蘭奢待と呼ばれるものがあります。ランジャタイと読みます。東大寺正倉院に収蔵されている香木で、天下随一の名香とすることもあります。目録に載っている正式な名前は黄熟香です。蘭奢待は、漢字の中に東大寺を隠した通称になります。その正体は、最上級の伽羅(キャラ)です。特定の樹木は風雨や虫害に対する防御として、樹脂を分泌します。大量に溜まると沈香と称されるようになり、分類した一つが伽羅となります。その芳香は得も言われぬもので香道の世界で珍重されます。と、メカニズムは単純とされているのですが、自然発生したものを回収するしか入手手段が無く、極めて稀少です。それも東南アジアの一部でしか発見されず、古来より乱獲してきた為に現代ではとてつもない高級品となっているのだとか。品質や情勢に依って値段は変わりますが、1グラムで一般的な労働者の日給を上回る程度というのは確実なようです。蘭奢待がいつ日本にやってきたのか、明確な記録はありません。しかし奈良時代ではないかと言われていて、その歴史から朝廷の権威の象徴としてしばしば登場します。足利義政、織田信長、明治天皇が切り取らせた逸話は有名で、史実として記録されているので物語で良く扱われます。特に信長なんかはどれだけ擦られたんだといった感じで、累計したら本体が残らない程の木端微塵になってしまいそうですよね。 (・ω・) あれをやらないと、事実上の天下人感が出ないまである 【遭遇した時の脅威が印象に残る部分はあるけどさ】 則:ほむ。 月:ひたすらに俗物としての欲にまみれている。 黄:世間では、野獣の様と評するんだよぉ。 朱:野生動物って、ここまでギラギラしてませんよね~。 黄:お腹が空いてる時の全力モードだけ切り取るせいで、 偏見が生まれてる感じはあるんだよぉ。 【神鹿という単語がある程度には神聖視されてるから】 月:アルテミスのシンボルアニマルは鹿らしい。 ア:ケリュネイアの鹿と称される、守護聖獣に由来しますの。 朱:鹿さんって、高貴で凛としたイメージがあります~。 月:日本じゃ奈良でセンベイを強奪する存在だと思われているのに。 黄:そこらは文化の違いと言いたいところだけど、 月読の偏った見識に過ぎない予感もしてるんだよぉ。 【幹部ではあるけど代表面する程かと言われれば微妙】 朱:悪魔さんの象徴といえば黒ヤギさんですが~。 マ:よう人間の体にヤギ頭の絵が使われとるけど、 あれはバフォメットっちゅう高位悪魔のイメージなんや。 朱:特定の方だったんですね~。 マ:格でゆうたら七大悪魔のちょい下くらいやから釈然とせんけど、 矢面に立ってもろてる思たら気も紛れるで。 【親しみやすいという名の軽んじているやつでは】 朱:逆に天使さんって、動物と結びつきません~。 マ:こいつら下等生物とか考えてるところあるでな。 リンクするだけで汚らわしいくらい言いかねへん。 メ:酷い難癖。 黄:高尚が極まると、排他的になるってのはあるんだよぉ。 朱:その点、黄龍さんはマムシだった過去を捨てませんし、 何処まで行っても庶民派ですよね~。 神様の類と動物の紐付けは、この業界で良く行われます。誰も見たことが無い存在をイメージしろと言われても難しいので、具体例として扱うのでしょう。この視点だと偶像禁止系はどうやってるんだという気がしてきますけど、想像力は無限大というのも事実なのかも知れません。 PR |
フリーエリア
最新記事
(11/22)
(11/20)
(11/17)
(11/15)
(11/13)
最新トラックバック
プロフィール
HN:
No Name Ninja
性別:
非公開
自己紹介:
ブログ内検索
アーカイブ
|