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 海月と呼ばれる生物が居ます。クラゲと読みます。御存知の通り、海中に漂う半透明の生き物です。円形の種が多く、海に浮かぶ姿がまるで満月のようということで字が当てられました。一方で、カイゲツと発音することもあります。これはクラゲの異称になりますが、海に映った月も意味するので、文脈から察しないといけないようです。クラゲは自力でそれなりに動けますし、捕食もするので分類上はれっきとした動物です。しかし、我々脊椎動物からすると、かなり奇異な生態をしています。まず脳と心臓がありません。なんなら血液と血管すら持ち合わせていません。神経の反射だけで活動し、栄養も運動に依る水流で行き渡らせます。人間との関係はといえば、海に入ると刺してくる厄介なやつというのが最初に来るでしょう。エチゼンクラゲのように巨大なのも少なくないので、漁の邪魔になるという部分は外すことが出来ないやも知れません。東洋では古来より塩漬けにして食す地域も多かったようですが、害の方が大きいという認識が主流になりそうです。ふわふわふよふよとした様は愛らしく、観賞用とするケースもありますが、人類史から見れば極めて最近の話のようです。なにせ温度を調節し、水を循環させ、餌となるプランクトンを供給しないといけない訳ですから。技術が発達した現代でも高難度に分類されるらしく、軽い気持ちで手出し出来ない雰囲気がありますね。

(・ω・) 英語ではジェリーフィッシュだけど、フィッシュの範囲が広すぎると思う

【所詮ゼウスの娘だぞで封殺できそうだ】
黄:アテナといえば、メデューサの逸話は外せないんだよぉ。
朱:どんなエピソードなんですか~。
黄:とある三姉妹の末っ子でキレイな髪が自慢だったんだけど、
 『アテナより美しい』と吹聴したらキレられて化け物にされたんだよぉ。
朱:ちょっと器が小さくありませんかね~。
天:どのように擁護するのか、アルテミスさんの見解を伺いたいところです。


【一連の行動を姉達が後悔してるかは定かでない】
黄:姉二人が猛抗議したら、まとめて変化させられるんだよぉ。
天:頭から蛇が生えていることで知られる、ゴルゴンという怪物です。
朱:とばっちり以外の表現が出てきません~。
天:ケンカを売る相手は選ばなければいけないと教えてくれます。
朱:メデューサさんがとんでもなく高飛車な性格だったと補完しても、
 功罪が釣り合ってるとは言い難くなってきました~。


【ここまでやりたい放題でこそオリンポス十二神と言える】
黄:更に、目が合うと石と化す力まで付与されたんだよぉ。
天:それもあって、後に英雄ペルセウスに首を撥ねられます。
黄:この旅に、アテナ自身も同行したとされてるんだよぉ。
天:生首となった後も石化能力は失われず、
 己の盾であるイージスに嵌め込んで強化したとか。
朱:弁護は、どうやっても無理ということだけは理解しました~。


【道端の石に蹴躓いてマジギレすることも稀だろう】
ア:お姉様は、最も美しいとされるアフロディテ様に張り合う程の自信家ですもの。
  侮辱されたら、お怒りになるのは当然ですわ。
朱:女の戦いは恐ろしいです~。
天:アルテミスさんだったら、笑って流しそうなところはあります。
黄:但し相手が女性であれば、なんだよぉ。
朱:男の方でしたら存在自体を軽く扱いますから、
 大事にはならない感じがしますけどね~。

 メデューサの髪云々は異説で、アテナの神殿でポセイドンと浮気したから怒りに触れたというのもあります。いずれにしてもここまでの罰を受けないといけない罪かと言われると、首を傾げてしまうんですけどね。
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 カリギュラ効果と呼ばれるものがあります。カリギュラというと、ローマ帝国第3代皇帝、ガイウス・ユリウス・カエサル・アウグストゥス・ゲルマニクスの俗称として知られています。彼は甥であるネロと共に、横暴にして残虐な為政者であったということになっています。2000年も前のことなので、実際にどうであったかは諸説入り乱れていますが。そしてこの場合のカリギュラは、1980年に公開された映画のタイトルです。題材として彼を使用しているのですが、その内容があまりに過激でした。一般向けにカテゴライズされていたものの、上映を差し止める地域が出てきます。しかしその規制がむしろ興味をそそり、話題を呼ぶ結果となりました。このことから、禁止されるとやりたくなる心の動きをカリギュラ効果と称するようになったのです。但し、これは日本だけの使い方とされています。人間なんて天邪鬼なもので、やるなと強く言われれば反発しますし、販売中止になってから買い求めようともします。こういった心理を応用して、需要を生み出そうとする企業も出てきます。無い物ねだりをやめれば、この手のことに踊らされることは減るでしょう。しかし色々な変革も止まってしまう気がするので痛し痒しというやつですね。

