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 石川五右衛門と呼ばれる人物が居ます。イシカワゴエモンと読むのが一般的です。安土桃山時代に実在したとされる盗賊の名前です。日本の泥棒としては鼠小僧次郎吉に並ぶ知名度かと思われます。捕らえられ、豊臣秀吉の御前で煮殺される死に様を連想する方も多いでしょう。また出自は伊賀流の忍者で、百地三太夫に教えを受けたとされたりもします。しかしこういった逸話の大半が江戸時代に脚色されたものです。史実とされるのは、文禄3年(西暦1594年)に畿内を荒らしていた一味が三条河原で処刑されたくらいなのだとか。この頭目が石川五右衛門である可能性は高いのですけど、生い立ちなどについては諸説あります。要するに題材として面白いから、後世に好き放題盛られたとも言い換えられます。歴史のイメージは学者より創作家が構築する一例かも知れません。鼠小僧もそうですが、この手の大盗は悪者からしか奪わない義賊として描かれがちです。世には理不尽な蓄財をする連中が絶えないので、物語としては痛快と言えます。ですが個人ならともかく犯罪者集団の統率なんて出来るとは思えないので、現実的ではありませんよね。

(・ω・) 鼠小僧の動機は遊ぶ金欲しさが定説なんだとさ

【困った時は帰国子女ってことにしておく】
亜:日本人のフリをするのもワンパターンだし、
 次は中国からの留学生設定とか考えてる。
朱:むしろ今までやってなかったんですか~。
玄:良く幼少期の話を合わせられますね。
亜:努力してるもの。
黄:絶対に労力の掛け方を間違えてるけど、
 趣味なんてそんなもんではあるんだよぉ。


【生物レベルでイレギュラーな存在】
亜:でもキャラ付けが分からない。
朱:若者の感性は複雑怪奇です~。
黄:どう反応しろと言うんだよぉ。
玄:朱雀さんもこの国の女の子ですし、
 真似したら良いと思います。
亜:これを典型例とするのは、
 流石の私も多方面に申し訳が立たない。


【三年とはいえ持続性は大事である】
黄:ニーハオとか挨拶しとけば良いんだよぉ。
玄:古典的が過ぎませんか。
朱:逆にエセっぽさを押し出していきましょう~。
亜:それ、メリットあるかな。
朱:印象に残ります~。
玄:早々にネタ切れを起こして、
 結局は素で対応することになりそうです。


【江戸時代ですら稀少なのではなかろうか】
玄:チャイナドレスにお団子ヘア、
 そして格闘技を嗜むと良いそうです。
朱:こちらも大概でした~。
亜:全部当て嵌まるの一万人に一人も居ないんじゃ。
黄:ステレオタイプってそんなもんなんだよぉ。
亜:着流しで枝をくわえたオジさんなんて存在しないのが、
 来日した時はカルチャーショックだったなぁ。

 朱雀も今年で19歳なので、人間の感覚だとそろそろ一人前って感じはします。しかし聖獣界隈で最年少クラスなのは最後まで変わらんでしょうし、いつまでも子供扱いなんでしょうねぇ。
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 魔法瓶と呼ばれる容器があります。英語ではthermosなので、魔法要素は日本独自のものです。高い保温能力を有しているのが特徴です。熱々、またはキンキンに冷えた状態を維持できるので水筒として用いたり、エネルギーの消費を減らす為に電気ポットなどで活用しています。開発は、19世紀まで遡ります。液化ガスを保存する目的でガラスを二重にし、中空から空気を抜く器を作製しました。真空は熱伝導をしないに等しいので、これに依って温度が変わることはありません。次いで銀メッキを施す改良が加えられ、赤外線での流出を抑制する手法が確立されました。後に魔法瓶となる原理は、ここでほぼ完成したと言えます。20世紀になってから日本にも輸入され、ほどなく国内生産が開始されました。その場所は殆ど大阪でしたが、これは江戸時代から続くガラス細工の製作拠点だったからです。近年はガラスではなくステンレス製が主流になり、耐久性が随分と上がりました。古いタイプは落とすと割れかねないので慎重な扱いが求められたのです。この革新は日本発で、現代ではトップレベルのシェアを誇っています。何事も現状に甘んじていては進歩が無い一例と言えるのかも知れませんね。

