつら、関東的な言葉を標準語って言うことすら反発するのに。
黄:何か、偏見があった気がするんだよぉ。
朱:そもそも日本神話って、伊勢より西がメインの舞台じゃなかったですっけ~?
月:私は、権力者には逆らわない。権現様がお江戸を都として以来の関東信者。
黄:だったら姉に対しても従順になれと、言っても聞く耳持ちゃしないんだろうなと思うんだよぉ。


【新陳代謝は大事だよね】
朱:ふに~、悪魔と言っても、月読さんと同じくらいの悪さなんですね~。
黄:それは充分、アウトラインを跨いでる気もするんだよぉ。
マ:日本にも、なかなか見所がある奴がおるんやなー。
 どや、ウチと本格的に悪魔やらへんか?
月:ふっ、そんな既成の枠に嵌めようとするなど底の浅いことを。
 私が、真の全知全能となる日を、心待ちにしているがよい。
黄:このニートがいつかビッグになってやると言っているみたいな感じ、
 堕落の悪魔ベルフェゴールと入れ替え戦をしてみてもいいのではなかろうか、なんだよぉ。

 悪魔編、これにてひとまずの完結。中々の良キャラだと、自画自賛です。

 スカベンジャーという言葉があります。腐肉食動物、ないしは屍肉食動物と訳されるのですが、他の動物が狩ったものを横取りしたり、行き倒れになった動物の肉を食べるのを専門とする肉食獣のことらしいです。ハイエナやハゲタカが分かりやすい例にあたると思います。彼らは優秀なハンターでもあることはともかくとして。
 このスカベンジャーという言葉、戦隊っぽくないですかね。屍肉戦隊スカベンジャー。うん、ちょっといけそうじゃないですか。ハイエナグレーまでは思いつきました。顔がちょっと貧相というか、いやらしくなるのは、御愛嬌の内ってことで。

(・ω・) あいつらも、顔でイメージを作られた悲しい存在なのじゃ

【性善説と性悪説的な】
月:まー、神様っちゅうても、爪楊枝の神様とかもおるんやでな。
黄:うつってる、うつってる、なんだよぉ。
メ:天使と違って、悪魔はすぐに侵食する。だからこそ、日々の心がけが大事。
マ:人間らしゅう生きるんが、大切なことなんやでー。
黄:この会話、平行線の様で、本質的には同じことを言ってるような気がして、
 少し考えさせられるものがあるんだよぉ。


【使いこなせない高級食材】
朱:ふに~、てなもんや、っちゅうわけやあるもんですかいな~。
黄:訳の分からないことになってるんだよぉ。
月:白地というか、透明だから、実に染まりやすいのかと。
マ:こりゃ、たしかにおもろい素材やな。化けるかも知れへんで。
黄:正直、現状で誰も扱いきれてないのに、これ以上とか言われても、
 げんなりという感情しか出てきやしないんだよぉ。


【贖罪の本質を問う一石】
月:免罪符とかいう、悪魔が発想したとしか思えない教会の産物。
マ:ここだけの話、唆したのはウチらやでー。
メ:貴様か!
黄:今明かされてしまう、衝撃の事実なんだよぉ。
マ:金っちゅうんは、労力の結晶や。
 それを罪の対価にするんに、なんの不都合があるっちゅうねん。
黄:一理ある様で、じっくり考えてみるとやっぱり詭弁な訳で、
 悪魔の口のうまさは、中々に厄介なんだよぉ。


【悪魔ってそういうものじゃ】
朱:閃きました、将来やってしまいそうな悪事に、
 前払いでお金を払っておくというのはどうでしょうか~。
黄:ひっでー発想なんだよぉ。
マ:悪いことしてもたら消えてまう札を作れれば、説得力が出そうやな。
黄:そして、この追い打ちを掛けるような具体案、
 もしや悪魔は、何と混ぜても危険なのではなかろうか、なんだよぉ。

 天使より悪魔の方が生き生きとしている辺りが、昨今の世相を反映しているのかも知れません。

 マモンが関西弁的な言葉を用いるのは、強欲の悪魔→がめつい→大阪商人→ぼちぼちでんなー、からきています。よくよく考えなくても酷い経緯ですが、世の中、そんなものです。須佐之男が広島弁的な言葉を使うのも、高天原を追い出されて降り立った土地が広島ら辺という伝承に由来するものですし。私は方言どころか、時たま標準語すら怪しいくらいなので、割と適当な言語体系ですが。神や悪魔が、正確な方言を使う訳ないじゃないですか。

(・ω・) 黄龍や朱雀の語尾も、きっと訛りの類に違いない!

