蓑虫と呼ばれる生き物が居ます。ミノムシと読みます。ミノガという蛾の幼虫です。最大の特徴は、枯れ葉や枝などを全身に纏っていることです。その様が昔の雨ガッパ的な存在である蓑に似ていることから名が付きました。粘着性の糸を口から吐き出すことで接着していて、その強度は蜘蛛のそれを上回るとされています。秋から冬に掛けての中身は芋虫で、必要に応じて移動して栄養を蓄えます。寒い時期を眠って乗り切った後、春先に蛹を経て成虫となります。なお、私達がイメージする蝶に似た姿となるのは雄だけです。雌は羽や脚が生えず丸っこい形をしていて、蓑の中で雄がやってくるのを待ちます。雌雄いずれも捕食能力を喪失していて、後世に命を繋いだら天に召される儚い運命を背負っています。日本では秋の風物詩として古来より親しまれていて、枕草子に記述が確認できる程です。しかし20世紀末辺りから、その数が激減しているとされています。どうも大陸渡来のヤドリバエという寄生虫にやられてしまっているようです。近場の葉っぱに卵を生んで食事と共に侵入して、体内で孵化してから栄養を奪って食い破るという、えげつない生態の持ち主です。人間に置き換えると完全にホラー映画のそれですが、こんなことをナチュラルにやってる昆虫さんはとんでもないものだと思ってしまいますよ。 (・ω・) 殻に籠もることを蓑虫のようとするのは、若者には通じないのかなぁ 【そんな境界線すら些末な問題と言いたいらしい】 朱:玄武さんって、玄武の肩書を失っても、 四神としての玄武を著名にすることを目標とし続けるんですか~。 黄:ややこしいことを言い出したんだよぉ。 玄:私の生き様と言っても過言ではありませんし、 職務や給料などという小さなものに囚われたりしません。 黄:これだけを聞くと凄まじい信念に思えるけど、 だったら勤務時間外にやれって話なんだよぉ。 【利息を払う為に働いてるのと似てるかも知れない】 玄:玄武が世界で随一の知名度を誇る神となったその日に、 ひっそりと機能を停止するのが夢なんです。 黄:主張するのは自由なんだよぉ。 朱:その為に乗り越えないといけない課題が、 少し考えただけで山の様に湧いてくるんですけど~。 玄:どんな仕事も、一つ一つ解決していけばなんとかなります。 黄:一般論としては正しいんだけど、 増殖するペースの方が速くて、永遠に終わらない匂いしかしないんだよぉ。 【人間と比べて参照件数が少なすぎるからな】 亜:そういや、退職金を貰ってないって気付いた。 黄:すげーこと言い出したんだよぉ。 青:正規の手続きを踏んで辞めたとは記憶していませんが。 朱:後継の自作ロボットを置いて姿を消した訳ですからね~。 青:賠償請求をしないだけ優しいとすら考えています。 黄:そこら辺は雇用側と労働者が永遠に揉め続ける部分だけど、 聖獣だとどう処理されるのか分からないんだよぉ。 【働かないのは腹立たしいけど関わらないのが最適解】 亜:訴えても良いんだけど、ぶっちゃけ面倒くさい。 黄:裁判所的な存在が無いのに、何処に持ち込むんだよぉ。 朱:天帝さんのような統括神は、こんな時の為に居る気がします~。 黄:めっちゃ雑な判断を下して、余計に揉めるんだよぉ。 亜:そもそも、アレに頼るって最終手段なんじゃ。 黄:面白がって必要以上に肩入れしてくれるかも知れないけど、 事態が好転するとは思えないんだよぉ。 一部で退職代行が流行しているそうですが、数万円で一切合切やってくれて、顔を合わせなくて良いなら使いたくなる気持ちも分からんでもありません。もちろんブームに乗っただけの適当な業者もあって吟味しないといけないのですが、そういった精神的余裕が無いから頼るんですよね。 PR |
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