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 中学高校の修学旅行の定番の一つに京都があります。文化財の宝庫であり、観光客への対応にも慣れているということなどが理由に挙げられるでしょう。一方で、東京を中心とした首都圏も対抗馬として浮上してきます。江戸期以前の関東は、さして開けた土地ではありませんでしたので歴史に触れるという意味では弱い部分があります。反面、十代の少年少女が喜びそうな遊び場所には事欠かないという特徴は見逃せないでしょう。元来、日本の中心は京都周辺の近畿地方であり、おのぼりさんとは、それ以外の地域からやってきた人を意味しました。今では都会に来た田舎者全般を指します。修学旅行先として京都と東京、どちらがピンと来るかで文化圏が分かるのかも知れませんね。

(・ω・) 単純な東西日本だけで分割されない、複雑な感じになりそう

【ナースが増えて緩和されたら生産性が落ちかねないのか】
玄:この仕事をしていますと、人間の身体の脆さを実感しますよね。
  栄養失調や睡眠不足、過剰に仕事をする程度でガタがくるんですから。
マ:ウチ、網羅しとるけど健康そのものやで。
メ:なんで定期検診で引っ掛からないんだろう。
玄:強靭な精神の持ち主は肉体の不都合など超越することがあるようですが。
マ:寝込んでもたら仕事溜まってまうやんの一点で維持しとるところはあるな。


【扱うものが変わるだけでネットワークは残るものなのよ】
玄:将来、肉体の一部を培養できる時代が来るとして、
 それにすげ替えるというのは、人類にとって幸せなことなんでしょうか。
マ:パソコンパーツみたいにグレードアップしてくんは楽しそうやけど。
メ:装飾品じゃなくて、身体のランクで見栄を張り合うという話。
マ:最新型の心臓が闇ルートで売買される訳やな。
玄:健康な内臓がブラックマーケットで流通しているそうですし、
 現状とあまり変わらないのが物悲しいですね。


【桜が散った頃にようやく春の訪れを認識する生活はもう嫌だ】
マ:季節感が欲しいねん。
メ:患者さんの気晴らしに、お正月、節分、バレンタイン、七夕、
 ハロウィン、クリスマスなんかのイベントこなしてるけど。
マ:そないな、ネタに困ったマンガみたいなんは白々しい思わんか。
玄:半ば引き籠もりのような生き方をしていると、言うことが違いますね。
メ:十時間以上の大手術に付き合うこともある、
 スタミナお化けみたいな病院ヒッキーだけどね。


【制服の生地の厚さを変えるのが精一杯だった】
玄:空調が完璧過ぎて外気温の変化に鈍感なのがいけないのかも知れませんね。
マ:エアコン切ったらええんか。
メ:病院でそれは難しいなぁ。
玄:患者さんの付き添いなど、表に出る機会を増やしてみるのはどうでしょうか。
メ:仕事から離れて四季を満喫するって選択肢が無いのが困ったものだと思う。

 なんか毎年言ってる気もしますが、黄龍ちゃん本編以外は初秋から初冬に掛けてしか書かないので季節ネタは盛り込みにくいものがあります。そういや今年も、こっそり朱雀の誕生日が過ぎてしまいましたね。
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 星屑という言葉があります。字だけ見ると、星のなりそこないであるかのように思えます。辞書的には、天空に輝く無数の小さな星々、という意味合いなのだそうです。御存知の通り、地球から見てどんなに弱々しい光の星であろうと大体は恒星で、下手をすれば太陽より大きいものがゴロゴロしているのが現代の定説です。恒星が輝く為には一定以上の質量が必要で、足りないと木星のようなガス惑星となります。屑という言葉をどう解釈するかにも依りますが、こちらの方が未完成な星っぽい感じもあります。一方で、ファンタジー世界だと星屑は瀟洒な雰囲気を帯びます。星の欠片的な捉え方をするからでしょう。太陽や月ならいざ知らず、無数の星々に神秘性を感じるのは人間独特のものなんでしょうか。もしかすると無意識の内に、あれらが人間基準だと無限に力を秘めたものだと感じていたのかも知れませんね。

