競歩という陸上種目があります。キョウホと読みます。漢字の通り、歩くスピードを競う勝負です。歩行の定義は、両足が同時に地面から離れないことです。また踵が接地してから、脚部が地面と垂直になるまで膝を曲げてはいけません。これらに違反すると警告を食らいます。改善されない状態が続いて失格になることも珍しくありません。何と競技会では一割が完走できないらしく、体力とは別方向でも過酷さがあるのです。人間が己の肉体だけで陸上移動する際の選択肢は大雑把に二つあります。速度を重視して走るか、省エネで歩くかです。敢えて後者を選択肢しておきながら最速で駆け抜けようというのですから、まあまあ謎に満ちています。起源は曖昧ですが、五輪でいうと第四回のロンドン大会で正式採用された古株です。西洋系であることは間違いないらしく、現地では盛り上がるのだとか。日本ではマラソンを筆頭とする長距離走の方が人気です。姿から大変さが伝わりづらいせいかも知れません。アスリートは苦労してナンボみたいな嗜好があるので、完全に好みの問題なんでしょうね。 (・ω・) 高校野球のメイン大会が秋ならさほど熱狂しない説 【無いなら無いで新解釈とか言っときゃ良いのよ】 マ:悪魔もサンタ的なコンテンツを開発すべきちゃう。 黄:厄災を振りまく的なジジイは聞くんだよぉ。 月:元が善性の存在だから、逆張りは基本だ。 マ:日本の貧乏神が昔は福の神やったみたいなもんか。 月:そんな説あったかなと思い返してみたが、 闇落ちとかそれっぽいし深くは考えないでおこう。 【富の象徴としてふくよかなのが時代を感じる】 マ:七福神で袋を持っとるんは布袋やったか。 黄:中身は感謝と慈愛らしいんだよぉ。 月:溜め込んでどうするんだ。 マ:流通量を減らして殺伐とした社会にする気ちゃう。 黄:悪意に満ちた考え方だけど、 こいつら大悪魔と名誉悪魔だから仕方ないんだよぉ。 【これが身内だと報復とかせにゃならん】 メ:悪魔に懸賞金を掛けようか検討してる。 朱:とうとう天使さんの世界も、 資本主義の波が押し寄せてきました~。 黄:金で済むなら楽なんだよぉ。 朱:仮に返り討ちでも、 大した損失にならないのは助かります~。 【むしろ本家本元と言えるかも知れない】 朱:悪魔さんを狩れる程の猛者を、 野放しにして良いのかという問題は残りますが~。 メ:そっちは面倒になったら考える。 黄:場当たりの極みなんだよぉ。 朱:目先のことだけ考えて事態が悪化するのは、 人間だけの専売特許じゃないみたいです~。 懸賞金制度が導入されたら、職業欄に『デビルバスター』と書ける訳です。だからどうした感はありますが、一部の琴線に触れるのではないでしょうか。現実にある職名で、最もロマンを感じるのは何になるんでしょうね。 PR 服部半蔵という人物が居ます。ハットリハンゾウと読みます。我が国で一、二を争う知名度の忍者です。しかし半蔵の名が襲名制で、最も活躍した二代目服部半蔵正成が徳川家の武将であった史実は、微妙に認識率が下がります。彼の父である初代服部半蔵保長は伊賀の民で、いわゆる忍であったとはされています。しかし正成は経緯が曖昧なものの松平時代から仕えている、紛れもない武士です。どうして忍者の代表格みたいになったかといえば、やはり出自に由来するのでしょう。徳川家康は本能寺の変の際、大坂の堺に居ました。僅かな護衛しかつけておらず、命を守る為には本拠地である三河、現代の愛知県東部に辿り着かないといけません。ここで選んだルートが伊賀を越えるというもので、正成はコネを活かして貢献したとされています。後に家康が幕府を開いた際、伊賀者を抱え込んだ影響で半蔵一族も同業扱いになったようです。要するに単なる勘違いなのですが、猛将揃いの家臣団の中で埋もれず名を残せたとも言えます。これが望ましい形かは本人しか分かりませんが、子供達のヒーローだったのは悪い気がしないかも知れません。 (・ω・) 本多忠勝はともかく榊原康政よりは有名よね 【自分に有利なルールで戦うのも強さの内】 玄:競馬に対抗してドラゴンレースを開催しましょう。 朱:世界各国の龍さんが競争するんですか~。 黄:誰が何を賭けるんだよぉ。 玄:龍族としてのプライドですかね。 黄:だったら殴り合いで良いじゃねーかと、 切り捨てたいんだよぉ。 【はいはいあんたが一番で良いよ的な】 朱:ですけど速さを自慢するイメージがありません~。 玄:たしかに強さや巨大さが先に来ます。 黄:スピードタイプの売りを奪ったら可哀想なんだよぉ。 朱:まるで本気を出せば負けないみたいな言い方です~。 玄:出来る上司は部下の長所を立てるそうですが、 黄龍さんの場合は億劫なだけでしょうね。 【史書には事実上の敗北と書かれる】 則:和議を認めてやろう。 