日本の大型歴史ドラマの題材として一番人気は戦国時代、次いで幕末というのが定説となっています。某国営放送の通年作品など、この二つと源平前後で九割埋まるんじゃないかと言われていますが、それはそれとして。 この二つの時代は、日本にとって大きな社会実験的な意味合いを持っています。戦国時代は、国家の中央にある程度の権力を持った者が居なくなったら、どうなるかです。これは別に日本に限ったことではありません。中央集権か地方分権かと言われていますが、結局のところ程度の問題で、どっしりと芯となる政府が無ければあの様に各地が好き放題して、混沌の具合を増すのです。中国などはその二つを繰り返してきた典型的地方で、今はそこそこ中央集権で無理くり纏めていますが、近い将来どうなるか分かったもんじゃないというのが私の読みです。 一方の幕末は、外圧に対して引き出しの少ない国が、いきなり多方面から締め上げられたらどうなるかとなります。対処法が確立されていないのですから、国内はそれを巡って大混乱。更に、二百五十年は昔の恨みやら、それなりに安定した後の主導権争いなんかも加わって、ドンドンややこしさを増していきます。冷静に考えてみたら、二十年弱でそこそこのケリが付いたのが奇跡のレベルじゃないでしょうか。あれがもうちょっと長引いていたら、日本は清と同じ道を歩んだやも知れません。明治政府は明治政府で色々と問題のある組織ですが、やっぱり中央政府って大事だねという結論に至ります。 と、どちらの時代を見ても、国を安定させるのに必要なものが色々と見えてくる訳ですが、当の視聴者はどう考えているのでしょうか。何だか、昨今の諸々の政治的混乱を見るに、そこまで考えてないんじゃないかって層が多い気がしてきました。ドラマはドラマですから創作部分もかなりありますが、水戸黄門や鬼平犯科帳の様に、印籠や一太刀でバッサリ解決と同じ感じに観ているのでしょうか。信長や新選組が活躍すればいいというだけなら、別に史実を題材にする必要は無いとも言えます。彼らに匹敵するくらい人気があるキャラクターを生み出すのは大変ですから、手を抜いていると解釈も可能ですが。所詮、興業なんだから、盛り上がればなんでもいいんだよと言われると、そっちも正しい気はします。 (・ω・) ところで、ドラマがいきなりゲシュたった件についてはどうしてくれようか 【あくまでも一説である】 芽:そろそろ、醤油は全く油っぽくないのに、 どうして油という文字が使われているのかに結論を出そう。 長:油という漢字にはトロトロした液体って意味もあって、 それが元って聞いたことあるけど。 芽:この上司、部下と会話のキャッチボールをする気概が無さすぎる。 長:自分で結論を出そうって言っておいて、その言い様もどうなのよ。 【味噌を噌味に変えて誰が困ると言うのか】 芽:醤油といえば、料理のさしすせそ問題。 長:まあ、私もせうゆで醤油は無理くりが過ぎると思うけど。 芽:そこまで強引な語呂合わせをするなら、 いっそ醤油や味噌を、せとそで始まる言葉に改変すればよかったはず。 長:何でその謎の情熱を仕事に持っていけないのか、 私としては、そっちの方が大問題なんだけど。 【自分が原因だという自覚はあるのか】 芽:メイド達で、合唱隊を結成しよう。 長:何よ、唐突に。 芽:歌は世界を癒す最高の文化。 とりあえず歌っておけば、些事で心が荒んでも発散が可能、かも。 長:そうね。それじゃ私は貴方の耳元で、腹の底から声を出してみようかしら。 芽:直接的にストレスを解消するのは、負の連鎖を生むだけだと思う。 【芽依らしさランキングを付けたら上位は狙える】 芽:ラララー、ララッララー♪ 長:この、時たま半音外す感じが、プロの仕事って気がしてきたわ。 ?:微妙に音感が狂っちゃう自分が可愛いみたいなアレですか~。 芽:外野がうるさくて、やる気をなくした。不貞寝する。 長:結局のところ、いつも以上に、いつも通りの芽依だったわね。 芽依に歌のセンスがあったかどうかは今一つ憶えていませんが、とりあえず上手くなろうという高い志は無いと思います。 PR |
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