①どの様なピンチも、その類稀な発想力で切り抜ける。
②交友関係は広く、恐竜、宇宙人、ロボットとなんでもござれである。
③拳銃の達人。名の知れた殺し屋と一対一で勝ったことは記憶に新しい
( ・ω・) こう書けば、野比のび太氏も立派なナイスガイ!
【権威失墜!? 報道機関崩壊の裏側へ迫れ!】
岬:昨日、国内二位の発行部数を誇る朝日新聞が9月中間決算で、
100億円以上の損益を出したことが話題になりました。
これは投資関連等で損をしたという側面もありますが、本業でも赤字を出しており、
2009年3月期で創業130年にして始めての赤字転落になることは濃厚です。
又、大手テレビ局各社も、日本テレビ、テレビ東京の二社が赤字の見込み、
他三社、TBS、フジテレビ、テレビ朝日も大幅な減収となり、
報道機関の経済的神話性が大きく揺らいできたことを指し示しています。
公:これは、どういう事態だと読めば良いんだ?
岬:端的に言えば、テレビも新聞も、一時代程、
見られなくなってきたということでしょうか。
必然として、広告料が減少し、苦しい経営が強いられることになります。
その原因は、新聞の信頼性が一昔前程では無くなったということです。
私達の様に、物心付いた頃にはインターネットがあった世代には分かり難いんですが、
その頃の新聞は、それはそれは神聖化されていたのです。
それこそ、『書いてあることに間違いがあるはずがない』レベルです。
公:100%正しい情報なんてある訳無いだろ。
総合的に判断しろ、総合的に。
岬:私達、若い世代は、情報の氾濫に慣れているので、そう思うんですけどね。
上の方々にとって情報というのは、テレビか新聞か、
或いは、自分の仕事絡みで得るものが殆どでした。
逆に言えば、報道機関側がどれだけ殿様商売をしていても、
一般市民にはそれを暴く術は殆ど無かった訳です。
公:権力ってのは、澱んでれば腐るもの、ってのが岬ちゃんの持論だよな。
岬:ええ、良い感じで腐った典型が、朝日新聞一面に掲載される『素粒子』です。
これは世相を短文で社会風刺的に扱う短文コラムなんですが、
2008年6月18日付けの同紙に、
『永世死刑執行人 鳩山法相。『自信と責任』に胸を張り、
2カ月間隔でゴーサイン出して新記録達成。またの名、死に神』
と掲載したことが問題となりました。
朝日新聞側は当時法務大臣であった鳩山邦夫氏が、
ハイペースで死刑執行の認可をしていたことを皮肉ったと主張しています。
明らかに問題なのは二点。
先ず、生身の人間を、公器を自称する新聞社が死に神扱いしたことと、
被害者遺族の心情を踏み躙る行為であった点ですね。
死刑になる人というのは、それなりの犯罪者ですから。
二つ目は、大臣というのは行政の長で、法を実行するだけの立場であること。
死刑というのはたしかに重い問題ですが、
回されてきた書類に判を押さないというのは、只の職務怠慢です。
法務大臣一人でどうこう出来る問題ではありません。
何がどう血迷って、これが掲載されるに至ったかまでは知りませんが、
一月以上経った8月1日に謝罪したことで、一応の幕となりました。
公:何かアレに似てるな。
すげーテンションが上がった場所でギャグを言って大爆笑を取ったけど、
後々、冷静に考えてみると、別に面白くも何ともなかったみたいな。
岬:社内が、そういう空気だったんでしょうね。
ちなみにこれ、全文は、
『永世名人 羽生新名人。勝利目前、極限までの緊張と集中力からか、
駒を持つ手が震え出す凄み。またの名、将棋の神様。』
『永世死刑執行人~~』
『永世官製談合人 品川局長。官僚の、税金による、
天下りのためのを繰り返して出世栄達。またの名、国民軽侮の疫病神。』
という三点セットなんです。
現代最強棋士と言われる羽生善治氏が、この時期、五期名人を務めることで、
永世名人の称号を得たことにかこつけんでしょうけど、
巧くも何ともありませんし、羽生氏にとっても迷惑千万な話だったでしょうねぇ。
公:こういうことをしてたら、赤字にもなるわな、そりゃ。
今項目の纏め:昨今、新聞社とテレビ局の儲けは凄い勢いで下落している。ぶっちゃけ、自業自得とも言う。
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