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 マラカスと呼ばれる楽器があります。スペイン語のmaracasが語源です。棒の先が膨らんだ形をしていて、中に粒状の物体を閉じ込めてあるので、振ることで音を鳴らせる仕組みとなっています。マラカという植物の実をくり抜いて乾燥させ、内部に種や小石などを入れたものが原型とされています。カラオケなどで賑やかしとして使う印象が強いですけど、実はちゃんとした演奏法があります。まず二個で対となっているのが基本です。マラカ『ス』なのは複数形だからです。それぞれ中身が違い、高音と低音が出せます。一般に、右手が高音用、左手が低音用になるみたいです。力任せに振ってシャカシャカという音を出しがちですが、本来のやり方ではありません。まずは粒を浮かせ、狙ったところに叩きつけることで特定の音色を奏でるのだとか。私の様に貧困なイメージの持ち主は、メキシカンハットを被った中米人が良い笑顔でシェイクしまくっている絵を連想してしまいますが、誤りだというのは衝撃的です。ピアノだったらやたらめったに鍵盤を押しまくる、弦楽器なら音階を気にせず弾きまくるみたいなものと言われれば、そうなんでしょうけど。シンプルなものほど奥深いという、それっぽい風潮からすれば極めるのは大変なのかも知れません。マラカスマスターという響きに威厳を感じるかどうかは、また別の話ではあるんですけどね。

(・ω・) 真の達人は、逆に気さくだからみたいな適当を言っておく

【物理的に無理な量を提示する方が悪いとするしかない】
則:看板娘とやらになってやっても良いぞえ。
黄:言ってることが分からないんだよぉ。
朱:推察するに、神々の社交場とでも言うべき黄龍さん宅の、
 マスコットガールを務めたいということじゃないでしょうか~。
黄:疑問が一つ解決したのは良いけど、
 ツッコミどころが増えたせいで話を広げたくないんだよぉ。
朱:お仕事というのは、淡々と処理していっても、
 終わらない時は終わらないものですから仕方ありません~。


【そもそも朱雀が担ってるだろとは言わないでおく】
黄:うちに来る連中が、これをどう認識してるかは謎なんだよぉ。
朱:いつも居ますけど、絡んでくるかは気分次第ですものね~。
則:興が乗れば、相手をしてやっても良い。
黄:愛想が生命線の役割に立候補した者の発言じゃないんだよぉ。
朱:そういった感じが良いという方も居ますから~。
黄:生業という訳でも無いから客が減るのは構わないんだけど、
 妙な風評が立つのは勘弁してもらいたいんだよぉ。


【並の中高生に代数学の何たるかを説くのに似てる】
朱:世の科学者キャラは、謎の薬を作るのがお約束と伺いました~。
黄:試験管に入った蛍光色の液体は外せないんだよぉ。
亜:だから私の専門は機械工学なんだってば。
朱:天才は、戦う土俵を選ばないそうですし~。
亜:最先端研究に必要な学識の違いを説明したいけど、
 それを飲み込めるだけの基礎教養を持ってるのかが疑問だ。


【程よく人格破綻してるから居場所があるってのも皮肉だな】
黄:ドタバタしたエピソードを作るのに、
 都合が良いってだけの話ではあるんだよぉ。
亜:装置で代用しろってんなら出来ると思う。
朱:たった今、良識的な発言をした方とは思えない非常識っぷりです~。
黄:頭脳と技術のパラメーターが振り切れてる輩に、
 真っ当さまで期待するのは酷なんだよぉ。
朱:そこまで兼ね揃えてしまったら、
 完璧ゆえに排除を試みるのが社会というものでした~。

 考えてみると、黄龍ちゃんの作風的に先代玄武はもっと重用されても良い気がします。しかし更に踏み込んでみると、普通にオカルトな世界観で必要不可欠かと言われると、そうでもない感じが浮き彫りになります。
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 朱子学という学問があります。シュシガクと読みます。南宋の朱熹(シュキ)という思想家が体系化したものです。儒学を再構築しているので、共通点も多く見られます。ざっくり纏めると、世界は気という物質で構成され、理というルールに依って成立するというのが主軸になっています。これを、理気二元論(リキニゲンロン)と言うそうです。この二つは互いに深く影響し合うので、関係性を読み解くなどして、真理に至ろうというのが一つの目的になります。これを人間に応用した、人の本質は穏やかであるものの、揺れ動くことで欲に負けるので律さなければならないという、性即理(セイソクリ)が有名です。他にも、何事にも上下関係があるというのが知られています。人間社会で解釈すると、厳格な縦型構造となる訳です。この二つの骨子は、権力者から見ると実に都合が良いものでした。無秩序を戒め、御上には逆らうなとも読み解けるのですから、当然ではあるのですけど。事実、大陸では科挙の必須科目から始まり、更には国家公認となります。日本でも江戸幕府が朱子学以外は制限するなど、全力で後押しする時代がありました。こう書くと悪の学問っぽさも出てしまいますが、使い方の問題でしょう。もしも朱熹が後年の有り様を知ったら、これこそが自制できなかった結果であると評したかも知れませんね。

