洟垂れ小僧という言葉がありますが、子供ってそんなに洟垂らしてましたっけ、と訳分からないことを言ってみる。
( ・ω・) いえ、微妙に風邪ひいたからそんなこと思った訳でも無いですよ?
【総理の女房役、その名は内閣官房長官】
公:ところで岬ちゃん。
岬:はい?
公:前々から疑問なんだが――外務大臣とか、財務大臣っては、
担当省庁があるから、何やってるか何となく分かるんだ。
だけど、少子化担当大臣って、何やってんだ?
モテない男に、女性の紹介でもしてくれるのか?
岬:そういう話ではなくて、子供を育て易い、
税制面での優遇政策なんかを作ったりするんですね。
子育て支援政策なんかと呼ばれてるアレです。
公:それは、厚生労働省の管轄って感じがしないでもないんだが。
岬:真面目な話、人気取りの側面は否定しませんよ?
代々、女性議員が担当するポジションですし。
公:しないんかい!
岬:ちなみに、国営でのお見合いパーティは、
2006年に猪口元大臣が提言したものの、実現したという話は聞きません。
公:少子化はそういう問題じゃないという、現実を知らない政治家様らしい話だな……。
岬:あの世間ズレしたところも、慣れれば結構、面白いんですけどね。
割を食う国民は堪ったもんじゃありませんけど。
公:それで、もう一つ良く分からない閣僚が居るんだが……
内閣官房長官って何やってる人なんだ?
岬:端的に言えば、内閣官房の長です。
公:端的過ぎます。もう少し分かり易くお願いします。
岬:もっと噛み砕くなら、内閣内部の実務担当のトップといったところでしょうか。
内閣官房っていうのは、具体的に何らかの仕事があると言うよりは、
各省庁や国会との調整をしたり、庶務をこなしたり、
総理一人では処理しきれない実務をこなす部門ですね。
首相官邸と呼ばれることもあります。
もちろん、各省庁への調整を出来る立場ですから、
それなりの権限は持ち合わせています。
公:官房長官って、良くテレビで会見してるよな。
岬:総理は基本的に多忙ですからね。
官房長官は、マスコミ担当、つまりスポークスマン的な役割も持ち合わせています。
当然、総理の考えを良く把握している人でないと務まりません。
女房役と言われる由縁はここです。
公:そちらの筋の人間なんですね、把握しました。
岬:ちなみに、総理並の調整力を必要とし、
尚且つ露出に耐えられなくてはいけないポストですので、
総理大臣への登竜門という呼ばれ方も一部でされているようです。
更に、内閣総理大臣臨時代理第一位なので、
総理に万一のことがあった場合は代理として働くポジションでもあります。
何かがあった時は官邸に駆けつけなくてはいけないので、
在任中、海外遊説は殆ど出来ません。
公:うわっ、完全に無視された! これは罵られるより辛い仕打ち!
岬:先輩って、罵倒した方が喜ぶじゃないですか。
公:そうなのよ~、俺って真性の奴隷体質だから~。
鞭で打たれて伸びるタイプ……って、何でやねん!
岬:この様に、適度にバカを言い合える仲の方が、官房長官としては適任かも知れませんね。
公:酷い締めだな、おい。
今項目の纏め:内閣官房長官は総理の背中を守る最高の相棒。その職務は主として各機関への調整役である。
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