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 ナルシストと呼ばれる性格があります。英語で書くとnarcissistで、カタカナ表記だとナルシシストとするのが近いっぽいですが、日本人には発音しづらいのかシを一つ略すことが多いようです。オランダ語基準という説もありますけど。人間、良くも悪くも自分を好きな部分があるものです。たまに己が嫌いで嫌いでしょうがないという人も居ますが、関心を持っている時点で自己愛の範疇でしょう。しかしそれがいきすぎて自身に見惚れてしまうほどの感情を抱く人をナルシストと称します。言葉としては、水面に映った自分に恋をしてしまったギリシャ神話の美少年ナルキッソスに由来します。これは生まれ持った彼の精神に問題がある訳ではなく、エコーという名の女神の求愛を断った為の呪いなのだそうです。そしてナルキッソスは寝食を忘れ、そのまま衰弱死するのだとか。そもそも、なんで振ったかと言えば、エコーはヘラの怒りを買ってオウム返ししか出来ない身体にされていたのです。自信家のナルキッソスは顔は良いけどつまらん女だなと相手にしなかったのだとか。そして何でヘラが激怒したかと言うと、浮気に熱心なゼウスがエコーを含む女神達のところに遊びにきていて、そこから逃したからです。原因を一つずつさかのぼっていくと、ナルキッソスとエコー、どっちに肩入れしていいのか分からなくなります。結局、諸悪の根源はゼウスじゃねという気もしてきますが、そんなのが最高神な辺りヤバイ神話な気がしてきました。

(・ω・) そしてエコーはアルテミスの侍女的な一人らしいしネタになりそうだな

【一時期パソコンとか使ってたけど気にしてはいけない】
月:そういや蛇って、ピット器官で赤外線感知が出来るらしいな。
黄:年中作動させてたら、朱雀が邪魔くさくてしょうがなくなるんだよぉ。
朱:ふに?
月:平均体温七十五度の、歩く熱源だからしょうがない。
黄:サーモグラフィーで撮影したら、画面が一色に塗り潰されるかも知れないんだよぉ。
朱:まあ私が近付くと、大抵の精密機器は謎の誤作動を起こすんですけどね~。


【ガラパゴス家電を作ってしまう日本の神様ってのもありそう】
朱:蛇さんって自分で体温を作る能力は低いけど、
 他の熱には敏感ってことですよね~。
黄:哺乳類や鳥類みたいな恒温動物が繁栄したから発達した能力と言えるんだよぉ。
朱:同じ爬虫類や昆虫相手だと効果を期待できない訳ですか~。
月:特化型スキルってロマンがあるな。
黄:月読の場合、あまりにピーキーな設定にし過ぎて、
 結局は何を相手にしても対応できない予感しかしないんだよぉ。


【暗号化されてるものだと雑音的に感じるんだろうか】
月:その技能を発展させれば、無線電波なんかをダイレクトに受信できるのではないか。
黄:静かに暮らしたいのに、わざわざやかましくしてどうするんだよぉ。
月:趣味は盗聴です、って言えるようになるぞ。
朱:まったくもって何の意味もありませんね~。
黄:月読の存在を否定するのはやめてあげるんだよぉ。
月:こっそり話題をすり替えて、個人を攻撃するのはやめたまえ。


【話題とはすなわち共通認識があって成立するものだし】
月:つまるところ、龍族を相手にする時はカイロなんかを用意して、
 的を絞らせないようにするのが定石になる訳か。
朱:擬似的な分身の術ですね~。
黄:視覚メインにしてたら、すげー間抜けな絵面になるんだよぉ。
朱:そもそも、気配的なものを察知してたら無駄な努力になります~。
黄:月読浮上計画に似てるんだよぉ。
月:だからチョイチョイ私を弄るネタを挟むのを控えてくれ。

 動物系異能バトルでおなじみのピット器官ですが、黄龍も多分持っているとは思われます。赤外線を見るのではなく感じるって、人間が熱さを感じる強化版でいいのか、ちょっと分かりかねますけどね。
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 おためごかし、という言葉があります。漢字だと、御為倒しと書くようです。表向きは相手を思っているように見せかけて、腹の中では自分の利益を計算していることを意味するようです。個人的には心にもない適当なことを言って励ますくらいの感覚だったのですが、自分にプラスに出来ないかと画策しないといけないので厳密な使い所は狭くなりそうです。異性に振られた友人に軽く『元気出せよ』だけではダメで、掻っ攫う算段をして初めて御為倒しになる訳です。良い地位に居る大人達なら腹の探り合いでやりそうな感じがありますが、一般庶民の日常でどれほど機会があるのでしょうか。まあ、私の様に呑気に生きているのとは違って、世の方々は壮絶な心理戦の中で生きているという話も聞きますし、御為倒しも少なくないのやも知れませんけどね。