(・ω・) 死後、好き勝手に扱われてこそ偉大な学者って説もあるよな

【画像はイメージですという最強クラスの断り書き】
猫:うなーお。
朱:『一般に、経済界の巨頭はライバルを潰してきたが俺は違う。
  新規参入で活性化されるなら正面から受けて立つ』ですって~。
黄:猫の派遣業とか、追随できるのが居ないんだよぉ。
白:事実上、特許でガチガチに守ってるとも言える。
朱:実態と謳い文句に違いを出して印象を変えるのは、
 商売をする上での基本とも言えますからね~。


【飼い主の品評会をやってるんじゃないかと疑っている】
黄:こいつがどうやって人望を集めてるかは、
 色んな意味で興味深くはあるんだよぉ。
猫:なごなごみゃー。
朱:『猫達の悩みを親身に聞いて解決してるだけだ』だそうです~。
白:こっちも、真似できる気がしない。
黄:猫の欲求なんて食う寝る遊ぶくらいだと思ってたけど、
 意外と複雑なものがあるのかも知れないんだよぉ。


【代表落ちしたメンバーを集めて逆襲する展開にしよう】
朱:スポーツ作品で有名選手を勧誘するのが定番じゃないですか~。
黄:家庭の事情や怪我なんかで一時的に離れてるやつなんだよぉ。
朱:口説き落とすのって、主人公力が無いと難しいと思うんです~。
ア:ですの。
黄:女性限定とはいえ、どんな難物でも籠絡しそうなのが居たんだよぉ。
朱:なんでしたら敵からも引き抜いて、
 倒す相手が居ないほどのドリームチームを結成する気がしてきました~。


【天下とまでは行かなくても一角の人物になれそうだ】
ア:前提として、どなたかと対立するのが想像つきませんわ。
黄:根本的に、競技というものが向いてなかったんだよぉ。
朱:才能の配分って、ままなりませんよね~。
黄:考えてみたらカリスマと闘争心と運動神経が振り切れてるやつなんて、
 娯楽系に注力してる場合じゃないと思うんだよぉ。
ア:そういったことに能力を空費できる社会こそ、
 真の意味で泰平とも言えますわよ。

 そういやアイドルの方のアルテミスも、ライバル枠のはずの小妹々を懐柔しようとしている節があります。ギリシャ神話自体バトル展開もありますが、そこそこ平和な部類でもあるので反映されてるのかも知れません。

 ボトルシップと呼ばれる工芸品があります。文字通り、瓶と船を合体させた言葉です。空き瓶の内部に、模型細工の船舶を組み立てたものを総称します。飲み口より小さく分解し、中に入れてから再構築しないといけない為、尋常ならざる器用さと根気を要求される趣味として知られています。一部に、底を切り取って収納した後に再接着したものもありますが、これを認めるかどうかは見解が分かれるところです。船以外が入っているケースに拡張する時は、不可能ボトルと称することもあります。発想としてはシンプルですが、確認できる範囲での歴史は意外と浅かったりします。19世紀初頭くらいに船乗りが始めたとも言われていますが、具体的な個人名には辿り着けません。そういった記録は20世紀近くにならないと残っていないそうなので、長く見て200年、解釈によってはせいぜい百数十年くらいといった感じです。廃材として透明なガラス瓶が手に入る物質的な文明水準が無いといけないというのは大きいとも言えますけど。日本でガラス製の容器が生産されるようになったのは戦国末期辺りとされていますが、現代の価値でどのくらいしたんでしょうね。庶民が暇潰しに使えたものでないことだけは、想像に難くありません。

(・ω・) 海の男がちまちまやってたと想像すると、少し面白いな

【元手が掛からないからどう転んでも損はしない】
マ:ここんとこ、ソーシャルでイキっとるんに、
 応援してます的なメッセージ送るのが趣味やねん。
黄:しょうもないことしてるんだよぉ。
朱:こうやって、地道に悪の芽を育ててるんですね~。
マ:調子乗りすぎて自爆するんが大半やけど、
 たまに暴挙に出るのがおって楽しいで。
黄:これだけ聞くと新規開拓に意欲的とも言えるけど、
 生来の性格の悪さが滲み出てるだけの気もするんだよぉ。


