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 鯔背という言葉があります。イナセと読みます。江戸後期に誕生したとされる美意識の一つです。これは鯔背銀杏という、町人に流行した髪型に端を発します。銀杏というと現代でも力士がする、大銀杏などが知られています。鯔背銀杏は日本橋魚河岸で始まったとされていて、少し曲げた形になります。この形状が鯔というボラの一種の背中に似ていたことから命名されました。これがお洒落とされて広まった訳です。正道からはやや外れ、荒くれではあるものの筋は通すという生き様は大衆受けし、鯔背がチョイワルで小粋といった感じの意味合いを持ったようです。他にも鯔背衆が履いたとされる、鯔背足駄の略称としても用いられます。足駄とは高下駄のことで、歯の部分が長めです。従来は雨の日に足元が汚れないように使うものですが、そうでない時ならシークレットブーツみたいなものじゃないのと思わなくもありません。別に隠してないからセーフという受け止め方なのかも知れませんけど。鯔背な生き方に憧れを持つ方は少なくないと思われますが、ちょっとズレただけで粋がってる感じになるだけに難しいものがありそうです。

(・ω・) 粋と鯔背の違いは、これでそこそこ奥深いらしい

【隙を見せたら寝首を掻いてあげるのが作法というもの】
公:再び、奇怪な夢を見た。
遊:お前もう、預言者とかイタコに転業したらどうだ。
公:宗教的影響力を使って支配を強めろということだな。
莉:出来るもんならやってみろとしか言いようが無いけど。
遊:そういった真似が難しいから、お前の基盤はガタガタなんだろうが。
公:上役だろうと本音でぶつかり合える、実に風通しが良い大名家です。


【実際に自律神経を損なう人は少なくないという】
公:内容なんだが、どうもそこでは夜の存在が稀薄らしい。
莉:言ってることが、良く分からない。
遊:南蛮から見て北の方では、
 季節に依って、ほとんど陽が落ちないと聞いたことあるが。
公:いや、太陽は沈むんだが、炎とは違う謎の光でそこら中を照らしてるんだ。
莉:なんて言うか、感覚が狂いそう。
遊:天が定めた摂理に逆らうとは、人はどうあろうと愚かなんだな。


【一流のエンジニアでさえ割と経験則で仕事する】
遊:夜は暗くて眠くなるからこそ夜襲は意味があるんだぞ。
公:そういや目を覆うような器具を取り付けることで、
 光源が無いのに昼間と変わらず周囲を認識できるってのもあったな。
莉:戦の常識が根底から覆されてる。
遊:着想を得たなら、いっそ開発してくれ。
公:原理が分からんから無理に決まってるだろ。
遊:使えんやつだなと評したくなったが、
 私も火薬がどうして炸裂するか知らんし、偉そうなことは言えんか。


【手っ取り早いのは城主の首を差し出しての助命嘆願だ】
公:まあ、煌々と明かりを灯すのは祭りの時だけで良いよな。
  薪も安くねーし。
莉:こういったところが、中堅大名から抜け出せない理由な気がしてる。
遊:ここぞって場面で景気付けにするとかいう考えはないのか。
公:それがいつなのかが、ピンと来ないんだよ。
莉:いずれ軍師とか相談役が居ないのが致命傷になりそう。
遊:常に家が崩壊すると想定しておけば、その時が来ても対処法はあるものさ。

 電気の実用化は人間社会に革命的変化をもたらしました。そして人は利便性に抗えない生き物ですので、多少の不都合なんて気にせず、代替品が見付かるか滅ぶまで使い続けることでしょう。
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