ホラを吹くという言葉があります。ホラとは法螺貝のことで、食用にもなりますが貝の部分を楽器として利用することの方が知られているでしょう。小ぶりなものでも大きな音が鳴り、昔の合戦で合図として使用されていた模様です。他にも修験者が吹くイメージがありますが、邪気を払うことを目的としているという説が有力なようです。その見た目に反して大音量という意外性から、予想に反した大儲けをすることをホラと言い、更に進んで、物事を大袈裟に言い回ることをホラを吹くと表現するようになったようです。つまり、根も葉もない嘘をつくことは本来の意味からは外れることになります。ホラ吹きという言い回し自体が減ってきてる中、使用法は曖昧になっている感じがありますけどね。 (・ω・) ホラ吹きと聞いて、のびろべえしか思い出せない訳なんだがどうしよう 【不死(しなず)の猛将とか言っておけば格好は付くな】 公:かつて西方の大王が、『私は一頭の羊に率いられた獅子の大群は恐れないが、 一頭の獅子に率いられた羊の大群は脅威に感じる』とか言ったらしい。 弱兵であろうと優秀な指揮官が居れば戦力になるって話だな。 遊:私を褒め称えてくれているようだな。 公:脳筋突撃が基本戦術な方を、世間は名将と呼んではくれません。 莉:それで必ず生きて帰ってくるんだから、別の評価はしてくれそうだけどね。 【要所要所に時限式の地雷を埋め込むくらいはしでかすだろう】 公:うちは半農半兵で急激な強兵化は不可能に近いので、 将の方を鍛え直す方向で行こうかと思う。 遊:指導役は居るのか。 莉:茜さんが残ってくれてたら適任なんだけどねぇ。会ったこと無いけど。 公:あの人にそんな仕事させたら面白軍団化が加速して、 今以上に取り返しがつかないことになる未来しか見えない。 【颯爽と軍師が助けに来るのがお約束ってもんだろうと】 公:とりあえず、大陸の兵法書を読み込んでみよう。 遊:戦場の現場で、机上の学問が通用すると思うなよ。 公:こういうやつが真っ先に倒れるのが乱世なんだよなぁ。 莉:何故か死なないけどね。 公:逆に、こういった例外のせいで武勇に長けた連中を抑えられなくなると思うと、 何事も良し悪しだなと考えさせられるな。 【やらかした責任は全て押し付ける究極の仕事術である】 公:結局、大して効果は上がらなかった気がする。 遊:そりゃ、大局観が乏しいのが寄り集まったって成果は微妙になるだろ。 莉:何事も、師匠は大事だよね。 公:返す返すも、俺はどうやって大名に上り詰めたのだ。 遊:時の運と茜の悪巧みだろうな。 公:その事実からは目を背けておかないと、 あの人が何をしでかしたか想像して罪悪感に押し潰されそうになる。 この物語は一年で溜め込んだ戦国ネタを解き放つ好機のように思えて、動きをあんまり出せない上に、言うほど真面目に収集してないので、結局は泥縄的な執筆を迫られる訳です。 PR 大御所という言葉があります。本来の意味は隠居した皇族男子に対する尊称です。鎌倉時代に三代将軍源実朝が亡くなって以降、北条家が都から呼び寄せた皇族や公家を傀儡の将軍としたのは歴史の授業で習ったかと思われます。そして都合が悪くなると首をすげ替える為に引退させたのだそうです。そこから、生きている内に将軍位を禅譲した人のことも大御所と呼ぶようになったようです。具体的には徳川家康辺りが有名なのだとか。そして御所というのは皇族の居住地という意味合いを持っていますから、元将軍の住まいを大御所とすることもあります。ややこしい上に、ちょっとばかり不敬になるんじゃないかという気もしますけども、現代に将軍位は無いので別にいいのかな感はあります。絶対的な権力を振りかざす人のことを俗に何々天皇と呼ぶこともありますが、皇家が圧倒的な力を持っていた時代というのは意外と短かったりもする訳で。皇族と国民というのは、割とフランクな関係性なのかも知れません。 (・ω・) かといって、オッス的な挨拶したら怒られるんだろうなとは思う 【学問の行き着く先は退廃なのかも知れないとか考えさせられる】 月:以前、私が学長選挙に出ようとしたことは記憶に新しいと思うが。 黄:学部の予備選で、歯牙にも掛けられなかったのは憶えてるんだよぉ。 月:あの後、規約を調べたんだが、推薦人の教授が十人居れば良いだけで、 別に学部の代表になる必要は無かったんだ。 黄:それはそれで高難易度なんだよぉ。 月:私と同じく学者人生捨ててるのに心当たりがあるから、 面白半分で付き合ってくれるはずだ。 【スポーツ界隈で定期的に見られる手法ですよね】 月:こそこそ動いてたはずなのに、 同一学部内から十人と、ルールの方を変えてきやがった。 黄:悪ふざけに乗る連中が如何に多いかを証明してるんだよぉ。 月:古今東西、弱者が寄り集まって強者を封じ込めようとするのは常道だからな。 私もとうとう、包囲網を敷かれる立場となったか。 黄:別の意味で徹底マークされてるとは思うけど、 この場合、触れるのも嫌だという本音が見え隠れしてるんだよぉ。 【そんな疑心暗鬼で生きてて楽しいのかとは問いたい】 月:暇を持て余した教授連中が、ファッションショーを開くとか言い出した。 黄:大学を何だと思ってるんだとか、ツッコむ気力も湧かないんだよぉ。 月:いい年したジジィ共が澄ました顔で登壇するんだぜ。 リアルタイム配信してくれって言ってるようなもんだよな。 黄:身内を平然と売れる精神性が凄いんだよぉ。 月:大学内なんて、究極的に言えばゼミ生ですら敵だ! 【豆腐で土台を作ったのかと言いたくなるくらい立場が弱いからね】 月:女性教授もそこそこ居るが、年齢分布を書いたら来場者が激減しそうだ。 黄:問題発言しか出来ない体質なんだよぉ。 月:まあ、そこら辺はゼミ生や聴講者に呼びかければいい話か。 こうやって、社会に出る前からパワハラの実態を学ぶ訳だ。 黄:偏った教育だけは熱心なんだよぉ。 月:ちなみに私の場合、単位で脅しを掛けようとすると、 大学にチクるぞと逆に脅迫される始末なのである。 設定上、黄龍は非常勤講師という名の雑用係らしいです。そんな立場の人が実際に居るかは知りませんが、似たような感じなのは実在するでしょうし、問題はないということにしておきます。 ケモナーと呼ばれる人種が居ます。人間以外の動物の要素を多分に含んだ、けれどやっぱり人間部分も残しているキャラクターを好きな方々を総称したものです。ここでいう動物は哺乳類や鳥類が主流ですが、爬虫類や魚類といった嗜好も存在するようです。そしてこのケモナーは段階があり、人間に動物の耳や尻尾が生えたくらいのものから、毛むくじゃらなもの、更には動物とほぼ変わらないまでに至ります。動物そのものではなく、動物的なものにそそられるという意味では、ファンタジーあってこその趣味なのでしょう。言い換えれば、想像力があるからという解釈もできます。こんなことに叡智たる頭脳を使うのかよと思ったりもしますが、人類の業というものはそういったものなのやも知れません。 (・ω・) 性欲と繁殖を分離するって、生物として相当イカれてる感じはあるな 【むしろ棺桶を塩で満たして塩成金を目指そうじゃないか】 月:三途の川の渡し賃は六文と言われているが、 通貨の概念が無い時代は何を持っていったんだろうな。 黄:微妙に広がりそうな話なんだよぉ。 月:地獄に池や川はあっても、 海があるとはあんま聞かないから塩とか重宝される気がする。 黄:死出の旅の食料として米と塩を副葬品にする風習もあるけど、 死んだら腹なんて減らないし、とっておいた方が良さげなんだよぉ。 【軽薄な政治家の人気取りみたいなやり方だな】 月:小銭が通用するってことは、貨幣経済が成り立ってるってことだよな。 黄:地獄の沙汰も金次第って言うし、そんな気はするんだよぉ。 月:大富豪なんて生き物は間違いなくゴー・トゥ・ヘルだと思うんだが、 あっちでも鬼を飼い慣らしそうで腹立つな。 黄:色々と、偏見に満ちた恨み節が聞こえた気がするんだよぉ。 