2025
アサイーと呼ばれる植物があります。ヤシ科の一種で、特に果実を指す単語です。南米のアマゾンが原産で、現地の住民は数千年前から口にしていたとされています。味自体は極めて薄く、わずかな甘味、酸味、苦味がある程度です。しかし栄養価が高い為、注目を集めています。最も有効とされるのはアントシアニンです。ブルーベリーの代名詞に近いポリフェノールですが、アサイーの含有量は10倍以上にもなります。抗酸化、抗菌作用に優れ、身体を若々しく保つ効能が有名です。更にビタミン、ミネラルも豊富で、小さな可食部に滋養がぎゅっと凝縮されています。熱で壊れる成分もあるので、冷たいまま食すと無駄がありません。他のフルーツやシリアルと混ぜるアサイーボウルが代表例です。一方、あくまでフルーツの類ですから脂質やタンパク質は他で賄わなくてはいけません。日本では2013年から2014年に掛けてブームとなり、一旦は落ち着きました。それから10年の時を経て、第2次ブームが起こっている最中なのだそうです。美容効果、写真映えするなどの理由から、女性が主な支持層とされています。もしもアフリカや中東が原産だったら、クレオパトラと絡められた気がします。東洋なら楊貴妃ですが、南米は歴史的に有名な美女が居ません。そういう背景の無さが、逆に無限の可能性を感じさせてくれたのかも知れませんね。
(・ω・) 新薬って、今までのより効く気がするやんか
【別の意味で名ばかり感があるな】
月:フィールドワークに行ってくる。
黄:何の調査なんだよぉ。
月:それは現場で考える予定だ。
黄:単なるサボりだったんだよぉ。
月:自身で業務内容をマネジメントする、
管理職的な立場だから問題ない。
【学者らしく客観視点を持ち合わせてる】
月:ボケーっと人の流れを見てるだけで、
新しい課題を発見することがあるのさ。
黄:知の極みである教授職の実態なんだよぉ。
月:私を一般的とするのは迷惑な気が。
黄:多少なりとも自覚してるのが、
厄介さを増幅させてるんだよぉ。
【肉体年齢との乖離が深刻な域に】
月:若者の生態を観察する目的で、
ゲーセンに乗り込んでみた。
黄:一人で行ける度胸が凄いんだよぉ。
月:常に二十歳前後と相対してる教授ナメんな。
黄:若々しい感性が保たれてるのかも知れないけど、
おそらく精神年齢が低いだけなんだよぉ。
【この鈍感力だけで生き延びてる節が】
月:プライズ狩りしてるオッサンを眺めてたら、
睨み返されたんだが。
黄:色んな意味で遣る瀬無いんだよぉ。
月:ファンなのか小銭稼ぎなのか、
どっちでも堂々としてれば良いのに。
黄:世の中あんたみたいに、
他人の目を遮断できるのは少ないんだよぉ。
大学や立場にも依るでしょうが、教授は講義などの拘束時間以外は自身でスケジュールを決めるのが一般的です。研究や教育を評価されるべきなので、これ自体は問題ありません。とはいえ基準が曖昧で、色々と残念な研究室が少なからず存在してますよね。
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2025
プルトニウムと呼ばれる元素があります。原子番号94、元素記号はPuです。92のウラン、93のネプツニウムが天王星、海王星に由来して名付けられた為、順番で冥王星から取りました。地球内には極めて微量しか存在しません。人類は主にウランを用いた核反応で入手します。化学、放射性物質のどちらから見ても猛毒で、結果として冥府の神プルートを冠するのに相応しくなってしまいました。発見は、1940年から1941年に掛けてです。ウラン238に重水素を照射するとネプツニウム238が合成されます。それがベータ崩壊を起こし、プルトニウム238になるのです。