2023
ラベンダーと呼ばれる植物があります。シソ科ラヴァンドル属の木本性植物を総称したものです。木本性とは文字通り木を意味していて、草の系列は草本性と称されます。ラベンダーは低木で幹も頼りなさげですが、分類上は樹木なのです。とはいえ、長生きとか組織がしっかりしてるから区分されてるみたいなところがあって、学術的な境界線は曖昧とのことです。ラベンダーと言えば、紫色の花を咲き誇らせ、主に香料として用いることで知られています。精神の安定を促す力があり、他にも抗菌作用などが確認されています。それ故に早い段階で注目されていて、古代エジプトや古代ローマで使用されていた程に歴史が深いものです。南仏が原産で、長らく特産でもありました。しかし高い耐寒性と湿度に弱いという特徴が北海道に合っていると気付き、現代では富良野を代表する資源になっているのは有名です。利用法は、ハーブ、アロマ、ドライフラワー、紅茶、ワイン、入浴剤などなど、多岐に渡ります。何と言ってもその香りが最大の売りですので、リラックスタイムのお供として今後も活躍していくのでしょうね。
(・ω・) 個人的にさほど好みじゃないのはここだけの話
【絶対に墜落しない飛行機なんて作れないからな】
白:たまに、私でさえ処理に困るマズい肉と出くわす。
朱:味に頓着があったことに驚きます~。
黄:どれだけ質が低かろうと、
肉でさえあれば喉を通ると思ってたんだよぉ。
白:九割九分九厘までは大丈夫なんだけどさ。
黄:そこまでいったら百パーとして良いようで、
越えられない壁的な話の気もするんだよぉ。
【豚の方も拒否する水準なんじゃなかろうか】
白:仕方ないから両親に渡してみたりする。
朱:嫌な日頃の感謝です~。
黄:捨てるのと、どっちが倫理的に正しいんだよぉ。
白:人間的な正解は、家畜の餌にする、じゃないの。
朱:それはそれで傲慢を感じます~。
黄:聖人ぶってありがたく頂けなんて言う人も居るけど、
無理なものは無理とするのも教育のはずなんだよぉ。
【高価な方が美味な傾向にあるってのは間違ってない】
白:珍しい肉って、必ずしも美味しいとは限らないじゃん。
黄:そりゃ、絶対数が少ないってだけで、
品質と直接的な関係は無いんだよぉ。
白:それでも食べてみたい欲求があるのは、
人間社会の経済原理に踊らされてる気がしてきたんだけど。
黄:飼い猫が特定の餌を好むのは純粋に味や食感目当てで、
そっちのが生き物として純粋と言えるんだよぉ。
【どうあれ肉を食い続けることに変わりは無いのだ】
黄:肉食獣同士で何の肉を食ったか自慢しあってるらしいけど、
その顕示欲も人っぽいんだよぉ。
白:もう少し原点に帰るべきかも知れない。
初めて自分で獲物を狩った日の感動を思い出さないと。
黄:本人としては良い感じに締めてるつもりなんだろうけど、
実にコメントがしづらいんだよぉ。
人間的な視点で言うと、旨いせいで稀少になっているパターンもあります。最近だとウナギでしょうか。養殖や栽培で確保しきれないものを、そこまで必死に食べる必要があるのだろうかとは考えてしまいます。それも引っくるめて人の業と言うのなら、きっとそうなんでしょうね。
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2023
序の口という表現があります。ジョノクチと読みます。物事の起点を意味する単語です。転じて初心者向けという解釈で、簡単にこなせるといった使われ方もします。元は、相撲の番付です。上から横綱、大関、関脇、小結、前頭、十両、幕下、三段目、序二段、序ノ口となります。序ノ口は事実上のデビューリーグで、ここで7戦4勝以上の成績を修めると序二段に昇進します。序二段、三段目の半分に満たない人数しか所属してないことから分かる通り、このくらい難なくクリアしないと先が思いやられる階級です。ちなみに相撲用語として使う場合はノで、例える時は平仮名にするのが一般的なようです。かつては上ノ口という、登山道の入口的な意味合いの言葉だったとされています。しかし上位層のようでイメージと食い違う為、始まりの意を持つ序に置き換わったとするのが定説です。他に番付で転用されているのは、最上級というニュアンスでの横綱くらいでしょうか。近頃はどちらも使用頻度が怪しいのは、庶民から大相撲が遠のいたせいなのかも知れませんね。