(・ω・) 必殺・御為倒し、って使えそうで使えない匂いがする

【一般的な単位と同じで学者が厳密に定義してるのかも知れない】
月:では次に、黄龍がマムシ何匹分の力を持っているのかを検証したい。
朱:一万年以上生きてるんですから、
 一歳の一万倍はあって然るべきですよね~。
黄:凄い計算式なんだよぉ。
朱:指標としては、一歳のマムシさんがどれくらいの強さなのか、
 分かりづらすぎる問題はありますけど~。
月:そう考えると、何の根拠もない戦闘能力的な数値に、
 妙な説得力があるってすげー話だよな。


【日本が誇る秘密にしておきたい秘密兵器だからな】
黄:同族殺しになるからやらないけど、マムシ一万匹程度に負けないんだよぉ。 
月:バトルパワーが十倍だからって、十人がかりで勝負になる訳じゃないからな。
朱:じゃあ、どうやって判断したらいいんでしょうか~。
月:蛇と言えば顎の力だろう。黄龍クラスなら、金剛石でも噛み砕けるはずだ。
黄:それに何の意味があるんだよぉ。
月:何がしたいんだかは分からないけど、ハッタリをかます程度の価値はある。
黄:まさに月読の存在そのものだと、変に納得してしまったんだよぉ。


【そこら辺も含めて青龍の監視下にある説が根強い】
月:マムシといえば、毒を忘れてはいけない訳だが。
朱:黄龍さん一匹から、国家を潰せるほどの猛毒が抽出できるんですね~。
黄:長いこと使ってないから、強まってんのかどうなのか分からないんだよぉ。
月:ちょっと解析してみたいけど、後に最悪の汚染事故と呼ばれそうで怖い。
黄:南極の氷に埋もれてたウィルスみたいに言わないで欲しいんだよぉ。
月:未知度に関しては良い勝負だろ。
黄:そういった話なら、朱雀を放し飼いにしてる方がよっぽど怖いんだよぉ。
朱:ふ~に~。


【白亜紀とかだと恐竜の聖獣なんかも居たんだろうか】
月:そういや蛇って、細長い身体を活かして鳥を絞め殺したりするよな。
朱:恐ろしい情報を耳にしてしまいました~。
月:しかもそのまま丸呑みして、消化されるのをじっくり待つらしい。
朱:黄龍さんなら、古代の巨大鳥でもいけるんでしょうか~。
月:恐竜って、限りなく鳥類に近いって説が有力だった気がする。
黄:白虎じゃないんだからそこまで貪食じゃねーよと言いたいけど、
 龍族の限界の無さなら出来そうな気がしないでもないんだよぉ。

 軽く調べてみたら、マムシが成体になるのに3,4年程度掛かるようです。犬猫が1年くらいと考えると、えらいじっくり育つのねと思わなくもありません。

 ガサ入れと呼ばれる言葉があります。本当に使われているのかどうかは知りませんが、警察の隠語で家宅捜索のことを意味していることになっています。転じて、一般人が他人の部屋などを漁ることの総称としても用いられます。語源はシンプルで、探すのサガをひっくり返したものと言われています。他にも目星をつけるから、容疑者をホシと呼んだりもします。こういったものが普及しているのは、刑事ドラマの影響が大きいかと思われます。時代劇で使われる、岡っ引きとか、奉行や瓦版といった、現代では存在しない名称が知られていることに通じるものがあります。フィクションが世俗の言語に反映されているというのも、考えてみれば凄い話なのではないでしょうか。

(・ω・) むしろ創作が史観を形作ってる方が物凄い気がしてならないけど

【どれだけの権力と財力があっても寿命だけはどうしようもないからな】
月:朱雀の血は不老不死の妙薬になるとかいう話あったよな。
黄:人間に生け捕りにされたら、供血装置としての一生を送るんだよぉ。
月:カブトガニかと言いたくなる感じがある。
朱:まったくもって四神で良かったなって思います~。
月:というか、羽毛一枚とっても小国と同じくらいの価値がありそうだ。
黄:朱雀一匹で人間界の富の総量を超えるんじゃないかという気もするけど、
 そう考えると抱き込んだ青龍の先見性は大したものと言えるんだよぉ。


【一滴でも混じってれば果汁ジュースと言い張れる理論】
月:で、黄龍の血は何か使い道あるのだろうかという話だ。
朱:普通に考えて、マムシさん程度には力が付きそうですけど~。
月:年食って劣化してるのか、霊力的なものを溜め込んでるのかが問題だな。
朱:気の遠くなるような年数でお酒が熟成するみたいな感じだと予想しますが~。
月:その一方で、薬効が無くても稀少性だけで飛び付く輩は居そうである。
朱:月読さんなら、適当な血で水増しして売り捌くくらい言う気がしてましたけどね~。