(・ω・) あの軽さで半日は保つんだからすげーよな

【世間はそれを拗らせてると称する】
亜:パーフェクトロボって、どんなのかな。
朱:一昔前の特撮みたいな響きです~。
黄:ゴテゴテに武装するやつなんだよぉ。
亜:付属パーツを売らなきゃなんないからね。
朱:世知辛い話を聞いてしまいました~。
黄:そういった事情を考慮して観るのが通だと、
 月読が言ってたんだよぉ。


【どうせ無駄なオプションを付けるくらいだぞ】
玄:それより私が不完全みたいな表現ですけど。
黄:自己評価が高いんだよぉ。
朱:玄武さんは発展途上ですから~。
亜:この表現で、実際に下層から脱した例は少ない。
玄:先代が本気で改造してくれれば済む話のような。
朱:ですけど近寄りがたさが増しますので、
 望む未来は得られないのではないでしょうか~。


【戦闘用なら敵を蹂躙するだけである】
黄:目的を完璧にこなしてくれるなら、
 それで問題ないはずなんだよぉ。
亜:まともだけど、面白みが無い意見。
朱:人生哲学が愉快の方は言うことが違います~。
玄:十全と痛快って、相性が最悪なのでは。
亜:両立を目指さないことこそ主義に反するんだけど、
 流石に無謀すぎると考えないこともない。


【考えすぎて訳分からなくなってからが本番】
朱:全知全能のロボットもどうでしょう~。
黄:信仰の対象待ったなしなんだよぉ。
亜:私が求めるイメージと合わないなぁ。
玄:結局、何がしたいんですか。
亜:研究って、謎を永遠に追い求めることだし。
黄:それっぽいこと言ってるけど、
 個人の見解を一般論に拡張するんじゃないんだよぉ。

 パーフェクトロボで検索してみたところ、学習教材がヒットしました。色々と勉強をサポートしてくれるみたいですけど、何がパーフェクトなのか分からないままだったのはここだけの話にしておきます。

 二の舞という表現があります。ニノマイと読みます。現代日本語では、猿真似をして同じ失敗を繰り返すという使い方が殆どです。二の舞を演じるでも同義です。類語に同じ轍を踏むがあります。そのせいか、二の舞を踏むや二の轍を踏むといった誤用をしてしまいがちです。語源は、雅楽にあるというのが定説です。案摩(アマ)の舞に続いて行われる演舞を指します。ここでは老爺と老婆が前の演者を模倣して、敢えてつたなく踊る手はずです。それが無様であることから、こういった用法になったのです。別に案摩の舞自体はやらかしてない気がするのですけど、何故かどちらもに変質してしまいました。強引に解釈するなら、根本を理解せず上っ面だけコピーしても結果には繋がらない的な感じでしょうか。案摩の舞は風評被害を訴えて良いのかも知れませんが、二の舞と比べて知名度が今一つな訳でして。むしろ頭が上がらない関係だとすれば、主従とはなんぞやと考えさせられてしまいます。

(・ω・) 今回調べなかったら、存在を認知しなかったかも

【誰かを見下さないと生きてけないのは居る】
亜:何ゆえ人類はロボットを人型にしたがるのだろう。
  労働力として考えるなら、
 無機質にしておけば罪悪感が少ないというのに。
玄:本能的に奴隷を求めるんじゃないですか。
朱:酷い解答です~。
黄:それで充足感を得られるなら、
 意外と合理的な気はするんだよぉ。


【電脳戦に持ち込んでも勝機が見えない】
玄:人権ならぬ、ロボ権はどうなってるんです。
亜:作られた存在に認められるのかな。
黄:神に創造された人間は虫けら扱いされるんだよぉ。
朱:ですけど、軽んじると逆襲されます~。
玄:いっそ社会を乗っ取ってしまいましょうか。
黄:やれるもんならやってみろとしか思えない辺り、
 評価してないのを否定できないんだよぉ。


