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 マリー・アントワネットは、例のパンがどうたらとは言ってないという説が濃厚になっているようです。なんというロマンが崩れ去る話でしょうか。ティラノサウルスがハイエナに近しいスカベンジャーであるというのが定説になりつつあるくらいガッカリしてしまいます。フランス革命という、民衆にとって正義の戦いの槍玉に上がってしまった以上、分かりやすい悪役が必要だというのは理解できます。その結果生まれたであろう架空の台詞な訳ですが、歴史なんてそんなもんと言われてしまえばそんなものです。劉備は親子二代で半世紀以上も中華を混乱させたトリックスターですし、坂本龍馬は単なる武器商人です。歴史は、歴史学者と小説家が作るというのが私の持論なのですが、下手に名を残すと、イメージを延々と押し付けられて大変だなぁと、思わなくもありません。刻めやしない立場だから、気楽に言ってる感もありますけどね。

(・ω・) 武則天が正当に評価される日が、来るのか来ないのかはっきりせぇや

【排出機能がぶっ壊れてるとすれば辻褄は合う】
猫:なーぐる。
朱:『古来より、火を神聖視する宗教は多い。
 しかし現実に炎を司るのがこれっては、皮肉な話じゃないか』ですって~。
白:聖獣とか神様の力の源って信仰らしいけど、
 その集合体である朱雀がこうなっちゃうってのは、たしかに変な話かも。
黄:むしろこの小さな身体にそんなものを溜め込んで渦巻いた結果だと思えば、
 理に適うとまではいかなくても、なんとなく納得は出来るんだよぉ。


【どうにかしての部分の難易度が高すぎる】
猫:ふみゃあ。
朱:『いいことを思い付いた。火に関する信仰をどうにかして俺に集めれば、
 強大な力を得ることが出来る』と言ってますが~。
黄:理論上は可能なんだよぉ。
白:全国民から一円ずつ集めれば大金になるってのと似た話に聞こえるんだけど。
黄:ぶっちゃけ、それが結論で何の問題も無いんだけど、
 面白そうだから、ここからどう転がすのか眺めるのが紳士淑女の嗜みなんだよぉ。


【敵の敵もやっぱり敵だ理論は破滅への第一歩】
猫:うるにぃ。
朱:『逆に、逆にだぞ。信心の力がこいつに向かっているのではなく、
 吸引しているのだと考えればどうだ?』と主張してます~。
白:逆にって付けて論理展開する時って、自分でも無理筋だって分かってるよね。
黄:とはいえ朱雀だけに、その無理が通りかねないのが厄介なんだよぉ。
白:逆の逆が正位置になるとは限らないのが、
 朱雀が時空を歪めてるとまで言われる由縁だもんねぇ。


【レベル一でラスボスに立ち向かうくらいの無謀感】
白:ってか、朱雀が掃除機みたいに信仰心を吸い上げてるって話は面白そうだね。
  世界中を行脚したら、焼畑農業みたいに荒れ地しか残らなそう。
猫:うまーお。
朱:『荒廃した大地に燦然と降臨することで、真の宗教統一が成せる訳だな』だそうです~。
黄:たしかに仮説が正しければ対宗教最強兵器と呼んでも過言では無いのだろうけど、
 寓話みたいに、しっぺ返しで痛い目を見るオチしか浮かんでこないんだよぉ。

 何で聖獣共が円なんて単位使ってるんだよという気もしますが、日本語での意訳ということで深く考えないでください。その国々での最小単位に脳内変換すれば丸く収まるというものです。
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 寓話というのは、寓意、即ち何がしかの教訓や考えさせられる内容を含んだ話のことを指します。要するに、言ったもん勝ちの世界です。私は、物語に何を感じるかなんて受け手側が勝手にやればいい派なので、世間的に低俗だろうと、下品だろうと、思うところがあれば寓話として扱っていいんじゃないかという気がしています。それじゃ収集がつかないんで、一般論として分かりやすいカテゴライズをする必要があるとも思いますが。そんな、世間的に寓話とされるものの中で、個人的にぶっちぎりの内容を含んでいると思うのは、オオカミ少年です。普段から嘘をついていると、いざって時に信用されないぞという話ですが、人間関係に於ける真理に他ならないでしょう。嘘に限らず、雑な仕事などにも応用がききます。逆に詐欺師はこれをうまいこと活用して、小刻みにポイントを稼いでいって、ドーンと奪い去っていってしまうので注意が必要です。他人に信頼されたいなら付け焼き刃ではダメというのは、理屈としては分かるのですが、人間という怠惰な生き物に成すのは難しいのです。やはり今後も語り継がれていって、少年は羊と共にオオカミに食べられ続けてもらいましょう。

