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 ピンハネと呼ばれる行為があります。誰かに渡るべき利益の一部を、他の誰かが不当に奪うことを意味します。類義語に、中抜き、上前をはねる、などがあります。はねるという言葉は、漢字だと撥ねるになり、何かの一部分を自分のものにするという語意が含まれます。では、ピン、は何なのでしょう。実はポルトガル語で点を意味するpintaに由来するものなのだそうです。サイコロで一の目は一つの点であることなどから、ピンには1という意味が追加されました。ピン芸人などという俗語からも伺えるでしょう。更に転じて、一割、一部というものも付加されてピンハネという言葉が完成に至ったらしいのです。想像していたよりワールドワイドな展開でした。現代日本語でピンハネと言えば、大体は中間業者の悪行ですが、遥か彼方、ポルトガルの地ではこんな使われ方をしていると夢にも思ってないでしょうね。

(・ω・) 日本語も、何処か遠くの地でとんでもないことになってるかも知れない

【どう考えてもそれで一財産築けるだろと思ってはいけない】
朱:先代玄武さんは単身で日本に住んでる訳ですけど、
 家族構成とかの設定をどうしてるんですか~?
亜:共働きで昼はあんま家に居ないってことにしてるよ。
朱:炊事洗濯なんかがうまい理由付けになるやつですね~。
亜:実は全部の家事を機械任せにしてるんだけど、偽装するのに苦労してる。
黄:ちょっとそのシステム、うちにも導入して欲しいなと、
 自分の中の堕落根性が疼いたんだよぉ。


【何が琴線に触れるのかサッパリ分からない】
亜:ほいで三者面談とか、どうしても必要な時はロボット連れてく感じ。
黄:便利なスキル持ってやがるんだよぉ。
朱:これだけの能力がありながら、大して社会の役に立ってないって凄いですよ~。
亜:私は、やりたい仕事しかやらない主義だから。
黄:一昔前の職人みたいなこと言ってるんだよぉ。
朱:こういうのを口説き落として特殊なことをやってもらうのって、
 創作の世界じゃ定番なんですけどね~。


【薄々勘付いてるけどまあいいかで流されてる可能性】
亜:家にクラスメート呼んでお茶会するのが楽しくて楽しくて。
黄:平和的な趣味と言っておくんだよぉ。
朱:溜まり場になって誰のものとも分からない私物が散乱する流れですね~。
亜:そこのところはキッチリしてるよ。
  忘れ物には、情け容赦なく面白改造施すって言ってるし。
朱:あまり正体を隠す気が無い感じなのは、錯覚なんですかね~。


【転生して十数年とは思えない発言がチラホラと】
亜:他にも一対一で悩み相談なんかもしてたり。
朱:亀の甲と年の功、ダブルで持ち合わせてますからね~。
黄:裏でお婆ちゃんの知恵袋とか言われてるパターンなんだよぉ。
朱:どれだけ若作りしようと、
 黄龍さんみたいに実年齢に裏打ちされた加齢感は滲み出ますから~。
黄:なんか言われたんだよぉ。
亜:そこんとこは、千年単位でその身体使ってきた朱雀にも適用出来るんじゃないかな。

 十年以上やってるのに、あまり語られることが無かった先代玄武の日本での生活ですが、次に触れられるのは五年後とかになるんじゃないかとか思ってます。
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 鯖を読む、という慣用句があります。鯖はシンプルに、魚の種類としてのサバを意味します。江戸時代、今ほど冷蔵、冷凍技術が発達していなかった頃、痛みやすい上に数が多い鯖は、のんびり数えることが許されませんでした。その為、パパパっと読み上げるのですが、勢いに任せて数字を誤魔化して有利に仕組んだことから、自分に益になる勘定をそう呼ぶようになったのだとか。一番使われるのは年齢詐称でしょう。女性は若く見られることを好む傾向が強いので、実際のそれより低く申告することを特に意味する場合があります。一方で、何らかの事情で年を上乗せすることを俗に逆鯖を読む、ないしは略して逆鯖と言います。これは一般的な解釈で不利になる事柄全般にも適用されます。豊臣秀吉なんか、必要以上に自分が低い出自の出身だと吹聴していたらしいです。晩年、大権力者になった後は、実はやんごとなき血筋だったとか盛っていたって話も聞きますが。いずれにしても嘘は嘘なので、洒落にならない程度に抑えるべきなんでしょうね。