ここに中性子をぶつけると吸収してプルトニウム239になります。更に続けると一部が核分裂する為、プルトニウム238は最も重要な同位体です。その際に生み出されるエネルギーは膨大で、すぐさま原子爆弾に利用された程でした。建設的な使い道としては、原子力発電があります。もちろん放射能や制御などの課題は残されていますが、発生する熱量は現代人にとって魅力的です。他にもプルトニウム238は半減期が87.7年と程よい長さの為、安定した熱源になります。電池に応用することで、片道旅行の宇宙探査機でも数十年に渡って稼働が可能です。科学は功罪から逃れられませんが、核エネルギーは今なお結論が出ていません。議論をするには正しい知見が不可欠ですけど、ここら辺は実に難解なんですよね。
(・ω・) まず核崩壊で熱くなるとこからして良く分からん
【逆方向に補正が掛かってる】
月:国際会議に出席すると、学者として箔が付く。
黄:見事なまでの本末転倒なんだよぉ。
月:大物とか見識持ちだから呼ばれるんであって、
名誉の為に出張るのは違うよな。
黄:一般論としてはそうだけど、
実績皆無なのが言うと酸っぱい葡萄なんだよぉ。
【発言したものの注目されないパターンもある】
月:失礼な。私だって何度か出てるぞ。
黄:国際会議とやらも、色々あるんだよぉ。
月:百カ国以上の代表が揃う大会議場を連想するけど、
実際は二国間も含むという。
黄:何なら端っこで縮こまってても、
形式上は居合わせたことになるんだよぉ。
【別の意味で精神状態を調べるべきでは】
月:我はメシアである。
黄:医者を探すべきなんだろうけど、
手遅れに違いないんだよぉ。
月:素人判断は危険だぞ。
黄:そこで普通になられると、
どう接すれば良いか分からなくなるんだよぉ。
【人類が残ってる可能性はあるのか】
月:私を救ってくれる人が居そうもないから、
いっそ救世主になろうかなって。
黄:論理が理解できないんだよぉ。
月:弥勒菩薩の真似事と考えろ。
黄:たしか五十億年以上先の話だったはずだし、
ちょっとの長生きじゃ足りないんだよぉ。
一般的な仏教の解釈では、悟りは52段階とされています。弥勒菩薩は51段階目に到達していて、残り1つを上がるのに掛かる時間が56億7000万年です。極めたら助けてくれるというのが弥勒信仰な訳ですけど、誰かツッコむやつは居なかったのかと思わなくもありません。
2025
ルビコンと呼ばれる河川があります。イタリア半島の根本辺りを流れていて、現代イタリア語で発音するとルビコーネ辺りです。共和政ローマ時代、この川は属州ガリアとの境界線でした。属州とは、ローマ本国に従う地域の一種です。租税の負担を課せられ、大小はあれど不満が蓄積しています。紀元前1世紀初頭、ガリアは従順な部類でした。しかし東方からゲルマン人が流入し、反抗的になっていきます。そこで前1世紀中頃、かのユリウス・カエサルが立場を分からせる為に進軍しました。後にガリア遠征と称される戦いです。ここには三頭政治の一角であったカエサルが、更なる権力を得たい思惑もあります。数年の時を掛けて戦果を挙げるものの、政敵から疎まれて解任と帰国命令を出されてしまいました。このまま帰ったら碌なことにならないので、カエサルは反逆を決意します。分水路は、ルビコン川です。国境に等しい線を軍と跨いでしまったら後戻りは出来ません。このことから『ルビコン川を渡る』は故事として、修正不能な決断の意味を持っています。有名な『サイは投げられた』も、この時に発したというのが通説です。幾年に渡る内乱で勝利したのはカエサルでした。結果、終身独裁官という随一の存在になります。皇帝とは別物ですが、彼の名がドイツ語のカイザーなどに派生した程の立ち位置です。元来、生きるとは選択の連続と言えます。しかしここらが実に面倒なのも事実な訳でして。凡人は流されてしまいたくなるのも、致し方ないのではないでしょうか。
