2025
無反動砲と呼ばれる兵器があります。砲弾を発射する際、後方に発生する加速をほぼ無効化する仕組みが搭載された大砲の総称です。この世界には力学の第3法則で知られる、作用反作用があります。物体に力を加えると、反対方向へ同じだけ返ってくる現象に付けられた名前です。台車に乗って何かを押すと、後ろに進むのが分かりやすいかと思われます。大砲の弾は重く、初速も遅くありません。近年のものだと尚更です。なのでしっかり固定しないと、砲身が吹っ飛んで味方に被害を及ぼします。重量は嵩み、設置に時間が掛かるなど不便です。無反動砲はそういった諸々の問題を解決する為に誕生しました。原理は単純で、射出と同等のエネルギーを逆方向に噴出して相殺するのです。具体的には、ガスが良く使われます。これに依って軽量化が実現し、肩に担いで撃つといった利便性を獲得しました。もちろんメリットだけではありません。爆発させる訳ですから、狭い場所では不向きです。また爆煙が発生するので、相手に位置がバレます。自動装填装置を組み込めないので、連発が難しいのも難点です。ちなみに似た見た目のもありますが、ロケットランチャーとは違います。こちらはロケット弾を使用していて、飛びながらスピードを上げるので反動は弱めです。いずれのタイプも現役なので、一長一短なのでしょう。こんな物騒なもん無いに越したことはありませんが、実現可能かはまた別の話です。
(・ω・) 手にした武器を捨てるのは倍以上の勇気が要るのじゃ
【マニア相手ならミスリード可能】
マ:指紋て凄いよな。
一世紀以上経ってるのに個人認証の最前線やなんて。
玄:大抵の行動に指先を必要とするせいですね。
マ:手袋で防げるけど、それはそれで不自然になるいう。
玄:潔癖症の設定は便利なようでいて、
全力で注目される弱点を兼ね備えています。
【外的要因で変化するケースもある】
マ:このグルグルが誰しも一生変わらへんて、
気付く方がおかしいんちゃうかと。
玄:どうやって証明したんでしょう。
マ:そら適当なの連れてきて削ったり焼いたりやろ。
玄:真っ先に至る発想としては少々えげつないです。
【むしろ悪魔の領分なんじゃないの】
マ:僅かな脂の分泌で痕跡が残るとか、
ちょい都合よすぎやないか。
玄:捜査の為に編み出されたような仕様です。
マ:神がどんだけ人を信用せんと設計したか、
丸分かりになっとるで。
【いつだって異世界の記憶が絡みつく】
玄:ところで、生来指紋と無縁な気がしまして。
マ:そないな体質あるんかいな。
玄:いえ、ちゃんと渦巻いてますよ。
マ:なんのこっちゃ。
玄:だから不思議なこともあるものだという、
与太話の類です。
意外にも、指紋ネタは殆ど扱ってこなかったようです。ミステリ的には基本中の基本ですが、逆にド真ん中すぎて盲点だったのはあるかも知れません。
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