(・ω・) 一切、虚言を弄するなとか、逆に人の道に反してる気がしてるんだ

【トラブルメーカーとかいう作者の都合でやりたい放題な存在】
朱:先代玄武さんって、部活とかやってるんですか~。
亜;機械工学研究会ってとこに所属してるよ。
黄:そのまんまなんだよぉ。
朱:定期的に変な発明をして騒動を巻き起こす、
 コメディ作品でよくある立ち位置なんですかね~。
亜:聖獣界隈で似たことしてる自覚あるから、あっちでは自粛してる感じかな。


【両足揃えての跳躍ですら凄いって言われるのに】
亜:で、高校生ロボット大会的なものに誘われてるんだけど、やっぱ反則だと思う?
朱:学籍があれば年齢を問わないルールなら良いんじゃないですかね~。
黄:その人間としての書類一式が捏造だからダメって言ってやるんだよぉ。
亜:一応、技術的なものは年相応に抑える努力はしてるよ。
  具体的には、自立歩行して三回転半ジャンプが出来る程度に。
黄:完全に最先端突破してるんだよぉ。
朱:歩くって、あれで意外と超高等技術らしいですからね~。


【あいつらの賢さなら感覚的に理解してる気もするけど】
亜:朱雀みたいに、風も起こさずホバリングするのはやめたのに。
黄:こんな科学を超越したもの、再現できるもんならしてみやがれなんだよぉ。
朱:ふ~に~。
亜:反重力は実用水準に達してないし、磁力は行動範囲が制限されるからなぁ。
朱:私も、物の弾みで浮けるようになりましたけど、
 どうやってと言われるとサッパリですからね~。
亜:そこらの鳥に揚力とか言っても分からないだろうし、それは良いんじゃないの。


【ぶっちぎりで優勝されると盛り上がりに欠けるのは間違いない】
亜:せめて同輩の後押しとして、ライバル校に妨害電波を浴びせて動きを阻害しようか。
黄:スポーツマンシップの欠片もねーんだよぉ。
亜:もちろん証拠を残すなんて初歩的なミスはしないよ。
  なんなら他校になすりつけるくらいやってもいいし。
朱:もう、何もしないが一番っぽくなってきてますね~。
黄:実力を秘めてるのに公式の場に出ないってのは格好良さげではあるけど、
 実態は迷惑を掛けることしか出来ないからなのかも知れないんだよぉ。

 一応、高校生を対象としたロボット大会はあるようです。が、どうも二足歩行でガシャガシャ動くロボット達が大乱闘する様なものでは無いようですね。

 てるてる坊主と呼ばれるものがあります。白い布に綿なりを詰めて丸くすることで頭部に見立てて、晴れを祈願するものです。軒先などに吊るすのが一般的な作法でしょう。日本にある程度の期間住んでいて、耳にしたことすら無いという方はほとんど居ないと思われます。雨が多い気候と、意外に迷信深い国民性が合わさってのことだと推察できます。雛形は中国の晴娘なる想像上の少女を模した人形で、今のそれよりずっと人間っぽいものだったのだとか。勘の良い方はお気付きでしょうが、この女の子はつまるところ生贄です。それは倫理的にまずいと思ったのか、祈りを捧げるお坊さんにシフトしていったという流れのようです。いずれにしても用が済めばゴミ箱行きな辺り、人間の業の深さが伺えるものの気がしてきました。

(・ω・) 童謡にも、雨やまんかったら首落としたるで、ってあるしね

【そう考えると昆虫の変態は期間が短くて実験しやすいな】
亜:これだけ科学が進んだのに、地球の中心がどうなってるのかどころか、
 深海のことすら分からないことだらけってのが落ち着かないんだけど。
朱:謎があるからこそワクワク出来るんですよ~。
黄:自分の生態を把握するのを諦めたのが何か言ってるんだよぉ。
亜:そういやマムシが龍族になるメカニズムって解明されてないよね。
黄:ざっくり言って千年以上掛かるとか言われてるのに、
 そんなもんの検証する根性ある奴が居ないだけだと思うんだよぉ。


【二十世紀後半の宇宙開発は意地の張り合いで資金投入されたっぽい】
朱:先代玄武さんなら海底探査機くらい作れるんじゃないですか~。
亜:海が陸地の二倍以上の広さがあるの忘れてない。
  潜ることが出来ても、得られる情報はその場所だけな訳で。
  砂漠を散歩したからって大したこと知れないのと一緒だね。
黄:研究が進まない理由が良く分かったんだよぉ。
朱:すぐにお金にならないでしょうし、スポンサーも見付けづらそうですね~。