(・ω・) ループものの主人公みたいな、悲惨な生き様な気がしてきたぞ

【山火事の心配をしないのが朱雀らしい】
朱:猫さんの毛は、生え変わりの時期が大変ですよね~。
黄:それを朱雀が言うのはどうなんだよぉ。
白:朱雀の羽って、自然発火的な意味で燃えるゴミだからねぇ。
  対策しないと、足跡に沿って火がついちゃってくし。
黄:嫌なヘンゼルとグレーテルなんだよぉ。
朱:パンくずと一緒で、持続性が無いのが最大の問題ですね~。


【悪魔って動物も担当してるんだろうか】
白:折角だから、焚き火にして肉を焼こうか。
猫:うなー。
朱:『俺の毛で焼くんなら半分寄越せよ』と言ってます~。
黄:中々の強欲っぷりなんだよぉ。
マ:呼んだかー?
黄:ただでさえ、話がややこしくなりがちなんだから、
 悪魔さんには早々にお帰りいただきたいんだよぉ。 


【小悪魔も悪魔の内とするのならだけど】
白:猫と悪魔は呼ばない時にやってくるって言うし、しょうがない気もする。
黄:それ、猫と女だった気がするんだよぉ。
白:本質的には変わらないんじゃないかな。
  どっちが悪魔に近いかって言われたら女の方だと思うし。
黄:話を要約すると、猫と悪魔は似たようなもんであるということになるんだけど、
 中々どうして、間違ってない気もしてきたんだよぉ。


【白猫なせいで黒い従者がよく映える】
猫:うなーお。
朱:『悪魔風情が俺の眷属が如き扱いを受けてるんだから光栄に思えよ』ですって~。
黄:物怖じという概念を、何処に捨て去ってきたんだよぉ。
マ:悪魔の使い魔に猫っちゅうんは定番やけど、
 その器があるんやったら逆転したってもええで。
黄:猫に使役される悪魔の図を想像してみたけど、
 これはこれで、黒幕感に満ち溢れてる気がしてきたんだよぉ。

 黄龍ちゃんに於ける強キャラとは、概ね口喧嘩の強さな気もしますが、ドラ猫と悪魔は上位にランクするんでしょうね。

 忖度という言葉が、一部で流行っているようです。そんたく、と読みます。忖は、付ではありません。辞書を引いてみると、他者の心の内を推し量ること、とあります。テレパシー的な意味ではなく、状況から推察するということでしょう。いずれにしても、あまり日常会話では見かけない単語です。どの様に使われるかというと、官僚や地方議員などが政権に対して忖度する、といった感じのようです。つまり、具体的な指示をされた訳ではないけど、そうだろうと予想して便宜を図る、的なニュアンスにしたいようです。昔からよくある、何かあったら俺が勝手にやったことにする的な話なんでしょう。唯、用例を見ても、特に善悪を含んでいる訳でもないので、推し量る辺りを使った方が分かりやすい気がするんですけどね。この場合、心中に限らなくなりますが、文脈で普通に分かるでしょうし。あまり使われない単語に悪党のイメージを付けて流布させることで印象操作をしようっていう意図が透けて見える気がしてなりません。忖度の方から見れば、いい迷惑だと思うのです。それとも、あまり日の目を見ない文字列ですから、方向はともあれ脚光を浴びるならよしとするのでしょうか。単語の気持ちを大真面目に考えたことは無いので、ちょっと分からないところがありますね。

(・ω・) そこら辺の機微は、月読辺りが詳しいと思うよ

【受け止めはするけど改めるとは言っていない】
猫:うるにゃーご。
朱:『時代が俺を呼んでるし、アイドルにでもなるかな』と言ってますが~。
黄:時代だけに、タイムセールでもしてるかのような大安売りなんだよぉ。
猫:みゃおー。
朱:『それを言い留まれなかった時点で、
 お前は時代に取り残されてるぜ』らしいですが~。
黄:自分でもやっちゃったかなぁと思わないこともないけど、
 誤りを悔いるより、誤りを認める度量を持ちたい所存なんだよぉ。


