2020
ヒューズと呼ばれるものがあります。英語ではfuseと表記します。電気系の回路に組み込まれるものです。何らかの理由で電流が過剰となった際、不通にすることで全体が焼き付いたり、発火したりを防ぐ為の部品です。このシステムが作動することを、ヒューズが飛ぶと表現します。原理は単純で、鉛、錫、銅など、融点が低めの金属を用いることで、発熱したら真っ先に溶けて電気が流れなくなってしまうのです。一昔前は、契約した以上の電力を使ってしまった場合の安全装置としても使用されていました。現代の家庭はほぼブレーカーが利用されているので、存在自体を知らない方が少なく無さそうです。使い捨てで、ちょくちょく取り替えないといけないのが不便な為でしょう。ですが構造の簡素さ故、家電などで用いられている場合があります。ちなみに英語でメチャクチャ怒ることをblow a fuseと言うんだそうです。キレるも頭の血管や堪忍袋が切断されたかのよう、ということから来てるんでしょうし、言語は違っても似た言い回しはあるものだと思わされます。
(・ω・) マンガ的にも、プッツンは何かが断線してる擬音だしね
【初代が去った以降を認めない派閥は存在しそう】
天:無尽蔵にメンバーを募集しているアイドルは居ますが、
同一のグループ名を名乗り続けてるのが釈然としないんです。
ア:テセウスの船的な話ですの。
白:なんだっけ、それ。
天:船を修理する際に一部を取り替えたりしますが、
どれくらい交換したら新品扱いになるかという思考実験ですね。
ア:ですがスポーツチームのようなもので、
あくまで入れ物だと考えればおかしなことは無い気もしますわ。
【アルテミスの毒牙から守る為に断念させるべきでさえある】
天:いえ、仮にトリ・アステールが百名以上の集団となったなら、
それは本当に私達が立ち上げたものと同じなのかなと思いまして。
白:ステーキの付け合わせがとんでもない量だった時、
それは野菜料理なんじゃないかみたいな。
ア:あながち外れてませんの。
天:結局は、捉える側が決めることではあります。
白:うちに入りたがる奇特な人が居るとは考えにくいけどね。
【明言するのもそれはそれで怪しさを醸し出すのでは】
天:逆に私達の中から、選抜ユニットを作る可能性は無いでしょうか。
白:三人しか居ないのに?
ア:最大で三組しかパターンがありませんの。
白:残された一人が物悲しくなるなぁ。
天:体育の授業で発生しがちな光景ではあります。
白:たまたまデュエットしただけってのを強調しとかないと、
不仲説とか流れて面倒なことになりそうな感じある。
【井戸端ネットワークで情報が共有されない訳がない】
白:だけど三つの星って意味なんだから、
一人でも増えたり欠けたりしたら看板に偽りありってやつなんじゃない。
ア:まあ、そうですわね。
天:割と身近に、十歳以下の女児で構成されていると謳っているのに、
該当するのが三人中一人な方々が居た気がするのですけど。
白:そこを突いたら倒せたりしないかな。
ア:ファンも分かった上で見守ってるでしょうし、無理だと思いますの。
そういやアイドルアニメで何十人ものメンバーが入れ代わり立ち代わりするっていう現実路線はあまりありませんよね。視聴者の興味が分散するだけでメリットが無いと言われれば、それだけの話なんでしょうけど。
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2020
天手古舞という言葉があります。てんてこまいと読みます。元は祭囃子や里神楽で鳴らされる太鼓音のことなのだそうです。それに合わせての踊りがスピーディなことから、せわしない様や慌ただしい状態を称するようになったのだとか。男装した女性が山車や神輿を先導することを手古舞と呼び、変化した結果という説もあります。ともあれ語感が軽妙で、てんてこまい以上にてんてこまい感がある単語はイメージしづらいものがあります。強いて言うなら大わらわくらいのものでしょうか。こちらは、武士の頭髪が合戦場で幼子の様に乱れてしまうことに由来します。語源はともかくとして、生き残る為には音も大事だという、いつもの話になる訳です。
(・ω・) まあ、大わらわで天手古舞とか言い出しても昭和感あるんだけどね