【死後に評価された芸術家が満足してるかは永遠の謎だし】
月:個人的に龍族は鯨並に余すところなく素材を活用できると思っているのだが。
朱:髭、鱗、角、牙、爪、肉、皮、舌、内蔵、どれも有用そうですよね~。
黄:狩猟ゲームのやりすぎなんだよぉ。
月:普通の動物が朽ちても肥料にしかならないことを考えたら名誉ではないか。
黄:正直、死んだ後にどれだけ貢献できるかとかどうでも良いんだよぉ。
朱:生きている現状で役立ってるかについては、また別の話ですけどね~。


【魔王と相討ちになれば戦後に危険視されることもなく万々歳だな】
月:ドラゴンバスターが龍を材料に武具一式揃えたらカッコイイよな。
黄:これがファンタジー脳なんだよぉ。
朱:実際のところ、サイズとか合わなくて実用性に乏しそうですよね~。
月:こういったことは、ロマンが優先されるものだ。
黄:すぐさま死ぬタイプなんだよぉ。
月:英雄とは、言い換えると人生のピークでこの世を去る奴のことだから問題ない。

 すげー初期の頃、朱雀の血ネタは定番だったような気もするのですが、火の鳥の影響が色濃かったせいなんでしょうね。原典と違って、加工しなければならない的な設定だった気もしますが、生きた人間が出てこないこの作品では大した意味を持たない訳ですけども、

 善きサマリア人の法と呼ばれるものがあります。善意に基づいて行動したのであれば、結果が悪いものになっても裁きの対象にならない法律を意味します。例としては、道端で誰か倒れていて通りすがりが素人なりに精一杯救急救命を施したものの助からなかったなどが挙げられます。アメリカやカナダなど導入されている国はありますが、日本では未施行です。現状、医者ですら患者に訴えられるような御時世なので一刻も早く取り入れるべきだという意見もあります。一方で、善意の定義など不可能であると消極的な意見も見られます。そして皆が思うであろうことといえば、サマリア人って何処の人という問題です。国としてのソマリアとは特に関係が無いようです。どうもサマリアは現代のパレスチナの一部で、サマリア人とはかつてのイスラエル人と移民の子孫、或いはサマリア教徒を指す言葉のようです。新約聖書に記述が見られるらしく、良く言えば実に面倒見がいい、悪く言えばお人好しの性質が強調されているのだとか。キリスト教が色濃い国でこういった俗称が使われるのは問題無いにしても、日本人には分かりづらすぎるので別のものを考えてもいいのやも知れません。

(・ω・) 性善法ってのも、何か違う気がするんだよなぁ

【昼行灯っぽいのがやる気出すと最強格ってのも定番ではある】
月:一般的に蛇って飲まず食わずにやたら強いけど、黄龍もそうだっけ。
朱:変温動物だから基礎代謝が少ないって理屈でしょうか~。
月:それでこの界隈でトップレベルに強いとかふざけてんのか。
朱:戦闘中だけ溜め込んだエネルギーを燃やすタイプなのかも知れません~。
月:それ、ちょっとカッコイイな。真似してやろうかしら。
朱:月読さんがやっても、強キャラというより、
 単なる怠け者にしかならない気がしますけどね~。


【ゆったりと時間を使うから物事は楽しい訳で】
朱:そもそも、この領域に達して食事って必要なんですか~?
黄:光合成とか、細菌に熱量を作ってもらう技能は習得してないんだよぉ。
月:龍族って、意外に無能だよな。
黄:青龍なら或いは、なんだよぉ。
朱:数分の仮眠で体力が全快するくらいのスキルは持ってそうですよね~。
月:私の生活だと、別に使い道が無いなと思ってしまった。
黄:その件に関しては同意してしまう辺り、
 お互い、相当に堕落してると言わざるを得ないんだよぉ。


【現代でいうところのプチ断食くらいじゃなかろうか】
黄:天帝の爺ぃに雇われるより前、どうにもやる気が出なくて、
 飯も食べず何年も洞窟に籠もってたような記憶があるんだよぉ。
月:うちのバカ姉みたいな真似してたんだな。
朱:昔からニート気質だったんですね~。
黄:そのせいで、何百キロも体重が落ちたんだよぉ。
月:龍形態基準で言われても、それが多いのかどうか分からんがな。
朱:真の姿はトン単位でありそうですし、言うほど大したこと無さそうです~。


