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 レッテルという単語があります。元はオランダ語のletterで、商品に貼り付ける説明や成分表などの総称です。現代ですと英語のラベルに置き換わっているので、この使われ方はあまりしません。レッテルという表現を用いる場合は、大体が風評、烙印、評価など、何かに対するイメージを端的に纏め上げたものを意味します。どちらかというと偏見や決め付けなど、枠に嵌めたものの見方をする時に使いがちです。レッテルを貼るで印象を付与する、レッテルを剥がすだと払拭するといった感じになります。限定的な情報や非論理的な理屈で決定することが多いので、あまり良くない風潮となっています。一方で、他人を正しく理解するのが難しいのは、真っ当に生きている方なら誰もが痛感していることでしょう。ある程度、レッテルで見当を付けたくなる気持ちが湧くというものです。まあベタベタと貼りすぎた結果、本体が見えないなんて笑い話にもならないので、程々にとしか言いようがありませんけどね。

(・ω・) 全て剥がしたら何も残らなかったってのもジョークになるのかしら

【祭りは準備してる時が最高潮だから後は落ちるだけなんだ】
朱:では姉と妹として、自身の魅力のアピールをお願いします~。
黄:この時点で、企画倒れ臭がとんでもないんだよぉ。
朱:まず姉妹らしさって万国共通なんでしょうか~。
黄:考えてみれば兄弟姉妹なんて、同じ親を持っているというだけで、
 その有り様は文化、風習、家庭の事情なんかで違って然るべきなんだよぉ。
月:ここまで事を大きくしておきながら、急に冷静になるのはやめたまえ。


【真摯に受け止めて血肉と出来るかは別の話である】
真:例え利己的で器が小さく、大局観に欠けていようと、
 上の子を立てるのがこの国の風習ですぅ。
朱:内助の功的な役割を推してきました~。
ア:妹ポイント三を獲得ですの。
黄:もう、ツッコむのも面倒なんだよぉ。
玄:私がボロボロに言われているのは、スルーして良いんでしょうか。
黄:そこを軽く受け流す度量がないからこそと、
 こっちに関しては指摘してやることにするんだよぉ。


【一緒に暮らす以上はどうやったって軋轢が生まれるからね】
窮:お姉ちゃんの有効活用って言ったら、
 親に怒られそうになった時、矢面に立たせるとか。
白:当時は理不尽さを嘆いたけど、今となっては良い思い出だねぇ。
黄:意外と、まともに姉妹してたんだよぉ。
朱:あの御両親ですと、結局は連帯責任になりそうですが~。
白:確かに、なんやかんやで一緒にってことも結構あった。
黄:こういった微妙に納得しきれない話をどう思うかが、
 家族観とやらに繋がってそうではあるんだよぉ。


【そんな社会性は無いというのが共通認識になっている】
天:姉とは、無限大の愛で妹を包み込むものであるべきです。
朱:これはアルテミスさんが喜びそうな御意見ですね~。
ア:媚びを売る為の発言でしたらむしろ減点対象ですが、
 本心だというのが伝わってきて好印象ですの。
黄:いつの間にか審査委員長も兼ねてるんだよぉ。
月:勝つ為には胡麻をすっておけということだな。
朱:下心満載はダメだと言ってるのを理解してないのが、実に月読さんです~。

 見せかけの平等主義がまかり通る昨今、兄、姉らしく、弟、妹らしくというのも規制されそうな雰囲気はあります。この問題に決着をつけるには、家族とはなんなのかまで論じなければいけないはずなのですが、そこまで踏み込む根性のある方は少なそうなのがなんともはやです。
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 無鉄砲という言葉があります。ムテッポウと読みます。結果を予測せず、とりあえず動こうとする様、或いはそういった人を意味します。鉄砲を持たずに戦場に乗り込む無謀な人、と解釈したくなりますが、由来はどうも違うようです。なんでも無点法(ムテンポウ)、或いは無手法(ムテホウ)だったものが変化したという説が有力なのだとか。無点とは訓点が付いていない漢文のことで、日本人には読みにくいことから、ハッキリしない状態を指します。無手法は道具や技術を持たないで行動しようとすることです。現代の使用法からすると、こっちの方が近い気がします。日本語には徒手(トシュ)や空手(クウシュ、カラテ)といった、何も持たないことを表現する単語が結構あります。良い捉え方をされることは少ないですが、何も無いからこそと解釈する場合もあります。無鉄砲を美学と呼べるか否かは、人に依って考え方が違いそうです。

