ぞっこんという言葉があります。現代日本語、というか、死語に近いですが、恋愛的な意味で心の底から惚れているという意味合いです。語源は諸説ありますが、元々は『そっこん』で、底根という字を使っていたというのが有名なようです。根っ子の底ですから、一番深い場所という語意が転じて、溺愛という使われ方になったという解釈でしょう。かつては『ぞっこん惚れ込む』という強調が目的の単語だったようですが、個人的にはぞっこんだけで使われる印象が強いです。どちらかというと口語で用いられるものでしょうから、省略されるようになったと考えれば辻褄は合います。まあ、今の若い子に通じるかどうかは、既にギリギリのラインにきていると思いますが。言葉の移り変わりとはいつの時代もダイナミックですが、数十年ならいざ知らず百年単位となると同じ土地でもほとんど通用しなくなるんでしょうねぇ。江戸時代や戦国時代を舞台とした活劇は多いですが、雰囲気だけ残して現代語にアレンジしてるらしいですし。となると、何かの弾みでタイムトリップすることになっても、リアリティを重視したらまず話が通じない場所からスタートしなくてはいけない訳です。やっぱり、御都合主義は、物語に於ける最低限の作法だと思う次第なのです。 (・ω・) 要は違和感以上に面白ければ、大体のことは許されるってことだよな 【語調は天照の脚色ですと注釈は必要】 朱:プチ六道輪廻ですか~? 阿:うむ。刹那が如き道の歩みで全てを解そうとする者共に、 世の理を垣間見させることで見識を広げてもらおうという試みだ。 黄:とりあえず天照さん、解説をお願いするんだよぉ。 天:『人間道しか知らないくせに偉そうなこと言ってんじゃねーぞ。 他の道を体験させてやるからありがたく思えよ、このゴミ共』ですかね。 【安定という意味では究極の地ではある】 朱:天道、人間道、修羅道、餓鬼道、畜生道、地獄道でしたっけ~。 黄:せせこましくも慎ましい、人間道が大好きなんだよぉ。 朱:は、話が終わっちゃうじゃないですか~。 黄:年を取ると、急激な環境の変化は身体に悪いんだよぉ。 天:ここで覚者となって極楽を目指そうとしない辺り、骨の髄まで俗人ですよね。 【針山地獄とか極一部に熱狂して迎え入れられそう】 朱:お、お腹がすきました~。 黄:プチ餓鬼道は、なんかダイエットみたいなんだよぉ。 天:断食で内臓を休ませる健康法もあるらしいですね。 黄:何にしても、蝮の飢餓への耐性をナメてもらっては困るんだよぉ。 天:道に於ける試練を、我慢大会と混同するのもどうかと思いますけど。 黄:もしかしてだけど、耐えるのが好きなやつには極楽より極楽なんじゃないかと、 根本からちゃぶ台をひっくり返しにいきたい気分なんだよぉ。 【文武両道の価値が青天井で跳ね上がる】 朱:プチ修羅道って、どれくらい戦うんですかね~。 黄:チェスボクシングみたいに、ちょいちょい別の競技を挟めばいいんだよぉ。 阿:闘争とは、肉体だけで完結するものでは無いということだな。 黄:というより、絵面が一気にマヌケになって殺伐感皆無で面白そうなんだよぉ。 天:個人的には、脳筋軍団に知略という概念が加わって、 戦闘から戦争へと発展しそうな気がしますけどね。 元々、このネタは一話分になるかと思って書き始めた気がするのですが、広がらなかったのでオムニバスに押し込められました。よくあること過ぎて、コメントするほどのことでも無い気はします。 PR ウドの大木という言葉があります。御存知の通り、でかいだけで大して役に立たない人などを評するものです。ウドは漢字だと、独活と書くようです。多年草の一種で、人の背丈程に育ちますが、あくまで草の仲間で、樹木ではありません。育ちきったウドは食用に適さず、所詮は草なので建材の様な使い道も無い為、こういった慣用句になったようです。生えたての頃は筍として美味しく頂け、育っても色々な用途で活躍する竹とは立ち位置が違いますね。まあ、益虫と害虫みたいなもんで、ウドサイドから見れば、お前らの為に繁殖してるんじゃねーよなのでしょうが、人が扱う言葉なんてのは、人の都合で決められるものです。