【猫が変な動きすれば喜ぶ層は存在するもの】
朱:猫さんのアイドルって、どんな感じで売り出すんですか~?
白:とりあえず、歌って踊るのは無理そうだけど。
黄:猫だからじゃなくて、こいつだからってのが悲しい話なんだよぉ。
猫:ふにゃーお。
朱:『俺を舐めんなよ。本気になればこの通りだぜ』だそうです~。
黄:どう見てもダンスというより四股踏みなんだけど、
 これはこれで変な需要がありそうな気もするんだよぉ。


【付加価値を与えてこそプロフェッショナル理論】
猫:くるみぃ。
朱:『疲れた。やっぱり大スターはセンターでどっしり構えて、
 踊るのは後ろの雑魚どもに任せるのが定石だな』ですって~。
黄:下積みという概念が無さすぎなんだよぉ。
白:でもこの子、下僕的な猫がたくさん居る訳で。
黄:正直、猫だらけで巡行すれば、それだけで充分に客が集まると思うけど、
 スーパーアイドル様がそんな安っぽい仕事はしないと信じてるんだよぉ。


【面白動画として微妙に拡散された模様】
猫:うるなーご。
朱:『面倒だからネット配信だけにしたぜ』と言ってます~。
黄:撮ってるのが朱雀なせいで、只のバカ飼い主に見えるんだよぉ。
白:ペットの言うことホイホイと聞いてる時点で、相当なものの気がするんだけど。
黄:そう言われると反論できない気がしてきたけど、
 どっちも楽しそうだから放っておいてやるのが正解なんだよぉ。

 このドラ猫の一人称は俺だったり俺様だったり不安定ですが、冷静に考えると朱雀の翻訳に依って成り立っているので、実際のところは謎に包まれています。

 半島情勢が不透明になってから久しいです。考えてみれば、経済的にも、軍事的にもさほど重要ではない北朝鮮が、これほどクローズアップされるというのも興味深い話です。強いて言うなら大陸から太平洋へと伸びる立地に食指を伸ばしたい勢力はありますが、それくらいでしょう。軍事力という面で見れば、単独で戦えば韓国といい勝負になる感はあります。人的被害を考慮しないという但し書き付きですが。しかしその場合、米中露の介入は不可避な訳で、護国という本来の目的は果たせません。そのくせ、核兵器を抑止としてではなく、威圧として使ってる訳ですから、すごい話だと思います。亡国の危機は大前提で、敵国に一矢を報いる能力しか持たない国軍なんて、歴史上存在したのでしょうか。核兵器の登場以前には、ちょっと想像もつかない世界観です。二十世紀三大発明が纏まる訳ねーだろと何度か書いた記憶がありますが、こいつは入れていい気がしてまいりました。

(・ω・) しかしインターネット、飛行機、自動車量産、宇宙関連もいい勝負だと思う

【一万円札で戦闘機を買うみたいな浮世離れ感】
白:そういやさ。朱雀にとって一番近しいのって、この猫と黄龍じゃん。
猫:なーな。
朱:『不本意ながらな』と言ってますね~。
黄:縁なんて、意志とは関係ないところで絡みついてくるんだからしょうがないんだよぉ。
白:この宇宙が、純粋なエネルギーからほんのちょっとの刺激で物質化したみたいな。
黄:そこまで壮大な話だったかという気がしないでもないけど、
 聖獣程度じゃ手に負えない規模って意味では間違っちゃいないんだよぉ。


【細胞は宇宙と変わらないって主張する人も居る訳で】
白:それで、古龍の黄龍はともかくとして、こっちのドラ猫は同い年くらいなんだし、
 とんでもない影響受けててもおかしくないんじゃないかなって。
黄:野生生物に育てられた人間は人間と呼べるのかみたいな話になってるんだよぉ。
白:所詮、人間も動物の一種だから範疇内だけど、今回の相手は朱雀だし。
黄:クリオネとマンモス以上に掛け離れてると言われても、納得はできるんだよぉ。
朱:そこまで行けば、一周回ってシンパシーを得られる気がしないでもないですけどね~。


【しわしわを通り越してアメーバみたいな不定形生物になるとか】
黄:そういやこいつ、普通の猫と比べたら若く見えるんだよぉ。
白:朱雀の電波には、アンチエイジング効果が?
猫:うみゃーお。
朱:『てめぇら実年齢詐欺集団に言われたくねぇ』と言ってますけど~。
黄:ここで、『じゃあ一万歳超えたに相応しい外見ってどんなだよ』と、
 逆ギレに等しい返答を用意しておくのが玄人なんだよぉ。