(・ω・) 横綱クラスの美味しさと言われても、古臭さがあるじゃんか
【爪や牙だと射程距離に難があるからな】
朱:猫さんって、お風呂嫌いが多いらしいです~。
黄:多分、溺れるのを警戒してるんだよぉ。
白:ネコ科は陸上特化だから、得意では無いよね。
朱:白虎さんはどうでしたっけ~。
白:海産物目当てで特訓した。
黄:銛を片手に素潜りする様が似合うというのは、
褒め言葉になるのか微妙なところなんだよぉ。
【そこまでして身に付けるべき技能なんだろうか】
白:正確には、沖合数キロ地点で両親に放り投げられて、
泳いで帰ってこいされたんだけど。
朱:現代だと虐待です~。
黄:時代背景と野生を考慮しても、
アウト感が拭いきれないんだよぉ。
白:この程度で驚いてるようじゃ、
我が家に対する理解が足りないと言わざるを得ない。
【本能を鈍化させるのはリスクが高いけど】
白:最終試験は、嵐の夜に難破した船から帰還だっけか。
黄:むしろ、なんで生きてるんだよぉ。
白:おかげで、水が怖いとかあんまし思わない。
朱:普通は心に傷が残るんじゃないでしょうか~。
黄:完全に感情が麻痺したパターンだけど、
これはこれで教育として使われてたりするんだよぉ。
【そうやって絶滅する種は珍しくない】
白:何にしても、海は広いから良いよ。
湖や川だと、すぐに食べ尽くしちゃうもん。
朱:生態系の破壊者が居ます~。
黄:閉じた世界で外来種が如何に危険かって話なんだよぉ。
朱:白虎さんの兄弟姉妹が実家を追い出されたのは、
物理的に食べるものが無くなったせいかも知れません~。
標準的な猫の体脂肪率は15~20%くらいとのことで、実は人間と大差がありません。なので浮かびにくいから下手という訳でもないようです。毛皮が水を吸って動きにくいというのはあるでしょうけど。逆に弾く毛質のせいか、泳ぐのが上手なターキッシュバンという品種も居るらしいです。
2023
チョウザメと呼ばれる魚類が居ます。チョウザメ目に分類される種を総称したものです。名前こそサメですが見た目が似ているというだけで、分類的にはかなり遠いとのことです。チョウの部分は蝶で、鱗がそれっぽいので名付けられました。淡水、海水、どちらにも生息していますが、多いのは前者です。海育ちも産卵は川を遡上してするという、鮭に似た特性を持っています。その卵がキャビアと称される高級食材になるので名を馳せています。元の意味は魚卵くらいでしたが、近年は範囲が限定的です。一言にキャビアと言っても、魚種で細かく区分されます。最高級とされるのがベルーガで、均質な大きさと口当たりの滑らかさが人気の理由です。他にもオシェトラ、セヴルーガ、アムールなど多種多様です。お高い食品の代名詞として登場しがちですが、これらの違いを述べられないと詳しくないのがバレてしまう危険性を秘めている気がします。牛肉なら、食べたことなくても産地や品種でピンと来るものがある訳ですけども。もしかして日本人にキャビアって馴染みが薄いのではと思ってしまいます。そしてイクラで充分なのではとか考えてしまうのは、私が食通では無いからなんですかね。
(・ω・) 珍味に群がって値が高騰するのは、浅ましいと言えるのかしら
【どんな言葉でも悪口に聞こえる人って居るよね】
白:屍肉を貪るって言うけど、
食材としての肉は死んでるのが殆どじゃんか。
そんなに扱き下ろされることかな。
黄:この場合、自分で狩りをせず横取りしたり、
野ざらしで腐りかけてるのを指すんだよぉ。
白:肉に貴賤をつける、差別主義的発想ってことか。
黄:単なる分類のはずだけど、解釈はそれぞれなんだよぉ。
【バランス感覚を極めてる人が最強だと思うよ】