【要するにいい年だってのに子供なのである】
亜:いっそ、地球を貫通する乗り物でも開発してやろうかしら。
朱:昔、似たことを言ってましたけど、現実的に可能なんでしょうか~。
黄:まずドロドロのマグマの中を自在に動くってのが難しそうなんだよぉ。
亜:熱にも耐えなきゃなんないし、圧力は深海以上だし、
 座標を確認する手段を用意しとかないと迷子になるし。
朱:さしもの先代玄武さんでも無理そうですね~。
亜:不可能って言われたら燃えるのが私の性分だよ。


【宇宙の端まで百数十億光年と言われているけど観測できる限界って意味です】
朱:この星の核って鉄が主成分なんでしたっけ~。
黄:まだ地球が熱々だった頃、重くて量の多い鉄が中心に沈んでいったらしいんだよぉ。
朱:でも、見たことある方は居ないんですよね~。
亜:あー、もう、たかだか六千キロ下のことが分かんないなんてモヤモヤする。
朱:たしか一光年が十兆キロメートルくらいでしたっけ~。
黄:宇宙の話に慣れると太陽系すらちっぽけに感じるけど、
 じゃあどれくらい知ってるんだと言われると、割とマジでサッパリなんだよぉ。

 人体、宇宙、深海は、科学者にとって同じくらい深いテーマなのだそうです。要するに世の中分かってないことだらけなのですが、そこに挑み続けられるのは素直に凄いと思っています。

 ノイローゼと呼ばれるものがあります。ドイツ語をカタカナ語化したもので、日本語を用いて表現すると神経症になるらしいです。この場合の神経は全身に張り巡らされてる方ではなく、精神とか心理といった内面的な意味合いになります。ただ、医学的に精神病とはまた別のものになるのだそうです。ノイローゼは心の不調が肉体に諸症状を引き起こすことで、精神病は日常生活をするのが難しい水準にまで達してしまった疾患なのだとか。たしかに、ノイローゼという言葉を聞いて心療内科に通うべきかどうかは微妙な印象があります。軽度のものなら、パーッとストレス発散するくらいで治りそうな感もありますし。現代人にはそれが難しいんだよと言われるとそんな気もしますが。肉体と精神が不可分である以上、適当に折り合いを付けて生きていかないといけない訳なのですがね。

(・ω・) この話でノゼローゼを真っ先に連想する私はどうなんだろう

【世代の話をしたら黄龍はどうなるんだということになりかねない】
亜:ブラックリストに載りそうなんだけど。
黄:いきなりなんなんだよぉ。
亜:ほら、私って玄武辞めた後、日本人片瀬亜沙として高校入ったじゃない。
黄:女子高生とお喋りする為とかいうタワケっぷりなら憶えてるんだよぉ。
朱:むしろ八百年くらい生きてて十代の子と話題を合わせられるんですから、
 神と崇めてもいいのやも知れませんよ~。
亜:正直、あの子達は神様よりカリスマとかの方が好きみたいだけどね。


【記憶を一新する装置を作るとか言い出しかねないな】
亜:んで、三年で卒業しては別の高校に入学するを繰り返してたんだけどさ。
  なんか変だぞって、一部で気付かれつつあるらしくて。
黄:高校生活の経験値が半端ないんだよぉ。
朱:十年以上学生をやってる日常ものは珍しくありませんけど、
 このパターンだと飽きそうですよね~。
亜:というか、学園祭とか修学旅行なんかの記憶がこんがらがって困ることはある。
朱:普通は限られた回数しかやらないんでしたっけ~。
黄:因果応報とは言うけど、こんなしょうもないしっぺ返しなら、
 別に食らっても良いんじゃないかと思うんだよぉ。


【消去法的選出をしている国が結構ありますよね】
朱:そういえば勉強はどうしてるんですか~?
亜:適当にやってるよ。上位には入るけどトップにはならない程度に。
朱:目立って良いことなんて無いって理屈ですかね~。
亜:学年一位なんて必ず一人出るんだから大したこと無いんだけどさ。
  何故か神聖視されちゃう辺り、若さを感じるかも。
黄:その理屈だと国家主席も微妙なもんだということになるかと思ったけど、
 実際問題、凄くてしょうがないかと言われると首を傾げるんだよぉ。