(・ω・) 小惑星群も星屑っぽいけど、ロマンは一気に薄れるな

【仁術という概念が抜け落ちたまま現役を続けられる恐怖】
則:『現代の若き名外科医達』とかいう座談会に行ってきたのじゃが。
マ:なんや、えらい違和感ある話聞いた気ぃするで。
玄:執刀件数、難易度、成功率を総合的に判断したら、
 そう分類せざるを得なかったのではないでしょうか。
マ:ちょっとした粉飾決算ちゃうか。
玄:数字だけを追い求めた末路は悲惨なものであると、
 遠回しに批判しているのかも知れないですね。


【初っ端から全カットで誌面が埋まるか心配に】
メ:それで、どんな内容だったの?
則:まずは、何ゆえ医の道を選んだかじゃったかの。
マ:まさか思うけど、正直に言うてもたんやないやろな。
玄:生きた人間の肉を合法的に切り裂ける唯一に近い職業だからでしたっけ。
則:他の連中も、金や社会的地位などと言うておったから目立たぬであろう。
マ:完全に企画倒れの匂いしかせーへんのは、集めた面子のせいなんやろか。


【給料なんかどうでも良いからオペをさせろと訴えてる模様】
則:次は、医学界や病院に対する不満じゃったかな。
メ:これは予想が難しい。
玄:救急指定病院ですから、好きなだけ手術は出来ますし。
マ:本来、負担が一部の医師に掛かるんはアカンけど、
 こん人の場合は喜ばしいことやからなぁ。
玄:このように現場が納得してしまうせいで、
 業界の悪習が見過ごされていく訳ですね。


【お茶会やショッピングという模範解答でも用意しておけ】
則:戯れに、余暇は何をしているのかとも問われたの。
マ:休みとか、何ファンタジーの話しとんねん。
玄:カレンダー的にはオフだったはずなのですが、
 寝て起きたら日付が飛んで出勤時刻だったことならあります。
メ:自由に何をしてもいい時間があるって、落ち着かなさが凄い。
則:そなたらこそ、この問いにどう答えるか見ものという感があるのぉ。

 歴史上の武則天は、目的の為ならどんな残忍なこともやるタイプだったようですが、現代社会に生まれたら何をするんでしょうね。権力欲の為に女を武器にしてもたかが知れてる時代なので、埋もれたまま終わりそうな気もしますけど。

 王水と呼ばれる液体があります。英語では、aqua regiaとなるのだそうです。aquaとは御存知の通り水のことですが、regiaは聞き慣れないものがあります。どうもラテン語で王権を持つものの執務室、現代日本でいうところの首相官邸に相当する意味合いがあるようです。転じて、王様に近い意味も持ち合わせているのだとか。ちなみにaquaもラテン語由来の単語です。さてこの王水、濃塩酸と濃硝酸を三対一で混ぜ合わせたもので、金や白金といった酸への耐性が強いものでも溶かす能力があります。その圧倒的な力から、こんな名前になったみたいです。金と言えば、その腐食性の無さが価値の一因だったでしょうに、溶解してしまう液体の存在はどれ程の衝撃だったのでしょう。どういった経緯で濃塩酸と濃硝酸を混ぜ合わせて、更には貴金属を入れてみようと思ったのかは想像つきませんけど。化学者のルーツが錬金術師にあるところを考えたら、そこら辺がどうこうなんですかね。視点を変えてみれば、これだけ凄いものなら何か起きそうな気にはさせてくれるというのは分からんでもありません。

(・ω・) 金を作るのに、金を触媒にするという発想は正しいのかしら

【一周してアリちゃうかと錯乱するまでが様式美】
マ:パジャマパーティせーへんか。
玄:ついに働きすぎが、脳にまで達してしまいましたか。
マ:えらい言われようやな。
メ:脈絡無かったし、必然性も乏しいから、しょうがないんじゃない。
マ:男受け考えたら、ナース服とパジャマは大差ない衣装や思うねん。
玄:とりあえず一度熟睡して、自身の発言を省みることをオススメします。