【素材の味を楽しむ自然派のリーダーです】
白:大会に出場したとして、一年目は県予選敗退くらいが妥当だよね。
ア:何の話をしてますの。
天:ちょっとスポ根マンガにハマってるみたいです。
白:私だって、肉以外のことに興味持つことくらいあるよ。
天:普通なら、部活動に力を入れてくださいとツッコむところですけど。
ア:この自由奔放さが魅力ですので構いませんわ。
【匙加減がうまくいった場合のみ名作を名乗りなさい】
白:寄せ集めチームが強豪を薙ぎ倒してくのって、
分かりやすいんだけど爽快感が先行しすぎて薄味になるって言うか。
天:ですが話としては、
敗北からの雌伏を描かなければならず冗長になりがちなのでは。
ア:あと主人公が負けると人気が下がるとも聞きますわ。
白:そこはかるーく流す感じでなんとか。
天:そうなりますと深みを持たせるという、
本来の目的から外れてしまうのでは無いですかね。
【そもそも何処に届け出すれば良いのか分からない】
白:これを私達に応用すると、一年は全国出場するものの一回戦敗退、
二年は未知の強豪に敗れてまさかの予選落ち、
三年に日本一で大団円くらいがバランス取った感じかな。
天:そこまで連載が続けば良いですけど。
ア:それ以前に、アイドルの高校選手権って聞いたことありませんわ。
白:とりあえず、関西にある球場名つけときゃ良いんでしょ。
天:あれってちゃんと許可を取っているのかが、
毎回、気に掛かって仕方ありません。
【拮抗した勝負の為に育成を促すまで考えられる】
天:ともあれ、まずは小妹々に勝ちませんと。
白:この少子化時代、御年配の圧倒的支持を得てるってのは強いよなぁ。
ア:考えてみましたら、最初のライバルと、
最終決戦でも相対するというのはありがちですわよね。
白:言いたいことは分かるけど、小中学生とそんなとこで戦う状況が想像付かない。
天:アルテミスさんの場合、その舞台すら用意しそうなのが底知れません。
なんかもう、順番を考えるのが面倒になってきたので、今年はアルテミス、月読、戦国をループさせときゃ良いんじゃねと思いつつあります。選択肢が三つしか無いと、逆に悩むところはなきにしもあらずです。
2020
槍玉という言葉があります。ヤリダマと読みます。槍をお手玉の如く自在に操ること、ないしは人を槍で突き刺すことを意味します。宙に放り投げた球を串刺しにする鍛錬、或いは見世物がありますが、それを人間に見立ててると思うと物騒な言葉です。用法としては、槍玉に上がる、が最も多いでしょう。何かしら批判などを浴びる際、特定の個人や案件を特に、といった感じの意味合いです。やっぱりぶち抜かれたボールが晒されることを表現してのものだと思うと、肝が冷える思いがしますね。似た言葉に、矢面に立つというのもあります。こっちは客観より主観に近いものがありますが、非難の的になりがちな状況ということに変わりはありません。こうして見ると戦関連の用語というのはかなり残っていて、なんやかんや侍の国なんだなと思わされます。
(・ω・) ちなみに商人方面を取り上げた時は、そっちに寄った見解を述べるぞ
【学術的には淡々と事実だけ残してくれた方が良いのです】
茜:またしても面妖な夢を見たんだけど。
麗:いっそのこと記録しておけば、
後世の方が面白おかしく扱ってくれるのでは無いでしょうか。
千:じゃあ、僕が書き記そうか。うまいこといけば名前が残りそうだし。
茜:下心満載だね。
麗:或いはこの様に目立とうとして脚色を多分に盛り込み、
結果として奇書と呼ばれるものが誕生するのかも知れません。
【気球どころかグライダーすら机上の空論な時代である】
茜:で、この大地が球形らしいって言われてるじゃない。
麗:航路や測量の結果から推察されていることですが、
実際に確認した人は居ないですよね。
茜:それが、外側から見た絵が出回ってるって話なのよ。
千:視点が物凄く高ければ可能っちゃ可能なのかな。
麗:山に登るだけで息が続きにくくなるのに、
どのようにしてという部分が気に掛かります。
【昼間が明るいのは空気の乱反射に依るところが大きい】
茜:不思議に思うだろうけど、天に上がれば上がるほど暗くなるのよ。
千:太陽に近付くのに?