(・ω・) 大抵は単なる無思慮ってのが現実だろうけど

【獲物だとかレア素材として扱ってるやつも居るけど】
朱:それではこれより、天照さん、白虎さん、玄武さんに依る姉軍と、
 月読さん、窮奇さん、真武さんの妹軍で対決を始めます~。
黄:結局はこうなる訳だけど、この方が収拾は早そうなんだよぉ。
朱:実況は、みんなの妹である朱雀がお送りします~。
黄:図々しい自己紹介なんだよぉ。
月:大袈裟な表現ではあるが、
 近所の幼子的にほっこりとした目で見られてる部分があるのは確かだし。


【青梅でも齧ってろと言いたくなる部分はある】
ア:解説はわたくし、アルテミスですの。
朱:勝負の鍵は何処らへんになりますかね~。
ア:皆さんが日々研鑽している、姉指数、妹指数が重要になりますわ。
黄:聞いたことのない単語が出てきたんだよぉ。
朱:知らない世界のお話は、新鮮味に溢れています~。
黄:これはもしやフレッシュであればあるほど良いという、
 世間の風潮へのささやかな抵抗なのではと思えてきたんだよぉ。


【専門家的な人に力説されると真実っぽく感じてしまう】
朱:きっと姉妹業界では浸透しているに違いありません~。
ア:たった今、作りましたのよ。
朱:知ったかぶりは恥を掻きますね~。
黄:この場合、熟知していても自慢になりそうもないんだよぉ。
朱:ですが他に詳しそうな方も思い付きませんし、
 多少の捏造は許容していきましょう~。


【リベンジマッチとかのイベントが発生しないのが悪いんだ】
月:ふっふっふ。この機を逃さず、下剋上を果たしてくれるわ。
白:勝利者賞とか無いなら、特にやる気出ないなぁ。
朱:結構な温度差があるようですけど~。
黄:そりゃ、元から対立の構図で成り立ってるならともかく、
 普通の姉妹が勝負したところで禍根が残りかねないだけなんだよぉ。
玄:戦いを通じて育まれる絆だってあるでしょう。
朱:そんな少年マンガのお約束が実在するなら、
 黄龍さんと麒麟さんはとっくに仲良しこよしだと思います~。

 姉と妹、どちらが優れているかというのは一部で永遠の命題となっているとかいないとか。需要があんまし被ってないんだから住み分けしたら良いんじゃないかというのは、事なかれ主義者の発想なんですかね。

 スクラムを組むという表現があります。元はラグビー用語です。この競技では、ボールを落としてしまったり、前にパスを出してしまうのは軽度の反則行為で、試合が止まります。その際に両軍8人ずつを選出して向かい合う形で陣形を作ります。ドームの様な形になりますが、その中央付近にボールを放り込んで奪い合うルールをスクラムと称するのです。複数人でやる押し相撲のようなもので、前に進んだ方がキープできる確率が上がります。その為には、ガッチリと肩やら腰やらを固めて力が逃げないようにしないといけません。その様から転じて、仲間と一致団結して協力すること全般もスクラムを組むと称するようになりました。ラグビーがそれなりにメジャーな競技だったのは昭和の話で、平成くらいには低調でした。なのでこの言い回しを積極的に使おうとするのは御年配が多くなります。2019年に行われたワールドカップの影響で爆発的な人気を得ましたが、今後も継続するかは不透明です。言葉とは時勢で浮き沈みする部分もありますので、スクラムさんがどうなるかは予想しきれないものがあります。

(・ω・) スクラむ、スクラまない、まで崩されてれば延命率も上がりそう

【相手が望むのであれば如何様にでも変わる覚悟がある】
ア:話は聞きましたの。
黄:呼んでもないのが来たんだよぉ。
朱:アルテミスさんはアポロンさんの姉説と妹説が混在していて、
 ハッキリしないので控えたんですけどね~。
ア:全ての女性の味方であるわたくしですもの。
  時には姉、時には妹として接しますわ。
黄:都合の良い女なんだよぉ。
月:その表現は誤解を招くようでいて、本人は気にしなさそうである。


【満月と新月くらい明暗くっきり分かれてるからな】
ア:アテナお姉様をお慕い申し上げてる身としましては、
 妹であることを推していきたいところはありますわね。
月:姉に対して敵対心を抱かないとか、貴様、偽妹だな。
黄:妹の定義がおかしいんだよぉ。
ア:わたくしに言わせれば、月読さんのように素直になれない方が異常ですの。
朱:盛り上がってきました~。
黄:こいつら月の女神同士、少しくらいは仲良くするかと思ってたけど、
 根本的な価値観が違うのか、どうにも噛み合わないんだよぉ。


