出歯亀という俗語があります。現代ではデバガメと読むのが一般的ですが、かつてはデバカメだったようです。基本的には性的欲求を満たす為に覗き見などをする行為を意味しますが、単に物陰から隠れ見る場合にも使われることがあります。風呂帰りの女性を殺害した女湯覗きの常習者、池田亀太郎が出っ歯であり、あだ名がそうであったことに由来すると言われています。八百屋の長兵衛さんが接待碁の達人で八百長みたいな話ですが、こちらよりは信憑性があるようです。出歯亀という文字だけ見ると、生き物の亀とどう繋がるんだと考えてしまいますが、全く関係が無いというオチになる訳です。ある意味、タートルさんこそ被害者と言っても良いのでは無いでしょうかね。 (・ω・) 馬鹿とかエロ河童とか、理不尽な扱われ方をする動物は少なくない 【語りたいだけだから適当に相槌打ってりゃ満足するぞ】 朱:神器についてお伺いしたいことがあるんですが~。 月:お、朱雀もこの界隈に興味を持っちゃったか。 一言に神器と言っても色々とあるんだ。武器防具はもちろん、祭祀用のとかな。 まあ、新参にはド派手な攻撃技を持ってるのが良いだろう。 各神話の本質が籠められてる場合もあるから侮れるものじゃない。 とはいえ深く考えず、『カッケー』とか『スンゲー』くらいのノリでだな――。 黄:マニアに取っ掛かりを与えると、こうなるんだよぉ。 朱:話の要点以外は聞き流すコツを憶えましたから大丈夫ですよ~。 【箔とかブランドなんてのはそういったものである】 朱:神器に、レプリカとか量産品があるって話がありましたよね~。 月:我々が用いる俗な区分だが、真正、模作、複製、贋物の四段階がある。 真正は神話などに登場するオリジナルで、 模作はそれをコピーした中でも完成度が高いものを言う。 朱:その二つに何か差はあるんですか~? 月:ぶっちゃけ、能力的には殆ど無い。 一級の神族が技術と時間を注ぎ込んで作り上げた訳だからな。 朱:スポーツ選手が実際に試合で使ったかどうかと考えれば納得できる話です~。 【レアグッズの復刻でひっそり泣く人は少なくないという】 月:複製は模造品の内、それなりの出来のものを言う。 量産型なんかも、これに含まれることが多い。 朱:まず、神器をたくさん作ってどうしようっていうんですかね~。 月:たしかに、真正の価値を下げるだけだからやめて欲しい面もある。 黄:完全にコレクター視点なんだよぉ。 朱:自分でもコソコソ製造してるのにこの言い草は凄いです~。 月:私が秘匿する分にはマーケットに影響が無いから良いのだ。 【現在進行系で騙されてそうな匂いしかしない】 月:贋物は見てくれだけ似てる出来損ないだな。 初心者が粋がって見せびらかすのを鼻で笑うのが通過儀礼みたいになってる。 朱:陰湿さが滲み出てますね~。 黄:収集家なんてこんなもんなんだよぉ。 月:私も、若かりし頃はちょいちょい掴まされたものだ。 黄:真贋を見極める目は身銭を切らないと身に付かないと言うけど、 月読の資金源は国庫からちょろまかしたものだったはずなんだよぉ。 四段階の用法は、このネタの為に私が適当に作ったものなので、何処かでしたり顔で語ったりすると恥を掻いたりします。まあ、創作家としては非常の喜びと言っても良いことでもあるのですけどね。 PR |
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