【帰らずの魔窟とか尾ひれが付いて一種の聖地扱いされそう】
月:まあ、ダンジョンの奥深く、
 金銀財宝の上で眠るドラゴンはファンタジーの定番ではある。
朱:光ってるものを集めて御満悦な、犬さんやカラスさんみたいですね~。
黄:そういやうたた寝してたら、なんか人間っぽいのが襲ってきたから、
 鼻息で吹き飛ばしてやった気がするんだよぉ。
朱:息の根を止めないのは優しさなんでしょうか~。
月:下手に殺しちまったら挑戦精神を刺激するから、正着なんじゃないか。

 物を食べるということ自体は好きな方ですが、食わんでも頭が回るなら別に良いかなと思わなくもありません。三度の食事より好きという言い回しもありますが、本気で熱中すると腹減りが煩わしくなるタイプでもあります。

 銭ゲバと呼ばれる言葉があります。ゼニゲバと発音するのが一般的です。だいぶ廃れつつありますが、金銭に対する執着が物凄く、犯罪的な手段に訴えてでもという強い信念というか、強固な意志を持った人を意味します。意外にも割と最近の造語で、1970年にマンガ家ジョージ秋山氏が発表した同名作品から広がったのだそうです。ゲバは暴力行為を意味するドイツ語、ゲバルト(Gewalt)からきているのだとか。内ゲバやゲバ棒なんかも、同じ語源です。学生運動が盛んな時期で、何かを主張する際に武力行使をするのが流行っていました。内ゲバは暴行を含む内輪揉め、ゲバ棒は機動隊などに対抗する為に用いられた武器としての棒を指します。まあ、何でドイツ語やねんという疑問は残りますが、時代に関係なく若者を惹き付けるものがあるのでしょう。英訳は中二病の初期症状、独訳こそが本格化と言われれると、納得できるものがあるような無いような感じです。

(・ω・) ギリシャ語化したトリ・アステールは、セーフってことだな!

【むしろ偏屈こじらせた爺さん婆さんは少なくない訳で】
月:黄龍って、死ぬよな?
黄:物凄く基本的な再確認をされたんだよぉ。
月:いや、我々神族にとっても一万年以上生きてるとか意味分からんし、
 もしかしたらそういうの超越してるんじゃないかとだな。
黄:経験則でしか物を語れない、月読らしい視野の狭さなんだよぉ。
月:私もさりげに結構な長生きだけど、
 だからといって客観的視点が身に付くかは別の話だ。


【少なくても月読に出来る芸当じゃないのは分かる】
黄:生理年齢が変わらず長命なだけで、不死身って訳じゃないんだよぉ。
月:蛇って、首ちょん切っても噛み付いてくるから油断ならんよな。
朱:黄龍さんも、三秒くらいなら頭を取り外しても平気そうですよね~。
月:目を見開いて、『とっとと戻すんだよぉ』くらいは言いそうな感じがある。
黄:ギャグ空間って便利なんだよぉ。
月:剣の達人がスパッと斬ってすぐさま合わせるとくっつくって都市伝説あるし、
 ちょっと試してみたいなぁ。


【好奇心が殺すのは猫だけとは限らないものさ】
月:半分に切ったら二匹として再生する動物ってちょいちょい居るし、
 黄龍も可能なんじゃないかって気がしてならない。
朱:そういうのって、自我はどうなるんですか~?
月:二羽になって戻ったことがある朱雀がそれを言うのか。
朱:あの時のことはふわっとしてて、良く憶えてないんですよね~。
黄:意識というものがどうやって誕生したのか知る手がかりになりそうで、
 これ以上触れるとヤバイ匂いしかしない辺りが朱雀なんだよぉ。


【百科事典丸写しっぽい辺りにペラさが滲み出る】
月:この際だから、どれだけのことをしたら死ぬのかハッキリさせておくべきじゃないか。
黄:クマムシ扱いはやめて欲しいんだよぉ。
月:クリプトビオシスと呼ばれる極度に乾燥した休眠状態だと、
 異様なまでの耐性を持つ緩歩動物のことだな。
  絶対零度に近い超低温や真空に高圧、放射線にもやられない超スゴイヤツだ。
黄:謎の語りが入ったんだよぉ。
朱:自分が知ってることを声高に喋りたくなる辺りも、精神的に未熟ですよね~。

 ボチボチ、黄龍達の話を書き始めて十五年が見えてきている気がするのですが、さりげに黄龍自体の掘り下げは大してしていないように思われます。朱雀並に謎の生き物なんじゃないかという気もしますが、だよぉだよぉ鳴く、達観した感じがあるツッコミ担当という認識でさほど困らないのが困りものです。


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