月:金持ちであるというだけで罪を重ねているということにしておけば、 閻魔の野郎も衆愚の支持を得られると思うのだ。 【流石に川を渡っちゃったら帰ってこれないと思うんだが】 月:西洋だとアケローン川とかいう似たのがあるらしいが、 米ドルやユーロで受け取ってもらえるのかしら。 黄:現代人だと、カードでと言い出しかねないんだよぉ。 月:ポイントやマイル的なものは付くんだろうな。 黄:どうやったってリピーターになれないんだから、どうでもいいんだよぉ。 月:人間だって、猫みたいに複数の命を持ったやつが居るかも知れないから、 想定はしておくべきじゃなかろうか。 【そもそもの話として誰が六文って現世に伝えたのか】 月:渡し賃が時価な可能性も考えられる。 手持ちが足りなくて、値段が下がるのを待つ日々を送る訳だ。 黄:その間の暇潰しが石積みだとしたら、辻褄は合う気がしてきたんだよぉ。 月:むしろあれで僅かながらバイト代が発生してる可能性も有り得る。 でなかったら、もう少しくらい楽しいことするだろ。 黄:行ったこともない地獄で良くこんなにも妄想を垂れ流せるなと思うけど、 実際に見てきたやつが居ないんだから言いたい放題もやむなしなんだよぉ。 まず六文ってどれくらいの価値だよというのは定番ですが、江戸時代の立ち食い蕎麦は十六文というのがお約束だったようです。安いな渡し賃と思ってしまいますが、公務員みたいなものなんだから税金的なものが投入されてるんでしょうね。 ミリオネアという言葉があります。英語表記だとmillionaireとなり、お金持ちを意味します。百万を意味するmillionから来ている訳ですが、一段階上で十億が由来のビリオネアというものもあるようです。一応、百万や十億ほどの通貨単位、つまりはそれだけの英ポンドや米ドルを資産として持っている人のことというのが一つの解釈のようです。これが日本円という話になると一気にスケールダウンする辺り、定義としては弱いものがあります。いつから成立した単語なのかは知りませんが、インフレで目減りしてるでしょうし。日本語で百万長者とか、億万長者というものもありますが、現代の感覚だと、幾らくらい持っていたら適用していいんでしょうね。お金が人生の全てというのは浅い気もしますが、無ければ無いで色々な苦労をする訳でして。人生観の何割かが問われる設問のような気がします。 (・ω・) 今は亡きジンバブエドルなら、一瞬でテリオネアも目指せたのに 【深い人生を送ってないと説教も響かない典型例】 月:諸悪の根源になりたい。 黄:創作ではちょいちょい聞くけど、 日常生活で対象になることは滅多にないフレーズなんだよぉ。 月:人間は誰しも多かれ少なかれ咎人だからな。 何か一つの巨悪に罪を押し付けるのは、精神性が未熟な証拠に他ならない。 黄:人間としてのレベルが思春期辺りで止まってる輩が言っても、 世の中を斜めから見てる風にしか聞こえないから恐ろしいんだよぉ。 【庶民派という凡俗を誤魔化す為の逃げ口上は用意してある】 月:そんな感じの諸々を放り捨て、敢えて悪の権化になりたい。 黄:碌に結果も残してないのに教授を続けられるのは、 いざって時に学内の膿を全て被ってもらう為って説があったんだよぉ。 月:そういう生々しいのは勘弁してもらいたい。 というか、それだと大学の方が悪党じゃないか。 黄:正義の味方と悪の帝王を極めるには半端ない器が必要な訳で、 それに該当しないことくらい知ってると思ってたんだよぉ。 【十年後二十年後の自分がイメージ出来てなさそう】 月:ロープレの経験値稼ぎみたいに、教授レベルも単純作業で上がれば良いのに。 黄:世の、真面目に学問を志してる連中に火炙りにされそうな発言なんだよぉ。 月:双六みたいに、とりあえず前に進んでる実感がある系でも良いぞ。 黄:なんでこうも、人生観が薄っぺらいんだよぉ。 月:死ぬまで勉強とか言うのは簡単だが、 想像したら頭がクラックラしてしょうがない今日この頃なのだ。 