変な夢見たぞ、フルァ、シリーズ。
シチュエーション、どっかの屋敷で何か命を狙われる俺。その屋敷を脱出する為のスペクタクルアクション。何度死んでも、自分の好きなところからやり直せる、ゲーム世代らしい設定だ。但し、死ぬ時の痛みと恐怖はきっちり引き継いでるぞ。精神が崩壊するのと脱出できるの、どちらが先かな。
何これ、俺の脳内、怖い。どういう経緯を経て、こんな訳分からないビジョンを映像化したんですか。
( ・ω・) 尚、俺のその後については、全く憶えていない
未だ賢者として完成に程遠そうなリオール君が数に入っているっぽいだけに、あまり年齢は関係無さそうな気がする。
「あ、そういう観点では、ジュリも無いとは言い切れないかも」
「又、新たな名前が」
「知り合いの、人形使いの女の子。年齢的にはトヨ様と同じくらいだけど、純粋な魔法の才能はちょっと下かな」
方向性も、ちょっと違うしね。度合いについては、どれくらいのものかまでは良く分からないけど。
「何でこう、ポコポコと。
ええい、前師匠め。私達姉妹を、『知り得る限り屈指の才能の持ち主』などと言ってたのはやる気にさせる為だったな」
「それも師匠としての選択肢だと思うけどね。ってか、人間、両手両足全部揃ってれば、二十本ある訳だから、そこまで無茶でも無いんじゃない?」
「その屁理屈の方が、よっぽどの無茶」
「或いは、その師匠の交友関係が、意外と狭かった可能性も」
「……」
「ん?」
「それが無いと言えない辺りが、元弟子としては情けない」
魔法屋っていうのは半分研究職だから、部屋に閉じこもっちゃう人が多いのは、構造的にしょうがないとは思う。半ば強制的だったと言っても、僕はこうして世界を見て回ってる訳だから、そういう意味では良いことなのかも知れないね。
「師匠……師匠が思うより、世界は広うございました。シルビーはこれで心置きなく、あなた様に対してお暇と叩き付けることが出来まする」
いや、仮に技術的に学ぶべきことが無くなっても、人として敬意だけは示しておこうよ。人間的なことに関しては、最初から諦めろっていう話もあるけどさ。
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