変てこな平等主義が蔓延する昨今ですが、将来的にウドの大木はウドに対して失礼という風潮には……流石に、ならんでしょうね。 (・ω・) そしたら虫けらとか、ハゲタカとか使えなくなるじゃないですかー 【月読ゼロ改とか名乗っても痛々しさしか残らないような】 朱:思ったんですけど、月読さんはアルテミスさんに、 人気者になる秘訣を教わったらいいんじゃないですかね~。 ア:神話を編纂する時、エピソードを少し盛ってもらうのがコツですよ。 月:その話を聞いて、今更どうやって挽回しろというのだ。 朱:ゼロに何を掛けたって、ゼロのままですからね~。 月:逆に、ゼロを二つ名に取り入れる方向でなんとかならんだろうか。 【もうちょっと高圧キャラなら可能性はあった】 朱:最高神の妹という、これ以上無い立ち位置で、 夜と黄泉を担当していながらこれっていうのも、不可解極まりないですよね~。 月:自分でも、どうしてこうなったのか分からなくなってきた。 黄:環境に甘えた結果だとすれば、納得はできるんだよぉ。 月:どうにも、下々の言うハングリーさとかいうのは、理解しがたくてな。 黄:そういうことをナチュラルに言っちゃう辺りにマジな貴族感を覚えるけど、 メリットとして全く作用してないのが致命傷に近いんだよぉ。 【或いは精神的優位に立つことに意味があるか】 月:とはいえ、生まれと育ちが高貴なことに間違いは無いからな。 お嬢様として生を受けなかったばかりに、 『この下郎が!』と言えない人生を送ってきたとは哀れなものよ。 黄:なんて限定的な優越感なんだよぉ。 朱:『貴様の攻撃は見切った』くらい使い所が限られてますよね~。 黄:ぶっちゃけ、本当に見切ったんなら宣言する前にボコボコにしてやるから、 ハッタリ以外に何の価値も無いんだよぉ。 【とりあえず言っておけばなんくるないさ精神は健在】 ア:私は、『男の分際で何たる不遜な』と言ったことはありますが、 身分でどうこう貶めた記憶はありませんね。 黄:こっちはこっちで、別の歪み方してやがるんだよぉ。 朱:月と女は、たくさんの顔を持ってますからね~。 黄:なんかうまいこと言ってやったぜという面をしてやがるけど、 繋がってるようなそうでもないような、実に微妙な発言なんだよぉ。 月読とアルテミスは同じ月の女神だけあって、微妙に方向性が似ている気がします。肝心のオーラというか、スター性については、触れないであげてください。 軍事に疎いもので、自走砲と戦車の違いがもう一つ分かっていないところがあります。この二つは、キャタピラで動き、砲身が付いているという共通点があります。自走砲は、トラックに乗せたようなのもあるみたいですが。一応の定義としては、砲撃が主目的で、あくまで自力で移動できる大砲扱いなのが自走砲、歩兵の蹂躙を含め前線で文字通りタンク役を務めるのが戦車なのだそうです。用途で分類されているとなると、なんとなく納得できる感じもあります。唯、戦車は更に豆戦車、軽戦車、中戦車、重戦車、超重戦車、空挺戦車などの分類があり、更に訳が分からないことになるのですが。さりげに境界線は曖昧で、作った人達がそうだと言えば、確定してしまうものなのだそうです。世間が認めるかは別の話ですが。野球の変化球は、最終的に投手の自己申告で決定するものらしいので、似ている話の気がしてきました。貴方も愛車に豆鉄砲を装着して、戦車ごっこを楽しむといいでしょう。 (・ω・) それで職質等、社会的被害を受けても、私は一切関知しない 【だから定期的に暴走を始める訳か】 朱:気付いたんですが、先代玄武さんに猫語の翻訳装置をお願いすれば、 私が通訳しなくて済むんじゃないですかね~。 亜:今更言われたことに驚いたんだけど。 黄:正直、好きでやってると思ってたんだよぉ。 朱:他に分かる方が居ないんだから、しょうがないじゃないですか~。 亜:あー。どっちかって言うとボケのくせに、 消去法的にツッコミやってる黄龍と同じ理屈ね。 【但し幼年期から思春期に掛けて修練する必要あり】 猫:なーご。 朱:『ここで、俺が貴様らに通じる言語を習得しろと言われない辺り、 帝王の威厳というやつを感じるよな』だそうです~。 黄:ぶっちゃけ、諦めてるだけなんだよぉ。 