【職場に持ち込んではいけないものトップスリーに入るな】
マ:着るもんで気分変えて働きたくなることあるやん。
メ:多分だけど、清潔でさえあれば服装は自由って言われたら、
 大人しくナース服を着続けると思う。
マ:ええとこ突いてくるな。
玄:何処まで天の邪鬼なんですか。
マ:ちょっと枠から外れて悪ぶりたい、少女の心を忘れてへんだけや。


【新興宗教なんて信者が幾ら居たってカルト扱いよ】
マ:局地的な名探偵を、どこぞのホームズとか言うやん。
玄:代名詞として絶対的な知名度があるからこその話ですね。
マ:百年以上も地位が揺るがされんて、他の探偵共は何しとんねん。
玄:たしかに世に出たミステリーの数から言えば、
 実績で上回る方が何名か居てもおかしくないですが。
メ:一度伝説になると、触れるのすらはばかられるパターンじゃないの。
マ:宗教も、歴史に勝る権威はあらへんさかいなぁ。


【現場での働きというより改革者としての功績が大きいのだとか】
マ:ウチらの業界やったらナイチンゲールが出てくる訳やけど。
玄:と言いますか、彼女以外に有名なナースって居るんでしょうか。
メ:たしかに、ピンと来る人が思い付かない。
マ:本人はプロパガンダに使われるの嫌がったゆわれてるのに皮肉なもんやな。
玄:名が残るなら何でも良いという精神は無いんですかね。
マ:そないガツガツしとるんに、歴史的偉業は成し遂げられへん思うで。

 野球界隈では、未だにバースの再来といった表現が通用したりします。ランディ・バースって30年以上前の選手なんですが、上書きされない阪神の助っ人事情に問題を感じないでもありません。

 コクという、味を表現する上で定番となっているものがあります。複雑な味わいの時はコクがあると言っておけばサマになる魔法の言葉です。定義としては、甘味や辛味といった単一の味ではなく、複数の系統が混じり合って、主となるものを引き立てる場合に使うものなのだそうです。言葉にするのは簡単ですが、他の味が邪魔をする時は雑味という物言いもある訳でして、境界線は曖昧な匂いがします。味覚というものがどうしてあるかと言われれば、栄養価と安全かどうかをざっくりと識別する為です。コクを良いものとして捉える理由は、複数の原材料を使っていて栄養に期待が出来るからでしょうかね。一方で、塩分、油分、糖分という単純な刺激に中毒性があったりで、関係性は複雑極まる部分がある気がします。

(・ω・) この問題こそ、コクがあるよねと言っておけば良いんだろうか。

【悪魔は第一印象の良さが商売道具なのさ】
マ:姫ナースゆうん考えたんやけど、どないなジャンルになる思う?
玄:ある意味、マモンさんがそうなのでは。
  常連のお爺さんお婆さんにチヤホヤされてますよね。
マ:その返しは想定してへんかったわ。
メ:言葉は悪いけど、昔から患者さんに取り入るのうまいよね。
マ:なんや知らんけど、心の距離的なもん詰めるの得意やねん。


【なお天使は男性ないしは中性が基本である】
玄:そもそもの話として、姫に特定の条件下で持て囃される女性という、
 俗語としての意味合いが追加されてるというのはどうなんでしょうか。
マ:王侯貴族なんちゅうもんは、規模がでかいだけの内輪受けいう皮肉やろなぁ。
メ:どれだけ権威があろうと、人類にしか通用しない訳だし間違ってないかも。
玄:お腹を空かせたジャガーが、貴賤で食べる相手を選んだりしませんしね。
マ:むしろ偉いさんの方が肉付き良くて食われやすいんちゃうか。
メ:やっぱり天使の方が普遍的に使えて、格上感があるよね。


【全力で自身の存在意義をあやふやにしていく】
マ:仕事のストレス発散で、ドーナッツ食ってたねん。
玄:まんまる化一直線の、危険な行為をしてますね。
マ:いや、まともに飯食う暇あらへんさかい、
 一日でカロリー計算したら辻褄合うねんで。
メ:ナースだけど、医者の不養生とは良く言ったもの。
マ:健康なんちゅうもんは、最後は気合で押し通すんが大事なんや。


