2025
アノマロカリスと呼ばれる生物が居ました。約五億年前に生息していた絶滅種です。節足動物の一種で、名前は奇妙なエビを意味しています。顔面から二本の前脚に似た触手が突き出しているのと、ギョロッとした目玉が特徴的です。また12対程のヒレが胴体から生えていて、これで海中を移動していたと考えられています。当時の動物は10cm未満が大半だったのに対し、アノマロカリスは飛び抜けた巨体でした。具体的な数字は40~100cmと見解が幅広いものの、人間と恐竜の様な体格差であったことは間違いありません。これが肉食性なのですから、時代の覇者になるのは必然と言えます。更に強力な複眼の持ち主で、狙った獲物は逃さなかったのも要因です。こんな頂点を極めたアノマロカリスですが、ある時期を境に忽然と姿を消します。理由は不明です。巨大ゆえに環境変動に対応できなかった説、顎と歯が弱くて食べるものが足りなくなった説、ライバルに敗れた説、そもそも化石が発見されてないだけで割と生き長らえてた説などたくさんあるものの、いずれも裏付けがありません。古い話なので情報が足りないのは仕方なく、解明される日がやってこない可能性はあります。考えてみれば数億年前の状況を痕跡だけで推測するなんて、無茶苦茶と言っても過言ではありませんよね。
(・ω・) 名探偵並の発想力と構築力が要求される
【そもそも自分で名乗るものじゃないような】
白:インフルエンサーは職業だろうか。
玄:定義から決めないといけないのでは。
黄:生計を立ててるが条件なら、
該当するか微妙なのも居るんだよぉ。
白:それを採用すると状態の一つであって、
生業と呼ぶのは無理があるかもね。
【キャッチーな挨拶の開発に頭を悩ませそう】
朱:近頃は四神以上の影響力がありかねません~。
玄:そういう意味では利用したい対象です。
白:つまり自ら広告塔になれば青龍と兼任できる。
黄:どれだけ過労死させたいんだよぉ。
玄:大衆に取り入る姿が想像し難いので、
見てみたいが近いと言えます。
【未だに黄龍が向いてたか疑問なんだ】
朱:何にしても、青龍さんは青龍が一番です~。
玄:早い段階で天職に出会ってしまうと、
他の選択肢を見出だせないとも言えます。
白:人間程度の寿命ならそれでも良いけど、
私らは長生きだからなぁ。
黄:不適なことを生涯やらされるよりは、
遥かにマシなんだよぉ。
【中国聖獣崩壊のドサクサで踏み倒せ】
黄:『本当にやりたいことが見付かりました』、
とか言い出して退職されても困るんだよぉ。
玄:否定しませんが。
白:こっちも白虎辞める踏ん切りが付くね。
朱:朱雀だから借金が何とかなってるので、
そうならないことを祈るしかありません~。
人権意識の高まりと共に、職業選択の自由が権利として認められるようになりました。しかし社会にとって有為な人材を不適な場に配置するのは損失であるという見解もあります。1人や2人の我慢で世界が円滑に回るなら、生贄に捧げるべきと考える人は少なくないんじゃないですかね。
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2025
紹興酒と呼ばれるお酒があります。読みはショウコウシュです。中国系の酒類で、一、二を争う知名度かと思われます。紹興は浙江省に所属する地名です。この近辺が発祥と推測されているので名付けられました。つまりシャンパーニュ地方のシャンパンと同類です。現代では名乗る為に必要な条件が幾つもあります。もち米が主原料なのは、米にうるさい日本人にとっても珍しい特徴です。また使う水は鑑湖由来でなければならないと定められています。更に熟成させた老酒であることも必須です。他にも諸々の規定があります。しかしこれらが適用されるのは中華人民共和国のみです。中華民国、つまり台湾でも紹興酒を冠する商品が作られています。元祖と本家、どちらが正当なのかという骨肉の争いがあるようです。歴史的には二千数百年前に原型と思しきものが登場します。現代的な製法の起源は、千年くらい前というのが通説です。この頃に小麦の麹が伝来して隆盛したのだとか。ちなみに世界三大美酒の一つに数えられると言われています。残り二つはワインと純米吟醸酒とのことです。全て醸造酒で、何を基準にしているかは良く分かりません。世界中のアルコール類に精通している人物の評は当てになるのかとか、考えたりしちゃいますけどね。
(・ω・) 嗜好品の序列付けって対立しか生まないような
【聖獣業以外の優先順位が不明すぎて】
朱:学者さんは向いてそうです~。
黄:専門は何なんだよぉ。
白:言われてみると、微妙にイメージ湧かない。
玄:青龍さんって、何に興味あるんですか。
黄:長い付き合いのくせにどうなんだと言いたいけど、
そっくりそのまま返ってくるのが恐怖なんだよぉ。
【外野から草葉の陰で喜んでるとか言っちゃえるし】