【パーツが付いてくる雑誌みたいだな】
亜:安全弁として自己複製を制限してるし、
 数の暴力でどうこうも無理だよ。
玄:言われてみれば自らを増やそうと思いません。
朱:たしか搭載を決めかねていたという話でした~。
黄:とはいえこんな精密機械を量産できないだろうし、
 年に一体でも完成すれば御の字なんだよぉ。


【元とはいえ上位者らしいことを言うじゃない】
朱:と言いますか、増殖したとして連携できますかね~。
亜:主導権争いで仲違いするかも知れない。
黄:人にそっくりなんだよぉ。
玄:頭数を増やしながらも、
 未だ神に勝てないのはそういう理屈ですか。
亜:箱庭的進化論っぽさがあるし、
 ちっこいので試してみたくなってきた。

 アンドロイドを作ろうとする理由は数十年前のSF全盛期から議論されていたようですが、結論らしきものは出ていません。個人的には神の真似事をしたいというのがしっくりきます。キリスト教文化圏では慎重らしいですし、緩い日本は攻勢を掛けやすい分野なんじゃないですかね。

 アメーバと呼ばれる生命体が居ます。原生動物の一種で、鞭毛、繊毛を持たない、仮足で運動するなどの特徴を持つ単細胞生物の総称です。つまり毛の様な突起物ではなく、身体そのものを変形させて動く訳です。全身を自由に動かせる印象から、不定形生物の代表として扱われがちです。主食は細菌の類で、その方法は仮足で捕らえて包み込むというものです。分かりやすい消化器は存在せず、細胞そのもので栄養に変化させます。その為、超大型のアメーバが人間を捕食するホラー作品は定番の一つです。ドラゴンクエスト以前のスライムも、アメーバがモチーフであったと思われます。現実的なアメーバの脅威としては、赤痢アメーバが挙げられます。飲食物を媒介して体内に入り込み、主に大腸炎を引き起こすことで猛烈な腹下しを誘発します。脱水症状や内臓の負担に依って死に至る危険さえある疾病です。他にも、脳食いアメーバなんてのが居ます。鼻の粘膜を通って脳に達し、深刻な損傷を与えかねません。水道水に紛れ込んでいる地域があるので、鼻うがいは控えた方が良いとされています。また運が悪いと自然の淡水で侵入を許してしまうとのことです。蟻の一穴なんて言葉もありますが、小さいからといって侮ってはいけないのでしょうね。

(・ω・) チビキャラがやたら強いのはお約束だしな

【売上の魅力には勝てなかったよ】
天:一番高い酒を持って来い、
 というのをやってみたいのですけど。
黄:嫌な成金なんだよぉ。
朱:金額でしか価値を判断できないのを自白していて、
 ある意味で潔いのではないでしょうか~。
黄:気に入らないなら売らなきゃ良いだけだし、
 黙ってる時点で店側も同類ではあるんだよぉ。


【神々の指導が行き届いてない証左である】
天:そもそも珍しいから値が釣り上がるだけで、
 質と必ずしも連動していない面はありますが。
朱:財力の誇示が目的になってます~。
黄:人間社会じゃ最強の資質の一つらしいんだよぉ。
天:経済効率の為の存在で殴り合うのは本末転倒では。
黄:正論ではあるんだけど、
 それを理解できるなら人はもうちょっと高尚なんだよぉ。


【大義名分だけは立派なものだ】
朱:世の仕事は人工知能に奪われると聞きました~。
黄:実際、玄武の座は埋められたんだよぉ。
朱:いっそ朱雀も任せてみてはどうでしょう~。
黄:サボりたいだけなんだよぉ。
朱:それが人々と世界の為になるというのなら、
 私は喜んで身を引く所存です~。


【スポーツの監督が活用したら叩かれかねない】
黄:効率が上がるんなら悪くない気もするけど、
 受け入れられるかは微妙なんだよぉ。
朱:生物の思考が入らないことに、
 拒否反応を示す方は存在します~。
黄:何が違うって聞かれても説明は難しいんだよぉ。
朱:生理的に受け付けないってやつですが、
 誰かを動かすには無視できない要素です~。

