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 左様という言葉があります。サヨウと読みます。そのよう、といった感じの意味合いです。発言に同調する際の返しなどでも用いられます。元は然様と書いて同じ読みだったものが変化したとされていて、漢字からして然る様ですから割とそのままです。なので方向としての左右は関係がありません。強いて言うなら日本の官職は右より左の方が上なので、へりくだった表現としてこうなったという解釈はされています。目上に対して使うのであれば、類語に御意が挙げられます。こちらはギョイと読みます。とはいえどちらも時代劇がかっているというか、今の世で使うには大仰な感じが拭えません。現代の口語だと、たしかに、辺りが汎用性を持っていそうです。なんなら関西風に、せやな、くらいで良いかも知れません。言い換えれば、これらを選択すれば雰囲気を出せるということでもあります。左様や御意が口癖のキャラは何人か思い浮かびますが、印象に残るということは術中になるんですかね。

(・ω・) そういや関西弁だと、さよか、って言い回しもあったな

【制圧ではなく殺戮が目的になってないだろうか】
月:鬼に金棒という、強い存在が更に強化される慣用句がある。
  しかし現代で通用するか怪しいので、新たな表現を考えたい。
黄:あいつら拳銃くらいなら防ぎそうなんだよぉ。
月:武器は人間の耐久力を前提に作られてるからな。
黄:そう考えると昨今の兵器はオーバーキル過ぎて、
 歯止めを掛けることの難しさが伺えるんだよぉ。


【根本的に性格がちゃらんぽらんなのである】
黄:言われて思いついたのは、煽動家に軍略家なんだよぉ。
月:国民を意のままに操り、必要に応じて武力を効率的に使う。
  こいつはまさに最強タッグだ。
黄:問題は、時代が関係ないから今風じゃないことなんだよぉ。
月:そこに拘りは無いから、柔軟に対応していこうじゃないか。


【たまにやたら詳しいのが事細かに解説することもあるけど】
月:私が提案するのは、スパイとスーパーハカーだ。
黄:マニアはどうして電脳の侵略者を過大評価してしまうんだよぉ。
月:算盤を高速で弾いたら有能っぽく見えるし、
 キーボードに置き換わっても似たようなもんだからと言ってみる。
黄:手元を隠して、何をしてるか分からなくすれば完璧なんだよぉ。
月:どうせ雰囲気で凄いと思ってるだけだから、
 全容を公開しても筋が通ったツッコミは入れられないんだ。


【まるでそのせいで不遇みたいな言い方だ】
黄:その点、教授は何と組ませても微妙そうなんだよぉ。
月:片眼鏡で謎の古書を片手で持つと知性が増して見えるぞ。
黄:演出ばかり考えてるから実績が伴わないんだよぉ。
月:瓶底眼鏡にカラフルな雑誌だと印象が変わりそうではある。
黄:一気に近付きたくなくなったんだよぉ。
月:人は中身であるという主張に一理はあるんだが、
 残念なことに見た目で左右されるのが多数派なんだよなぁ。

 物書きも、本が大量にある和室で胡座を書いて原稿用紙に向かっているだけで文豪っぽい雰囲気を出せます。売れない作家が締め切りに追われて血反吐を吐いている場面ではと言われるとそんな気もしてくる辺り、紙一重なのかも知れませんけど。
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