白:逆に考えると、何処行っても結果残しそう。
玄:しかし歴史に名を刻むには狂気が足りません。
黄:どうなって欲しいんだよぉ。
朱:生前は全く評価されなかったのに、
世紀をまたいで偉人になる感じです~。
玄:自分でやらない分にはロマンがあって良いものです。
【ちなみに二十八は二番目の完全数である】
玄:例えば数学科は狂人の巣窟として有名ですが。
黄:偏見の塊なんだよぉ。
白:数字に美を見出す時点で分かり合えない。
朱:二十八はどう見ても二十八ですよね~。
黄:狂うとは標準的感性から逸脱することだけど、
基準線の位置は極めて曖昧なんだよぉ。
【得意だからってやりたいとは限らないんだけど】
朱:全てが九十八点の青龍さんは、
意外に研究は合ってないのかも知れません~。
白:スペシャリストの極みみたいなもんだしねぇ。
玄:苦手科目が無いと学部を適当に選んで失敗する的な。
朱:平均点を割る劣等生からすると、
この上なく嫌味な状態ではあります~。
当然ながら学問を修めるには幅広い見識が必要です。しかし専攻に関しては百点どころか百八十点くらい無いといけません。青龍がそこまでのめり込む対象があるのかと言われたら、やっぱり思い付かないんですよね。
2025
銅鐸と呼ばれる祭具があります。ドウタクと読みます。鐸は大きな鈴を意味します。つまり青銅製で、一抱えはある鐘に近い物品を指す単語です。但し鐸は内側に棒を吊るして振るのに対し、鐘は外側を叩いて鳴らす違いがあります。弥生時代に製作され、宗教的な儀式で使われたと推測されています。大陸の慣習を発展させたものですが、謎多き遺物です。まず集落から微妙に離れた場所から出土するので、厳密な時代判定が難しかったりします。祭壇や施設がある訳でもなく、土木工事などでたまたま発見されるのです。大地のパワーを溜める為といった憶測もありますが、確証はありません。後期型ほど巨大化していきますが、用途が楽器から観賞用へ変化したのではと考えられています。そして邪馬台国が成立したとされる時期に、歴史から姿を消します。文化の上書きなのか、飽きが原因なのか、理由も不明瞭です。存在自体は日本人の大半が認識しているものの、仔細については専門家ですら頭を抱えているのだとか。そんな難儀なやつですが、昔感を出す小物としては便利だったりするんですよね。
(・ω・) 日本的には、有史以前だからな
【才能の無駄遣いにも程がある】
白:詐欺師とか向いてるかな。
黄:欲の皮が突っ張ったのを騙すのは、
微妙に不得手な気がするんだよぉ。
玄:追い詰めるのは得意分野ですけど。
朱:借金の取り立て屋になれば、
素晴らしい成績を残しますね~。
【そこそこ儲けたところで高跳びを繰り返す】
黄:適当な看板役を立てて、
実務を担う辺りに落ち着くんだよぉ。
白:現状と変わり映えしなくてつまらない。
朱:性分は変えられません~。
玄:矢面に立たず傀儡を使い捨てると表現すれば、
むしろフィクサー感が増すと言えます。
【やりたい放題やる為に偉くなりたがるんだし】
玄:非合法組織の首魁は如何でしょう。
白:聖獣って、大義名分を持ってるだけの同類じゃ。
黄:物の見方が残念なんだよぉ。
朱:ルールを作る側という観点だと似てます~。
白:だからこそ律しないといけないんだけど、
現実はどっちも大概ってのがまた。
【とはいえ生活を改めるつもりは一切ない】
朱:悪の幹部みたいな振る舞いは似合います~。
玄:私達も悪党を気取ってみますか。
黄:突き抜けたワルには器量が必要なんだよぉ。
白:青龍は、一つ間違えば魔王になってたはず。
朱:私達が生きてる間は踏み留まってくれれば、
責任を感じなくて済むんですけどね~。
どんな役割を振られようと、青龍の気質的に全力を尽くすと思われます。何かの弾みで反社会勢力に与することとなったら、問題点の改善に着手するでしょう。そして自分で仕切るしかないと気付き、何やかんやで旧勢力は排除されるんじゃないですかね。
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蓚酸と呼ばれる化合物があります。読みはシュウサンです。二つのカルボキシ基が背中合わせに結合した構造をしています。蓚は植物の一種である酸葉(スイバ)のことです。含有量が多く、口にすると酸っぱい特徴から名付けられました。自然界に広く存在しているので、抽出は容易です。また化学式が単純なので、無機物から合成する手法が幾つも確立されています。工業的な用途は広範です。具体的には、ブドウ糖製造、金属研磨、医薬品の原料、消臭剤、染料、漂白剤などとなります。しかし日常会話で使う際は、痛風や尿路結石の原因としてが大半でしょう。これらの疾病は結晶が肥大化して、関節への沈着や尿道を圧迫することで発生します。蓚酸は体内でカルシウムと結合し、刺々の塊となって牙を剥くのです。言い換えると吸収する前に固体化してしまえばそのまま出ていきます。摂取する際に、牛乳辺りを添えることで対策可能です。また水を飲んで尿量を増やし、小さい内に流してしまうのも効果的と言えます。病因としてプリン体も有名ですが、結局は尿酸値を上げないことが肝要です。けれど複合的理由であるケースが少なくないので、食生活だけ改めても微妙という話も良く聞くのですよ。
