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2019

1004

 我が家の軒下に、蜘蛛が巣を張っていました。いえまあ、それ自体はどうでもいい話なのですが、ちょうど窓の真ん前だったので、視界にチラチラと入ってくるのです。少しばかり可哀想だけど、撤去しようかなと考えていると、あることに気付きます。風がビュンビュンと吹いて揺れまくっているのに、中心の蜘蛛は微動だにしないのです。こいつらって、巣にくっついたものを餌と認識して襲いかかってくるんじゃなかったっけかなどと思い起こします。そこでちょっと端をつついてみると、俊敏な動きを見せてきました。つまり蜘蛛というやつは、ランダムに吹きすさぶ気流に依る揺れと、巣に何かが当たった際に生じる揺れを別のものとして感知しているということになります。あの小さな身体の何処にそんなシステムが詰まっているのか。虫けらなどと侮ってはいけないのをしみじみと感じ入りました。

(・ω・) なお検証終了後、蜘蛛さんは風下の方に飛んでいってもらった

【面倒だからって理由でホイホイ単位出すから普通に人気だし】
月:裏シラバスってあるじゃんか。
黄:学生がソーシャルツールや口コミなんかを使って、
 教授や講義の品定めをするやつなんだよぉ。
月:媒体がなんにせよ、私を舐め過ぎだよな。
  ネット系は改竄できるし、閉鎖空間での情報誘導なんて簡単なのにさ。
黄:なんてことに労力使ってんだと思わなくもないけど、
 実害軽微で免疫を付けられると考えれば、良い教師な気すらするんだよぉ。


【臥薪嘗胆的に憎しみを忘れないルーチンは必要なのだ】
月:正直、あいつらが卒業後にどうなろうと興味無いんだが。
黄:さらっと最低なこと言いやがるんだよぉ。
月:自慢じゃないが、元ゼミ生主催の飲み会とか呼ばれたことないし。
黄:人望の無さが具体的な形となっているんだよぉ。
月:何をどう勘違いしたのか、季節系の贈り物をしてくれる一人が心の支えだ。
黄:なんかそれ、十数年続けた末、最後に恨み節をぶつけてくる、
 呪いの類なんじゃないかと思えてしょうがないんだよぉ。


【自らを愚者とへりくだることで責任から逃れる心構え】
月:世の中から悪意と善意、どちらを無くす方が世界平和に近付くのだろうか。
黄:中学生みたいなこと言い出してる感じあるけど、
 教授がガチな思考実験をするとなると面白いテーマかも知れないんだよぉ。
月:ナチュラルにハードルってか、棒高跳び並の高さを設定された。
黄:普段から教授職って肩書に甘えてるんだから、責務も受け入れるんだよぉ。
月:私は都合よく立場を使い分ける、立派な大人でありたいと思っている。


【この大学にそんな学生が存在してたら逆に驚くが】
月:技術ってのは楽したいとか、何かを成したいという欲から生まれるからな。
  善意しか無いとしたら、原始生活から抜け出せないはずだ。
黄:野生動物は欲まみれだし、それを悪と規定することに疑問を覚えるんだよぉ。
月:しかし人ってのは脳がぶっ壊れてるのか、満腹が無い生き物だという。
  或いは、大き過ぎる夢こそ邪悪そのものなのかも知れない。
黄:半ば惰性で教授になったのが言うと、負け惜しみにしか聞こえないんだよぉ。
月:希望に満ち溢れた目をしてる若いのなんて、全力で蹴散らしてくれるわ。

 月読を描く時の思考回路は、人としてダメな方、ダメな方へと流れていくので、えらく書きやすい部分があります。私自身が色々とダメすぎるせいかも知れませんが、そういうものとして受け入れるしかないのでしょう。
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