【パーツ取りに利用されないだけマシにすら思える】
玄:妹とは、いつか踏破しなければならない高山の様なものです。
朱:こっちも何かズレてますね~。
黄:生き物だと年上が先を歩いてることが多いけど、
 機械は後発の方が高性能になりがちなせいなんだよぉ。
玄:私達は学習型ですから、競い合うことで互いを高めあえます。
黄:処理能力の違いでドンドン差が開きそうな気もするけど、
 妹の踏み台になるなら姉も本望ということにしておくんだよぉ。


【家畜を堕落した生物と呼ぶのは偏狭な見解なのかも知れない】
白:姉妹って、子供の間は適当にじゃれたりするけど、
 成長したらそれぞれの道を歩くもんでしょ。
黄:実にネコ科らしい考え方なんだよぉ。
朱:とても四百歳くらいに実家を追い出されるまで、
 ダラダラと過ごしていた方の意見とは思えません~。
窮:寝床と餌さえあれば、何処までも楽をしようとするのもネコ科だから。
黄:微妙にニート批判が入った気がしないでもないけど、
 生き物としては別に間違っちゃいないということにしておくんだよぉ。

 姉と妹は持ち合わせていませんし、憧れのようなものも特に無いので、語る程の姉、妹論は無かったりします。逆に十人十色の意見を受け入れるだけの度量があると、適当なことを言っておきましょう。

 勘当という言葉があります。カンドウと読みます。親が子との関係を断つことを意味します。また、近しい間柄と言える主従や師弟に関して用いることもあります。本来は、罪を法に当て嵌めて考えて叱ったり責めたりすることでした。そこから発展して、子供に与える罰の一つとして絶縁の意になったのだとか。システムとしては、江戸時代に担当の奉行所に届け出をする必要があったことに由来しています。明治憲法下でも手順を踏めば縁を切ることは可能でした。ですが現代日本だと法律的に親子であることを辞めるのは簡単では無いようです。養子になるだとか、実は血が繋がっていないことが発覚するなど、別の要素が絡んで初めて検討されるということです。なので勘当だと宣言するのは単なる口約束に過ぎず、相続権やらはキッチリ残っています。それが余計に揉め事の種になりそうではありますけども。肉親は仲良くするのが理想ではありますが、人格が尊重される今の世では上手く行かないことも多々ある訳でして。家の事情はそれぞれとしか言いようがありませんね。

(・ω・) 子側から離れる場合は、なんて称すれば良いんだろうな

【一週間だと貧乏体験ツアー止まりになりそう】
朱:血縁としての家族が居ない身としては、
 兄弟姉妹って羨ましいところがあるんですよね~。
月:別に、そんな良いもんでも無いぞ。
黄:持つ者は、持たざる者に対して無自覚に傲慢なんだよぉ。
朱:大富豪は、お金があるから幸せとは限らないって言い出しますものね~。
黄:一年くらい食うや食わずの生活をさせて、
 どういった心境の変化が生まれるのか観察してみたいんだよぉ。


【こいつも武者修行的な名目で少し苦労させるべきでは】
月:姉さんとの関係ばかり扱われるけど、
 上に兄や姉が溢れるほど居るから、実は有り難みが薄い。
黄:たまには、たった一人の弟である須佐之男を大事にしてやるんだよぉ。
月:むしろ須佐之男が居なくて私が末っ子だったら甘やかされたのかなって。
黄:自分勝手なことばかり言いやがるんだよぉ。
朱:と言いますか、月読さんが過保護に扱われてる意識が無いのは、
 衝撃の告白な気がしてなりません~。


【同性だとその傾向が強まりがちである】
朱:別の生き方が出来たなら、姉と妹、どっちが良かったんでしょうね~。
月:それはつまり、優れている方を選べということか。
黄:捉え方に、微妙な食い違いが生じてるんだよぉ。
朱:立場の違いはあっても、貴賤や序列とは無縁に思えますけど~。
月:それこそ、一人っ子の無知が生み出す妄言というものだ。
  生まれてから死ぬまで比べ続けられる宿業を背負っているんだぞ。
黄:なんか無駄にヒートアップしてる気がするけど、
 こっちも天涯孤独同然だから、共感できる部分が皆無なんだよぉ。