(・ω・) 二度と手に入らないと言われると、興味が増幅されるのは恐ろしいことだ

【生物学的にそれで済ませていい範疇なのだろうか】
ア:フクロウは、お姉様の象徴とも言える存在ですの。
朱:そこのところは、詳しくお願いします~。
黄:鳥に反応し過ぎなんだよぉ。
天:そういえば、鳥類扱いでしたっけ。
黄:地球の生態系から外れてるから忘れそうになるんだよぉ。
朱:大抵のことは突然変異という便利フレーズで解決すると、
 どなたかが言っていた気がするので差し障りはありません~。


【言葉にすると安っぽくなる問題は避けて通れない】
黄:アテナは知恵の女神としても名が知られてるけど、
 智者であるフクロウのイメージと結びついたって聞いたんだよぉ。
朱:森の賢者さんとされてますものね~。
ア:そう、実はお姉様ってば賢いのですわ。
天:その言い方は、アホの子を取り繕うものでは。
朱:やれば出来ると言われ続けている私としては、
 考えさせられるものがあります~。


【戦闘狂のアレスさんとは比較されがちな関係である】
ア:同時に、芸術と工芸を司ってもいますの。
天:守護女神ですから、都市を平穏にし、
 社会を育む役割を担っている故と推察します。
朱:玄武さんと、どこで差がついたんでしょう~。
黄:必要があれば反撃してぶちのめすのはでかいんだよぉ。
天:殻に籠もってやり過ごすのが是とされるのなら、
 私も日本随一のヒッキーとイジられることは無かったはずです。


【印象には残るから成功してるとも言える】
朱:美人さんで、強く、賢く、文化への造詣も深いって、
 設定がおかしなことになってませんかね~。
天:客観的に見て、盛り過ぎです。
黄:その分をトチ狂った行動で薄めるのがギリシャ神話なんだよぉ。
朱:ゼウスさんの破天荒さには、そういった意味があったんですか~。
天:本音を言わせてもらえば異様性が際立つだけに思えるのですけど、
 追求するのも野暮ということで目を逸らしておきます。

 アテナのシンボルアニマルとして、蛇も挙げられることが多いようです。ずる賢いという印象が強いですけど、ギリシャ神話的には好印象なのかも知れませんね。

 トタン板と呼ばれる建材があります。薄い鉄板に亜鉛メッキを施したものの総称です。亜鉛はポルトガル語でtutanagaになり、これが語源である説が有力視されています。日本では波型が多く、外壁や屋根に用いる印象が強いかと思われます。一見するとペラペラで頼りない印象があったりしますが、腐食に対しては鉄そのものより遥かに強い耐性を持っています。しかし、金属としての酸化しやすさでいうと、鉄より亜鉛の方が上です。亜鉛が大気に晒されると化学反応を起こしますが、それが皮膜となって全体への侵食を防ぐというのが、錆びが目立たない理由です。梅雨から夏に掛けて高温多湿が続くこの国に向いているとも言えます。一方、ブリキと呼ばれる加工金属があります。こちらは鉄に錫(スズ)をメッキしています。錫は鉄より錆びにくいので単純なガードとしては良いのですが、引っ掛けたりして表面が削られると話が変わります。傷口に水が付くとイオン化傾向の関係で先に鉄の方が溶け出してしまうのです。なので過酷な環境に無いオモチャや缶詰の裏側で使用されるようになりました。いつものことながら、先人達の工夫と知恵には、頭が下がる思いなのです。

(・ω・) その上で、やらかしが多いってのも紛れもない事実だけど

【日本に太刀打ちできる逸材は居るんだろうか】
ア:まず、お姉様の生い立ちから行きますわ。
黄:アテナは、ゼウスの最初の子供って説は聞いたことあるんだよぉ。
朱:重要な立ち位置っぽさを感じます~。
ア:母であるメーティス様が身籠っている時、
 『男子であれば父親を超える』と予言されて母子共に殺されかけましたの。
黄:相変わらずの、最低親父なんだよぉ。
朱:その手の選手権があれば優勝候補の一角ですけど、
 世界の神話はぶっ飛んだのが多いですからどう転ぶか分かりません~。