【青龍は何がなんだか分からなくなってるから対象外で】
朱:猫さんって、年を取ると寝てる時間が増えるんでしたっけ~。
黄:こいつの場合、若い頃から根が生えたように動きゃしないんだよぉ。
猫:なーうにゃ。
朱:『真の王は、大局を鑑みて差配するものだからな』と弁明してますが~。
白:ネコ科って本質的に怠け者だから、間違っちゃいないけどね。
黄:非効率だろうと勤勉であればよしとするのは人間の一部だけという、
 社会風刺を含んでいる可能性もあるんだよぉ。

 朱雀が飼ってんだか、飼わされてるんだかよく分からない関係ですが、なんだかんだで仲は良さそうなので、深く考えないのが宜しいのです。

 人間は、有性生殖を行う多細胞生物です。故に、環境が激変した際に一部でも生き残れるよう、多様性を求められています。オンリーワンや個性といった言葉で、なにがしか他人とは違う部分を強調することに優越感を覚えることがありましょうが、そういった本能の一部なのでしょう。一方で、人間は同サイズの動物と比較すると、あまりに貧弱な為、集団生活を余儀なくされています。その為に、規律を乱す存在は排斥しようとする傾向があります。二十世紀最大の対立である、共産主義経済と自由主義経済は、この二つのせめぎ合いから生まれたと言ってもいいのでしょう。結局のところ、どちらも内包しているのが人間という種族なんですから、偏りすぎては行き詰まるという、しょうもない結論に至った訳です。ひょっとして前世紀の人ってアホなのかと思ってしまいますが、私達も百年後には全否定される常識を抱えていることでしょうから、そう強くも言えません。程々に定石を疑い、かつ伝統の価値を鑑みてみる。こちらも、バランス感覚が大事な気がします。

(・ω・) しかし極振りが刺激的で中毒性があるのも、また事実なのが厄介だ

【牧歌的な光景が一瞬でホラー展開に】
朱:ふに~。
猫:うなうにゃうにゃ。
黄:こうして、猫じゃらし的な遊具で戯れてるところを見ると、
 普通の猫っぽいんだよぉ。
白:問題は、あれが朱雀の羽を使って作られたものだってことだけど。
黄:朱雀の異様な生態を知る者ならば、催眠効果でもあるのではと、
 余計な勘繰りをしてしまうのが悲しい話なんだよぉ。


【砂漠出身の本能には抗えないのさ】
白:猫って温かいものが好きだし、熱に反応してる可能性も考えられるかな。
黄:そもそもの話として、朱雀に拾われたのは温度目的なのかも知れないんだよぉ。
朱:私の温かさに惹かれた訳ですね~。
黄:物は言いようなんだよぉ。
白:冬場の朱雀ストーブは、燃料費的にも遠赤外線的にも欠かせないし、
 ネコ科ホイホイと化すのはしょうがない面もある気がしてきた。


【難易度アルティメットなゲームでも可】
猫:なーご。
朱:『つまりこいつの増産体制に入れば、世界中の猫がひれ伏す訳だな』だそうです~。
白:前々から思ってたけど、朱雀のこと、一欠片として飼い主だと思ってないよね。
黄:飼い猫の何割かは、餌供給装置としてしか認識してないんだよぉ。
朱:難攻不落な子ほど、陥落しがいがあるじゃないですか~。
黄:なんか恋愛の達人みたいなこと言い出したけど、
 どれかというと一万ピースのジグソーパズルな気がするんだよぉ。


【分裂した時の人格ってどうなってたんだろうな】
白:朱雀を一家に一台配備した時、どれだけの熱量が発生するのかは気になるかも。
黄:正直、時空の歪みが臨界点に達して、ブラックホールが生成されたり、
 異空間や過去への穴が開いたりしそうな予感があるんだよぉ。
猫:まーにぃ。
朱:『この宇宙には、早すぎた存在なのかも知れねぇな』ですって~。
黄:そもそも、どうやって増やすんだって話が抜け落ちてるけど、
 何かの拍子で倍々ゲームを始めてもおかしくないのが厄介なんだよぉ。

 このドラ猫が共通語を喋れないせいで朱雀が通訳してる訳ですが、今更ながら行数が無駄に増えてる気がしてきました。これも個性だからという逃げ口上で、深く考えないでおきます。


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