【採点をする業者が癒着まみれになるところまでは見えた】 月:そもそもの話として、この業界は明確なゴールが無いのが宜しくない。 黄:根本的に、知の探求に向いてない気すらしてきたんだよぉ。 月:せめて論文を得点制にして、溜めた分でランクを設定して欲しいよな。 シルバー教授とか、ゴールド教授みたいな感じで。 黄:安っぽいポイントカードっぽくなってるんだよぉ。 月:良く知らん分野の研究してるのを相手にする時、 格が一発で分かるのは便利だと思うんだがなぁ。 月読の精神年齢は五歳児説、小学生程度説、中学生程度説と色々ありますが、その場その場で都合よく選んで行こうと思う次第です。 カラスミと呼ばれる食べ物があります。漢字では、唐墨と書くことが多いようです。ボラなどの魚の卵巣を塩漬けにした後、塩を抜き、酒をまぶしつつ天日で干すのが一般的な作り方のようです。日本三大珍味に挙げられることも多く、酒の肴として珍重されているようです。ちなみに残りの二つは、ナマコのハラワタを塩漬けにした『このわた』と、ウニの生殖器を塩と混ぜた『塩ウニ』が知られています。海産物の内臓ばかりという辺りに、島国らしさを感じるところでしょう。さて、このカラスミ、なんで唐の墨なのかといえば、昔の中国から輸入していた墨に似ているからなのだとか。唐墨と書いてトウボクと読み、そちらを意味することもあるようです。棒状という形だけで、そんなに似てるかなぁという気もしますが、当時の方がそう思ったのだから仕方ありません。現代でもどうなんだって使い方をされる日本語はチラホラありますが、数百年も経てば立派に定着するかも知れないと、いつもの文句を述べておくことにします。 (・ω・) 言葉は感覚と論理、どちらを優先すべきものなのかしらねぇ 【ただでさえ四面楚歌で敵しか居ないというのに】 月:どんな無茶な理屈も、最後に持論を展開したと付ければ許されることが発覚した。 黄:という持論を展開する教授が居るって話なんだよぉ。 月:持論を展開するのが教授の仕事だからな。 それが受け入れられるかどうかまでは知ったことか。 黄:これも、あくまでも個人の見解ですという注釈を付けないと、 世界中の教授に糾弾される気がしてならないんだよぉ。 【そもそも思い付きで喋ってんだから理論って程のものですらない】 月:昨今、昼夜の感覚が狂っている若者が増加傾向にあるが、 これは潜在的な月信仰が表面化し、人類が夜型になりつつある為である。 黄:という持論を展開してるんだよぉ。 月:な、事実から程遠くても、電波な子で済む感じがあるだろ? 黄:それはセーフ扱いなのか悩むんだよぉ。 月:フォローとしては及第としておくことで、まともに取り合わない言い訳とするのだ。 【極めると諦めの境地に至って金を使わなくなるらしい】 月:女って、キラキラしたもので着飾ろうとするよな。 黄:自分の性別を忘れてるのは、見てて痛々しいんだよぉ。 月:そこで思ったんだが、 なんで孔雀みたいに自身の身体をきらびやかに飾る方向に進化しなかったのか。 黄:生まれ持った容姿の差を埋める代替手段とか言っておけばいいんだよぉ。 月:男女問わず、コンプレックスは良い商売になるよなぁ。 【狂気と正気の境界線など実に曖昧なものなのさ】 月:一方で、過剰に装飾すると下品という扱われ方をする。 光ってりゃ良いんなら、電飾でも巻けって話なんだから当然ではあるが。 黄:人間クリスマスツリーなんだよぉ。 月:世の中、何が流行るかなんて分からんのだから、 そんなブームが来ないとも限らんがな。 黄:バブルファッションと一緒で、 終息した後に無かったことになるところまでは容易に想像できるんだよぉ。 衣装系のブームはループすると言いますが、80年代後半のそれだけは次のターンが回ってくる気がしませんよね。 |
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