【そんな余裕は捻出できないというオチしか見えない】
メ:鬱屈としたものがあるなら、患者さん用のカラオケセットで歌ってきたら?
マ:悪魔の歌声ゆわれたことあって封印しとんねん。
玄:天使を冠するものはたまに聞きますが、そちらは珍しいですよね。
メ:逆に、病院に巣食う悪霊とか邪気の類を追い払えそう。
玄:毒をもって毒を制すは、日本の伝統文化です。
マ:今度時間作れたら付き合ってもろて、あんたらの中の毒気を追い出したるわ。

 公害的歌声の代名詞と言えばジャイアンリサイタルですが、考えてみたら一キャラクターの設定が通じるって恐ろしい話ですよね。

 不思議の国のアリスと呼ばれる童話があります。イギリスの児童文学で、原題がAlice's Adventures in Wonderlandなので、ほぼ直訳と言えるでしょう。主人公の女の子アリスがウサギを追いかけていたら摩訶不思議な世界に迷い込んでしまうという筋書きで、異世界探訪ものの起源の一つと言えるやも知れません。しかしこの物語、アリスが着ている水色のゴスロリ服や、トランプの兵士といった部分部分の印象はあっても、全体の内容を説明できる人は少ないのではないでしょうか。私も自信がありません。多分、オムニバス性が強く、混沌としていている為に、通して憶えるのが難しいからではないでしょうか。桃太郎の鬼退治みたいに、明確な目的がある訳でも無いですし。ちなみに、ラストは夢オチということになっているそうです。広げるだけ広げた世界観を、破綻なく纏めるにはこれしかないという、古典からの実にありがたい教えがここにある訳ですね。

(・ω・) こうやって、自分に都合の良いように解釈する性根は大事だよ

【完璧な人工知能が出来ない以上は否定しきれない部分もある】
マ:魂の重さが二十一グラムって言うやん。
玄:人が死んだ際、その重量だけ軽くなったという実験結果に由来する説ですか。
メ:再現性がある訳でもない、都市伝説みたいな話らしいけどね。
玄:意識など、所詮は微弱な電流が生み出した脳内プログラムだというのに、
 そういう風に考えられる理由が分かりません。
マ:あんたが言うと、えらい引っ掛かるんはなんでやろなぁ。


【本業が悪巧みとか悪意の増幅だから仕方ないのさ】
マ:体重計乗った時、ホンマは魂の分だけ軽い思たら少しは気ぃ紛れるんちゃうか。
メ:生きてる人はみんな同じだけ背負ってるんだから、条件は変わらないんじゃないの。
玄:水分と老廃物を絞っただけでダイエットに成功したと考える方も多いですから、
 自分を誤魔化すという意味では良いんじゃないですかね。
マ:人生苦労しとると魂が重うなるいう噂作ったら流行る気ぃしてきたで。
メ:どうしてそういう、人の弱みにつけ込むみたいな発想には長けてるのかな。


【既に毒が全身に回って手遅れなんじゃなかろうか】
マ:歌詞に、明日とか未来を入れておけばええゆう風潮に辟易しとんねん。
玄:いきなりどうしたんですか。
メ:今日の仕事をどう終わらせるかで精一杯すぎて、
 先々に希望を抱くということに嫌悪感があるんじゃないの。
マ:言いたいこと端的にまとめてくれて助かるで。
玄:さりげなく末期的で、先生に診せないといけない感もありますが、
 気付かなかったことにしようと思います。


【一度受け入れた以上は最後まで責任持たないといけない稼業なので】
マ:他にも、輝く、夢、信じる辺りも制限してええんちゃうか。
玄:大分、方向性が絞られることになりそうですね。
メ:捻くれた人にしか受けない感じになりそう。
マ:ウチも聴きたいかっちゅわれると、ちょいアレやな。
玄:クレーマーは優良な顧客にならないという好例を目の当たりにしました。
マ:文句言うやつをガシガシ切り捨てられるんやったら、
 ナース業も楽でええねんけどなぁ。

 悪魔の悪意というのは客体でこそ映えるものであって、主役になってしまうと鳴りを潜めるんじゃないかとちょっと思います。メインヒロインよりサブヒロインの方が人気が出るというのも、これに類するものなのではと疑っていますよ。


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