朱:いきなりどうしました~。 黄:納豆が苦手で、たまに降伏宣言するんだよぉ。 則:あくまでも講和じゃ。 朱:内容が伴わなくても外面を整えるのが、 実に偉い人って感じです~。 【家族ごっこにも作法があるのだ】 黄:栄養があるから我慢するんだよぉ。 則:常世から外れた妾には関係あるまいて。 朱:お母さんっぽいことを言いたいんでしょう~。 黄:不満なら自分で作りなさいでも良いんだよぉ。 則:意味が分からぬ。 朱:ともあれ黄龍さんが、 意外と形から入ることは理解しました~。 ってな訳で2025年も黄龍ちゃん本編が始まってしまいました。今年は巳年だそうですが、元マムシの黄龍と半分がヘビの玄武という中途半端な関わりしかありません。しかし干支で考えたら半分くらいは関係が無いので、これくらいの縁でも大事にすべきなのかも知れないです。 香具師という職業があります。香具、つまり御香を作る職人の意でコウグシと読むこともあります。しかしヤシとする方が一般的です。祭りや盛り場で露店を開いている人達を指します。近年では的屋(テキヤ)とすることもありますが、その古い呼び方です。店舗を構えるだけの資金や信用が無い集まりなので、当然ながら真っ当でない人物も紛れ込んできます。そういった連中ですから、現代でいう暴力団的な側面を持ち合わせていました。夜店の屋台がヤクザの収入源である印象の源流とも言えます。これに関しては、そこまで間違ってないんですけど。どうやっても漢字からは推測できない難読の由来は諸説あります。薬屋が多かったところからヤクシが縮んだ説。食うに困った武士が大道芸で糊口を凌いでいたことから野士説。創始者が弥四郎説などです。いずれにしても字面は香具屋が少なからず居たからのようです。長年インターネットを嗜んでいる一部の層には、懐かしさを覚える熟語だったりします。シをツに見立てて、ヤツ(奴)のスラングとして用いていたからです。時代劇でしか見ない表現が一瞬だけ復活するなんてことも、世にはある訳なのですよ。 (・ω・) ネットでも古語になった辺り、新陳代謝は桁違いだな 【成果皆無の埋蔵金で特番作ってた時代もあるぞ】 玄:つまるところ、物凄く無駄な労力でしたね。 マ:探偵に封印回はつきもんや。 玄:表に出せないのは、 一般的には衝撃的な内容だからですけど。 マ:見所が無いせいでお蔵入りするんは、 テレビ番組とかでもようあるこっちゃ。 【メンタルだけは超一流なのにね】 玄:導入で語っていた指折りの事件というのも、 手掛けてきた数が少ないせいですか。 マ:両手両足で二十本あるでな。 玄:普通は五指の意味なんですけど。 マ:とっとと順位外に押し出されるよう、 格を上げてきたいもんやで。 【攻撃力全振り時代が到来してるのかも】 玄:そういえば刑事さん達はどうしたんでしょう。 マ:童心に返ってかくれんぼを楽しんでたんやろ。 ウチは大人として見逃してあげただけやねん。 玄:立場が逆なら『マヌケな公僕』と吹聴したでしょうに。 マ:煽られるんは是が非でも拒否するけど、 叩ける隙は逃さへんのが標準的な庶民やで。 【何のスペースかは不明なままである】 玄:ですが人目につきませんし闇取引に使えるのでは。 マ:コインロッカーで充分ちゃう。 玄:否定しませんけど。 マ:人通りが少ないいうんは、言い換えれば目立つねんな。 玄:理屈としては正しいのでしょうが、 ロマン重視の方が言うのは釈然としません。 世には設計や施工をミスって、謎の仕上がりになる建造物が多々あります。或いは増改築を繰り返した結果、機能を失うケースも少なくありません。今回もその一つに過ぎないのかも知れませんが、もっと深い何かを見落としているということにしておきましょう。 鉄砲魚という魚類が居ます。スズキ目テッポウウオ科に属する動物の総称です。インド、スリランカ、ニューギニア、北オーストラリアなど熱帯に近い地域の沿岸部、特にマングローブ林の汽水域が主な生息場所です。最大の特徴は、名前にもなっている通り水鉄砲を放つことです。口に含んだ水を勢いよく吹き出し、昆虫を撃ち落として食します。学名と英名も射手を意味していて、極めて珍しい習性であることが伺えます。平べったい体型だから目玉は両側面なのに、良く距離感が掴めるものです。更に言うなら水中と空中で光は屈折する訳ですが、その差異も修正しているのだとか。人間もスナイパーは諸々の計算をして精度を高めますが、誰に教わるでもなく習得する彼らの本能はとんでもないと言えます。しかしどうしてこんな珍妙な狩りをするかについては、未だ謎に包まれています。たまたま得意な個体が居たとして、遺伝子レベルで継承する程の優位性があったのでしょうか。進化論的にはそうなるんですけど、やっぱ生き物ってのは謎が多いなと思う次第です。 (・ω・) 口内に射出用の溝があるんだってさ 【特権階級に腹が立つのは万国共通だからな】 玄:不審な点を感じたら通報が一般的ですけど、 警察を信用していないケースだとどうしましょう。 マ:民間の底力を見せる場面や。 玄:権力に屈しない義侠みたいな言い回しですが、 概ねコンプレックスなのが何とも言えません。 【犯罪歴の有無と善悪は関係が無いのでは】 マ:知り合いに頼んで内部構造を解析してん。 玄:物騒な繋がりを漏らしましたね。 マ:何処にでも居る善良な技術屋やで。 玄:何事も使い方とは言いますが。 マ:珍妙な機械を扱わせたら天下一品やのに、 捕まったことはない優秀なやっちゃ。 【むしろ予想通りみたいな顔をするのが探偵】 玄:それで、中はどうなっていたんです。 地下にでも繋がってましたか。 マ:それが、がらんどうや。 玄:はぁ? マ:ウチもそないな声漏らしかけたけど、 ハッタリの為に飲み込んだねん。 【数千年後に余計な宿題を残すんじゃない】 マ:誰か閉じ込めて封印してもたら、 取り壊すまで見付からんかもな。 玄:それなら建設現場の方が確実では。 マ:完全犯罪すぎてトリックにならんやっちゃ。 玄:大昔の陵墓も殉死に見せ掛けて、 遺体を処分していたなどと妄想してしまいます。 当たり前と言えば当たり前ですが、事件が発覚しないことには真相解明なんて出来やしません。その観点から遺体と痕跡を消しにかかる犯人と、僅かなほつれから証拠を探す探偵が鍔迫り合うのは定番の展開です。最終的に分かり易い形で発見されれば良いんですが、ほぼ消失していた場合は裁判がとてつもなく面倒になりそうですよね。 福袋と呼ばれる販売形式があります。御存知の通り、中身が分からない状態で各種商品を袋詰してまとめ売りするものです。源流は江戸時代のえびす袋にあるとされています。呉服を扱う越後屋が、端切れを詰め合わせて売り出したのです。当時は布自体が高級品ですし、斬新なスタイルで大好評だったのだとか。同業他社も後追いし、いつしか様々な業種で真似されていきます。なので店としては産業廃棄物だけど、客的には嬉しい物品をセールするのが本来の形と言えます。えびすや福の名も、双方に益があるから冠したのでしょう。一時は在庫一掃などと揶揄され勢いが落ち、内訳を提示するなんて新機軸も生み出されました。それは単なるセット品なのではという別のツッコミがされたのはともかくとしまして。近年はSNSの隆盛で、少し息を吹き返しているように思えます。安直極まりないですが、他人の金なら気楽に見物できますし。むしろこのムーブメントが無ければ、廃れきっていた気すらしてなりません。まあ割れ煎餅みたいに規格外製品を安めに提供するなんてのは、日常的手法になってしまった訳でして。季節に拘る理由なんてこれっぽっちも無い気がしてきました。 (・ω・) 日本人が博打好きなのは幾らかありそう 【人生なんて一回限りだし好きにすれば宜しい】 マ:調べた所、所有者は明らかにダミーやってん。 玄:まともな調査力を持っていることに驚きました。 マ:こないなん、事務作業の延長やろ。 玄:推理屋より、こちらの方が向いていませんか。 マ:やりたい仕事とやれる仕事が噛み合わんのは、 何の業界でも変わらへんのやで。 【零細だが営利企業であることを忘れてはいけない】 マ:となると、警察と闇組織の密会現場が濃厚や。 玄:若干の飛躍がありました。 マ:連中は常に馴れ合っとるからな。 玄:事実だとするのなら、暴くのが探偵の務めでは。 マ:そないな件に手ぇ出して、ナンボになる言うねん。 【年中無休でその類のことばかり考えてるもので】 マ:それにウチの好みは、社会の暗部より個人の怨讐や。 玄:専門分野と言ってしまえばそれまでですが。 マ:弁護士かて、夫婦間調停のベテランや、 債務整理のスペシャリストがおる訳やんか 玄:こういった例えですら、 やたら怨嗟が渦巻いていそうなのは流石と言いたくなります。 【言い掛かりを極めてこそ探偵みたいなところがある】 マ:悪の巣窟やと分かったことやし、 燻煙剤でも焚いたろかと考えたねんけど。 玄:害虫駆除じゃないんですから。 マ:社会のダニには違いあらへん。 玄:断定口調で語っていますが、 大した根拠の無い、ほぼ妄言なんですよね。 医者や弁護士は国家資格ですが、麻酔科医を除いて専門は自称です。なのでどの様なキャリアを積んできたかを調べないと信用に値するか分からないのですが、素人に可能なのでしょうか。そんな時こそ探偵と言いたいところですが、こちらは届け出一つで開業できる無免許稼業なんですよねぇ。 |
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