【呼び水として波及する効果も狙ってそう】
マ:ああいう連中は、実生活で鬱屈したもん抱えてる訳や。
  どないな方向でも、発散させてやるんが一つの慈悲やで。
朱:それで関係ない方の迷惑にならないなら良いですけど~。
マ:そこまではウチの知ったこっちゃ無いな。
黄:いつものパターンになってるんだよぉ。
朱:ちょっと間違えたらどなたでもやってしまいそうな辺り、
 悪魔さんの魂は誰の心にも宿っていると言えます~。


【貫き通すと世界の全てを救わなくてはいけなくなる】
メ:私なら、謙虚さを忘れないでと説くかなぁ。
黄:こっちはこっちで、悪意なく煽ってるんだよぉ。
朱:無責任な迎合と空気を読まない正論、
 どちらも面倒なことになるんですね~。
メ:道を外した者が元に戻る機会を見過ごすのは同罪と言えるし。
黄:それも正しい意見ではあるんだろうけど、
 赤の他人にそこまで興味を持てないのが大多数なんだよぉ。


【実は構おうとする方も構われたいってのが肝なのかも知れない】
朱:どう対応すべきなのか分からなくなってきました~。
マ:ぶっちゃけ、相手せーへんのが一番ゆうのは分かっとる。
メ:承認欲求が満たされなければ、やる気も失われるだろうし。
黄:意見が一致してるんだよぉ。
マ:それを理解した上で無視でけへんのが、人の業や思うで。
朱:誰もが理想通りに行動できれば平和郷になりますが、
 面白味も無いって話を思い出してしまいます~。

 インターネット黎明期から荒らしはスルーが基本と言われ続けてきた訳ですが、今なおイタチごっこなのは実に人間らしい話だと思います。それが出来るなら苦労せんわというのが世の本質と言われればそんな感じもあるんですけどね。

 チタンと呼ばれる物質があります。この発音はドイツ語寄りで、英語ではtitaniumという表記の為、チタニウムが近いようです。元素記号はTiになります。原子番号22なので、金属の中では小さい部類に属します。鉄と比べると、軽い上に頑丈という特性を持っています。他にも表面に酸化皮膜を形成して内部まで浸透しないので、ほぼ錆びません。とまあ便利な特徴が多いので、少し値段は張りますが用途は多岐に渡ります。歴史的には、18世紀末のイギリスで、鉱物学者兼牧師であったウィリアム・グレゴール氏が黒い砂を発見したのが最初の記録とされています。なんだか良く分からないけど新しい鉱石らしいと、地名を冠してメナカイトと名付けました。この数年後、プロイセン王国の化学者であるマルティン・ハインリヒ・クラプロート氏がルチル鉱石を分析します。結果、今までに確定していなかった元素であることが認められ、チタンと命名しました。これはギリシャ神話の巨人タイタンが神々の戦いに破れ、地下深く封じ込められたことにちなんでいます。しかしここから精錬する方法を確立するには百年以上を要しました。大量生産となると、第二次世界大戦以降の話となります。人類史に於いて、鉄や黄金に代表される金属加工技術はかなり重要なものです。今なおそれは続いていて、苦闘の歴史は終わらないのかも知れません。

(・ω・) 金属を三種類使用不可にしたら、現代文明が全崩壊しそうなところはある

【現状でも知ったようなことを口にしたりするけどね】
朱:不意に、スケールの大きな仕事に関わりたくなるんです~。
黄:どうすれば、朱雀に国家の重鎮たる自覚が芽生えるんだよぉ。
白:啓発本でも読ませてみたら。
黄:残念な勘違いをする展開しか想像できないんだよぉ。
白:いわゆる意識高い系になったら目も当てられない。
黄:それはそれで面白そうではあるんだけど、
 上書き不可で取り返しが付かなくなりそうなんだよぉ。


【最早そんな設定だったことすら忘れてそう】
朱:実際にビッグプロジェクトを任されそうになったら、
 どうやって逃げるかを考えます~。
白:妄想は、実現しないから楽しいってのはある。
黄:ダメ指数が高い発言なんだよぉ。
朱:幸せに生きるコツは、
 己に合った目線を認識することじゃないでしょうか~。
黄:庶民なら間違っちゃいないんだろうけど、
 世界でも屈指の霊格を持った聖なる鳥としてはどうなんだよぉ。


