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 鎬を削るという表現があります。鎬はシノギと読みます。近い実力の持ち主と激しく争うことを意味します。この場合の鎬は日本刀の刃と峰の間に当たる、ちょっと膨らんだ部分を指します。ここが削れてしまうほどに至近距離で切り結ぶことから誕生した言葉のようです。他にも鍔迫り合いなんてものがある辺り、日本人は日本刀での戦いが昔から好きなのでしょう。弓矢の部位を使った慣用句はパッと思い付きませんし。鉄砲になると火蓋や引き金という聞き慣れたものが出てくる辺り、現代文化の根幹は江戸時代に成立したものが多いことを匂わせてくれます。歴史があることに価値はありますが、深さもまた大事であると思わされる次第です。

(・ω・) 凄いブームを巻き起こしても数年で廃れるものは浅い扱いになるのかね

【言葉が無ければ分かり合えないが百万語を尽くしても分かり合える気がしない】
玄:スポーツ観戦を趣味としたいのですが。
黄:シュールなことを言い出したんだよぉ。
朱:ああいうのって人間がぶつかり合うから面白い訳ですし、
 人工知能である玄武さんに分かるんでしょうか~。
黄:生物の戦いの機微を理解しようとする行為なのかも知れないんだよぉ。
朱:処理が終わったら猿真似をして、生き物を駆逐しようとするんですね~。
玄:いつものこととはいえ、一言からよくもそれだけ勝手な解釈を広げられますよね。


【なんか負けた気分になるのは非生物であろうと同じらしい】
玄:私達が能力を競うのであれば、パーツを組み替えたり、
 プログラムを改めてみるなどの手段が考えられます。
  鍛錬に依る成果で勝負するというのは未知の領域で何かの参考になるかなと。
黄:新しいような、そうでもないような動機なんだよぉ。
朱:試行を重ねることで最適化するという意味では似てるんじゃないですかね~。
黄:という意見もあるんだよぉ。
玄:少しだけ納得しかけましたが、朱雀さんが言うことですので反発したい自分が居ます。


【そもそも御都合主義が過ぎる部分から切り込まないと】
黄:まあ、ちょうど世界聖獣スポーツ大会の開催期間だし、
 テレビ中継でも見てみれば良いんだよぉ。
玄:人間と違って視聴者が限られているのに、採算が合うのですか。
黄:どうでも良すぎるツッコミが入ったんだよぉ。
朱:それを言ったら、この業界の大半のものが怪しくなりますよ~。
玄:なんだかアンタッチャブルな雰囲気を感じますので、
 今の質問は無かったことにしてください。


【コウモリ聖獣にブラッドソムリエとか居たりするんだろうか】
朱:聖獣ごとに能力が違いすぎますし、競技として成立するんでしょうか~。
黄:こっちはこっちで、本質を突きやがったんだよぉ。
玄:逆に、得意分野でナンバーワンを狙えるので盛り上がりそうですが。
朱:吸血部門はコウモリさんかヒルさんかみたいな感じですかね~。
黄:そんなのはねーんだよぉ。
玄:言われてみると、虫を除くと血を吸う動物って意外に少ないものなんですね。

 元々は朱雀がスポーツ観戦を趣味にしたいという取っ掛かりだったのですが、今年は玄武回が無かったことと機械がという絡め方に気付いたのでこうなりました。
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