白:食肉に対する偏見を無くせって運動でも始めようかな。
黄:どうでも良いことばかりやる気を出すんだよぉ。
白:好きなことと嫌いなことを明確にしてこそ、
個性が際立つってもんじゃない。
黄:発言自体はそこそこ正しいようでいて、
それを抑制するのが大人な気もするんだよぉ。
【先駆けとして名が残ることもある】
白:四神になる前は、書類仕事ってハンコ押すだけだと思ってた。
黄:ネコ科と無縁ではあるんだよぉ。
朱:肉球スタンプでペタペタする姿は需要があります~。
白:生産性を放棄してるけど、そんな感じの役職に就きたい。
黄:何かの間違いで人気が出ようもんなら、
モノマネが量産されてオリジナルの影が薄くなるんだよぉ。
【昨今の流行が一瞬で終わる原因なのでは】
白:そん時はうまいこと仕掛け人の立ち位置に収まって、
甘い汁を吸おうと思う。
朱:他にも元祖を主張する方が出てきそうです~。
黄:場外乱闘の方が盛り上がるやつなんだよぉ。
白:エンタメとは、下世話こそが本道である。
黄:ある意味で正解なんだろうけど、
そればかりだとパターン化して飽きられるんだよぉ。
競馬に興味ない方でも知っている可能性がある競走馬の一頭に、ハルウララが居ます。一勝も出来なかったことで名を馳せましたが、実は彼女より連敗数が多い馬はそこそこ居るんだそうです。ハルウララブームの後に担ぎ上げようと画策されましたが全て失敗した辺り、先陣が唯一無二になるケースもあるんだなと思わされます。
2023
サロンと呼ばれる空間があります。本来は、洋館に於ける客間や応接室を指す単語です。少し広げて、ホテルや客船など多人数が出入りする施設の談話室も対象となります。ここから転じて、フランスの貴族階級が交流するクラブを称するようになりました。17世紀初頭、ランブイエ公爵夫人カトリーヌが雛形を作ったとされています。当時のフランス宮廷は無骨なところがあり、イタリアの華やかさを知る彼女には野暮ったく感じられました。そこで個人的に知識人や文化人などを招き、社交場としたのが始まりです。このスタイルが流行し、各地で執り行われました。以降も適用範囲は拡大し、何かしらの話題を語らう場全般にも使われるようになります。近年は、オンラインサロンの略称としての印象が強いかと思われます。インターネット上で主催に参加料を納めることで、特定の情報を共有するサービスの総称です。あくまでデータ部分が重要で、定額で会員としての特典を受けられるサブスクとは区別されます。秘匿するほどの価値を持ったネタがそこらに転がってるとは思えないのですが、何故だか流行しているようです。確度の保証をしなくていいせいで詐欺めいた雰囲気さえあったりしますが、その胡散臭さが魅力の一因なのかも知れませんね。
(・ω・) 要するにオカルトの代替品みたいなものなのかも
【清々しいまでの殺してくれ案件だ】
白:食べた相手の力をコピーする設定が多いって聞いた。
朱:その能力を持つなら、白虎さん一族しか有り得ません~。
黄:食事が怖くなりそうなんだよぉ。
白:オートだと、生活に支障が出るかもね。
朱:エスカルゴを口にしたら殻に籠もるのは嫌です~。
黄:最終的にどれほどの異形が誕生するのかと、
実験したくなってくるんだよぉ。
【練度が低いや驕ったとかで理屈付けは可能】
白:任意で発動できるんなら便利かも。
黄:生物の特質は進化で得た戦いの歴史だから、
それを簡単に真似るのは冒涜な気もするんだよぉ。
朱:壮大な話になってきました~。
白:オリジナルには勝てないって謎理論があるから大丈夫。
黄:複数を使いこなしてるのに敵わないってんなら、
術者の頭に問題があると言わざるを得ないんだよぉ。
【ラスボスが奥の手として隠し持ってるやつだ】
白:丸呑みは大変だし、一部でなんとかならないだろうか。
黄:体毛や鱗を集める変質者になりそうなんだよぉ。
朱:人間だと、髪や爪に相当します~。
白:もしかしたら、蒐集するだけで満足するかも知んない。
朱:そちらの方が平和です~。