茜:あと、温度もドンドン下がっていくのね。
麗:それは高地でもそうですから感覚的に同意できますが。
千:夜みたいになるってのは理解不能だ。
茜:私も全く分からないんだけど、
下に広がる光景があまりに綺麗だからどうでも良いのかなって。
【序盤に魔王が襲ってくるような理不尽難易度な気もする】
茜:まあ、そんな技術がまかり通る世界でも、
領土で揉めたりの争いごとは絶えないっぽかった。
麗:微妙に切ない方向に進みました。
千:泰平がどれほど難しいか思い知らされるよ。
麗:混沌を第一とする茜さんに仕えている私達が言うことでも有りませんが。
茜:あくまで、私を乗り越えられるくらいの器量が無いと、
真の国造りは出来ないってだけのことだから。
千:その末に焼け野原と化してもやむを得ないと考えてるのが、
ありきたりな試練とは違うところなんだよなぁ。
未来というか、二十一世紀の夢シリーズは早くもネタ切れ感に満ちていて今後書くことは無いんじゃないかと思います。数年と言わず、一年も経てば記憶が曖昧になって被ってしまう自分がヤバいとは感じているのですけどね。
2020
塩と呼ばれるものがあります。シオと読みたくなるでしょうが、今回はエンの話です。紛らわしいですが英語でもsaltなので直訳っぽいです。むしろ読み方が違うだけ、別物であることを強調したい足掻きを感じなくもありません。定義を大雑把に言うと、陽イオンと陰イオンが結びついて生じる水以外の化合物です。塩酸を水酸化ナトリウムで中和させると塩化ナトリウム水溶液が出来るという実験は耳にしたことがあるでしょう。塩化ナトリウムというと食塩の主成分ですが、あまりにも代表的すぎるが故に混同されがちな命名をされたかと思うと複雑な気持ちになります。新しい言葉を作ったらと考えてしまうのですが、慣習を変えるのには物凄いエネルギーを要するので放置されていると推察されます。業界人は文脈で分かるでしょうし、それ以外の人は興味ないだけの気もしますけど。私のように中途半端な立ち位置の人間だけが引っ掛かると考えると、現状維持で良いのかも知れません。
(・ω・) 塩基は塩基で、塩とは違うのに漢字が被るのは何故だろう
【現代にも残る御所近辺至上主義論】
岬:昨晩なぁ、けったいな夢を見たんですわぁ。
綾:上方っぽい発音ですが、都人に嫌味を言われそうな完成度ですわ。
岬:あっちはあっちで私達の様なのを田舎者と見下してますし、
煽るくらいで丁度良いと思いませんか。
結:非生産的な発想に関してはそれなりのものがある。
海:これで官位持ちだというのだから、世が乱れるのも致し方なしか。
【一俵が六十キロだから六トンで現実味のある数字だな】
岬:それでですね、そこでは牛馬の類が少な過ぎることに気付いたんですよ。
舞:労働力が足りなくなりそうだが。
結:もしや皆が力持ちで必要無いということか。
岬:いえ、巨大な鉄で出来た車が、
米俵の百個くらいなら平気で運んでしまうんです。
海:おっとろしい話どすえ。
結:思わず行ったこともない京的な言葉が漏れる程度には度肝を抜かれた。
【後に戦車と呼ばれむしろ歩兵を蹂躙することはまだ誰も知らない】
綾:それ程の馬力があるのでしたら、
戦場に投入して騎馬隊を蹴散らしたいですわね。
海:家老殿は怖いことを平然と言うな。
舞:たしかにあの突進力は厄介ではあるが。
結:山が多い我らの土地では、そこまでの脅威でも無いであろうに。
綾:対処法が乏しい状態が常となるのが納得いかないだけですの。
【綾女が手綱を握ってないと口車に乗って寝返りそう】
岬:そういえば速度も中々のものでした。
尾張から堺までくらいなら、ものの数刻で着くみたいですよ。
舞:それは本当に人が操っているのだろうか。