【経緯は違えどある意味に於いて同類なのである】
亜:結局どうしようかなぁ。疑惑持ってる連中を洗脳しちゃうのが早いんだけど。
朱:倫理的どうこう以前に、可能ってことが怖いですよね~。
黄:隠居する前に本気出して、どれだけ仕事が出来たか試してみて欲しかったんだよぉ。
亜:マジな有能っぷり見せ付けたら、こんな気軽に先代になんてなれなかったと思う。
朱:青龍さんが泣いて引き留めたんでしょうか~。
黄:そんな青龍を見てみたい辺り、成程、傍観者というのは気楽なもんなんだよぉ。

 という訳で、玄武という職を人工知能に放り投げるという、天才のようでいて何も考えてない先代玄武さんのお話です。現役時代、どんな仕事っぷりだったかに触れた記憶が無いのですが、可もなく不可もなくくらいだったんですかね。

 バイオエタノールと呼ばれるものがあります。厳密な科学用語なのかは知りませんが、一般的には穀物などを原料として作られる、燃料を用途とすることを主目的としたエタノールのことです。十年かそこらか前、化石燃料の消費は二酸化炭素の濃度を上げる一方だということで注目された時期がありました。ただでさえ世界の食糧事情が逼迫してるのに、更に食い潰してどうするんだとか、設備投資やらなんやらで資源は使われるなどの反対意見も根強かった気がします。あれだけ政府、マスコミ共に推していたのに立ち消えたところを見ると、技術的な問題が大きかったのでしょう。最近は、藻の繁殖力を活かして燃料に出来ないものかという方が有力な感じすらあります。こっちも、長いこと話題になってる割にはパッとした成果は聞きませんけど。陰謀論が好きな方が産油国が立ち行かなくなるので潰されてるというのを主張してたりもします。何にしてもいずれは枯れるんだから先々のことを考えないといけないのですが、明日できることを今日するなが人間の本質っぽいところもあり、私が死ぬくらいまではこのまんまな気もしています。

(・ω・) 自分が死んだ後のことなど知るかに反論するのは難しい

【マニア向けという売れなかったものを擁護する便利ワード】
月:アラビアンナイトをパクって、万夜一夜物語を作ろうと思う。
黄:盗作宣言するだけマシに思えるのが不思議なんだよぉ。
朱:真似してないと居直るのは見苦しいですからね~。
月:まあ、日本には既に御伽草子があって知名度が抜群なんですけどね。
朱:月読さんが編纂することで、
 知る人ぞ知るマイナー感が出るという考え方もありますよ~。


【お笑い芸人とか逆に滑り倒しそう】
朱:たしか王様に殺されそうになった女性が面白い話をして時間を稼いで、
 最終的に放免されるって流れでしたっけ~。
月:芸は身を助けるの究極形だな。
黄:現代の罪人にも適用したら良いんだよぉ。
月:『あんた有罪だけど、ここで傍聴者を笑わせたら減免したるわ』的な。
朱:酷い無茶振りですね~。
黄:勢いで言ってみたけど、口八丁の詐欺師に有利過ぎるルールなんだよぉ。


【議論したら同類に堕ちそうという今更過ぎる感覚】
月:鮭みたいに海水淡水どっちでもいけるやつが居るんだから、
 海に生息する河童が居てもいいはずだ。
黄:何がどういう思考を経て、そんな発言をしたんだよぉ。
月:いや生物が浸透圧を利用してるってのを聞いて、鮭ってどうなってんだって思って、
 となると河童が川や湖専門ってのは固定概念に過ぎないのではとかだな。
朱:中々の脳内カオスっぷりですね~。
黄:妖怪に科学を適用できるのかとか、それはもう別種なのではとか、
 言いたいことは幾つかあるけど面倒だから流すことにするんだよぉ。


【個性を確立するとそこから大きく動けないというデメリットも手にしてしまう】
月:他にも、耐熱性を得た雪女とかな。
黄:魅力の八割くらいが無くなるんだよぉ。
朱:春になったら消える儚さがあってこそですよね~。
月:病弱少女が健康になったらモヤモヤするみたいなもんか。
黄:ひでー例えだけど、割と合ってる気がするんだよぉ。
朱:神々しさを身にまとった月読さんは、
 もはやアイデンティティが崩壊してるも同然というのも一例になりそうです~。

 そういや当初は玄武も混ぜようとか思ってた気もしますが、黄龍、朱雀、月読だけで完走してしまいました。このトリオが主戦級だった時代もあったなと思うと、まるで他人事のように懐かしいのです。


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