黄:どう転ぶか分からないんだから、
妄想に留めるのが賢明なんだよぉ。
【九割の種が絶滅しようと逞しく生き延びるタイプ】
黄:というか、朱雀の複製が真っ先に出るべきなんだよぉ。
白:これだけは引き継ぎたくない。
朱:言い方ってものがありますよね~。
黄:究極の改造ではあるんだよぉ。
白:世を儚んで、自暴自棄になったら考えないでもないけど。
朱:白虎さんがその境地に至るシチュエーションが、
全く想像できないのは私だけじゃないはずです~。
考えてみたら、この手の力を持ってなくても、朱雀が捕食されたら侵食して肉体と人格を奪い取るような気がしてなりません。そういった得体の知れなさを本能的に感じ取らせて自己防衛してるとか、適当ながらも朱雀だけに有り得る設定を思い付いてみました。
2023
ガソリンと呼ばれる液体があります。英語ではgasolineと表記されます。現代では、ほぼ全てが自動車の動力源として消費されています。我々が燃料として用いる物質は、主に原油の分離精製で製造します。沸点が低い順に、LPガス、ガソリン、灯油、軽油、重油と称されるのです。この中でガソリンは炭素数が4から12程度で、沸点は30から200℃くらいになります。高揮発性、つまりは常温でも簡単に蒸発してしまうので、取り扱いに注意が必要です。具体的には、静電気に依る火花で引火してしまいかねないくらい繊細です。なので個人で購入する際は、密閉できるタンクに直接注ぎ込むか、専用の小型缶に封入しなくてはいけません。灯油の様にポリ容器で保管しようとすると、大惨事まっしぐらです。ガソリン車の誕生自体は19世紀後半ですが、大量生産されるようになったのは20世紀にフォード社が先駆けとなってからです。百年以上が経ち、近頃は電気自動車への移行が取り沙汰されています。しかし実際にどうなるかは不透明です。産業構造に大きく響く規制を政府主導でやったところでうまくいくと思えないんですけどね。数十年後に、アホな時代だったと振り返ることになる可能性も否定できないところがあります。
(・ω・) そもそも何の為にやるかがふわっとしてるからな
【単にボケーっと過ごしてたからという説もある】
白:一昔前って言葉は、個人差が大きいんじゃないかな。
朱:意識が生まれて二十年経ってない私には、
五年でもそれなりの過去です~。
白:私は白虎になった以降が近頃って感じ。
朱:百年以上前じゃなかったでしたっけ~。
白:そんなに経ったかと思っちゃうのは、
日々が充実してる証に違いない。
【老後基準だと理想的な刺激じゃなかろうか】
白:一方の黄龍はというと。
黄:四神の中央を辞めさせられたのが、
昨日のようなんだよぉ。
朱:大した事件が無かったからじゃないですか~。
黄:どうでも良いことにばかり巻き込まれてるんだよぉ。
白:人はそれを安寧と呼ぶらしいけどね。
【本気で語ったら定説を覆しかねない】
白:でも同居人が住み着いたの、割と最近じゃなかった。
則:ほむ。
黄:言って清朝か明朝の頃だったはずなんだよぉ。
朱:歴史の領域です~。
白:自分を語るのに、王朝を持ち出すのは中々だ。
朱:元号くらいなら人間でもありますけど、
黄龍さんは全ての中国史を網羅してますものね~。
【知力は低くないが保持能力は皆無と言える】
白:こういった感覚の齟齬が、無理解の根源なのか。
朱:難しいことを言ってます~。
黄:それっぽいことを考えはするけど、
途中で面倒になるのが白虎なんだよぉ。
白:権力や宗教の力で統一しようとするのは、
そっちのが何かと都合いい訳だ。
黄:時たま真理に到達するんだけど、
明日には忘れてるのが欠点であり美点なんだよぉ。
気分屋で計画性とは無縁の白虎が、今の生活に納得しているかどうかは私にも良く分かっていません。なんやかんや続けてるんですから許容範囲ではあるんでしょうけど、猫基準で考えるとふらっと旅立つことはある訳でして。行き倒れた過去から躊躇ってるのだとしたら、一応は学習能力があるんだと驚かされます。