【広義ではそうだろうけど狭義に固執する原理主義者が居るからな】
朱:という訳で、姉妹関係者を集めたいと思います~。
黄:天照、白虎、窮奇、玄武、真武辺りなんだよぉ。
月:よぉし、妹と姉で全面抗争だな。
朱:お話を伺いたいだけなんですけどね~。
黄:姉に過剰反応するのをアレルギーと呼ぶべきか悩むんだよぉ。
朱:単なるコンプレックスで良いんじゃないですか~。
黄:こいつをシスコンとすると、
 色んな方面から袋叩きにされる予感がしてしょうがないんだよぉ。

 改めて考えると、チマチマと姉妹キャラが居るよなということに気付いて始めました。姉らしい姉キャラと妹らしい妹キャラなんか居たかという気もしますが、それを引っくるめて黄龍ちゃんというものなのです。

 能書きという言葉があります。ノウガキと読みます。ちなみに送り仮名なしでも許容されますが、ノウショ、或いはノウジョという発音で、字を巧く書くこと、という意味にもなります。元々は効能書き、つまりは薬などの効果を書き記したものでした。現代でもそうですが、何かを売ろうとする時は、とにかくメリットばかり前面に押し出しがちです。薬も同様に、派手な薬効ばかりが強調されて、副作用や、そもそも大した効き目が無いことは隠そうとします。そこから転じて、自画自賛のように自身や近しい存在を持ち上げる文言を能書きと呼ぶようになりました。手前味噌と同義になりますが、好意的な使われ方はあまりしません。国民性で、俺が俺がというのが好まれないことの表れでしょう。何処でこういった気質が育まれたのかは、ちょっと興味深くはありますけど。日本人が美徳と思ってることは、概ね江戸幕府か明治政府が推奨したものなので、どちらかだとは思うのですけどね。

(・ω・) 戦後のそれは、歴史が浅いせいか芯が足りない気がする

【何にしても関わる人が増えないと始まらないからな】
ア:ネットワークビジネスは、色々と応用が利くと思うんですの。
朱:怪しげなことを言い出してますね~。
黄:知り合いに売りつけるってのを、女性を紹介してもらうに置き換えれば、
 まさに無限連鎖の様相を呈してくるんだよぉ。
朱:宗教の勧誘と似ているところがあります~。
黄:友達の友達は友達が胡散臭く聞こえるのはそのせいだと思うと、
 ちょっとくらいは反省すべきかと考えないことも無いんだよぉ。


【或いは直撃しても干渉しないのかも知れない】
ア:計算では、三十六日後にほぼ世界中に行き渡ることになりますわ。
朱:清々しいまでの机上の空論です~。
黄:少し前まで隣国に行くのも苦労してた訳だけど、
 現代なら可能なんじゃないかって思えてくるんだよぉ。
ア:移動と通信の高速化は、愛を満たしやすくしてくれましたの。
朱:ですけど、対象は女の方だけなんですよね~。
黄:アルテミスのラブとやらが男を避けて侵食すると考えると、
 自我を持ったクリーチャーのようで、恐怖心が募ってくるんだよぉ。


【集めることが目標になってるケースも珍しくないし】
朱:クラウドファンディングをやってみたいんですよ~。
月:まず、それがどういったものか理解しているのかという。
朱:お金を貰えるんですよね~。
黄:ざっくばらんすぎるんだよぉ。
月:最も重要なところを抑えてるから問題は無いな。
黄:たしかに要点っちゃ要点なんだけど、
 何かをする為の資金って部分がないがしろになってるんだよぉ。


【結果が出てから文句を垂れるのが実に彼女らしい】
黄:とはいえ、只で奉仕させるよりマシに聞こえるのが難儀なんだよぉ。
月:それこそ洗脳系の話になってしまう。
朱:現世で苦労したら、死後に報われるっていうのは定番な気もしますけど~。
月:そういったセコいやり方で、みんな信者を増やしていったのか。
朱:崇拝されたことが無い月読さんが言うと、負け惜しみに聞こえます~。
黄:山菜を採りに行ったはずなのに手ぶらで帰ってきたやつが、
 乱獲したら生態系に悪影響的な言い訳をするみたいな感じなんだよぉ。

 結果として、信用しきれない部分のある集金システム繋がりになってしまいました。金の遣り取り以上に人間関係を壊すものはそんなに無いと考えると、罪深いものを作ったものだと思わなくもありません。


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