2022
迂闊という言葉があります。ウカツと読みます。注意不足で肝心な部分を見落とすといった感じの意味です。他に考えなしや軽々というのもありますが、要点を抑えていないという観点では似ているので、変化した一形態なのでしょう。現代日本語ではあまり使いませんが、事情に詳しくないこと、利用法が乏しいこと、といった語意もあるようです。くだけた類語として、うっかりが挙げられます。迂という字は遠回りすることを指し、更には疎いというニュアンスもあります。一方で闊は広くて余裕があるという好意的な意味合いを持つ漢字ですが、同時に手っ取り早くないと後ろ向きなものも含まれています。元は中国で使用されていた表現で、字の組み合わせから推察できる通り、回り道というのが一般的な用法でした。散漫とほぼ同義になったのは、日本に渡って以降のことのようです。迂回するって、むしろ慎重なのではと思わなくもありませんが、どうしてこうなったんでしょうね。頭でっかちになって機会を逃す的なところから派生したくらいしか思い付きません。いずれにしても現行だとポジティブな単語ではないので、迂闊に関わりたくないところです。
(・ω・) 人間である以上、ケアレスミスは消せんけどな
【遠目に眺めるのはともかくお近付きにはなりたくない】
朱:個人的に天照さんって小型犬っぽいんですよね~。
黄:良く言えば愛情過多、悪くだと依存心が強い面はあるんだよぉ。
天:構って欲しいですわん。
月:けっ。
黄:最大の問題は月読が媚びてくるのを嫌いなことだけど、
そこら辺も含めて楽しんでる節があるんだよぉ。
【父親ともう一人の姉も手を焼いてたっけ】
朱:逆に須佐之男さんは、躾がなってない猛犬といいますか~。
黄:櫛名田が飼い主ってのは分かるんだよぉ。
月:苦情は嫁を経由した方が効くタイプなのは間違いない。
須:それが姉貴のやることか。
月:自分で叱るのが面倒だってのは否定しないでおく。
朱:この雑な管理のせいで荒れてたというのなら、
理屈に合うような気がしてきました~。
【どんな御利益があるか全く知られてないものな】
黄:で、言い出しっぺの月読はどうなんだよぉ。
月:清楚、可憐、儚いの全てが揃った白鳥辺りだろうなぁ。
朱:茶化したいんでしょうけど、訴えられかねませんよね~。
黄:何を選んでもイメージを損ねると反発されそうなんだよぉ。
月:稀代の悪党みたいに言われとる。
黄:そこまで突き抜けたら逆に一定の支持を得られるんだけど、
中途半端さ故に全ての層から否定され気味なんだよぉ。
【種の繁栄や個の存続に無頓着なところはある】
朱:かく言う黄龍さんも良く分かりません~。
月:設定上は龍の王様なはずなのに、
総べている雰囲気がこれっぽっちも無いせいだ。
黄:高貴も突き詰めれば、凡庸に見えるってことなんだよぉ。
朱:本当のお金持ちは俗な浪費をしないみたいな話でしょうか~。
月:一万年以上生きてる生物が神族を含めても激レアだから、
類似性を求めること自体が間違いなのかも知れないな。
という訳で今年のラス前は、こいつら何のアニマルに似てやがるんだでした。冒頭でも少し触れましたが、野生動物が俗化したり、信仰で人間的な人格を得た連中を他の種に例えるのは意味不明な行為の気もします。しかし無益こそ人や宗教の本質なのではと、それっぽい適当を言っておきます。
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