【犯人はいつだって青い鳥】
月:悪魔と煩悩の発生、どちらが先という思考遊びができるな。
朱:ニワトリとタマゴのアレですね~。
メ:人が欲どしいから悪魔が生まれたのか、悪魔がいるから欲どしいのか。
 と言うか、知恵の実を食べるように唆したヘビは悪魔の化身だったような?
黄:そして、ヘビという単語が出てきただけで、一斉にこっちを見やがるんじゃないんだよぉ。


【ここまで悪魔が似合うとは】
マ:一度、天使達が知恵の実を食べたらどないなるか実験してみたいんや。
月:同じことを、朱雀に試したい。
黄:そしてこの意気投合っぷり、さすがは公認悪魔だと思わされたんだよぉ。
月:世の真理を少しでも解き明かしたいというこの心持ちが強欲と言うのなら、
 私は、神に逆らうことも辞しはしない!
黄:いや、あんた定義は多少違っても、一応は神様そのものだし、
 堕ちた天使が悪魔になるのと似たようなものなんだよぉ。


【ピンク色の象に近いモノ】
朱:マモンさんとは、初対面の割に話しやすいですよね~。
黄:近来にない馴染み方なんだよぉ。
マ:まー、徳を積まんと会えんちゅう、訳分からん縛りしとる天使とちごて、
 悪魔は誰の心にもおるからな。
メ:天使だって、二日ばかり寝ずに仕事をすれば、案外出会えるもの。
黄:その時に見たものが本物の天使かどうかについては、
 ここではコメントを避けさせてもらおうと思うんだよぉ。


【あえて責任は取らない】
月:閃いた、神様に会える権利が時たま当たるオミクジを販売しよう。
黄:昨今の世相に毒されすぎなんだよぉ。
月:人ってのはな、時たま当たるからこそ、快感を得られる生き物なんだぜ。
マ:えー目の付けどころやな。ウチも乗ったるでー。
黄:ひょっとして、この二人を出会わせてしまったのは、
 色んな方面にとってまずいことなのではと思わなくもないんだよぉ。

 ギャンブルで射幸心を煽るのと宗教で危機感やらを煽るのは、本質的に何が違うのかと危険な発言をしてみます。

 何やかんやで、ここに書かれた黄龍ちゃんもまとめて載せるようになりました。その副題というか、末尾の何だかよく分からない単語は『プリンシパル』。歌劇の方のバレエにおける主役級ダンサーのことなんだそうです。黄龍ちゃんは全員が主役級ということを言いたいんですよ。無論、今こじつけたんですが。他の候補としては、パルテノンとか、ポセイドンとかもあったのですが、ギリシャが関係なさそうなのでボツりました。じゃあバレエと何か関わりがあるのかと言われると、多分、全く無いんでしょうけど。 
 そして、これまでのシリーズをまとめると、ラグナロク、イノセンス、プティアンジュ、フォルテシモ、インフェルノ、セイレーン、アラヤシキ、エンプレス、プリンシパル、と、統一性がありそうでないですね。神話が絡んでたり、そうでもなかったり。まあ、雰囲気ですよ、雰囲気。何でラグナロクなんて付けたんだと言われると、それ以外の記憶がありませんし。

(・ω・) そもそも、黄龍ちゃん自体、雰囲気で進んでる訳だからな

【悪徳商法への警鐘的な】
朱:そういえば~、悪魔との契約ってありましたよね~。
マ:お、やってみるか、嬢ちゃん。
黄:やめとけ、なんだよぉ。
朱:クーリングオフが適用されるなら考えてみます~。
マ:そん時は、期間の七日が過ぎるまで、強制的に眠らさせてもらうでー。
朱:ふ、ふに~。
黄:この様に、悪魔との知恵比べに勝つのは実に困難であり、
 生半可な思い付きや覚悟で挑んではいけないものなんだよぉ。


【経験値が違うもの】
月:それでも私だけは、私だけは裏を掻いて一泡吹かせられる。
黄:完全に、ギャンブル中毒の思考回路なんだよぉ。
マ:三つも願いを叶えておいて、魂は後払いなんて破格の条件やで。
 少しくらい遊びの要素は入れな不公平やないか。
月:ちなみに、願いを叶えた後、納得した奴は居るのか。
マ:おるわけないがな。
黄:顧客満足度ゼロという斬新な契約だけど、
 正真正銘の悪魔だし、それも致し方ないかなと思うんだよぉ。


【腹を割って話せる間柄なんだよ】
月:ところで、悪魔の証明、マクスウェルの悪魔、ラプラスの悪魔等、
 やたらと悪魔が使われる件について何かコメントを。
マ:底意地の悪いっちゅう部分が気に食わんへんけど、
 万能の代名詞になっとるから許したろかい。
黄:何だその上から目線、なんだよぉ。
メ:性格が歪んでる万能なら、主も負けてない。
 食べるなよ、絶対に食べるなよ的な知恵の実とか。
黄:そしてあんた本当に神の代理人なのか、自分の職責を少しは考えた方がいいんだよぉ。


【天然痘も復活するらしい】
メ:考えてみれば、知恵の実を食べたせいで、人間は余計な欲を得たような?
黄:今更か、なんだよぉ。
メ:その為に業が生まれたのだとすれば、もしや悪魔の発生源はそこ?
マ:ウチらをなんや、虫みたいに言わんといてや。
黄:でもまあ、ハエの親分みたいな悪魔も居た気がするし、
 撲滅は不可能に近いという意味では、近しいものを感じるんだよぉ。

 この作品は基本的にマイナーな奴の方が優遇されるので、ベルゼブブは出てこないと思います。


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