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2025

0314

 パラチノースと呼ばれる甘味料があります。イソマルツロースの俗称です。ブドウ糖と果糖が結合した二糖類の一種です。砂糖の主成分である蔗糖と素材は一緒ですが、結合場所が異なります。いわゆる異性体です。自然界だと蜂蜜に含まれていますが、微量なので実用性に欠けます。一般に用いられているのは、砂糖大根を原料に発酵させたものです。この酵素を発見した製糖会社がドイツのプファルツ地方、英語読みだとパラティネートにあったので俗名が付きました。特徴は、幾つかあります。甘み自体は蔗糖の半分程度と控えめです。消化吸収に時間が掛かるので血糖値の急激な上昇を防げるのは有用と言えるでしょう。同時に使い切るまでが長い訳ですから、持続型エネルギーとして期待できます。他にも虫歯菌が栄養としにくいので、出回った当初はオーラルケアを触れ込みにしていました。キシリトールの普及で、そちら方面ではすっかり衰退してしまいましたけど。人はロクに食えなかった時代が長いので、甘いものには抗えない方が大多数です。しかし急激に摂取量が増えて口内や内臓が対応しきれていません。それすらも技術で何とかしようとするのを叡智とするか、傲慢とするかは解釈が割れるんですかね。

(・ω・) 人類は科学に滅ぼされるのが最も綺麗よね

【朱雀の原液は強烈ですからね】
月:笑いの総合商社と呼ばれた私の出番だ。
朱:笑われの間違いじゃないですか~。
月:初手から辛辣。
黄:漫才風味になってきたんだよぉ。
則:この程度まで淡くしたものであらば、
 余興として悪くないやも知れぬ。


【対価が発生しないなら気楽に行こうよ】
月:大事なのは笑って頂いたという結果で、
 内容や過程に拘らなくていいのでは。
黄:嘲笑は、互いの品格を下げる行為なんだよぉ。
朱:どうせ笑うなら気持ちよくが基本です~。
月:正論が身にしみる。
黄:だから喜劇は難しいんだと、
 まるで専門家のようなことを考えてしまうんだよぉ。


【彼女達の八割は虚像とハッタリで構成されている】
天:どちらかというと、接待を受ける側なのですが。
朱:でしたらウズメさんを連れてきてください~。
天:それは負けた気がしますし。
黄:しょうもないプライドなんだよぉ。
朱:でも失ってしまったら、
 神の威厳に傷が付く気もします~。


【この際だから武則天への受けは考えない】
則:そちが舞えば問題あるまい。
天:分かりました、渾身のヒップホップをお見せします。
黄:日本要素はどうしたんだよぉ。
天:そのツッコミで、ジョークとして成立したかと。
黄:してやったりみたいな顔が腹立たしいけど、
 口を挟まずにはいられなかったんだよぉ。

 そういえば、ここまで武則天に合わせたケースはありませんでした。神の驕りなのか、根本的に向いていないのか。とはいえ世間のエンタメも、個人を対象にしたものは珍しいと言われればそんな気もします。
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