朱:そもそも、猫さんの声帯で会話できるんですかね~。 黄:理論上、人間は全ての言語を習得して発声することが可能と言われてるから、 猫だってやる気になれば出来るんじゃないかと適当に予想しておくんだよぉ。 【刀鍛冶とかロマン以外で生き残れなかったしな】 亜:とりあえず、言いたいことを変換させるだけなら割と簡単だけど。 黄:科学水準が色んな意味でおかしいんだよぉ。 朱:こうやって、お仕事は機械に奪われていくんですね~。 亜:銃が登場する以前に弓が得意なら村の英雄になれるけど、 現代だとせいぜい少し自慢できるくらいのもんみたいな話? 黄:時代や土地柄で必要な技術や経験は全く変わるものだけど、 それでもやっぱり、培ったものが無力になるのは切ないんだよぉ。 【情愛に見せかけて酷使したいだけの可能性も】 猫:まーお。 ?:『敵と胸襟を開くべく行う為には、許したもうことより心オープンが大事』 黄:自動翻訳の限界を感じたんだよぉ。 朱:『不倶戴天の相手と分かり合うのに必要なのは寛容ではなく、 むしろ全てを吐き出すことだ』と言いたいみたいです~。 黄:なんでテストでそんな難しいこと口走りやがるんだと思ったけど、 もしかしてこのドラ猫、通訳朱雀を失業させたくないんじゃなかろうか、なんだよぉ。 自動翻訳装置はできそうでできる気配がありませんが、通訳業界から圧力が掛かってるとすれば、全ての謎は解明しますよね。 ファーストペンギンという言葉があります。餌を求めて海沿いにやってきたペンギン達の中で、最初に飛び込んだ個体のことを指します。海中には餌となる魚がいますが、同時に天敵であるアザラシやシャチなんかも潜んでいる可能性があります。その上で意を決した勇気を讃えて、こう呼ぶのだそうです。日本語では、敵陣に最初に切り込んだ一番槍が近しいでしょうか。見ようによっては、『お前行けよ』『いやお前が』『分かった、じゃあ俺が行くぜ』『だったら俺が』『よ、よぉし、俺が』的な寸劇が繰り広げられている感じもありますが。ペンギンは、あの愛嬌のある見た目のせいで何をやっても面白おかしく評価されますよね。南極という過酷極まりない大地に住んでいることや、種によっては育児中ほとんど絶食状態というのも、軽く流してしまいます。ペンギン達が居酒屋で愚痴を語るショートコミックとか、案外、売れそうな気がしないでもありません。 (・ω・) ギャップ萌えは、ある種確立された一大ジャンルだからな 【理性と感情は永遠に分かり合えないものさ】 白:前々から思ってたんだけど、脂身って肉? 黄:割と本気で、どうでもいいんだよぉ。 白:いや、塊を維持してるならそのまま食べるけど、溶かして調理にも使うじゃん。 神の使いでありながら、信仰の対象でもある天使みたいな二面性があるよね。 メ:何でここで例えられたのか、ちょっと分からない。 黄:白虎の中の優先順位で考えれば最大限の評価とも言えるけど、 その事情に慣れてるものとしても、釈然としないのもまた事実なんだよぉ。 【正しくはなくとも正解と呼べる行動はある】 黄:肉食獣的には、内臓や皮も肉の一部だと思ってたんだよぉ。 白:大雑把に分類すればそうだけどさ。 もしかして大根とブロッコリーを野菜でくくるみたいに雑な話なんじゃないかって。 朱:ピーナッツとマカデミアナッツとカシューナッツを木の実でまとめるのは、 たしかに敬意が足りませんよね~。 黄:何か天才を通り越した異次元の会話に思えてきたけど、 いつもこんなもんだと自己暗示を掛けることで精神の安定を保つことにするんだよぉ。 【陰陽五行は緩い方だから何とかなるさ】 メ:逆に、口に入れるもの全てを神の恵みとする考え方もある。 朱:なんだか、宗教っぽい言い回しですよね~。 黄:敢えてツッコむのはやめておくんだよぉ。 白:私の中じゃ、何かしらの獣肉が食べられない宗教って、 存在自体が理解できないものがあるんだけど。 黄:こいつらがどうやって四神という職を全うしているのか、 現代の七不思議に加えて検証してみる価値がある気すらしてきたんだよぉ。 【滅んだ時に悪人扱いされるのは生物の進化に似てる】 白:そういや特定の肉がダメな宗教って多いけど、近い品種なら食べられたりする? 