【母親がメーティスでなければセーフという解釈らしい】
ア:父自身がわたくしの祖父に当たる方から最高神の座を奪ったので、
 警戒していたのはあると思いますわね。
黄:そのくせ子沢山なんだから、アホとしか言えないんだよぉ。
天:キリが無いと気付いちゃったんじゃないですか。
ア:是非はともかくとしまして、今のところ脅かす子は出ていませんの。
黄:伊邪那岐は忘れ形見である天照に託して引退したというのに、
 権力にしがみつく哀れさを感じなくも無いんだよぉ。


【描写次第でコミカルっぽくも出来そう】
ア:命の危機を乗り越えたお姉様は、父の頭から生まれましたわ。
朱:両目と鼻から誕生した三貴子さんに似てます~。
ア:頭痛がすると斧でカチ割ったら、
 完全武装した大人の姿で出てきたと言われてますの。
朱:想像していたよりスプラッタでした~。
天:ここまで荒唐無稽でツッコミどころ満載だと、
 ナンセンスギャグに分類するのが妥当に思えてきますね。


【男児だったら簒奪されるってそういうことだったのか】
ア:その後は、長子として愛されたと聞いていますわ。
朱:経緯を考えると、納得がいきません~。
黄:実際に誕生したら手の平を返す男親は多いんだよぉ。
天:頭部が欠けている状態で、
 武具を纏ったのと争いたくないというのもありそうですけど。
黄:或いは、そこでゼウスの息の根を止めていたら、
 あっちはもう少し平和になってたかも知れないんだよぉ。

 ギリシャ神話の最高神はウラノス、クロノス、ゼウスと3代ですが、全て男の神様です。更に4代目候補とされたザグレウスなんて少年神も居たので、そもそも女神に継承する権利が無い可能性はあります。

 ブリザードと呼ばれる自然現象があります。英語では、blizzardと表記されます。日本語として用いる場合は、猛吹雪とほぼ同義です。激しい風を伴う大雪を意味します。元々は北アメリカ大陸で限定的に用いられるものでしたが、一般に拡張されました。定義は地域に依って異なります。アメリカ合衆国では、風速が秒で14.3メートル以上、低温で、視界が150メートル以下の状態を指します。他にも南極で良く使われていて、日本の観測隊はABCの三段階で規定しているようです。国内のそれを、公式に呼ぶことはありません。イメージ的にも、ブリザードは外国のものであるという印象の方は多いでしょう。何ゆえと言われたら、カタカナ語だからとしか言い様が無いんですけど。他にもシベリア地方であれば現地の言葉でプルガと称したりもします。我が国のもフブキの名で浸透させるべきな気もしますが、割とどうでもいいことにも思えてきます。強烈な風雪に変わりはなく、どう対処すべきかが重要だからですかね。

(・ω・) 所詮、人間側が勝手に呼んでるだけなのは事実だ

【茶飯事すぎて意図的じゃ無い気がする】
ア:今日は、アテナお姉様の素晴らしさについて語りたいと思いますの。
朱:これ、長くなるやつですかね~。
黄:腹持ちする菓子を用意しておいた方が良さげなんだよぉ。
朱:たしか、お餅がたくさんあったはずです~。
黄:折角だから炭火で焼くんだよぉ。
ア:興味が無いアピールをしましても、構わず話し続けますことよ。


【ギリシャ神話の人間関係は愛憎でドロドロが基本】
朱:たくさんの兄弟姉妹が居るのにアテナさんだけ特別視って、
 天照さんみたいなところがありますよね~。
黄:全員を等しく扱う方が薄っぺらく見えるとも言うんだよぉ。
朱:それにしても須佐之男さんの扱いはかなりのものです~。
ア:兄や弟なんて、どうでも良いですわ。
黄:その件に関しては家族の問題だし、深く触れないでおくんだよぉ。


【才能を無駄にしてこそみたいな連中だし】
天:妹に慕われる極意を学べると聞いて飛んできました。
黄:どこから聞きつけてくるんだよぉ。
朱:盗聴器の存在を疑うべきかも知れません~。
ア:神族であるわたくし達が直感で察知するのは不自然ではありませんの。
朱:合理的な理屈付けなんでしょうか~。
黄:仮に事実なら有効活用しろと言いたいけど、
 そういったことを期待するのは無益なんだよぉ。