(・ω・) 死ぬほどしんどいらしいから出来ればなりたくない
【モーツァルトくらいイカれてると楽しくなる】
白:絵本作家とかどうだろう。
黄:ストーリーと絵柄の想像がつかないんだよぉ。
玄:説教くさくなりませんかね。
朱:逆にふわふわメルヘン系と予想します~。
白:作者の人格は知らない方が幸せだと、
誰かが言ってたなぁ。
【芸術性が高いからって売れるとは限らない】
白:良識が無いと理不尽ギャグは描けないらしい。
玄:堅物なくらいが良いんでしょうか。
黄:頭のネジをどう外すかが大事なんだよぉ。
朱:青龍さんが心の内を開放したら、
とてつもない闇が漏れ出しそうです~。
黄:それはそれで見てみたいけど、
出版できるかは分からないんだよぉ。
【ライブでの弾き語りが主要業務の様な】
玄:創作系なら、シンガーソングライターなどは。
朱:こちらもジャンルが分かりません~。
黄:ラブソングの帝王になって欲しいんだよぉ。
白:またしても表に出しちゃいけない存在に。
朱:それをシンガーソングライターと呼べるのか、
私の拙い見識では判断しかねます~。
【まずは情報の小出しを学習するところから】
玄:近頃は顔出ししない配信者も居ますので。
白:純粋に歌唱力を評価してるのかしら。
黄:むしろ偶像化が進んでるんだよぉ。
朱:神格化には想像の余地を残すべきです~。
玄:勉強になります。
白:ガツガツアピールをやめられない玄武だと、
参考にならないんじゃないかなぁ。
シンガーソングライターとは、作詞作曲を自身で行う歌手を意味します。なのでボーカルに専念していても良いはずなんですが、何故かギターを持つイメージが一般的です。チームで楽曲を賄うのはバンドと呼ぶのではと言われたら、あんま否定できないんですけど。
2025
ストロボと呼ばれる装置があります。主に写真撮影で用いる、光を放つ機械の総称です。但しストロボはストロボリサーチ社の商品名だったので、一般名詞としてはフラッシュが良く使われます。エレクトロニックフラッシュの略です。実用化されたのは1939年、ハロルド・エジャートン氏に依ってでした。封じられたキセノンガスに高電圧を掛けると発光する性質を利用しています。日光に匹敵するほど強力で、カメラのシャッターと連動させることで被写体をくっきり写すのです。それまでは光源としてマグネシウムが主原料の閃光粉を燃やしていたのだとか。取り扱いの難易度が格段に下がった上、何度でも使える革新的な発明でした。時代が下ると距離と元の明るさを計算して、適正な光量に調整してくれる機能が珍しくなくなります。現代だとスマホに搭載されているフラッシュライトはLEDが主流なものの、専用器具としてのストロボはキセノンガスが大半です。完成度の高い技術が流通すると、簡単には刷新されない一例なのかも知れません。
(・ω・) フラッシュを炊くは、閃光粉が由来なんだってさ
【神経を逆撫でする余計な一言が】
玄:巨大ロボットのパイロットはどうでしょう。
白:頼りになるクール枠だけど、早々に退場するんじゃ。
黄:ピンチを作れないのは作劇する上で不便なんだよぉ。
朱:強すぎるのも問題です~。
玄:やはり黄龍さんの様に実力者だけど抜けているのが、
立ち位置として美味しい訳ですか。
【政治的妨害が理に適ってるけど納得は出来ない】
白:良い機体を与えると盛り上がらないから、
型落ちで頑張ってもらおう。
玄:渡り合うだけで評価が上がっていきそうです。
黄:素直に活躍させないのが不自然なんだよぉ。
朱:最新機に乗れない理由が、
後付けで増えていくんですね~。
【育成力が唯一にして最大の弱点である】
朱:司令官的なポジションだとどうなりますかね~。
黄:更に使いづらさが増すんだよぉ。
白:部下がポンコツになりそう。
玄:何故だか耳が痛いのですけど。
黄:あんたらが残念なのは、
何者かのバランス調整説が出てきたんだよぉ。
【染み付いたイメージは払拭しきれない】
玄:兵卒共々優秀で物語になるかと言われましたら。
白:物量で苦境に陥らせるとか。
黄:派閥争いで部隊が孤立なんてのもあるんだよぉ。
朱:どうとでもなりそうです~。
白:だけど身内のやらかしを尻拭いしてる青龍しか、
思い浮かばないなぁ。
巨大ロボ作品の大半は搭乗型で、生身の人間が中から操作します。一方ジャンルの先駆けと言われる鉄人28号は外部電波で動かす設定でした。何でわざわざ乗り込まないといけないんだとは良く言われますが、機械がスポーツをしたところで誰も見ねーだろと同じ理屈なんでしょうね。