黄:天然記念物だから食べられないけど、 かけ合わせた一代雑種ならセーフみたいな話になってるんだよぉ。 朱:何事も、抜け道を探すイタチごっこなんですね~。 黄:天網恢々疎にして漏らさずとは、悪人は必ず裁かれる的な意味だけど、 こういった小手先に長けたのが栄えるのが現実ではあるんだよぉ。 という訳で、三ヶ月に一回くらい行われるオムニバスです。メインキャラが偏ってきているのでメンバーに代わり映えがしませんが、須世理姫とか、今更どうやって転がしたらいいのか、ちょっと分からない部分があります。 今年の4月初旬、トランプ大統領と習近平国家主席が会談した際、中国側から具体的な行動を起こすまで百日の猶予をくれとアメリカに要請したと報道されています。ここ二、三ヶ月ほど、散発的にミサイルを発射しているもの、特に進展が無いような雰囲気ですが、着実にそのリミットは近付いてきました。何を根拠に百日を設定したのかは分かりませんし、その時間で何をするつもりなのかも検討がつきませんが、苦闘しているのは事実でしょう。最近、自民党の国会運営が雑な感じがありますが、近々、動きがあると内示があって、小幅な会期延長すらしたくないというのなら、一応の辻褄は合います。単に都議選に専念したいというだけであれば、悪手でしょうからね。いずれにしても、現状維持でズルズルと先延ばしは低確率だと思うので、どうなりますやら。基本的に日本は地理的に近いというだけで、割と部外者寄りなので、どうこうできる問題でもないのですけど。 (・ω・) 米中露、三つ全部が他人の言うことを聞くような国じゃないという 【狭いコミュニティほど権威は強化されるという見方もあるぞ】 月:日本では、ピーターパンと三蔵法師は女性が演じるというのが慣例となっている。 朱:考えてみたら、海外のキャラクターに対して大胆な配役ですよね~。 月:まあ、武将だろうが、無機物だろうが、 果ては概念まで美男美女にして楽しむ文化だから、それはそれとして。 黄:そういう頭がイカれてる嗜好は月読が流布してんじゃないかと思うけど、 そんな影響力は無いというもう一つの常識が襲い掛かってくるんだよぉ。 【あれでも一応英雄としての役どころがあるんですけどね】 月:天照大神の雛形となった神は男だったという説がある。 もしや姉さんは、日本人の女性性、ないしは中性性に対する執念から、 女神として生を受けたのではなかろうか。 黄:中々の超理論なんだよぉ。 朱:世間的に男の人なんだか、女の人なんだか分からない月読さんも、 その類ってことですか~? 黄:そうするとマジで須佐之男はなんなんだという話になって哀れだから、 触れないであげるのが正しい選択だと思うんだよぉ。 【そこまで魅力的な題材とも思えない】 朱:歌舞伎で男性が女性を演じたり、女性しか出ない舞台があったりしますから、 元々、そういうのが好きなんでしょうね~。 月:閃いた。登場人物全員が中性という、新機軸の演目をやろう。 黄:そういうのは大体、やってはみたけど全く受けずに封印されてるものなんだよぉ。 朱:役者さんが大変そうですよね~。 黄:その演技力があるなら真っ当に芝居で売れっ子になれそうだし、 付き合ってくれるのはほとんど居ないと予想されるんだよぉ。 【極一部を拡大してる気がするけどどうなんだろうか】 朱:もしも天照さんが男の方だったら、扱いに差は出てたんですかね~? 黄:どうにも女神として観念が固定されてるから、イメージしづらいんだよぉ。 天:あまりの美しさに男装の麗人説が出て、曖昧になる可能性はありますよね。 黄:よく自分で言えるんだよぉ。 月:最近の言い回しだと、『こんなに可愛い子が女の子のはずはない』だぞ。 黄:もはや性差という概念が雑な民族すぎて、 なんであろうと崇め奉る姿しか想像できなくなってきたんだよぉ。 そういや古い話になりますが、須佐之男も女にしたらどうやと、とある人に言われました。名前に男入ってるのに無理やないかと断りましたが、今となってはそれが彼にとって正解だったかどうかは分かりませんなぁ。 |
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