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2010

0502

 まだ福田政権だった頃、当時の小沢代表が大連立を持ち出したことがありました。この際、民主党内から反発の声が上がりすぎて、『てめぇらなんかとやってられっか!』とブチギレて代表を辞めかけた訳ですが、その時に私は、『じゃあ、これから誰をいじれば良いんだ!』と叫んだ記憶があります。

( ・ω・) あれから二年半、まさかまだ小沢氏を弄り続けてるとは、誰が思ったであろうか

「一体、何よぉ。剣舞でも見せてくれるって言うのぉ? そんな文化的な趣味、海賊には似合わないわよぉ」
「黙っててって、言ったよね!」
『メラミ』
 怒りの言葉と共に、人の半分はある中型火球をヘラルドにぶち当てた。
「あらぁん!?」
「ヘラルド様!」
 まるでゴムマリみたいにボヨンボヨンとヘラルドは壁まで転がっていく。お付きの三人もそれについていったから、残りは――。
「何の真似だ、アレクよ。幾らヘラルドといえど、打ちどころが悪ければ死ぬ時は死ぬぞ」
「その名前を、軽々しく呼ばないで。僕は兄さんの意志を継ぐ者の一人として、この名前を誇りに思っている。
 あんた達みたいに、生きる意味さえ考えたことがない人に、この重みは分からない!」
 そりゃ僕自身が、人に誇れる様な生き方をしてきただなんて言う気はない。だけど、良く知りもしない赤の他人を扱き下ろして酒の肴にするなんて恥ずかしい真似をする程に落ちぶれてもいないつもりだ。
「俺ぁ、頭が悪いから良く分かってねぇんだがよ。勇者アレルってのは、てめぇの兄貴ってことで良いんだな?」
「ああ、そうだよ」
 エンリコの問いに、極力、感情を押し殺したまま返答した。
「んで、その兄貴を俺らがバカにしたから、頭に来た、と」
「大体は、合ってる」
「よぉし、だったらこいつぁ、肩がぶつかったかどうか程度のケンカだ。思う存分、相手してやんぜ」
 単純明快、頭に配線が一本しか通ってないエンリコらしい結論だと思った。ほんの少し、そちらの理屈の方が分り易いとさえ思えたくらいだ。

 

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