【実際に出来るかどうかはさておくけど】
朱:同じ月の女神で妹ですけど、
 月読さんに応用するのは難しい気がしてなりません~。
天:そこはうまいこと適応させてみせます。
黄:ダーツの名手が、バスケットボールに挑戦くらい無茶そうなんだよぉ。
朱:土台となる性格が違いすぎますものね~。
ア:アテナお姉様ほど魅力的になれば誰もが陶酔すると、
 簡潔かつ最強の解決法がありますことよ。

 おそらくは今後も名前だけで、キャラクターとしては登場しないであろうアテナですが、神話としてはネタが豊富なので触れてみることにしました。アルテミスに尊敬されてるというだけで、どうしようもないんだろうなってのが想像に難くないんですけどね。

 水物という言葉があります。ミズモノと読みます。意味は幾つかあって、その一つは飲料物全般です。場合に依ってはアルコール類も含みます。二つ目は、水分を多く含み、かつデザート的な扱いを受ける食べ物です。果物や水羊羹などが該当します。三つ目は、情勢が読みきれず、結果が流動的になる様を指します。有力候補が落選した際に、選挙は水物だ、などといった表現をする訳です。四つめは、華道に於いて水辺に咲く花を総称したものになります。と、シンプルな漢字を組み合わせた割にというか、それ故というか、広い範囲で使われる熟語です。その中で、物体としての水が直接的に関係ない三個目は異質です。由来に関しては諸説あって、確たるものがありません。有名なところだと、川の流れは計算しづらい、液体である為に定形が無い、雨の恵みは人智が及ばず天任せ、などがあります。水商売なんて言い回しもありますが、人気次第で収入が不安定なことから名付けられているので同源という説もあります。ともあれ、未来は全て定まっている運命論なんてのもありますが、人がそれを知ることが出来ない以上は不確定も同然です。人生なんて水物とか言っておけば、ニヒルを気取れる感じも出てきますよね。

(・ω・) 雰囲気だけで、刹那主義を肯定するかはまた別の話である

【安全圏で粋がらせたら右に出るものは居ない】
白:他には、玄武の予備パーツを売っ払うくらいしか思い付かない。
黄:私有財産の考え方が無いんだよぉ。
朱:猫さんって、縄張り全てが自分の物って主義ですし~。
白:逆に一歩でも外に出たら他所の国ってくらいに関心が失せるという。
黄:なんでそう極端なんだよぉ。
白:好奇心は凄いのに生活は保守的という、
 見方に依っちゃ一般市民の代表みたいなところがある。


【死後に評価される可能性はあるけど本人には届かない】
朱:と言いますか、玄武さんと真武さんしか適合しない部品に、
 市場価値はあるんでしょうか~。
黄:技術的に凄くても、互換性皆無で使い道が無いんだよぉ。
白:どういった原理で成立してるかも解明されてないから、
 研究用としても微妙そう。
朱:時代を先取りしすぎると世間的な成功を得られないのは、
 何の業界でも一緒なんですね~。


【欲しければ戦って奪えという無理ゲーを提示してくるかも】
朱:そういえば御両親の財産ってどうなんですか~。
黄:北欧神話の重鎮にして傭兵稼業も続けてるから、
 溜め込んでそうではあるんだよぉ。
白:深く考えたこと無いけど、肉に散財してる気がする。
朱:予算の縛りが無い白虎さんとすれば、そうかも知れません~。
白:そもそもネコ科に相続なんて概念は希薄だし、
 あったところで関係無いんだよね。


【身の程知らずが満足度を下げる最大の要因】
白:結局、簡単にお金を稼ぐ方法は無いのかぁ。
黄:最初からそう言ってるんだよぉ。
朱:活かせる特技が無い、努力の継続が困難、
 立場が高いのは見せ掛けだけな以上は仕方ありません~。
白:並べてみると、そりゃそうだと言わざるを得ない。
黄:そうやって自分を客観的に見られるなら、
 資産家にならなくても幸せに生きられるから問題無いんだよぉ。

 借金まみれの朱雀、資金が常に不足している玄武と、どうも四神の三バカは金運と縁が無いようです。残る青龍はその気になれば凄いことになりそうですが、俗物根性が欠落しているので後は麒麟にでも期待するしか無さげです。


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