 実際、指揮官が何をやってるかといえば、膨大な情報から最適解を求めているだけです。もはやAIで代用できないかとも思いますが、誰が責任を取るんだという問題は残る訳でして。軍隊なんかでは利用されつつありますが、判断部分は何処までいっても人が担わないといけないんでしょうね。

 赤い糸という概念があります。生涯を共にするパートナーは運命で定められていて、赤色の糸で繋がっているという考え方です。左手の小指から伸びているという解釈が一般的かと思われます。起源は、中国の伝奇です。月下老人という、婚姻にまつわる名簿を管理する神様が居ます。彼が選定した男女は、人には知覚できない赤い縄が足首に巻き付けられ、いずれ夫婦になるのです。結婚の後見人を月下氷人と称するのは、これに由来します。そう、元々は細い糸ではなくしっかりとした縄で、しかも括り付けられているのは足だったのです。何があっても切断されないイメージからと推測されます。しかし超常的な存在だから不必要と判断されて変化したのでしょう。逸話としては韋固(イコ)という青年が有名です。彼は旅の途中、月下老人に出会います。そこで貧民の娘と添い遂げられそうだと知って、少女を殺しに掛かりました。しかし失敗し、傷を付けるに留まりました。14年後、韋固は恋愛結婚をするのですが、傷跡に気付きます。そう、この女性こそ過去に抹殺しようとした相手だったのです。やはり宿命からは逃れられないのだなと、何とも言えない雰囲気のまま話は終わるのだとか。7世紀の作品なので現代人には共感しづらいのですけど、設定が生き残った辺り何かしら普遍的なものがあるのかも知れません。

(・ω・) 赤の他人と家族になるとか、理屈じゃ済まないもんな

【二粒飲んだら二倍効くなんてことはない】
マ:悪魔謹製の商品をバラ撒くいうんはどうやろ。
朱:また碌でもないことを思い付きました~。
黄:一見すると有用だけど、
 使いすぎると弊害が大きくなる系なんだよぉ。
朱:カフェインとかでしょうか~。
黄:薬ってのはデメリットを無視しがちだけど、
 限度を超えると牙を剥く辺り悪魔的なんだよぉ。


【お得意の厄介事は悪魔のせいにしとけ理論】
マ:その手の話なら、砂糖を忘れたらアカンで。
黄:中毒性が尋常じゃないんだよぉ。
朱:適量なら美味しい活動源ですけど、
 歯止めを忘れて身体を壊しがちです~。
マ:ウチらが頑張らんでも依存するヤバいやつや。
黄:大量生産の方法を伝授したんじゃないかと、
 疑われても仕方ない普及っぷりなんだよぉ。


【そそのかした蛇が悪魔だとする見解は根強い】
朱:お酒はどうなんですかね~。
黄:気分が良くなる人は多いけど、
 健康的なメリットが皆無なのはそれっぽいんだよぉ。
マ:ウチらが暗躍する以前から存在しとるんちゃうか。
朱:正体は禁断の果実説を掲げてみます~。
黄:果物の発酵が始まりだろうし、
 堕落に導いたって意味では正解な気がするんだよぉ。


【草創期はともかく軌道に乗った現代でも必要だろうか】
朱:悪魔さんに関係なく危ない逸品がありふれてて、
 何処まで介入してるのか分からなくなってきました~。
マ:たまに煽らんでも勝手に転ぶんやないかと思うで。
黄:百年くらい活動休止して調べたら良いんだよぉ。
マ:そないなことして何も変わらんったら自我が崩壊するやん。
朱:意義が怪しい業務は多いですけど、
 こんな感じで辞め時を失って存続するんですね~。

 天使と悪魔が仕事を放棄したら社会はどうなるかというのは、思考実験として面白いのかも知れません。人の悪意は悪魔の想定を凌駕しつつありますし、一方で天使の言うことに耳を傾けるのも減っていますから、やっぱり大差無いのではという気がするんですけどね。


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