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2025

0625

 那須与一と呼ばれる人物が居ます。ナスノヨイチと読むのが一般的です。本名は那須宗隆(ムネタカ)で、家督相続後は父の資隆(スケタカ)を名乗ったとされています。与一は、十一男の意味する通称です。源平合戦で源氏の武将として活躍したのですが、9名の兄は平氏方に付きました。更にもう一人も罪を犯したので、この序列でありながら当主となったのです。与一は何よりも弓の名手として知られています。幼い頃から腕が達者で、兄達の前で披露し父を驚嘆させました。最も有名なのは屋島の戦いでしょう。現代の香川県高松市沖で行われた海戦は、一進一退の戦況でした。日が暮れかけ落ち着いてきた頃合に、平氏側が思わぬ行動に出ます。船上で竿の先に扇を掲げ、『自信があるなら射抜いてみよ』と挑発したのです。士気に関わるので源氏の大将である義経は無視できませんでした。そこで畠山重忠に要請しましたが断られ、代替案として同郷の那須十郎を推薦します。けれど戦傷を理由に辞退され、弟の与一にお鉢が回ってきたのです。推定15、6歳の与一は仏に祈りを捧げ、命を賭して射掛けます。結果、見事に的を落とし敵味方問わず称賛の声が挙がりました。あまりに劇的な逸話なので創作とする専門家も居るようです。しかし与一が弓巧者の代名詞になったのは事実かと思われます。その後は領土を賜り地盤を築くものの、二十歳前後で亡くなったとされています。たった一つのエピソードで歴史に爪痕を残すのは、ある意味で男子の本懐と言える気がしてなりません。

(・ω・) 一発屋にすらなれない野郎が大半だからな

【方向性はともあれという但し書きが付く】
亜:工学史は金属の歴史である、
 と表現しても過言じゃない訳だけど。
黄:いきなり何なんだよぉ。
朱:絶対にロクな前フリじゃありません~。
亜:つまるところ私を信頼してくれてるんだね。


【鉱山関係者が失業する問題もあるぞ】
亜:例えば海水には多くの元素が含まれてて、
 回収できれば革命と呼べる変化が訪れる。
朱:良いことなんですよね~。
黄:同時に、争いの火種でもあるんだよぉ。
朱:こういう技術は一瞬で世界に拡散して、
 揉める隙が起きないようにすべきかも知れません~。


【せめて一線を越えた発明は封印してくれ】
黄:新たな合金が発見されたら、
 とりあえず武器に応用するのが人類なんだよぉ。
亜:使ってみないと真価が分からないし。
朱:善悪の概念が希薄です~。
黄:技師としては正しいんだけど、
 時に悪魔にもなるのが困りものなんだよぉ。


【玄武への愛情が稀薄に見える原因でもある】
朱:全物質を作る装置がありませんでしたか~。
亜:黄龍に使用禁止された。
朱:守るのが意外です~。
黄:掘り起こさないで欲しいんだよぉ。
亜:今の今まで存在を失念してたけど、
 過去は振り返らない主義だからしょうがない。

 金属、というか特定の元素は現代の科学文明に欠かせません。スマホ一つとっても数十種類が必要で、大量生産には調達手段が要になります。割と近年まで銅、鉄、金、銀くらいでやりくりしていたのに、とんでもない飛躍ですよね。
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