2015
黄龍には、一人称がありません。別に、主人公は読者にとってメタ的存在であるから設定しなかったとか、そういうややこしい理由がある訳でもなく、何となく無いことにしたのです。まあ、キャラがブレブレだった初期、というか、一話の一個目に私とか言ってますが、ある程度安定してからは、使ってないと思います。全部調べた訳でもないですが、まあ、多分。その為、言い回しに苦労することが無い訳でもありません。普通なら、『私の気持ちも知らないで、言いたい放題言ってくれるんだよぉ』とでも書けばいいところを、『こっちの気持ち』としてみたり。どうしても無理が出る場合は、別キャラに差し替えたり、その展開自体を無かったことにしたりな感じです。こうして考えてみると、何でこんな縛りを課してるのか、自分ですら分からなくなってきますが、私にとってコントは修練の意味合いが結構あるので、これもまた勉強ということにしておきましょう。基本的にヌルいゲームはそんなに好きじゃありません。ちゃんとテストプレイしたのかと、頭を傾げるくらいでちょうどいいのです。
(・ω・) そんな私でも、ダイアモンドドレイクは無いと思っている
【底の浅さでは誰にも負けない】
芽:メイド達で、何かしら楽器を演奏しよう。
長:音楽シリーズ、まだ続いてたの?
芽:楽器は、魂を揺さぶる生命の源泉。人類は、素晴らしい物を生み出したと言わざるを得ない。
長:なんでしょうね、褒められてるはずなのにあんたに言われると、
何一つとして嬉しくない感じがあるんだけど。
芽:私の方も、ちょっとくらいは白々しいかなって思わなくもない。
【ナイジェリア近辺の打楽器らしい】
長:とは言っても、たまには昔を思い出して演奏してみるのもいいかもね。
芽:お、ソロギターを奏でて悦に入ってた痛々しい過去でも掘り起こすのか。
長:友情の証で貰ったウドゥ・ドラム、どこにしまったかしらね。
芽:何だか、触れてはいけない方の昔話が転がってる予感がひしひしと。
【リーズナブルなのなら五十年ローンでも組めば或いは】
芽:私としては、パイプオルガンを個人所有して弾いてみたい。
長:あれ、どんだけの値段するのか知ってるの?
芽:私のペラッペラなお給金で、何とかならないだろうか。
何なら、長めの月賦も考慮する。
長:真面目な話、高級車が何台も買えるくらいするから、
利息分にすら足りないんでしょうねぇ。
【これはこれで奥深いのに】
長:大体、置き場所を決めるのも一苦労だし、メンテナンス代も掛かるし、
個人で扱うようなものじゃないわよ。
芽:はいはい、どうせ私には、鍵盤ハーモニカがお似合いってこと。
長:その拗ねて、ペポーっと鳴らしてる様が物凄く絵になってる辺り、
あんたにとって天が与え給うた楽器に見えてきたわ。
パイプオルガンと一言に言っても、数百万の小さなものもあれば、大聖堂に置かれているようなものは億単位なのだそうです。個人で扱う楽器としては最高峰の一つらしいのですが、やっぱりお値段も最高峰の様です。
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