海:妖術か物の怪の仕業と言われた方が腑に落ちる。
綾:種子島にしても、出回り始めた頃は似た風評でしたわ。
結:たしかにと納得してしまった辺り、我らの単純さが伺えるな。
しかしエキセントリック的な意味の日本語って、たくさんあるものです。それほどに、少しズレたということには敏感なのが人という生き物なのですかね。
2020
鯔背という言葉があります。イナセと読みます。江戸後期に誕生したとされる美意識の一つです。これは鯔背銀杏という、町人に流行した髪型に端を発します。銀杏というと現代でも力士がする、大銀杏などが知られています。鯔背銀杏は日本橋魚河岸で始まったとされていて、少し曲げた形になります。この形状が鯔というボラの一種の背中に似ていたことから命名されました。これがお洒落とされて広まった訳です。正道からはやや外れ、荒くれではあるものの筋は通すという生き様は大衆受けし、鯔背がチョイワルで小粋といった感じの意味合いを持ったようです。他にも鯔背衆が履いたとされる、鯔背足駄の略称としても用いられます。足駄とは高下駄のことで、歯の部分が長めです。従来は雨の日に足元が汚れないように使うものですが、そうでない時ならシークレットブーツみたいなものじゃないのと思わなくもありません。別に隠してないからセーフという受け止め方なのかも知れませんけど。鯔背な生き方に憧れを持つ方は少なくないと思われますが、ちょっとズレただけで粋がってる感じになるだけに難しいものがありそうです。
(・ω・) 粋と鯔背の違いは、これでそこそこ奥深いらしい
【隙を見せたら寝首を掻いてあげるのが作法というもの】
公:再び、奇怪な夢を見た。
遊:お前もう、預言者とかイタコに転業したらどうだ。
公:宗教的影響力を使って支配を強めろということだな。
莉:出来るもんならやってみろとしか言いようが無いけど。
遊:そういった真似が難しいから、お前の基盤はガタガタなんだろうが。
公:上役だろうと本音でぶつかり合える、実に風通しが良い大名家です。
【実際に自律神経を損なう人は少なくないという】
公:内容なんだが、どうもそこでは夜の存在が稀薄らしい。
莉:言ってることが、良く分からない。
遊:南蛮から見て北の方では、
季節に依って、ほとんど陽が落ちないと聞いたことあるが。
公:いや、太陽は沈むんだが、炎とは違う謎の光でそこら中を照らしてるんだ。
莉:なんて言うか、感覚が狂いそう。
遊:天が定めた摂理に逆らうとは、人はどうあろうと愚かなんだな。
【一流のエンジニアでさえ割と経験則で仕事する】
遊:夜は暗くて眠くなるからこそ夜襲は意味があるんだぞ。
公:そういや目を覆うような器具を取り付けることで、
光源が無いのに昼間と変わらず周囲を認識できるってのもあったな。
莉:戦の常識が根底から覆されてる。
遊:着想を得たなら、いっそ開発してくれ。
公:原理が分からんから無理に決まってるだろ。
遊:使えんやつだなと評したくなったが、
私も火薬がどうして炸裂するか知らんし、偉そうなことは言えんか。
【手っ取り早いのは城主の首を差し出しての助命嘆願だ】
公:まあ、煌々と明かりを灯すのは祭りの時だけで良いよな。
薪も安くねーし。
莉:こういったところが、中堅大名から抜け出せない理由な気がしてる。
遊:ここぞって場面で景気付けにするとかいう考えはないのか。
公:それがいつなのかが、ピンと来ないんだよ。
莉:いずれ軍師とか相談役が居ないのが致命傷になりそう。
遊:常に家が崩壊すると想定しておけば、その時が来ても対処法はあるものさ。
電気の実用化は人間社会に革命的変化をもたらしました。そして人は利便性に抗えない生き物ですので、多少の不都合なんて気にせず、代替品が見付かるか滅ぶまで使い続けることでしょう。