【ついに壊れたかという同情派もそれなりに出てきそう】
青:未だに見た目が若いせいで侮られることがあるのですが。
朱:龍族は老けませんからね~。
黄:いっそ精神年齢を外見に合わせれば、ギャップがなくなるんだよぉ。
朱:逆転の発想というやつです~。
青:実際にやったら、何をしているんだ的な目で見るんでしょう。
黄:そりゃ青龍との付き合いが長い連中からしてみれば、
 上っ面を変えたくらいで、こびり付いた印象が抜けるはずないんだよぉ。


【生きる目的とかいう次元の生命体じゃないですから】
朱:まず、思春期真っ盛りの青龍さんがイメージできません~。
黄:ガッツポーズとかしてみて欲しいんだよぉ。
青:玩具にされても反応できないのですが。
朱:まあそれは、黄龍さんも似たようなものなんですけどね~。
青:見た目は少女と呼んで差し支えないのに、
 中身は年齢と性別を超越した謎の生物ですし。
黄:一万年も生き物やってるんだから、
 少しくらい珍しい気質になっても仕方がないんだよぉ。

 今年一発目だというのに、いきなり微妙な気分になるネタなのは良いのでしょうか。一方で、黄龍ちゃんの作風自体、全体的にそんなもののような気もしていたりします。

 ハットトリックという言葉があります。英語ではhat trickになります。日本だとサッカーで、一人が一試合に3得点を挙げることと認識している方が多いと思われます。他にもアイスホッケーで3得点、ラグビーでトライを3回、ダーツでブルに3回入ることなどで使われたりもするようです。しかし元々は、クリケット用語になります。この競技は野球の原型の一つとされていて、投手と打者に分かれて勝負するところなんかが共通しています。その中で、投手が1イニングに3名を3者連続1球で仕留めることがハットトリックの元祖です。クリケットは、野球と比べてアウトにする難易度がかなり高いらしく、これは偉業と言っても過言では無いことなのだとか。その素晴らしさを讃えて奇術師のシルクハットを進呈したのが名の由来になります。トリック部分は、マジシャン的な意味での技術を指している訳です。クリケットは世界的には人気スポーツですが、日本では知る人ぞ知るものということもあって、個人的に凄さは分かりません。完全試合かノーヒットノーラン位かなと思っておけば、頻度的にそれっぽく思えることでしょう。

(・ω・) 百試合に一回くらいだと、絶賛するほどレアって感じではないな

【良さげな流れを台無しにすることには定評がある】
月:マルチ展開が前提の作品は、何が原作か議論の余地が残ってしまう。
黄:それを確定する意義を述べよ、なんだよぉ。
月:どの設定が優先されるか分からないと、
 キャラクターの深堀りが出来ないじゃないか。
黄:微妙に筋が通ってる感じもあるんだよぉ。
月:何より、初心者相手に優位性を築くには、
 そういった知識での威嚇が大事だからな。


【そうまでして関わり続けるのは闇が深いと考えないのだろうか】
黄:パラレルってことで割り切れば良いんだよぉ。
月:作画や性格が不安定で、同一人物に見えない時はそうしてる。
黄:皮肉が入ってる気がするんだよぉ。
月:長期に渡って続いた為にブレることもあるが、
 そこに触れるのは野暮なのではとも思ってる。
黄:その時その時で楽しむのが肝要なんだよぉ。
月:逆に言えばエンタメ部分より粗が目立ってる訳だから、
 作ってる方が悪いと責任を押し付けられるはずだ。


【大事なのは勢いとスタイリッシュさだからな】
月:構内でトランシーバーを使って交信してたら、
 学生に『なんすか、それ。ケータイの御先祖様っすか』って言われた。
黄:何処に居ようと会話できることに、
 今の子が感慨を抱かないのは仕方ないんだよぉ。
月:私が子供の頃は、これがあれば世界征服できる気になれたものだが。
黄:それはそれで、夢想癖が過ぎるんだよぉ。
月:具体的にどうやるんだと問われても答えられない辺り、
 ヒーローの荒唐無稽な必殺技に通じるものがある。


【凄さに免疫が出来るのは世代と無関係なのかも知れない】
月:現代の若者に、夢の技術ってあるんだろうか。
黄:個人用の空飛ぶ乗り物は実現してないけど、
 憧れがあるかって言われると微妙なんだよぉ。
月:ソーシャルで目立ちたいとかに流れてる気がする。
黄:随分と、現実路線に寄ったものなんだよぉ。
月:ちょっと頑張るだけで世界に発信できること自体、
 一昔前からすれば信じがたいテクノロジーではあるんだがな。

 一世代分の年齢差があると価値観に想像以上の開きがあるというのは、時代に関係が無いものの様です。例えば今の若い子って宇宙とかあんまし興味が無いんじゃないかと、売れ線の作品を見てて思ったりする訳ですよ。


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