(・ω・) 巻き込まれた雑兵に決定権は無かったけど
【元の信用が皆無だから可能な荒業】
月:困った時に助けてくれるのが真の友達らしい。
黄:嫌な前フリなんだよぉ。
月:良い投資があるとかは言わんから安心しろ。
黄:どんな手口を持ち出すかだけ興味あるんだよぉ。
月:私なら実地での研究だと言い張れば、
案外、シャレで済むんじゃなかろうか。
【真面目に考えたら不信しか湧かない】
月:恋人が金目当てか確かめる目的で、
借金持ちだと嘘をつくみたいな話は聞く。
黄:疑った時点でもう終わりなんだよぉ。
月:とはいえ血縁だろうと完全に信頼は無理だ。
黄:人間関係は基本的に面倒だけど、
そこら辺はふわっと生きてるのが大半なんだよぉ。
【夜逃げされても勉強代の精神で】
月:普段は無心なんかしないやつが、
急にガチな借り入れ申し込んできたら困るよな。
黄:本当に追い詰められてるかも知れないんだよぉ。
月:今の環境を全精算する可能性もある。
黄:そこら辺は見る目が試されるというか、
人間力がものを言う局面なんだよぉ。
【たくさん稼いでガッツリ使えが正解と言える】
月:長い人生、金で解決するのは大した問題じゃないが、
完全に尽きると行き詰まる謎のシステムだ。
黄:計画性の大事さが分かるんだよぉ。
月:無駄遣いが楽しいのは最早バグだろ。
黄:個人レベルではそうだけど、
ケチだらけじゃ経済が冷え込むのも事実なんだよぉ。
社会を円滑に回す上で通貨は不可欠です。人類史を見たら否定できないでしょう。一方、金のせいで不幸になる人や国家もあります。ここら辺は火や刃物で死ぬこともあるのと同類なんですけど。結局、道具やシステムの類に過ぎないと認識するのが肝要ではないですかね。
2025
テキーラと呼ばれる酒があります。ブルーアガベを主原料とする蒸留酒の総称です。アガベは竜舌蘭の和名を持っていて、200種以上が存在します。しかしテキーラを名乗る為には、メキシコが指定する5州で育てたブルーアガベを使わなくてはなりません。それ以外のアガベで製造した場合はメスカルの名で流通します。テキーラは元を辿ると地名で、特定の場所で作られる地酒くらいの意味合いでした。プルケという伝統的な醸造酒があり、スペイン人が蒸留技術を持ち込んで現代のテキーラに近付いたのです。アガベはアロエの様な外見をしています。竜の舌に例えられる特徴的で肉厚な葉ですが、使用するのは丸い地下茎です。シロップの原料になるほど糖分が含まれていて、発酵させればエタノールになります。規定で二回以上の蒸留が義務付けられていて、濾過、熟成を経ると完成です。メキシコの酒と言われたら真っ先に連想するほどに有名ですが、背景にはブランディングがあります。良いイメージは、自然に任せていては成立しないものなのでしょう。逆に先人の功績を食い潰す、残念な継承者も居るんですけどね。
(・ω・) 没落する時はマジで一瞬よ
【人生観が如実に表れてる】
月:ゲーマーには弱キャラで勝ってこそ、
という矜持があってだな。
黄:謎の風潮なんだよぉ。
月:内容に拘ってこそ一流だろ。
黄:それで勝率が良いんならカッコも付くけど、
現実は言い訳にする印象なんだよぉ。
【最善手だけで勝ち確なカードすらあった】
黄:格差の酷さが元凶なんだよぉ。
月:個性を出しつつバランス調整しろとか、
地獄の作業であると想像に難くない。
黄:公式大会を開いてるようなのは、
譲ってはいけない部分なんだよぉ。
月:そう考えると古の対戦ゲームは、
あの緩さで良く許されてたもんだ。
【反射神経が鈍ってる年配に不利なんですけど】
