ふと思ったんですが、内閣支持率って20%が一つの壁になってますよね。自民主体から民主主体に変わり、ミスの方向性も違うのに、いつも20%が一種の下限……はて、何か似た様な話を何処かで聞いたことがあるような。そういえば、働き蟻って、三割は事実上のニートってか、無能社員らしいですね。何でも、緊急時に普段以上の力を出せる様に、遊びの部分を残してるんだとか。もしかして内閣支持率も似た様なもので、社会がとんでもない変容を遂げた時にも対応できる可能性を残しておく為の、余白的なものなんじゃないでしょうか。今はまだ、ギリギリ平時ですし。逆説的に言うと、森内閣、鳩山内閣辺りは、社会から完全に要らない子とされたとも言うんですが。あれ、このネタって、学部レベルなら卒論に出来そうな感じじゃないですか?
( ・ω・) 苦しゅうない。ネタに困っていたら、使ってもよいぞよ
「いやぁ、ジョンは男だというのに、まだまだ虚弱でね。もう少し肉を食えと思うんだが、どうかね」
「アハハ……」
ごめんなさい。僕もどちらかっていうと、余り肉は食べない虚弱寄りの男の子です。
「俺はハーフエルフなんだから、肉がそんなに好きじゃないのは当たり前だろーが」
言われてみれば、その理屈も充分筋が通ってる気がする。
「ジョン。いつも言ってるだろう。両親が別種族だからって卑屈にだけはなるなと。むしろその自分を貶めて見る心こそが、遠ざけられる要因になるんだぞ」
「これはそういう問題じゃねーだろうが!」
何となく、父子漫才の様相を呈してきた気がしないでもない。
「それで、割る薪ってのは、これですか?」
「ああ」
小屋の裏には、大雑把に伐り出された木材が、無造作に転がっていた。近くには、それらしき手斧と、切り株で出来た台もあるし、問うまでも無い様な気はしたんだけどね。
「適当に、ある分を割っておいてくれ。俺はちょっと、妻を手伝ってこようと思うんでな」
「あ、はい」
ざっくばらんな指示だけを出して、ボブさんは小屋の中に入っていってしまった。よぉし。この際だし、ちょっと頑張ってみちゃおうかな。
「ん?」
いや、待てよ。このまま、普通に手斧で割って良いんだろうか。そりゃ、薪割りを手伝うという、本来の趣旨からすれば至極当然の流れなんだけど、仮にも僕は剣士だ。そして僕の背中には、未だ使いこなせていないとはいえ、あのヤマタノオロチの首さえ刎ね飛ばした兄さんの剣がある。これらから導きだされる、必然の結論といえば――。
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