月:構内にゲーセンを作るべきだよな。
黄:主張は自由なんだよぉ。
月:そこで揉め事を解決すれば平和的じゃないか。
黄:世界観が児童漫画なんだよぉ。
月:予算を求めて腕を磨く様は、
私からすれば理想の姿だ。
【何がそこまで惹きつけるのか】
月:そもそもコンピューターゲームは、
大学の設備を流用したのが始まりだ。
黄:贅沢な娯楽なんだよぉ。
月:すぐに大衆化したが原点回帰も悪くない。
黄:中毒者続出で研究が滞ったとか、
残念なエピソードばっかりなんだよぉ。
対人戦が絶望的といえば、ストリートファイター2の待ちガイルは外せないでしょう。格ゲーブームに乗っていなかったので伝聞ですが、猛威を振るっていたと聞きます。後のシリーズは反動で、控えめな性能になったとか。30年経ってもそこそこの人が分かるって、恐ろしい話の気がしてなりません。
2025
金属探知機と呼ばれる機械があります。名前の通り、金属の有無を探知する装置の総称です。手荷物検査、異物混入の確認、埋蔵物の予測など様々な場面で活躍しています。原理は、電磁誘導方式が主流です。コイルは電気を流すと磁界が発生します。そこに鉄などの磁性体を近付けると歪みが生じるので、存在が確認できるのです。なので絶対量が少なかったり、チタンの様に非磁性の物質は反応が薄くなりがちです。求められた一因は、ゴールドラッシュでした。19世紀半ば、金鉱を探す一助にしようとするものの技術不足でさほど役立たなかったようです。1881年、電話の発明者として有名なグラハム・ベル氏が開発した探知機で、当時のアメリカ大統領ジェームズ・ガーフィールドに撃ち込まれた弾丸の位置を特定しようとします。しかしベッドの金属が邪魔をした、もしくは性能が足りず見付けることは出来ませんでした。20世紀に入って新理論や技術革新で劇的な改良が施され、現代に至ります。片手で扱える個人向けも出回り、趣味で歴史の欠片を探す人も居るのだそうです。昔のアニメでは割と登場しましたが、近年は減ったように思えます。凄いテクノロジー感が無くなったからだとすれば、今の子は何に驚くんでしょうね。
(・ω・) スマホが身近な時点でハードルは高い
【どうやって家臣団を維持してるんだろう】
千:もののふの本懐とは何か。
麗:一般的には家名を汚さないことですが。
千:未来を読み切るのが必須だから厳しい。
麗:そもそも今の所属は将来性がありません。
茜:酷いこと言われた気がするけど、
勢力を伸ばす気が無いから正鵠かも。
【満足できるなら別に良いんだけど】
千:そこで金言を放てば良いと気付いたんだ。
茜:優れた文言は不朽だよね。
古今和歌集はいつ読んでも奥深いし。
麗:難易度が上がっているような。
千:詠み人知らずは僕だと主張すれば、
お手軽に名を残せるよ。
【現代人にも通じるところがある】
千:『主君を勢いで決めると後悔する』なんてどう。
麗:単なる現状のようでいて、考えさせられます。
茜:乗り換え先が毎回没落する疫病神は居るよね。
千:有能だから召し抱えられるのに。
麗:渡り歩く度に出世する方も居ますし、
立ち回りが大事なのではないですか。
【社会に属してる意味すら曖昧だ】
茜:『結局のところ、人生の大半は運次第』。
千:意外な思想だ。
麗:もっと自力を尊重しているのかと。
茜:だからこそ覆すのが楽しいって見方もあるよ。
千:全ての結果が自分だけで決まるなら、
達成感は程々って意味なら少し納得する。
優秀な言葉は、本当に時を超越して残ります。しかし生み出すセンスが無くても大丈夫です。石板に意味深な模様を刻んで埋めておけば、将来の知的生命体が勝手に深読みしてくれるでしょう。未解読文字の何割かはこれなんじゃないかと、地味に疑っている次第です。